最新の観てきた!クチコミ一覧

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青い春には恋をせよ

青い春には恋をせよ

夢幻舞台

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2017/05/05 (金) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/05 (金) 18:30

パステルカラーの恋愛劇な繰り広げられたフレッシュな面白ステージ。どんでん返しが何度もある良く練られたストーリー。新メンバーいっぱい集まるといいね。

ネタバレBOX

自称恋愛マスターの超おナルなイケメンのヒロトくんは、結局、恋のエンジェル役。彼が恋してたサオリちゃんの含蓄のある発言が印象に残りました。
バージン・ブルース

バージン・ブルース

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

登場人物が奇抜な設定なのに不思議と違和感なく見れたのはベテランゆえの落ち着いた演技だからか。若い劇団だと下品になってしまうだろうが、感動あり涙ありの70分という時間が丁度良く感じた舞台。

チル、幻滅。

チル、幻滅。

しあわせ学級崩壊

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇の劇団さん。開演前からの音楽の音量に少しやられる。連休中での疲労困憊の体にはキツイ(笑)内容もフライヤー含めて、私には難解でした。

ネタバレBOX

ループなのか同一人物なのか、混沌。音楽含めこのカオス感が良いのか?上手い役者さんもいたので、もっと色々観たい気もした。
Mと呼ばれた少女 2017

Mと呼ばれた少女 2017

office force

TACCS1179(東京都)

2017/05/02 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/04 (木) 18:00

いつも浅草リトルシアターでその演技に接している風間寬治が他団体に客演するというので、4日夜、下落合のTACCS1179に出かけてきた。
この作品、劇団としては2000年に上演したものの改訂版再演ということになるらしい。

ネタバレBOX



舞台は、18世紀の「フランケンシュタインの世界」と、現在の「Mの世界」という2つの世界が交錯する。前者は死者の生命を蘇らせた怪物の、そして後者は遺伝子工学により生み出されたクローン人間の生きる世界。その怪物とクローンが、周りの人間達を巻き込んで生きる事への意味に苦悩する様描いている。舞台上に2つの世界が交互に現れるので、なかなか話の展開を追いにくい部分はあったが、終演後あらためて考えてみると、舞台のテーマはそれほど複雑な物ではなかったのではないかと思えた。むしろ、単純な2つの物語を脚本と演出が複雑な舞台を作り上げているような印象。

見にくい怪物として蘇った怪物フランケンシュタインは、その容姿の醜さから生み出したヴィクターを恨み彼に復讐しようとする。結果として、彼の婚約者を殺すのであるが、怪物の心の傷はそれで癒やされたのだろうか? 死者を蘇らすということを、現在ではクローン人間・真美(通称M)を作り出すことで実現化させていた。しかし、施設から出たことのないMは生まれてきたことへ疑問をもつ。しかし、施設を取材に来た新聞記者やそれに刺激された施設の意思の努力で、Mは生きる喜びを知るようになる。モンスターとは何か?人間とはなにか?その関わり合い方はどうすべきか?2000年上演では現実味というかMの存在が遠い物に感じられたであろうが,現代では動物のクローンが実際に作られている。Mの存在というものへの意識も違った物になっていよう。

役者では、怪物役の山岡弘征の存在感が大きかった。ただ、「フランケンシュタインの世界」でそれ以外の役者の印象は薄い。むしろ、「Mの世界の」の真美役の村津すみれ、新聞記者役のなかがわあつこ、研究医小野方役の是也流水の熱演が光っていた。
演出的にもう少し整理出来るのではないかと思える箇所があったが、大道具の使い方は正解だったろう。
『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』

『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/05 (金) 14:00

価格3,800円

死なない男は棺桶で二度寝る 観劇 小劇場らしいなかなか危険物なネタの連続、 間が良くてストレスなく観劇。

ネタバレBOX

あれだけ下ネタ的なものをぶっ込みながら最後に泣かせる作りはさすが。
バージン・ブルース

バージン・ブルース

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/05 (金) 14:00

価格3,500円

中丸さんと志賀さんの親父二人の掛け合いと小瀧さんのきれいな新婦と宝塚の男役のような不良少年風な高校生の二役といつもは、ドラマダークを勤めていて今回は司会者とギターの弾き語りでつなぎの役の金澤さんの四者四様のカルテットのような70分の素敵な素敵な芝居だったし、うさぎストライブの新しいやり方もよかったです。

