最新の観てきた!クチコミ一覧

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VAMPIRE

VAMPIRE

TEAM空想笑年

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

「これから何が始まるのか」という期待感一杯のスタート。テンポよく進んでいきました。予想出来なかった展開には驚きましたが、面白かった。目玉はアクション、さすがによく出来た殺陣でした。ダンサーも参加、エンタテインメント性も良いですね。気になったのは、「戦争」の意味です。何のために戦うのか。何を信じて戦うのか。その点が、今一つ、私には納得出来なかったのですが。。。

七、『土蜘蛛 ―八つ足の檻―』

七、『土蜘蛛 ―八つ足の檻―』

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/07/05 (水) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

無論、五つ星、それも花○五つ☆である!

ネタバレBOX


 当パンを見ると“土蜘蛛”とはまつろわぬ民に対する蔑称であったそうだが、この呼称は彼らが穴倉や洞窟に住んでいたからだという。物語は、舞台美術が示すように二つの層の嵌入によって進行する。片やトンネル工事のタコ部屋の土工夫、片や私娼窟で女郎として働く女たちである。何れの身分も蛸や蜘蛛に擬えられ、為政者のみならず、一般大衆迄が彼らを差別していたことが重要である。
 興味深いのは、この二層構造が時には女郎屋、時にはトンネル工事の現場になる一階部分とあくまで女郎屋のそれも女将の部屋である二階に峻別して用いられていることである。これは何を意味するか? 自分の解釈だが、二階は権威による支配、一階は力による支配なのではないか? ということである。無論、権威の威力は暴力に転化するのだが、それは階層の隔たることであって、直接権威者が、暴力行為を受けた人々の被害に対して責任を負う必要が無い、と了解されているということでもあろう。
 このことの、大衆サイドからの責任追及の頓挫は、時間軸のズレとしても表現されている。即ち女郎屋の女将が、人間らしさを唯一残していた、マブを待つ心が支配する20年後と、トンネル工事が行われていて、若かりし頃の女郎であった女将に懸想する反乱組のリーダーの止まった時間の対比である。無論、物理的時間はそれなりに流れているのだが、この二人の時間の首根っこは止まり、片や権威として無意味な時間を過ごす女将、片や叛旗を翻すリーダーとして生きることに賭けた時を過ごすマブという、あからさまな人間的時間の矛盾を通して赤裸々なメンタリティーが描かれている。しょっぱなから最後まで、光の見えない作品なのだが、緊張の途切れることは片時もない。日本人の奴隷根性を嫌というほど見せつけてくれる舞台であると同時に、であるからこそ、日本的反逆への示唆をも秘める作品と言えよう。共謀罪発現迄1週間を切った。覚悟せよ! とマッポウと為政者が笑っている。
普通

普通

劇団時間制作

サンモールスタジオ(東京都)

2017/06/28 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく、泣けます。
泣きたい人には、おすすめです。
時間のある方は、是非、観劇してみてください。
素晴らしい作品となっています。

宇井孝司自作音楽朗読劇集「希望」

宇井孝司自作音楽朗読劇集「希望」

J-Theater

小劇場 楽園(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/06 (木)公演終了

満足度★★★

 日本で活動する所謂「アーティスト」は、政治と無縁なポーズを取りたがる。

ネタバレBOX

表現する以上、そんなことはあり得ない。孤高の表現者であるにせよ、それは狂気と接しているのであり、それ以外ではない。何故なら狂気とは純粋な錯誤であり、それを決めるのは己ではなく社会であるからだ。つまり狂気は社会的判断の結果である。
 何故、こんなことを書くかというと、当パンに再演に当たってのエクスキューズが書いてあり、其処に節度を越えたことに対する詫びが書いてあるのだが、今頃言っても何ほどの意味があろうか? 共謀罪施行迄、既に5日を切った。こんな時期に言い立てること自体にどれほどの意味があるのか? 自分には甚だ疑問である。遅くとも自民党が大勝した前回の国政選挙までに言っておくべきことだろう。この辺りの政治認識のズレが、これらの作品群を子供向けの物にしている。個々の表現のレベルが低い訳ではない。謂われていることが的外れな訳でもない。唯、そこには戦って来た者のみが持つ苦味や具体的闘争を経たくすみが無いのである。その点でお子ちゃま向けという感じの遠い作品という印象を持った。表現としてそれなりの質を保持しているだけに残念である。
Hexagram

