イタイ☆ホテル
enji
吉祥寺シアター(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
完全に予想を裏切られました!え〜!って。
口あんぐりって感じです(笑)
観終わったあとの満足感もしっかり有りました。
仕事帰りに充実感を感じたのは何故なんだろう?
満足感と充実感をありがとうございました!
morning sun 晩夏/初春
第27班
テアトルBONBON(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
大学4年の春。まもなく卒業。色々なことがあった。様々な大学生の生活を描いた恋愛群像劇でした。先ずは舞台セットが面白い。それほど大きいとは言えない舞台に、いろいろな「場所」が丁寧に作られている。従って場面転換が速い。数カ所の出来事がライトの当て方で替わる。上手い、上手すぎる。話は非現実的ものもあるが、面白い。2時間を超える舞台だが、中間部の擬人化した動植物の話、脚本のバランス感覚が素晴らしい。
Lullaby
キコ qui-co.
ザムザ阿佐谷(東京都)
2017/05/02 (火) ~ 2017/05/04 (木)公演終了
満足度★★★★★
応援している大切な方がご出演していると言うこともありますが、
キコさんの舞台、お話もとても好きなので、全公演観に行きました。
舞台の上には魔物がいる!良い意味で初日から虜!
そして、回を追う毎に、その魔物は大きく育ち、
虜どころか、2時間10分の公演時間が、体感的に30分前後に感じて、
もっと見たいと身体がふるえて、でも時間は残酷で刻々と進み、
迷惑もかけられないので、涙が耐えられるまでお声をおかけして、ただ我慢ができなくて、数名にお声をおかけして、後は泣きじゃくりながら帰りました。お別れする寂しさと、劇中のお話があまりにも素晴らしく心に刻み込まれて、最後には頭が真っ白になりました。もっともっときちんとした感想を伝えたかったと後悔。
応援している春名風花さんの演技だけでなく、全員の内容を通しで見ていますよと言う感想をネタばれに書きます。でも見解が間違っているかもしれませんがご容赦を。
後、長文になるのでごめんなさいです。それでは、ネタばれにスイッチ(^-^!
ネタバレBOX
※曲名わかりません。(汗)
開演。音楽が始まると同時に、みんなトランス状態で、暗闇の中踊りながら駆け抜ける!
これから何が起きるんだと期待がわく!(最初、ラット13のイメージが強くて、
ポニーの子が春名風花さんだとシルエットで勘違いしてました。汗
2回目以降は、春名風花さんを追った。春名風花さんすごいジャンプ!
風花さんはロッカーなのかもしれない!そう思った!)曲が止まる。
宮本(佐藤さん)が照手姫にテープごしにただいまを告げる。いやただいまじゃない。シーンはラスト。
え?始まってもう終わり(^-^?。いや振り返る流れで、このシーンはぼろ泣きシーンだと言うことを今は知らなかった。
頭の中でシーンを組み立てていると、野花(風花)さんが・・・え!?ポニーの子は・・・え?!
シルエット見間違っていたのが、恥ずかしくて情けなかった(泣。
(2回目以降は、もちろん一筋に!)
宮本さんと新田(鶴町)さんが、平日の天使のあのシーンだ!と思わせる親友バリバリの雰囲気で会話が進む。
演出上であるけど、親友にしてはぎこちない。何だろうこの温度差は?と思った。
何か含みがある会話をしながら互いにびんた!この音の差は、
宮本さんは「何だ生きていたのか」という軽いびんたで、
新田さんは「めおさませ!!・・・」と言う強いびんたに感じた。
野花さんの「おっとうさ~ん!」かわいい!!思わず声を上げそうになった(><。
かわいすぎる。宮本さん、新田さんの奥歯に何か詰まったような会話の中、
野花さんが「言わなくて良いから帰ろ」と遮る。
演技だとわかっていても、うらやましいるんるんスキップ!!
「にっちゃんがだめになった」・・・と宮本さん。
今の会話で、何が??「でも、外野だったら・・・」テープへメッセージ録音を進める。
ついた。目的の場所。親友の家。扉が開くそこには・・・。崩れ落ちる宮本さん。
キコさん演出言葉の協奏曲。リズムに合わせて、言葉が流れる。
内容は、宮本さんへの追求?そして、もう一つの演出タイトルコール!
パンク!!OPムービー!!色々すごい!何というか良い意味で壊れてる!!
壊れた組み立てができる人はすごいと感じる。
だって普通、壊れたままやると、内容ぐちゃぐちゃなのに、
壊れたままつながっているこれに感動した!!そんなOP!!
※---------※
そして、先ほどの会話の謎が解ける3年前から次のシーンが始まる。
新田夫妻の結婚記念日パーティ・・・。
わ~・・・いきなりの夫婦けんか。
どうも間違えて、パーティ開催時間から2時間早めに招待してしまったらしい。
これが原因で・・・?ともったら、天使!!「おっとうさ~ん!」
かわいすぎて、心臓どきどき。さすが天使!野花さん!