「蝉の詩」

「蝉の詩」

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/04 (木) 14:00

4日午後、すみだパークスタジオ倉で上演された劇団桟敷童子公演『蝉の詩』を観た。
始めに書いておくが、今年観た舞台の中で、脚本・演出・役者の3点すべてが充実していた大変優れた舞台であった。

ネタバレBOX

舞台は、元自宅のあった周辺に出来た公園でホームレスを始めた元アイスクリーム屋の蝉への独白、そして子供の頃の回想で始まる。炭鉱から出る石炭運搬を主な仕事としている鍋嶋舟運送一家と、その中心的取引相手とは聞こえは良いが、要は舟運送に仕事を回してくれている土井垣鳴明堂。娘が刺し殺そうとまで思い詰める鍋嶋の親方で通称・鍋六は飲んだくれで金遣いが荒い。将来舟運送が下火になると察した長女・壱穂はトラックを使った陸運、次女の菜緒はアイスクリームが名物の食堂を始める。10代半ばで米兵に犯された過去を持つ三女の輝美は母親の好きだったレコードを聴きながら部屋にこもり、鍋六がどこからか連れ帰ってきた四女の織枝は高校へ進学する。土井垣から受ける仕事でなんとか続く鍋嶋一家。しかし、過労とヒロポンで壱穂は事故死、菜緒は病死、輝美は恋人にレイプされたことを告白した反応に悲観して自殺。すべては鍋六の放蕩三昧が原因とあって怒りの織枝は鍋六を包丁で刺すが、娘を殺人犯に出来ぬと舟に乗って姿を消す。残った織枝。そして土井垣の女社長が取り出した自社製オルゴールから奏でられた音楽は、輝美が愛したレコードの音楽のそれであった。
菜緒から製造法を伝授された織枝はアイスクリーム屋を営むが、結局上手くいかず今は年老いてホームレスとなって故郷に戻ってきたのであった。
苦労が大きく幸せは一瞬という人間の生涯を、蝉の一生に重ね合わせた悲劇の連鎖劇。

テーマが悲しく重いからであろうか、桟敷童子にしては笑える演技をいつもより多くちりばめて悲しさを和らげていたのは、観客への配慮か、脚本・東の執筆中の心の痛みを和らげるためか。いずれにせよ、それはそれでよい効果を上げていた。
役者としては、鍋六役の佐藤誓、その長女・壱穂役の板垣桃子、土井垣の女社長役のもりちえ、開演前から舞台で演技をしていた老婆(晩年の織枝)役の鈴木めぐみの4人が出色。四女・織枝役の大手忍も好演で会った。
名前は挙げていない他の役者達の熱演も素晴らしかった。
客演役者をも巻き込んでの桟敷童子魂炸裂。よい舞台を見せてもらった。
虹彩~IRIS~

虹彩~IRIS~

ICHIGEN

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2017/04/27 (木) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台はある無国籍な世界。その世界観は場内に入った途端、早くも物語に引き込まれるような雰囲気がある。地球か異星か、過去か未来か判然としない中で展開する話は寓話のようだ。廃墟のような場所、その閉塞的社会の中で未来を信じ明るく生きようとする主人公、その陰陽が対照的で印象深い。

混沌とした世界は、未来(または異星)から来た2人の行動から始まるようだが…それぞれ自分が信じる道(社会)に身を投じ、その結果、未来の原因となる状況(殺戮・恐怖、打算と貧困)へ影響を及ぼす。一見、循環型の物語は、プロット・スタイル、知性・躍動という公演を面白くさせる要素が備わっており、楽しく観劇した。

SFの古典的要素(現実の生活)を集めたようだが、その表面下に隠れているのは混沌(現在の日本)からの脱出、未来への希望である。見慣れた光景に、現代社会に対する新たな”未来”を吹き込むような。この公演イメージは、映画「ターミネーター」の未来・過去の循環型の構成を連想させる。

ネタバレBOX

舞台美術は廃墟イメージで、衣類または布切れが乱雑に置かれ、不安・不穏な雰囲気を漂わせている。

梗概…孤児院育ちのアヤメとトトは泥棒家業をしながらスラム街で暮らしている。その世界を支配していたのは東・西のギャング団。冒頭、その東の本拠地が襲われ壊滅する。たまたまその場に居合わせたアヤメが殺し屋と間違えられ、賞金稼ぎに狙われる。その状況を孤児院の仲間から知らされる。そして、いつの間にか西のギャング団とも...何とそこにいたのは、孤児院での母親代わりや友人達であった。アヤメはトトと別れて新しく知り合った者達と旅立ちを…。一方、宇宙から来たホシノ、アキラはこの世界から元の世界へ帰りたいと願い、それぞれの行動を起こす。