Hexagram

アブラクサス

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/05 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ジャンヌ・ダルクに関してたいした認識はありませんでしたので、興味深く観させていただきました。
回想シーンが効果的に使われストーリーを解りやすいものにしており、心に響くシーンも随所に見られる、よい作品に仕上がっていたと思います。
真摯な作品作りの“劇宇宙☆アブラクサス”、次回の作品も楽しみです。

VAMPIRE

VAMPIRE

TEAM空想笑年

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリーが面白い!引き込まれましたね!ただラストはちょっと不満。しかし、これは続きがあるってことかなと・・・(それなら嬉しい!)続編に期待してしまう。作者にそういうつもりがないのなら、あえてリクエストしたい。それくらい面白い展開ではあった。が、いつもより人数が多い分だけ、役者レベルにムラが目立ったこと、同じく殺陣にも同じことがあり、少々イラっとした(見応えのある殺陣の時は体が釣られた!)。無駄な力みを感じる部分も多々。ぎこちなさを感じる部分も。逆に、限られた予算でも衣装(小劇場の弱いとこですね)頑張った感有り。しっかり登場人物たちの雰囲気が出ていた。毎回、同じ劇団か?と思うくらいいろいろな顔を見せる劇団、次回作にも期待したい。

さよならだけが人生か

さよならだけが人生か

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2017/06/22 (木) ~ 2017/07/02 (日)公演終了

満足度★★★★

背中を向け何も喋らず、取り立ててストーリー展開に貢献する言葉も吐かない人が舞台上にいる・・それまでの演劇の常識の埒外だったその態様を芝居上に成立し得たことで、舞台概念の拡張に伴う隙間に「自由」の風が吹いた。その時々に芸術には風が吹いて古い建物を揺るがす。ここ100年ばかりの演劇(に限らずだが)の進化=深化のめまぐるしさは、物質文明、科学技術の発展が人間に「違う風景」を見せつづけ、その速度を増した100年だからでもあるだろう。そして今なお人は「自由」を求めている。(「自由からの逃走」現象もあるが)
平田オリザの現代口語演劇のインパクトは今活躍するトップの演劇人に影響を与え、また多様な表現に貢献しているのは間違いないが、日常のリプレイ「だけ」が平田演劇かと言えば全くそうではなく、巧みに「自然なふるまい」の連なりの中にそれを仕込ませ、狙いでなくある遭遇や合致や統一がなされて感動が起きる、そのドラマ構造が作られている(ポストドラマに非ず)。それでいながら、「ドラマチック」を注意深く回避する形跡がある。
今回の作品はテーマ性は特になく、会話がただ続く。異なるカテゴリーに属する人間が遭遇し反応するダイナミズムや、別れの悲しさや出会いの輝き、またそれらが幻想である事への諦観に立ち返る笑いなども書き込まれているが、少々淡白で、無意味性が強い。初期作品だけにそこに意図があり気だ。だがその淡白さや無意味性そのものに感動する(自由を覚える)時代は過ぎたのではないだろうか。
観客が観ようとするのは作品のそちらの側面でなく、やはりドラマ性の方なのである。と、思う。
もしそこに青年団の味があるのだとすれば、それをストイックに、盛り上げずに、芝居を色付ける音楽は一切使わず歌ならアカペラで、語るタッチである。だがこのタッチは、背後に渦巻くドラマ性や感情があってこそ、落差のある表現によって真実を仄めかす手法に相当し、それによって観客を納得させる芝居になる。
今回の作が客にどう響いたかは分からないが、私は淡白さを覚えた。淡白が狙いならば当然なわけだが、群像劇らしく諸々こぞって迎えるラストシーンで、それぞれの人生がその時と場に交差しているというドラマ性はあるのであり、そこへと誘っておいての肩透かしなら、ドラマ性の成立がまず問題になる。そして肩透かしはオプションで、しかも今やネタバレだがら、「現代口語演劇」の時代的検証以上のものにならない。そうなるのは役者、あるいは役の存在感のバラツキのせいか、演出の問題か判らないが。
観客(私)と舞台との距離(座った席の問題)にも影響されたか、、考え中。 