夫婦けんかがおさまった。聞くところによると、家庭内であまり夫婦での会話がないらしい。
でも、野花さんで家族つながりがあるという感じがいいなと感じた。
というか、時間まちがえたの野花さん??
その経緯の女子高生漫才スタート!!
内容は、笑えないけど、なぜか笑える不思議な会話。さすが小栗さんマジック!
漫才演技もうまい!突っ込みタイミングと真剣なまなざしが絶妙!
この演技けっこう苦労したのではないだろうか。
※---------※
通常の漫才と違い、普通の会話から笑わせるというテクニック
漫才の落としどころと、会話の笑いって、ネタと違うから、結構難しいと思う。
笑いながら、3人のタイミングすごいと思った。チームワークがなせる技!
3人の漫才はあわせにくいとも言われているし、それを会話劇で。
よほど愛称が良かったんだな。素直にうらやましい。
(ものすごく古くて申し訳ないけど、のり的にはレッツゴー3匹の
現代女性版と感じた。誰がどれじゃなくて、トリオのチームワークの
流れにすごさと面白さを感じた。)
もうひとチームは水戸黄門!!
こちらは、笑いと言うより、裁きがうまくて、
違う面白さがあった!!
警告音!(ラジオの方でなくて良かった。
あの音は被災地経験者ではけっこうトラウマだったから。)
でも、その後、野花(風花)さんの笑顔が見られて、
ほっとして、大丈夫なんだと思ったら、涙止まらなかった。
風花さんありがとう。この環境、であえた状況みんなありがとう。
私の中で、風花さんは大きな存在だから、ひいきになりすぎてごめんなさい。
※---------※
話をもどして、と、その前に店長疑惑話が抜けていた。
佐藤さんと、東澤さんの切り替わり演技というのでしょうか、
キコさんのすごいところは、同じスペースが瞬間で、
別世界等に変わるところ。ラット13から通しで見ているけど、
空間を無駄なく使っているというのでしょうか、
そのため役者さんが客の目の前まで来る!!
他の劇団でも、目の前に来ることはありますが、
キコさんの場合、役柄の空気のまま来るから、まるでTVから役者が
飛び出してきてそのまま演じているそういう感動があり、
何度見ても身体が震えるくらい感動する!!
他の劇団は、安全面や演出面で仕方ないと思うけど、
枠を作ったり、サービスのためか客の前で緊張感を解くときがある。
どれが良いかはわからなくて、どれも進行上には影響なくて、
どのサービスも嬉しいくて、ただただ、涙でるほど感動するから、
また、全部通しでみたくなる。
みなさんそうですけど、特に、佐藤さんと、東澤さんは、
全く別人に瞬時に変わる!!ここがすごい!!
感情とか、そういうレベルでなく、キャラが変わる!!
「ラット13」、「water」、と今回の舞台「Lullaby」
別々では「赤猫の舌」。今までで見たキコさんの舞台で好きな順は、
「赤猫の舌」「Lullaby」「water」「ラット13」「平日の天使」
「ミートソースグラヴィティ」「サンダルウッド」
どれも、すごいのですが、「赤猫の舌」が1番すき。
「ミートソースグラヴィティ」はごめんなさい、「water」と重なったイメージで、
「サンダルウッド」は、生意気なことを言うようですが、キコさんと違う番外編と感じました。
私の勝手なイメージですが、キコさんは会話のリズムといいますか、
飛び交う言葉のキャッチボールと、空間演出が大きな柱だと感じました。
だから、「サンダルウッド」もものすごい感動したのですが、
キコさんの特色としてはどうなんだろうと思って、
好きな人がいるいない関係なく、こんな印象です。
また、断線しました。すみません生意気なこと言いまして。
今回の「Lullaby」は、「ラット13」と「water」ともういっこ何かとあわさり、
別舞台になったオリジナル感が感じがとれました。
言っていることがめちゃくちゃですが(汗)
※---------※
また話を戻すと、女子高生漫才の中に重要なキーワード、
「野花もにたような・・・」と、水戸黄門チームの「デザイナーベビー」一世代目・・・
調べると遺伝子操作。ん?不倫の話や純愛の話じゃなくて化学兵器?と一瞬思ったけど、
後半のクライマックスがすごいんだけど順を追って。
パーティーと言うことで、早めの食事の準備と言うことで認証が始まる。
この世界では、法に定められた年齢認証を身体に埋め込まれたチップで認証するらしい。
将来マイナンバーの動きがそうなるらしいですね。
実験的に目と指紋で人を識別しているようですが。
認証は,年齢制限のある、お酒たばこと銃火器?関係で特別認証があるらしい。
で、お酒の認証を初めて、水戸黄門側のコントが始まる。
ヒザイさんと百花さんは、(コント山口君と竹田君のイメージでした。汗)
で、私は、そのコントを耳にしながら、野花さんたちの方を見ていました。
見たいところを見られるのも舞台の醍醐味ですね!!