生きたいという姿を躍動感あるアクションで体現する。物語は決して明るいものではないが、主人公のアヤメ(環みほサン)の愛らしい魅力が、アクションと相まって劇場全体が一つの祝祭的空間に包まれたようだ。

テーマの訴えは、役者が正面を向いて客席に語りかけ、次の瞬間には舞台上の人物と対話する構成も巧み。演技は重厚を表す人物と主人公と孤児院仲間の軽妙という対比した見せ方も工夫している。一辺倒ではない見せ方、そのどちらにも人のキャラクターが立ち上がる。
登場人物が多いが、衣装やメイクで識別でき、さらにはアクション、武器、ダンスというソロシーンを用意し観(魅)せるに力を入れている。

少し設定を理解するのが難しいように思う。例えば、地球における時空もしくは次元が違うのか、地球外の生命体(宇宙から来た)が人間の姿なのか、逆に地球人が別の星へ行ったのか?混沌とした世界観を描くためであろうが…。

次回公演を楽しみにしております。
河童村ブルース

河童村ブルース

ものづくり計画

赤羽会館(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

ローカルルールが愉快でした。

ネタバレBOX

突然立候補してその場で選ばれた若い女性村長が、旧村長派の妨害を乗り越えてみんなで音楽フェスを企画するなどして限界集落河童村を活性化させようとする話。

左手を上に挙げ、右手を横に、河童っぽくして発言するというローカルルールに笑い、その場で選挙してしまう直接民主制に驚き、ラストの未来予想図では歌の上手さに感動しました。

前村長が呼んだのは村出身者のちょっとぐれた男で、趣旨は許せないことですが、吉本新喜劇に出てくるような反社とまでは言えず少しだけホッとしました。
河童村ブルース

河童村ブルース

ものづくり計画

赤羽会館(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

チラシには、「過疎化に悩むある村に”美人過ぎる若き女村長”が誕生した!」とあり、その絵柄(写真)は、ヘリコプターが飛びスーツ姿の男女5人。洗練されたビジネスドラマ、またはシャープな刑事ドラマといった雰囲気で、とても過疎化と結びつかない。その美人過ぎる村長には、元宝塚歌劇団雪組男役スター・蓮城まことサン。2016年退団後の初舞台だという。その彼女がチラシの中心、斜め45°に見上げた顔(姿)が凛々しく、劇中での役柄とのギャップに驚かされる。
(上演時間2時間強)

ネタバレBOX

会場の赤羽会館は初めて。舞台は高い天井の特長を活かし、三階位のイメージの段差を設け、上下の動きによる躍動感、別場所への移動を視覚的に捉えさせる。真ん中に河童の立像がある。

梗概…過疎化が進み、限界集落と化した東北の村-河童村。そこに若き女が移住してきて歓迎会を催すところから始まる。東京のコンサルティング会社で町おこしを担当していた。偶然の村長選挙の時期、立候補したところ村長に当選した。
この村には色々な事情を抱えた人々がいる。村は何の取り柄もない廃村を待つような、そんな諦念に似た雰囲気が漂う。そこで新村長は村を活性化させようとアイデアを出すが、伝統に拘る村人達が反発し、美人過ぎる村長VS古すぎる村人達は一触即発状態。

過疎化が進んだ村(場所)は、外から隔絶して閉鎖的になり物語にしやすい。村に固有の人間、そこで生きたい人々を温かい眼差しで描く。村で生まれた人間が持つ宿命なのか?一人の人間では解決出来ない、生まれた土地を背負って生きている様子がよく出ている。
狭い特定の社会(例えば苗字が同じ)の中で育った人々と、東京という都会から引っ越してきた若い女性という、旧守VS新進という立場の違いが分かり易い。