先にぃ

先にぃ

劇潜サブマリン

シアター711(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/11 (火)公演終了

満足度★★★

舞台セットは中央で客席は二つに分けてあるサンドイッチ構造なつくり
某タクシー内移動中政治家さんのような
ハイテンションな台詞の応酬がメインの125分の作品

ネタバレBOX

話は労働階級の女の子が
愚図でドジで鈍間な亀・・・ながらも
権謀謀略によって意地悪な女社長などを退け
その地位を奪ったりして入り込んだ会社の頂点に立つも
結局自らも同じように陥れた人と同様の末路を辿る話

舞台中央に白線で描かれた線路があり
劇場の出入り口を左右に使って
客席を相対させたユニークな配置の舞台セットは
近さも感じるが
何というか独特の距離感あるなぁと
面白さを感じたですよ
RENT

RENT

東宝

シアタークリエ(東京都)

2017/07/02 (日) ~ 2017/08/06 (日)公演終了

満足度★★★★

この作品が初めて紹介されたときは作者が初日の前にエイズで亡くなったということが広報されて、その影響か全体に暗く、救いのない調子の舞台だった。時代を経て、今は、あの80年代を懐かしむ調子である。街中に放置された倉庫跡に集った青春、と言うネタば、日本の小劇場初期もよくやったものだ。そのままの染色工場の後もあったし。彼らが放逐されていき、それぞれが大人の生活を求めてと言うところもよくある青春ものの結末で、一人くらいはなくなって、一人は瀕死の中から生き返る。誰がそうなってもいいのだがそれらが青春回顧にうまくまとまって、今回はいわゆるミューカルスターは出ていないがよくまとまって甘酸っぱく見られる。お客の方はこれから伸びそうな役者を見つける愉しみもある。振り付けがシャレていると思ったらやはり輸入だった。動きがもう少し切れると良いのだが、歌の方はまずまずで、今までのレントの中では一番安心して見られたのではないだろうか。

ブリッジ

ブリッジ

サンプル

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ArtsChiyoda3331にて行なったワークインプログレス「ブリッジ」は、私には「完成度」高く、秀逸だった。場所も廊下の通行人が向こうに見える平場な空間で、「コスモオルガン協会」の集会を本当にこの場所でやってる臨場感が、むしろスリリングで、終始笑えた。
それを踏まえてのKAAT公演ははたして如何?という期待で観劇。もっとも3331で十分満足したので実は観る予定ではなかったのだが、時間が空いたのでスケジュールに入れた。古館寛治も見たかった。
3331上演版の何年後かの設定だ。同じく「集会」ではあるが、前半はメンバーそれぞれの「教祖」との奇妙な出会いエピソードが、回想式に描かれ、「モツコスモ」思想のさわりにも触れられる。そしていよいよ後半が、メンバーが椅子に座って並び、やり取りをする「現在」、3331版と同じ臨場感横溢せる時間がやって来る。
この部分の作りも、3331版が秀逸であった。設定を変えたことで幾つかのおいしい場面や要素を端折らねばならなかった事が窺えたが、大きな要素は「劇場」である事により、声も少し張らなければならないし、「芝居」的なイメージに寄らざるを得ず、「臨場感」の方は当然ではあるが減衰した。
コスモオルガン協会の思想の説明としては、やはり3331版のメンバーの奇っ態なやり取りに軍配が上がるが、KAAT版は、協会の内情に分け入り、歪な実態も露呈させて、具体的記述に踏み込んでいる。それにより、作者のカルトに対する否定的な視線が漏れ出ているようにも見えるが、最後はそんな判断の余地さえ与えないようなぶっ飛んだ奇怪な終わりである。今回なりの終わらせ方であり、まるで絶滅するはずの種がしぶとく生き残るかのような予感を残した。
つまり、作者はこの自ら生み出したモツコスモ思想に積極的に介入し、観客に思想の是非の判断を迫っている、かのような具合になっている。この思想の「プレゼン」をどう受け止めて良いのか、戸惑った客はいたかも知れない。・・いやいやこれはギャグですよギャグ・・と笑い飛ばせない何かが残るという。
恐らく創作の趣旨から言えばこのカルトに「否定」の評価を作り手が行なってはならず、しかしカルトの当然の帰結として危うさ醜さが露呈して来る・・しかしある思想や宗教的発想それじたいをみればそれが人間の財産になり得ないと断言する事はできない・・。このライン上に立たせて観客を迷わせること。その「狙い」に勝手に共鳴したような次第である。