お話を追いながら、ずっと野花(風花)さんを追っていました。
心が折れそうだったので。なんか色々やってる!!
台詞がないので、ジェスチャーだけになりますが、面白さが伝わってくる。
なんか楽しそう!!
あれ?たばこの認証・・・あ、買うときだけか・・・。
ということは、お酒認証もそうだけど、穴がある認証だなと感じた。
まぁそこはお話との直接的関係はないようなので、とりあえず棚上げして、
コントが終わる頃、野花さんの認証が通る・・・え?
この世界は、富裕層と貧困層の差が大きいようで、携帯が持てるのは富裕層くらい。
その携帯も、体内のチップ認証が必要なようで、連動しているようですが、
野花さんだけ無制限。高校生なのに大人と同じ。意図的なのか、バグなのか、
それとも、カナリアコード・・・。
私はカナリアと呼ばれるコードは2種類あるのではと感じた。
1つは殺傷能力の抑制、もう一つは解除か増強。
私は、3人この特殊な声を持つ人がいると思った。
1人目は、まことさん。(元自衛隊員がそういって連行したから。)
2人目は、照手姫ことみっちゃんさん(認証ができなかった。酒場で)
3人目は、野花さん(認証できないはずが、認証できた。)
劇中では、この3人が特殊コードを出せる声を持っていて、
チップの動きを逆転させる働きをもっているのかなと感じた。
そして、飯野夫妻(小栗さんとえりかさん)登場。
あじがある!!野花さんが、まことさんの所に、かわいい!!
ひともんちゃくあったあと、まことさんが曲を演奏。
でも、序盤で演奏がとまる「地震!」
ここからどう話がつながるのか?
所々にあった「くろがね」次のシーンへ。
※---------※
ところ変わって、「くろがね」の酒場?
ぬわ~、不倫の話でもりあがっている。
一途な私には、わからない世界ですが、
女子会ならぬ男子会?的なものは面白さを感じる。
まことさんが振り向いたのは、不倫の話をおっとがしてたからか!!
いまきがついた!
ロック魂を通す宮本氏!
でも、目の前のあれで一瞬で崩れる(おぃ。
頭のたたきあい!!
「くろがね」許された島でも、嫉妬はあるらしい。
あれ?でも、新田家は口を聞かない仲?
う~ん、けんかと、嫉妬とその間柄というのは複雑と言うことか?
経験まったくないのでわからない。
やきもちとか、うらやましい気持ちはわかるけど・・・。
また、頭をぱ~ん!気持ちがいい音!身体はってるな(^-^!
宮本さんは正義感?が強いのか、友人の不倫相手をたたいた。
その気持ちはわからなくもない。
※---------※
そのまま、シーンは、新田家へ・・・すごい。
わ~!野花さん!かわいい!!
進学の話。私立。望まれて生まれてきたはずなのに、
望んでいない子に育つ。デザイナーベビー。
人は完璧を見ると危機を感じ、排除をするなんかの心理?
かわいいとか、かわいくないとか、何を基準とするのか?
正確?容姿?それとも他の何か?
私は心で惹かれるタイプだから、よくわからないけど、
おそらく、新田ママさんが娘さんを気に入っていないのは、
何でも自分でこなして、手間がかからないから?
皮肉的に「完璧な子よ・・・」という台詞から感じた。
でも、野花さんは、親子という絆みたいなのを大切に考えているようにみえた。
完璧と言うより、たぶん、ママが褒めてくれるから、完璧を目指したのではないか。
私はけなげさを感じた。かわいい振る舞い。何かに苦しんでいるというのか、
何かを変えようという必死さが伝わってきた。
しかしながら、完璧すぎるから曖昧さがわからず全て直球。
それが誤解を生みやすい状況?
風花さんは、どのように感じて演じたのかな。
私はそう思いながら観てました。
※---------※
シーンチェンジ!順子さんはじけた!!
カリスマ、洗脳されたふりとか、言っていたけど、
まさに、ここで発散するぜ!という意気込み!
ヒザイさんかっこいい!!直接言えなかったのでここで(^-^。
舞台の妖精百花さん、テープレコーダーをかわいいという。
みんな輝いている!ロックだぜ!
それとは、裏腹に、したきり箱と言う名の手紙の投函箱。
デジタル時代に、このアナログ感。既読を急ぐ世界に、
こののんびり感。相手の顔を思い浮かべながら手紙を投函。
届くかどうかわからない手紙。お返事をもらえるかわからない手紙。
不倫の気持ちはわからないけど、この手紙のやりとりする気持ちはなんとなくわかる。
色んな人の像を思い浮かべられるのすごいな。
※---------※
シーンチェンジ!お友達はお金??