村長選挙で、村民12名中7名で当選ということは現実にはあり得ない。その後、年寄りが住んでいるような台詞も出てきて辻褄が合わないところもあるが、そんなことは卑小。

河童村の伝承のような…ホラ河童の話。嘘つきの河童は川で溺れたという言い伝えは、その村に居た実在の人物をモデルにした話だという。そのホラは過疎化への警鐘、人を村に繋ぎとめる方策だと…。その夢の描きは、時を経て実現への一歩を記した。
ラスト、登場人物全員で河童踊り(村の伝統)を披露するが、蓮城サンの振りと切れは素晴らしかった。その彼女も退団後、宝塚イメージを一新するような、まさしくチラシ同様の一歩を記した。

次回公演を楽しみにしております。
『かまとと小町論〜小町になりたくて、春』

『かまとと小町論〜小町になりたくて、春』

かまとと小町

IRORIMURA・プチホール(大阪府)

2017/04/28 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

かまとと小町  個性が全く違う3人 そんなこんなで そんな感じなんですね 次は、3人出演の、短編がっちり芝居を観たい。

ネタバレBOX

◇ 芝居っぽい自己紹介
 かまとと小町3人の出会い 尾形柚香、髙道屋沙姫、羽室ミユ 3人が入れ替わったキャスト かるーっく始まる、  高熱 芝居を降板した 白血病 御寿司 熱処理して2時間以内 むり ここに居るのは、私のせいじゃない 入院無菌室 写真 こんなん あたしじゃない 白血病 13階へ行くと戻ってこない //進路早く決まった? 。 後悔 違う道 昔 頑張った 今は。 演劇 好きじゃないのかなって あの時 選んだ道 別の道   お悩み相談  神様からのお告げ  2015年 1年で回復退院 脊髄の治療 抗がん剤 病院での友達にライン 既読はつかなかった 21歳 亡くなっていた。 病院での友人との分かれ  // 彼氏 夢が広がる 彼女がいる 叶わない夢 終電ない この後どうする 街にはSEXが溢れている セックスセックスセックス 彼女がいる好きだった男子と帰るか泊まるか 99の悪魔と1の天使のささやき やっぱり帰ります 好きでした。 ビッチはだめですかね。 // 大学の卒業 デッサンを教えてくれた デッサンで単位 大好きな先生  //  選んだ道 演劇部女子3人でかまとと小町を作る。 
 
◇ 企画パート  KING&HEAVY vs かまとと小町
① かまとと小町3人が、知らない郷土料理を名前のイメージだけで作る作る映像 KING&HEAVY飯嶋松之助がジャッジ
② 恋を告白する 小町度は誰が一番か ・サッカー部の先輩 ・バスケット部の後輩 ・囲碁将棋部   
 
かまとと小町  個性が全く違う3人 そんなこんなで そんな感じなんですね 次は、3人出演の、短編がっちり芝居を観たい。 
すべての風景の中にあなたがいます

すべての風景の中にあなたがいます

演劇集団関奈月

SPACE9(大阪府)

2017/04/28 (金) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台は、四角いテーブル 椅子2脚 上手に小さな机と椅子  90分  キャラメルの雰囲気が一杯 後半引き込まれた 奇跡 歴史を変えられない 歴史を変えなかった奇跡のエンディング 人の想いの力が歴史を変えずに時を飛ぶ。 面白い戯曲 若手役者によくある、前半の不安定さが気になるが、 後半に向けて引き込まれてる、最後の奇跡場面がとてもいい。

ネタバレBOX

舞台は、四角いテーブル 椅子2脚 上手に小さな机と椅子  90分  キャラメルの雰囲気が一杯 後半引き込まれた 奇跡 歴史を変えられない 歴史を変えなかった奇跡のエンディング 人の想いの力が歴史を変えずに時を飛ぶ。 面白い戯曲 若手役者によくある、前半の不安定さが気になるが、 後半に向けて引き込まれてる、最後の奇跡場面がとてもいい。