Hexagram

Hexagram

アブラクサス

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/05 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★

いろいろと見てきたジャンヌ系の歴史ドキュメント等の追従って感が強かったかなぁ
なので自分的には普通・・・な感じに思えた作品でした

ずぶ濡れのハト

ずぶ濡れのハト

劇団未来

未来ワークスタジオ(大阪府)

2017/06/16 (金) ~ 2017/06/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

時代は流れ 替わって 繰り返す 大型ショッピングセンターへの危機感 反対運動 店員の動揺 頑張るぞー 一体感 反対運動が終わると 取り残される感覚の人 商品企画で頑張る人  季節が過ぎる 商品が変わる 忙しさ やがて暇になり ずぶ濡れのハトは、鼓舞して全力で飛んだ、もう飛べる力もないのに。 大丈夫って言ってくれたら、騙されて信じる 言って ほらまた少し信じたもの。 
 
「もう白旗け・・・     まさか これからや・・・    頼むぞいね・・・」
 
世代の違う人物 経験 記憶 それぞれの想い。 場転の照明 音楽で バタバタ感を出す。 建物のシャッターの音 雨音 音響照明が良い 天井が高いここの会場の舞台セットが現実感を出す 場転の時に変わるセールの商品ポスターが、季節感 時間の流れを出す。 どこにでもある、いつかまた時代がめぐる そして生きていく 普通に。 チラシのハトは色んな物にまみれて 足元は飲み込むような濃い青い色をしている もう力も残っていないのに鼓舞して飛べる事を信じて飛び立つ。 時間は普通に流れて 世代は変わり 忘れ去られ そしてまた普通に生きる。 ちょっとした顔の向き表情に心の模様を出す演出 演技力の高い役者陣 戯曲は南出さんの雰囲気が一杯 しばらく心がザワザワ モゾモゾ 久しぶりの南出節 良かった。 

みんなが、ずぶ濡れの鳩
 
もう白旗け・・・
まさか これからや・・・
頼むぞいね・・・

ネタバレBOX

時代は流れ 替わって 繰り返す 大型ショッピングセンターへの危機感 反対運動 店員の動揺 頑張るぞー 一体感 反対運動が終わると 取り残される感覚の人 商品企画で頑張る人  季節が過ぎる 商品が変わる 忙しさ やがて暇になり ずぶ濡れのハトは、鼓舞して全力で飛んだ、もう飛べる力もないのに。 大丈夫って言ってくれたら、騙されて信じる 言って ほらまた少し信じたもの。 
 
「もう白旗け・・・     まさか これからや・・・    頼むぞいね・・・」
 
世代の違う人物 経験 記憶 それぞれの想い。 場転の照明 音楽で バタバタ感を出す。 建物のシャッターの音 雨音 音響照明が良い 天井が高いここの会場の舞台セットが現実感を出す 場転の時に変わるセールの商品ポスターが、季節感 時間の流れを出す。 どこにでもある、いつかまた時代がめぐる そして生きていく 普通に。 チラシのハトは色んな物にまみれて 足元は飲み込むような濃い青い色をしている もう力も残っていないのに鼓舞して飛べる事を信じて飛び立つ。 時間は普通に流れて 世代は変わり 忘れ去られ そしてまた普通に生きる。 ちょっとした顔の向き表情に心の模様を出す演出 演技力の高い役者陣 戯曲は南出さんの雰囲気が一杯 しばらく心がザワザワ モゾモゾ 久しぶりの南出節 良かった。 
 