友達のプロ?そんな時代が・・・
円(金)の切れ目は縁の切れ目。
東澤さんまた変わった!!面白すぎる!!
しかも、大根を演じる??
なんなんだこの逆手の発想。
そしたら、今度は逆切れ!!
確かに、友達って雰囲気に!!
みんなでこいこい!面白すぎる!この仲間感が好き!!
※---------※
長くなってきたので、色々端折ります!
ごめんなさい。
※---------※
なんかの命日。もくとうの時間。
野花さんは、全体が止まるこの時間が好きと言っていた動かない時間。
そして、照手姫と宮本さん!
手を取り合い巡り会う!!身体が震えるた。
それは、出会うため、別れるため、何の歯車が!
この物語の主となるあらすじが、言葉のリズムとともに流れていく。
これは不倫でしょ!!でも、この切なくなる気持ちって何!?
恋をする島!よくわからないけど、そう考えれば割り切れると勝手に思った。
不倫は許せないのに、恋なら許せるのかと自分を問いただしながら、
目の前の切なさに涙しました。
※---------※
野花さんが、思い人が戦場に行くのを止められないなら、
戦争を止めると宣言し何かを捨て何かを得ようとする。
「先生!全てを動かす力を!知っているでしょ!?教えてよ!?」
と、野花さんが生徒を洗脳?する先生に問う。
なんだろう。なんとなく、戦場に行って欲しくないと言うより、
人をあやめて欲しくないという感情が強いように感じた。
外野先生がうらやましくて、やきもちをやいてしまった。
※---------※
歌にのせ、それぞれの思い人が抱き合う。
色んな思いの詰まった涙が流れてとまらなかった。
でも、目をそらせなかった。感想をきっちり伝えたかったから。
とても綺麗でした。3組とも。
※---------※
ラット13の時から感じていましたが、
劇中の小栗さんは、ほんと怖いというか迫力がありすぎる。
「にっちゃん!」・・・。こわかった・・・。
でも、カルメンパンチをくらって泣きそうになっていた、
小栗さんはすみませんかわいいと思いました(汗。
※---------※
平和祭典の演説。なんども色んなところでつぶやきましたが、
やっぱり、迫力があるというか、訴える力がすごいというのか、
表現力がすごいというのか、このシーンで全体がしまった感がすごかった。
でも、野花さんだけでなく、チーム全体であのシーンは際だった!!
誰1人欠かしてもそのシーンはしまらなくなる。
風花さんのそこ時からもすごいけど、全体でのチームワークがなければ、
成り立たないシーン。演説なので、独演じゃないから、
聞く側の人も必要。あの舞台で、あの距離感を作る!
すごいと思った!!
詳しくは、春名風花さんのブログなどを見ていただくとして、
全てのシーンが、回を追う毎に育っていました!
みなさん全力投球!いや、全力疾走でゴールめがけてキックオフ!
ほんとチームワークがすごかったです。
長くなったので、端折りましたけど、
みなさんの演技ほんと心に刻まれて、
今でも目を閉じると思いうかぶ、
感動する内容ばかりでした!
※---------※
宮本(佐藤)さんが、最初にみていたのは、すべて亡霊で、
それで空を見上げて台詞を言っていたのですね!たぶん!
※---------※
佐藤さん、ぜんぶ!かっこよかったです。
東澤さん、東洋の魔女は、色々と技を持っていて魅力的という意味です。
鶴町さん、もり立て役といいますか、そこにいないと盛り上がらないという感じが良かったです。
宍戸さん、一見悪女ですが、孤独な女性でさみしがり屋という雰囲気を感じました。
風花さん、何度も言うけど、ほんとかわいくて、それだけじゃなくて、声も綺麗で声量も表現力もすごくて、観る度にその成長に驚かされています。
川上さん、正直、やきもちをやきました。でも、それ以上に感動と苦しさも感じました。
柘植さん、鬼隊長かと思っていました(笑)でも、司令を伝えるあじのよささすがです。
ヒザイさん、表と裏のある人の演技というのでしょうか、面白かったです。
植松さん、あじのある隊長さんでした!死との恐怖心というのか伝わりました。
袖山さん、地獄感の切羽詰まったときの緊張感と言いますか、その恐怖感が伝わりました。
中山さん、ポニーテール姿のシルエットが、春名風花さんに似てて間違えました。会話の面白さ伝わりました。
阿部さん、面白かったち!クライマックスの銃さばきもなかなかでした。リアリティなら確か両手じゃないと肩が外れるから、両手のでの方が良かったかもですね。記憶違いでしたらすみません。
百花さん、ほんと良い声ですね。妖精のような不思議な感じが照手姫そのものという感じでした。