 車の音 入れ 入れ 友 遠方から。うちは15分だ。締切 書けない そこにお前が来た 飲むか。俺は車だぞ 差し入れ マッカランカか~ 俺はコーヒー インスタントでいい 3年の文化祭 SF作家に成ると言った こんどの作品はどうだ。タイムトラベル 出来ない 不可能 人間の想いで飛ぶ。行きたいのか 今から8ヶ月前 // オープニング キャラメルの雰囲気が一杯 // 今から8ヶ月前 白鳥山で女性とであった。1人で行ったのか。いつも1人で行く。霧 山芍薬の群落 1ヶ月早い 雨。こっちに 雨を凌げる場所が有ります 洞窟 雷 13日金曜日 今日は日曜日。 いいえ。 コーヒーはいかが。美味しいです。熊本に住んでいる 人付き合いが苦手。貴方は?。 さびしく成るとここに来る。父に会える様な気がする 雨 小降りに。 リュックカバーをどうぞ、どうして返せばいい。縁があればまた会えます 貴方に会えて良かったです 気をつけて。// 惚れたな。手帳 名前 藤枝 沙穂流 // 広告は3案。// 自分から連絡しなきゃ 電話出たのは恩田 住所 表札は藤枝 沙知夫 チャイム どちら様ですか 沙穂流さん うちには居ない 彼女の家は無い 手帳を見た 33513 4月16日だった 33は年号 2033年 5月13日が金曜日 詩彼流さんの娘 // 洞窟に 缶 リュックカバーと手紙「301号には別の人手元に届きます様に、もう一度お会いしたい」金属製の箱 手紙を残す。滝水さん 今時コーヒーは無い 細菌で絶滅 この人なら解ってくれると思った。// 私も両親が亡くなって ずっと白鳥山に登った。ネット イラストレーター 2003年度佳作 2004年度佳作 2005年佳作 30年前 騙されている 次の年はこれ あんたにそっくり 会った時に着ていた服 大賞 題名は沙穂流 同じ字。// お会いしたい 気持ちは募るばかりです、箱の中に。 // 2ヶ月後 推理してくれ。イラスト クライアントが・・・。コンクール もう一度 まだ描いて無い人は イラストの題 沙穂流さんにしたらどうですか // 藤枝沙穂流様 ・・・ 今年は人物 沙穂流さんを描きたい すべての風景の中に居ます 貴方がまるで妖精の様に 白鳥山に登った。// 藤枝さん この娘さん 名に詩彼流と沙知夫から沙穂流に せめて成人まで死ねない。見付かりました? 連絡は? 今は遠くへ。それじゃまた。// 彼女が言っていた 父は高3の時に亡くなった 震災 2024年 // 藤枝沙穂流様 両親は亡くなった と 震災の事を教えて下さい 歴史を変えるんです。// 3千人 火災 両親はデパートで亡くなりました 今の私は幸せです 両親の事よろしくお願いします。// バラドクスだ。助けたい 両親を助けたい。// お二人にお願い 18年後熊本で大地震 3千人 貴方達もその中に お引き受け下さい 2024年県外に、とにかくその日1日 熊本を出て下さい お願いします。壺とか買えと言わない 知っていたのでは 沙穂流が産まれるのを。18年後 沙穂流さんは生きます。// 沙穂流さん 両親は約束してくれました お元気ですか。// 今現在 変わりありせん 両親が生きて居れば 白鳥山へ登らない 貴方を失う 手紙のやり取りがずっと続けば // 滝水浩一さんと お茶 すみません 此方です **広告社 びっくりしました コンクール何枚も描いていた 今は亡くなった 27年前 2006年遭難した // どうしてもお知らせしたい事 その日だけは白鳥山に登らないでほしい 歴史を変えたい どうか生きて下さい。生きて絵を描いて下さい。奇跡は起こる。藤枝沙穂流様 了解致しました。ここに居ろ。 歴史は、絶対に変 わらない。日付が変わった 彼女の時代に行けるのか 俺の想いは強いか 白鳥山に行く。1回会っただけ 忘れろ 死ぬ事は無い。俺は行く 滝水。車で向かった 雪 風 吹雪 滝水は登り続けた。 サホまだ会いたい? 何故 滝水さんは登ったのかな、サホ 霧が出てきた 霧 これは雪 沙穂流さん 滝水さん 出会う 今日は2013年 2006年 自分で持ってきたコーヒー 滝水さん ありがとう会いに来てくれて。
場違いの一日前

場違いの一日前

電動夏子安置システム

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/03/29 (水) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

価格3,800円

ドタバタしてるのに、交通整理がしっかりしていて混乱することなく、かつサスペンス要素も物語の推進力になって、ノンストップで爆笑し続けました。
伏線やら小ネタの回収も含めてこれを書いている人は狂っているけど天才に違いないと思い、そんな緻密かつオモシロ話に埋もれず体現している役者も凄いと感心しました。

60'sエレジー

60'sエレジー

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

清というのは私の父と同じ名前です。この頃に多かったいわば流行りの名前だということは最近知りました。
斜陽産業の仕事をいていたのも同じだし、見栄っ張りなのも同じです。
劇団チョコレートケーキは私の必見リストにはないので、みゆきさんが出てたからです、みゆきさんありがとう。