チュンチュン チュンチュン 長椅子に女性が寝ている 扇風機を切る あっ 何寝とん 店長早ない ヨリタカ君大丈夫 おばあちゃん子 つるぎに大型店舗 ヤバイな もう白旗け 店長一年 うち20年 もう出勤ですか 会計 間違いの修正 精肉 やっとチーフ 25年目 前の旦那 スープの冷める距離 前の旦那 頻繁に シャッター空ける 雨 朝礼 マルエイ鳥越存続の危機 皆さん力を合わせれば チーフは緊急会議 エイエイ おー //(シャッターの開く音 照明が良い) 惣菜コーナーにて。マルエイ 自慢 ビックリカツ丼ミニ、これどう 丸ごと菊天ハーフ 何か考えた なめこ牛丼 暑い チーフ会議 めいちゃん来月からサブチーフ 納品 今週 先輩から 恥かいた 納品 レジ打ち 1人休む いいよ レジ打ち 早い 朝採れなめこ牛丼 とある朝 久保さん ちょと話 増田ちょと仕入多すぎた ありえんぞいや 顛末書 これ見て 直った 携帯忘れている 預かる。// ちょとダム行こう 話したい 疲れた お疲れ きぬちゃんダム行かへん 何処まで 寂しいんや わからん なんで 夜中にダムか解らん。久保さん 佐野さん 開いていた携帯 見た Hが多い うちの計りじゃむり メジャーがいる。ハムスター買い換えた 手術2万 買い替え2万。ガラケイでいいがや。マルエイと俺 どっちが、遊ぼうぜよ。カッコ良く成ったら。社長が言うてた、なんで佐野さん。本店ととりごえ店の受け番で助けてもらってます。店長 徹夜ですか すいません 守るのは、私の仕事 不安にさせて すいません。(場転 目まぐるしく変わる日々を織り混ぜる 照明 音楽 セット変換の役者 // あかん 鳩に餌さ 生態系 クレーム。// うちのじいさん ショッピングセンター 楽しみにしている うちからすると 店長すら危機感無い ホーホーホホ ・・・ パンを丸めて投げる パタパタ・・・ //上積み なめこ牛丼 売れている。会議の為の会議 すごい 店長がチーフを呼んでいる。振興会会長が来ている うちは はずれて エイエイオー 取り残されて ショッピングセンターから誘われた。鳩のクレーム ミカサ屋 お茶 奢って下さい レジ勝った 八木さん 増田さんと付き合っている いいや ちょっと 嬉しそう 鳩に餌をやる 絹川 // 運動会来てたやろ ヨリタカ気付いてた チーフ下ろして めいちゃんおるやろ 材木屋の社長に 止めんがや 止めとる。坪井さん凄い おやじさんマルエイに殺された様なもん 大き成ったな。マルエイ出来た頃 商店街がつぶれた ぶつくさ言わんと働け。おれも思いますわ そんな 何処まで 唐揚げ美味い レジ早い 規格外の新人。辞める 時給100円高い チーフ候補 止めんがや。止める 送迎バス出る うちら ぬるま湯 ユニクロ ケーズ 凄い 淘汰されるべき店 止めてみて下さいよ 止めんといて。言えませんよ 急に言われても。大変ですよね 店長。まだ決まった訳じゃ無い。パソコン 増田から 朝練 トルルル 坪井です わざわざありがとうございました 坪井さん うち辞めます ショッピングセンターへ行きます 泣いてます。店長しらん バタバタ・・ 他にも居るんやろ 増田がいじめたから 落ちたんですか 悔しかったんやて 久保さんが通ったの ずぶ濡れの鳩が飛んだ 飛べると言う確信。現実を見せつけないで下さい 自然の摂理 でも私はもう少し あの鳩が飛姿を見ていたい。// 日が変わる スローガンが変わる。 坪井さん、何故同じリアクション 私の全力 受け止めてくれない 閑古鳥 10 20 匹 バーベキューセット 売れる。ユニクロ率 高い。久保さん おるかな エアコン 店長の自腹 ピ・・・ 気持ちいい 最新機種やけな // 場転 // チュンチュン シャター ガガカカーー--。ヨリタカのランドセル 3つ。オープン 来店 ライバルちゃう なんとか成ると思ってた? 全力で 白旗 うん。 振るの。 うん 本店 数日で鳥越から撤退 9月27日日 噂は去年9月 店長は船長 言うてみ 大丈夫やって 言うてみ。  大丈夫やほら見てみ ちょっと信じてもた。どうしよ 仕事 お母さんの部屋 掃除した ランドセル趣味悪い ドラゴンとか ヨリタカ絶対 好きやわ
 
