満足度★★★★
パフォーマンス公演、と打ち韻文のような(自由)表現の断片を集めたコラージュのようで掴み難いもの。もっとも主宰・帆足知子女史はそんなことは承知しているかのように、当日パンフで「寺山修司さんの言葉に囲まれて、幸せだけど、中々手強く、過酷な闘いの日々でした」と記している。散文のような物語であれば、劇的な構造の意味、テーマを求めがちだが、ここでは寺山ワールド-詩のような台詞を紡いでいく。(上演時間1時間)
ネタバレBOX
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2017/05/05 11:33
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2017/05/15 17:45
2017/05/14 23:31
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「何もない空間」にゼロから表現して立ち上げる、「嘘の世界」をその時間だけ「本当の物語」として体現する。芝居の醍醐味ですよね。
何よりリアルタイムで、ライブだから真剣勝負そのもの。演じる役者-生身の人間と観客の身体が対峙しているところに緊張感があって楽しい。
次回公演も楽しみにしております。