僕は僕する

僕は僕する

劇団天動虫

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

パフォーマンス公演、と打ち韻文のような(自由)表現の断片を集めたコラージュのようで掴み難いもの。もっとも主宰・帆足知子女史はそんなことは承知しているかのように、当日パンフで「寺山修司さんの言葉に囲まれて、幸せだけど、中々手強く、過酷な闘いの日々でした」と記している。散文のような物語であれば、劇的な構造の意味、テーマを求めがちだが、ここでは寺山ワールド-詩のような台詞を紡いでいく。
(上演時間1時間)

ネタバレBOX

舞台は素舞台で周りは暗幕で囲う。衣装は白基調の浮揚感あるもので、薄暗がりにボゥと浮かび上がる。どの世界という特定・限定させず、言葉と体だけで普遍的な”何か”を伝える。

全体は「台詞」と「動作」の連動を意識した公演。役者は常時舞台におり、言葉(台詞)を言いながら体を動かしている。それは甘い言葉であり、怖い言葉、というように対照的な用い方。また鳥をモチーフに「自由」や「深淵」への解釈を思わせるような比喩もあり、寓意を思わせるものなど言葉の印象付けをする。もっとも寺山修司の原作・言葉であるから手強く、その紡ぎが難しいところ。解釈、理屈云々も大切だが、その世界観を大切にしたいところ。

緊密な舞台空間という表現とは別の演出。動作については、アクションとも違い舞踊の類か?言葉と体の関係を目指した今回のパフォーマンス公演の見所の1つ。言葉と体で表現、どちらが後先という二者択一ではない。無条件に視覚・聴覚を刺激し、その心地良い雰囲気に身を委ねるだけで幸せを感じる。伝える言葉として、卒業時の呼び掛けのような連鎖を用い単調にさせない。動作も走り回転させ、縦・横・斜めという変化、個人技から肩・腕を組んだ集団技まで、観(魅)せる工夫をしている。

最後に、改めて当日パンフの挨拶文…「お芝居のようなお芝居じゃないような舞台です。でもやっぱり芝居なんです。何かが流れています。それを感じていただけたら幸いです。」と、自分は楽しませていただいた。

次回公演を楽しみにしております。
バージン・ブルース

バージン・ブルース

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

70分。

ネタバレBOX

藤木(志賀廣太郎)…けっこういいチチをもった男。いじめられっこだった。闇原の子を赤石とともに育て上げ、結婚式の日死亡する。
赤石(中丸新将)…藤木の友人。藤木より破天荒だけど、劣等感をもって生きている。チンコが長く、右足に巻き付けている。
彩子(小瀧万梨子)…闇原の実子。尿道から産まれでた。幼少期は闇原のようないで立ちと振舞いだったが、病気を患い普通の女として育った。結婚相手は普通の人。
闇原(小瀧万梨子)…藤木らの同級。藤木とは幼馴染。中1から生徒会入りし、人の弱みを握ってはのし上がった。愚鈍な他の人らを見下していたが、結果、妊娠するに至り自分が一番変だと知りショックを受ける。彩子出産時、チンコが粉々に砕け散り死亡。

妙な芝居ながら妙な暖かさがあった。身体的に異常のある3人が産み育てた愛娘のバージンロード。幸せになります、というお決まりといえばお決まりなセリフも、それまでのことや藤木のこんな俺が幸せでよいのかというセリフに後押しされ、グっときた。

人より上だと思いたいコンプレックス持ちの闇原が産んだ子を立派に育てることで、身体的にも社会的にも劣等感をもった藤木、赤石の復讐というようなあおりだけど、ラストシーンからはそんな気配はない。やっと「普通」になれた、一種の安堵感かな。「普通」というのは、それほどまでに得難く難しい存在なんだなと。普通は幸せなんだなと。

闇原のキャラクタも面白いが、実直な藤木、赤石の演技が際立っててよかった。だからかどうかしらんが、シモネタな要素もクドクなくて、なんか自然に話に入っていけたかな。
制作(金澤昭)が、式司会や藤木をいたぶる学生役で出てたが、普通な感じが妙にユーモラスだった。弾き語りとかもしてたし意外とセリフも結構あったし。
時をかける稽古場2.0