みんなが、ずぶ濡れの鳩
 
もう白旗け・・・
まさか これからや・・・
頼むぞいね・・・
『あゆみ』『TATAMI』

『あゆみ』『TATAMI』

劇団しようよ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/06/01 (木) ~ 2017/06/05 (月)公演終了

満足度★★★

=思い出し投稿=
アゴラで柴幸男作品とは普通に期待が膨らむ。だが、作者本人が冒頭で登場、彼の発案による男ばかりの「あゆみ」上演・・とは私の勘違いであったがしかしそう取って無理のない作者の贅沢なプレゼン付公演の、さて中身は。。他投稿にいまいちな反応があったが、同様、「試み」の難度に比べて俳優の「考えてなさ」に「おいおい」と、つい突っ込みが。
苦あり楽あり切なさあり、失望と妥協と諦観と・・諸々を飲み込んであゆみ来たった人生を俯瞰的に再生したときに訪れる感興が、「あゆみ」の魂であるところ、戯曲の持ち味を有難く再現するというでなく平然とスルーしている、かに見える。まるで体操競技の段取りをこなすスポーティな演技?要は言い方はきついが無神経な演技(実のところは、単に力量の足りなさ、なのだが)が目につく。それは、男が演じることの困難さと、どう折り合うかについての、思考を諦めた感じなのだ。
少しやれる役者は、「女性」性の役柄と齟齬がない線を辿れていたが、それで少しばかり芝居が見えてきたとして、しかし物語は既に折り返し地点を過ぎた頃。
しかも最後、再び作者が登場し、最初彼が役者らにやった「いじり」インタビューを逆転し、作者を質問責めにする。この部分だが、作者がこの集団に対し「趣向」として書いてプレゼントしたものなのか。・・だとしたらあまり成功しておらず、残念感が残る。もし、劇団からの申し出だとすると、おいおい。趣向でごまかせた気でいるなら大間違いだ・・と野次の一つを飛ばされて不思議はない。

酷評であるが、うまく行かなかったにしても、何に挑戦し、敗れたのか、その動機の部分が見えなかった事が、問題な気がする。(というより、「男だけのあゆみ、面白いでしょ」という動機一色だったのではないか、そう想像すると寒いものが走る。)
役者たちは真面目にやっていたので、☆は3つ。

普通

普通

劇団時間制作

サンモールスタジオ(東京都)

2017/06/28 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的な原作・脚本で、涙が止まらなかった。
月に2本程度観劇しているが、最近では一番感動した秀作。
演出とキャストに賛辞の言葉を送りたい。

VAMPIRE

VAMPIRE

TEAM空想笑年

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

たった今、 TEAM空想笑年さん初観劇をタップリと楽しんできました!そのストーリーはまさかの展開で壮大なファンタジーでした。すごかったなーよく2時間のお芝居になったものだと感心してしまいました。連続ドラマをワンクール見終わった気分になりましたよ!次回作はクリスマスシーズンのハートフルコメディとか。それも TEAM空想笑年さんならどんなエンタメになるのか楽しみですね!期待してますよ。

Hexagram

Hexagram

アブラクサス

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/05 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/05 (水)

座席1階5列

劇宇宙☆アブラクサス『Hexagram』OFF OFFシアター

ジャンヌダルクの人生を関係者の回想を元にドキュメンタリータッチに描いた作品
当パンの資料をはじめ実直な作品作りに好感が持てました
観劇後、Wikipediaなどを軽く読み漁ってみた感じでは史実どおりの展開だったようです
とても勉強になりました