えりかさん、歌ものすごく感動しました!!演技もよかったです。
小栗さん、良い意味で怪物ですね!お話も作れて、演技もできて、演出もできて、キコのチームワークほんと素晴らしいです。
今回も、すごく感動しました。たくさん涙が出ました。
素敵な舞台をほんとにありがとうございました。
そして、ケガをされた方、お大事になさってください。
言葉見つからないけど、素晴らしい舞台をほんとありがとうございました。
次の舞台も時間を作ってみます。
アイ・ハヴ・ア・ドリーム
ミュージカル座
六行会ホール(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★
主役の方を筆頭に歌声の圧が凄い!全体曲は鳥肌が立ちました。
後半の怒涛の展開には涙腺が緩みました。
ストーリーはとても平易でかつ役者さんの声もかなり聞き取りやすく、初見でサーッと見てても分からなくなることは無かったです。
デュエットが綺麗に重ならない部分があったのが少し勿体ないなーと…
morning sun 晩夏/初春
第27班
テアトルBONBON(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
狭い舞台いっぱいに作り込まれたセットが素敵でした!あんなもの(失礼!)まだ売っているのかしら?あら、あんなものもある・・・と開演まで楽しく過ごしましたが、いささか危ないので、千秋楽までお怪我などなさいませんよう。
ネタバレBOX
え、ここで歌うんだ!?と思ってしまいましたが楽しかったです。初春と言うからにはお正月?卒業旅行とか言ってるのでまだ寒い時期だと思うのですが、登場人物の服装が季節にあっていない感じがしました。卒業を前にして、みなさん進路は決まっているのでしょうか?そう言う話が全然出て来ないし、妊娠してしまったユカさんはどうするつもりなのでしょう。学費を安くするために結婚すると言うのは考えにくいです。そんなことを奨励、とまではいかなくてもそれを理由に学費を安くしてくれる大学なんて・・・あるのかな???などなど、色々ありますが、舞台のセットと学生達の切ないあれやこれやで星の数を決めてしまいました。
想い出を消しながら君は恋をする
inlandsea インランドシー
ザムザ阿佐谷(東京都)
2017/05/12 (金) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
主演の八城まゆさん(まぁぴょん)を目当てに、吉祥寺シアターでの公演初日を観劇。
当初からミステリアスな雰囲気で、次第にその謎が明きらかになっていくストーリーとまぁぴょんら演者さんの熱い演技に引き込まれていきました。
そして、最後はちょっと甘酸っぱい感じで締めくくられ、あっという間の1時間30分でした。
明日から劇場がザムザ阿佐ヶ谷に変わり、台本もパワーアップしているそうなので、ぜひお奨めします♪
『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/11 (木) 19:30
価格3,800円
「死なない男は棺桶で二度寝する」観劇。最初はハチャメチャな要素を提示し、それを情感豊かに回収する様は見事と言うほかない。R18の回を観たが、ウエットなシーンが多いので、通常回よりもむしろバランスが取れて良かったかもしれない。全員上手い役者さんだが、主役の吉田氏はさすがに随一の芝居であった
さらだ殺人事件
ぼっくすおふぃす
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/05/09 (火) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
主役夫婦のやりとりに笑いながら薄ら寒さを感じ、湿った部屋の空気に毒されていくような気がしました。別役ワールド全開で、とても楽しみました。
人間の種類
劇団HallBrothers
ぽんプラザホール(福岡県)
2017/05/05 (金) ~ 2017/05/08 (月)公演終了
満足度★★★
勝ち組負け組にこだわる女性の話。2007,2012,2017だったか時間の経過はあるものの女性がやってきたことはほとんど変わらないように見える。勝ち負けにこだわるのが馬鹿らしくなるのである。
ネタバレBOX
装置の上下手に座る場所設置し、ステージからはけるとそこに座る。
新しい劇団員さんからか、出るタイミングの少し前から立ち上がるのかどうか探っているのが見える。
ATTACK!