時をかける稽古場2.0

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2017/03/22 (水) ~ 2017/03/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/27 (月) 19:30

価格3,800円

文句なしに面白かった
この劇団を観て良く思う事ではあるけど屁理屈と笑いの食い合わせの良さが素晴らしい。理論が感情を凌駕するのか、感情が理論を乗り越えているのか良く分からないけど大笑いしてる自分がいました。
あったかもしれない未来、なかったかもしれない過去を観れるのは、時間SFの醍醐味だけど、5年後ぐらいにもしも3.0以降を演る機会があったならば復活したパルコで講演してくれたら泣いてしまうかもしれない。

ネタバレBOX

解散した国道五十八号戦線のハマカワさんが、あの役あの台詞はやはり響かざるをえない
60'sエレジー

60'sエレジー

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ

ネタバレBOX

劇団チョコレートケーキの『60’エレジー』を観劇。

東京オリンピックの開催が決定して、日本は好景気に向かっている。そんな中、先祖代々で蚊帳を作っている小林蚊帳店も繁盛の為、集団就職者を雇い入れるのである。だが時代と共に蚊帳は必要なくなり、店の経営は悪化し、家族当然で暮らしていた職人たちも離職していき、店は世の中繁栄と共に消えていくのである。

時代の波に取り残された人、それを頑なに守ろうとする人、
時代に上手く立ち回って生きていく人、国を変えようとする人、急成長していく時代を背景に、家族の生き方が描かれていくのだが、その中で人は選択を迫られ、それによって失うものと得るものとは?を問いている。
『三丁目の夕日』的な牧歌的ではない、現実である。
そして今作と同じ様な状況が、2020年・東京オリンピックに向かって、迫ってきている。
そこで感じるのである.....。
我々は登場人物を同じ様な状況に投げ出されている今、彼らと同じ様な轍を踏んでしまうのかと?
そして今作では、疑問を投げかけるだけではなく、その轍を踏んできた登場人物の末路が描かれ、終演を迎えるのである。

お勧めである。
チル、幻滅。

チル、幻滅。

しあわせ学級崩壊

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2017/05/04 (木) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/04 (木)

価格2,000円

無題2050(17-053)

19:00の回(晴)

18:30受付、開場(靴は脱いでビニール袋へ)、ベンチシート1列+パイプ椅子席、すでに場内大音量。

天井には朽ち果てかけた木枠、ガイコツマイクが2本吊ってあります。白い箱(椅子)が7つ。

18:45前説(60分、この時は音量を絞っている)、19:00開演~20:02終演。

こちらは初めて。

加藤睦望さん(やみ・あがりシアター)の客演作ということで観に来ましたが、木村みちるさん(遠吠え)も出ていらっしゃるのでどんな作品だろうとも。

大田彩寧さんは「月面歩行(2017/1@11号館)」制作の方?
梢栄さんは「大型(2016/9@すみだパーク)」「遺言(2016/12@しあん)」。

突然、3組が同時並行。二重らせんなのかもっと別の次元があるのか、時計回りに展開、始まってしばらくは轟音とセリフの識別ができないまま進行。実はセリフのひとつひとつをなぞるのではなく、噴出し溢れ出てくるものを体感する...ものなのかと思いながら観続ける。

スタートしたときと走っているときの向かっているところが違うような、前に走っているのに風景は逆に飛んでいくような錯覚。

合わせ鏡のような世界は続く..のか?

「蝉の詩」

「蝉の詩」

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲惨な人生の話だと事前に聞いていたのでハラハラしながらの観劇でしたが、みなさんエネルギッシュで今までにないくらい笑ってしまいました。壱穂さんと亀吉さんがかっこよかったです。男どもはなあ・・・。このだめさ加減をいとおしいみたいに思う人もいるのかもですが、とくに鍋六は殺されてもしかたないかと言う感じですが、頑丈で良かった。
舞台美術もいつものことながら作り込まれていて良かったです。

ネタバレBOX

織枝が鍋嶋家に引き取られ高校を卒業して就職するところまで波瀾万丈でした。その後一人になりホームレスになってしまうまでのことはほとんど語られておらず、想像するしかありませんが、その語り口からして不幸だけだったとは思えません。人生の最後が悲しくてもその人の人生全てをそこで判断はできないなと思いました。幸せな思い出があるからこそ、あそこで「生きろ」と言われてまた生きようと思えるのだと思いました。

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