あと、スタッフさんの対応がとても良かったです

ミュージカル「ソーォス!」KARATE MUSICAL「SAUCE」

ミュージカル「ソーォス!」KARATE MUSICAL「SAUCE」

(株)ユアストーリー

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/13 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/06 (木) 13:00

元気の出るミュージカル。この作品で描かれているソース会社の社長の本物が見に来ていて、最後に紹介されてビックリ。

Y FUTAMATA

Y FUTAMATA

ロ字ック

下北沢ライブハウス 近松(東京都)

2017/07/04 (火) ~ 2017/07/07 (金)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/06 (木) 16:30

ライブハウス公演で、しかも、主宰にはロックとの接点がたくさんあるので、もっとロック色の強い作品を期待してたんだけど、ちょっと肩透かし。でも、ロ字ックならではのスパイスと毒の効いた3つの小作品を堪能。1番目の小野寺ずるひとり芝居が、イッちゃってて特に秀逸でした。

穴熊

穴熊

劇団龍門

シアターシャイン(東京都)

2017/07/05 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/05 (水) 14:00

社会派の舞台でした。色々と交錯し過ぎて、最初は訳が分かりませんでしたが、最終的には、伝えたい事は分かった(?)気がしました。人それぞれだとは思いますが、個人的には、もっとストレートに伝わるストーリーの方が良いと思いました。が、見応えはありました!役者さん達の熱演は良かったです。

Hexagram

Hexagram

アブラクサス

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/05 (水) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ジャンヌ・ダルク…世界史、特に欧州の歴史を学ぶ時、必ず聞く人物の名前であろう。歴史に名を刻んだ人物であるが、活躍した期間は短い。それでも600年以上前の異国の出来事に登場する名前は多くの人に知られている。

物語はジャンヌが神から啓示を受けて、オルレアンの地からイングランド軍を撤退させるが、味方の裏切りで敵に捕らえられの後…。ジャンヌを知る人達が集まり回想するところから物語は始まる。

欧州史に刻んだ出来事であるが、この公演ではその歴史的背景よりはジャンヌ・ダルクという人物に焦点を当てたヒューマンドラマとしての印象が強い。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

ほぼ素舞台。下手にクルスを模ったオブジェ…透明な箱に入った鑑賞花、その箱をクルスの形のように組み合わせ飾ってある。
百年戦争(当日パンフで概要の説明あり)最中、突如として神の啓示が”聞こえた”少女が窮地にあったフランスを救った。戦争に至った政治的背景などは、役者の台詞で型通りに説明されるが、むしろ少女の信仰、信念および慈悲といった人間的な描写が中心になっている。登場人物はわずか5人。ジャンヌ(羽杏サン)を除いた4人の回想とジャンヌ本人の行動を交錯させ、主観・客観という異なる立場で見せる。だだ、ジャンヌ火刑から22年後であり、もともと好意的な人々の集まりであることから、ジャンヌの気持に同情、同調しているかのよう。
そしてジャンヌが”啓示を受けたことを表す 羽杏サンの激しく踊る姿が神々しく思える。そんな表現が相応しい圧巻のシーンである。神と人との関係性を実に上手く見せている。
また演出として、社会・政治的な背景を最小限に描き、人間ドラマに重きを置いたことで物語を分かり易くしていたことに好感が持てる。

最近の日本の状況...特に平和、平穏を脅かすような法が次々に成立している。そんな時だからこそ、”聞こえる”に呼応した”声を上げる”ことの大切さを感じざるを得ない。昔のそれも異国の出来事として傍観するだけではなく、今の日本を考える上でも観応えのある公演であった。

個人的な好み...些細・卑小なことであるが、クルスが花屋の「飾り物」のように見えてしまう。公演全体は笑いを封じ一種の硬質感を醸し出している。その雰囲気に対しクルスが華やか過ぎるような...。照明によって流血の赤、未来輝く白などへ変化できるような素材が相応しかったと思うのだが。

次回公演も楽しみにしております。

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