劇団 浪漫狂
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2017/05/09 (火) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★
戦後60年、”出撃した特攻隊員が生き残っていた”その経過を公演にする、という劇中劇のような設定である。この公演そのものが、反戦を直裁的に描いており、テーマを明確にし伝える。その観せ方は、リアルと言えないまでも、役者の外見や衣装は、戦時下をそれとなくイメージさせるよう努めている。
(上演時間1時間30分)
ネタバレBOX
舞台はほぼ素舞台で、白いBOXが4つあるのみ。それを動かすことによって情景や状況を想像させる。時代背景は昭和18年前後、学徒出征から人間魚雷・回天で出撃するまでの戦時下における青春群像劇。男役者は短髪、軍服を着ている。当時の青年-その個々人を描いているが、国家はそういう個人に犠牲を強いているという意味で、体制批判を描く。個人の思いの前に巨大な組織(体制)の思惑に翻弄され、不自由になっていく。いや不自由ということすら認識しなくなる恐ろしさ。
「何もない空間」にゼロから表現を立ち上げ、「嘘の世界」を観ている時だけ「本当の物語」として体感させることが大切。もっとも、ここで描かれている事は現実にあったことをモチーフにしており、それだけに悲しくも残酷である。それを比喩もへったくれもなくストレートに訴える。
戦争を身をもって知らない世代が多くなる中で、なお戦争の悲惨さを語り継ぐことの重要さ。戦争に関しては、文学・美術・映(画)像などにも共通するが、芝居は舞台という空間に生身の人間がその身体で観客の身体と対峙しているところが違う。まさしくライブなのである。
しかし、役者は熱演ではあるが表現に少し難があった。日常的な会話と戦時下における特別な思いを伝える言葉、その奥にある”魂のゆらめき”というか”神性”を感じられず心に響かないのが唯一残念。その点で感情移入できないと思った。
それを補うかのような音響・音楽、照明による印象付け、その演出は効果があり好ましかった。
次回公演も楽しみにしております。
バージン・ブルース
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★
写真館で撮った(紙焼き)写真が受付に飾られている。この公演のチラシやポスターに使用されている。もちろん結婚式をイメージさせるもの。
とても不思議な世界感(非現実のよう)であるが、妙にしっくり観ることができる秀作。
(上演時間1時間10分)
ネタバレBOX
舞台は、結婚式場の控え室。セットは上手側にテーブルと椅子、下手側に可動するオープンファンシーケースのようなものがあり、衣装が吊るされている。よく見ると結婚式場のものとは思えないものまである。
「冠婚葬祭」という人と家族で行う行事があるが、この公演ではタイトル「バージン・ブルース」ということから「婚」式と思っていたが、2人の父(志賀廣太郎サン、中丸新将サン)や新婦(小瀧万梨子サン)の生い立ちを回想していく中で、だんだんと物語が変容し、「葬」式へ…。
突飛な人物設定-巨乳の男、長いちんちんの男、ちんちんから出産する男、そして、ちんちんから生まれた娘を巨乳男と長ちんちん男が育てた物語。異常体(少数者への差別とみるか)として、性愛を扱い、少し下品かと思われるような台詞、しかしその核にあるのは男と女という性別を超えた”人間”を表現している。男女という固定観念という壁を壊したところに、生きることへの真剣さ、包容力ある愛が観てとれる。
それを体現する3人の演技が面白可笑しく、時に切ない感情が実に見事に表現されていた。
「結婚は人生の墓場」と聞くことがあるが、いつの間にか葬儀において娘が親族挨拶をしている。娘のために娘と歩んできた父は、単に実在しただけで自分の人生を全うしたのだろうか?娘を産んだ(男)親(小瀧サンの2役)、その娘に影響されたまま、小市民的な生き方は自己保身に他ならず真に生きていると言えるのか。そんなところにカフカの小説「変身」に出てくる”虫”を連想してしまう。この公演もユーモラスであるが、怖い一面を持つ。
これって、この団体「うさぎストライプ」の”いつか死んでしまうのに”、生まれてきてしまった人間の理不尽さを、そっと舞台の上に乗せている…という趣旨に似ているような。
次回公演も楽しみにしております。
空焚き
劇団カツコ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/05/05 (金) ~ 2017/05/07 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/05 (金)
価格2,800円
出だしが少しぬるい感じで、はて、どうなるんだろうと思いながら観てると、最初?の暗転前の台詞(名前)で、ガラッと景色が変わっちゃって、そこから女を中心に物語がどう転がっていくんだろうなぁ的な面白さで、ドメスティックホラー?でありながら自分は意外とワクワクしながら観てましたよ。。
ラストは良いですね、なんとも。。
雰囲気とか話とか好きなタイプの舞台だったかな。。
チケットは前売りですねん。。
『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
「オハヨウ夢見モグラ」を観ました。短編になっていてどれも面白かったです。
イタイ☆ホテル
enji
吉祥寺シアター(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
ほどなる。タイトルにも捻りがあった。祝20年!
ネタバレBOX
。舞台の作り込みにもセンスを感じる。センターに応接セットと利用案内のパンフレット、珈琲マシンなどの接客用備品を配し、ここを中心にシンメトリカルに部屋が各1。上手・下手の壁際が出捌け口になっている。シンメトリックな部屋が良く整頓されているのに上手の椅子が一脚だけ、手前に倒れている。これだけでドラマが成立しているというセンスの良さに先ず感心した。無論シンメトリーは、安定感とホテルとしての品格をそれとなく表現してもいる。
或る程度の数、舞台を拝見していると舞台美術を見ただけで、作品の質が評価できるものだ。良い舞台を作る劇団の作品は基本的に質が高い。今作もこの原則を裏切らなかった。
シナリオが抜群である。オープニング数分間の演技で鈴木 幹子役が少し演技過剰と感じたが、この点を除けば役者の演技、演出の付け方も素晴らしい。初日でちょっと硬くなった点もあるだろうし、笑いを取りに来ている側面もあったので、或いはわざとあざとい演技をさせたのかも知れないが。ヒロイン平沢 夏美役の熱演も素晴らしい。
ところで、シンメトリックに配置されたルームには仕掛けがある。顧客カードで、このホテルの御泊り客が出入りするのである。その模様がどんなものかは想像してのお楽しみ。ヒントは“タイトルにも絡む”。この仕掛けで動く装置が、それらしくてスマートなのも見所の一つ。
さてさて、此処から先は、ネタバレが多いので、先に観劇したい方は、先ず、観劇することをお勧めする。
シナリオの良さには、エンバーミングとその行為への深く適切な知識や新人研修という形で多くの業界用語を知らせ、観客にその特殊性を深め納得させる一方、同時に般化し普遍化している点に齟齬がなく、掛かるが故に人情の機微を上手く溶かし込んで、実にスムースにバランスよく、それでいて物語の山・谷を随所に鏤めながら仕上げていることが評価できる。
照明、音響などのタイミング、効果も上手い。役者の演技レベルも高い。
夜の来訪者と朝の来訪者
制作「山口ちはる」プロデュース
OFF OFFシアター(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/10 (水)公演終了
満足度★★★★
8日午後、下北沢のOFF・OFFシアターで上演された『夜の来訪者と朝の来訪者』を観てきた。これは、プリーストリー作、山崎洋平(江古田のガールズ)演出の『夜の来訪者』と、小林光(江古田のガールズ)作・演出の『朝の来訪者』を、各々日時を変えて対として上演しようといく企画である。厳密に言うと、作品内容からは対となる作品では無いらしいのだが、それはともかく、自分はこのうち『夜の来訪者』上演2チームのうち月チームの上演を観た。プログラムによると、この月チームの舞台はシンプルでオーソドックスなものではなく、主演となるグール警部役のカトウクリスによる『夜にクリス来襲』という感じに仕上がった舞台らしいかった。
いずれにしても、「江古田のガールズ」系の舞台は初めてだったので、期待して観に行ったのであった。
ネタバレBOX
話は複雑なようで単純。家族と娘の婚約者とで内祝いをしていた街の実力者の家に、1人の警部が尋ねてくる。なんでも、若い女性が薬を飲んで自殺した件に関して、一家に聴きたいことがあるという。最初は見知らぬ女性だと思っていた自殺者が、実は内祝いをしていた父親の会社の元従業員であり、娘の行きつけの洋服屋の店員であり、婚約者の元同棲相手であり、母親が議長を務めている「援助を必要とする女性へ援助する委員会」で援助を拒否した相手であり、一家の息子の子供を妊娠していたことが順次明らかになる。しかし、警部の帰った後、父親は警察へ、婚約者は病院に事実確認を行い、該当する警部や自殺者が居ないことを知り、一同その夜に明らかになったことを無かったことにしようと思い始める。しかし、そこに一本の電話が。若い女性が自殺し、その件に関して話を聞きたいので刑事を差し向けるという。一同、ぎょっとして顔を見合わせる。
プログラムにあったように、主役・グール警部の存在感が大きい。これは、演じていたカトウクリスの役者としての力に依るところ大だろう。次いで好演だったのが、、娘を演じた山口栞。好演というか熱演だったのが、父親役の真心。客から笑いも泣きも引き出さないにもかかわらず、客の目、いや神経を舞台に釘付けにしたことは、芝居原典とも言える形態のこの舞台全体のレベルの高さを物語っていた。客席に空席があったことが残炎。こういう舞台は是非観てもらいたい。
60'sエレジー
劇団チョコレートケーキ
サンモールスタジオ(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★
予想通り、高い評価。
今の経済至上主義の世の中に一石を投じた作品である。
まさに、今から思えば… あの時代が日本の分かれ道だったのだろう。
しかし当時は選択の余地なく突き進むしかなかったことだろう。
高評価なので敢えて言えば、主人公ががなり過ぎた感があった。
随分経った今は変わっているかもしれないが。
それと当時の職人は、無精ひげは生やしていなかったと記憶している。
みな、短髪で身綺麗にしていた。
重箱の隅で申し訳ない。
TSURUBEBANASHI2017
アタリ・パフォーマンス
世田谷パブリックシアター(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★
うーーーーーん
ネタバレにて。。。
ネタバレBOX
おかしい。
例年、2時間となっていて、キッチリ2時間やり切っていたのだが
何故か今回は1時間40分と短い。
話の内容・構成も例年に比べイマイチ。
ダラダラ感満載、準備不足が伺われます。
と同時に、鶴瓶の年齢(体調)が気になります。
終盤、映像を流すときに舞台横の椅子に腰かけるのですが(例年も)
このとき、非常に疲れた表情をしてたのが気になりました。
何かあるのでしょうか・・・
バージン・ブルース
うさぎストライプ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
恐ろしい話でもありました。
ネタバレBOX
おっぱいのある男、極端に長いおちんちんを持つ男、妊娠し、おちんちんから出産する男、足の指が六本ある人、こんな普通ではない人たちが存在する世界で、おちんちんから生まれた娘をおっぱいのある男とおちんちんの長い男が育てたという話。
当日パンフレットにおっぱいのある男と書いてあり、同性愛の夫婦が子育てした話かと思いましたがそうではありませんでした。何の影響で異常が起きたのかを考えると、環境汚染などと漠然とした言葉で言っているうちはいいですが、一歩間違えると差別にもつながりかねない危険で挑戦的な状況設定でした。
小瀧万梨子さんの男役、スッとして素敵な男前でした。5歳のときの娘役もツンデレ風で素敵でした。改めて素晴らしい女優さんだと認識しました。
morning sun 晩夏/初春
第27班
テアトルBONBON(東京都)
2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★
晩夏チームの初日を拝見。
ネタバレBOX
開演前、作り込まれた舞台セットと、会場に流れる「信号のある交差点の横断歩道に佇んでいるような街角の音」が、観客のハート、何気に掴みにかかります。
でぇ、舞台セットなんですが、いざ始まってみると、時計回りに、1)ナオユキ達のバイト先の飲食店、2)マサヒコの家、3)メイの家、4)フミカの勤めるお店、5)大学のシノハラ講師の教室、6)ナオユキ・ユカ夫婦の家、の6つのステージに分けられ、チャンネルがランダムに切り替わるように、うち一つのステージをメインに芝居が入ります。その切り替えの手際のスムーズで鮮やかなこと! 感心させてもらった、第一の点です。
次に、高橋沙樹さん演じるメイの脳内回想?シーン。個人的には、ミュージカル『オズの魔法使い』を想起させたホッコリタイム。自分のまだ知らなかった、第27班さんの魅力に、目元・口元が緩みっ放し♪
最後に、上述以外の数々のシーン。とりわけ、ミユキ(演・青木志穏さん)とレン(演・鈴木研さん)の人物造形などは、第27班さんらしいテイストだなぁと。
という訳で、上演時間の2時間10分、とてもナイーブで優しい時を過ごさせてもらいました。感謝!
『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★
「死なない男は棺桶で二度寝する」を鑑賞。
若干既視感なくもないが、キレの良いブラックなギャグと
シリアスなストーリーの対照が鮮やかなのはさすが吹原作品。
前半のおふざけタイムに、誰があのラストの涙を想像できただろうか。
「死なない男」は世界一孤独な、そして世界一愛された男だった。
ネタバレBOX
開演前の全力投球も素晴らしく、
(ほんと、全力の人を見るとどうして笑っちゃうんだろ?)
「いいトシをして定職にも就かず…」という私の一番好きな格言(?)を聴くと
ああ、またポップンの舞台を観に来たんだなあと心の底から幸せな気持ちになる。
前半のユルさは、すべて後のシリアスな展開のためにあると言ってよいだろう。
なんたって時事ネタの中に痛烈な批判精神を練り込んだ末に
アメリカ大統領が日本の風呂屋で死んでしまうのだ。
本題は、いい加減な日本の首相の友人でもあった一人の男、
はるか昔に人魚を食らって不死の身体になった男(吉田翔吾)である。
この男と結婚した信子(小岩崎小恵)が、夫の過去に疑問を持ったことから
私たちは共に彼の過去を紐解くことになる。
吉田翔吾さんの、浮世離れしたピュアな浮遊感が素晴らしい。
ソフトな優しいキャラが、激しい憎しみを見せ、誰とも共有できない孤独を漂わせる。
ポップンは全員が主役を張れるところがすごいと思うが、
同時に全員を主役にしようとして作品を書く脚本家の愛情を感じる。
NPO法人さんと井上ほたてひもさんの“バスタオル”や“相撲”の掛け合いなど観ると
その演じていないような、素でやっているだけにも見える天然のボケぶりが
本当に素晴らしく、リピートしても全く飽きない。
相変わらず横尾下下さんの凄みのあるキャラには説得力があって
ユルいムードから一瞬のうちに、観る者を暗がりへと突き落す威力を持つ。
異様な風体といい、精神病棟にいる不安定さといい、
「うちの犬はサイコロを振るのをやめた」の元兵士を彷彿とさせ
そこが素晴らしいと同時に既視感を抱かせる要因でもある。
ラスト、再びのピュアな展開に泣かされながら、
この硬軟両極の鮮やかなコントラストこそが、ポップンの底力であり、
魅力なのだと思い知る。
他劇団がやろうとしてやり切れずに、役者の微妙な苦笑いにシラケて終わる、
あの難しさを毎回やってのけるポップンに心から拍手!