満足度★★★★★
時代は流れ 替わって 繰り返す 大型ショッピングセンターへの危機感 反対運動 店員の動揺 頑張るぞー 一体感 反対運動が終わると 取り残される感覚の人 商品企画で頑張る人 季節が過ぎる 商品が変わる 忙しさ やがて暇になり ずぶ濡れのハトは、鼓舞して全力で飛んだ、もう飛べる力もないのに。 大丈夫って言ってくれたら、騙されて信じる 言って ほらまた少し信じたもの。
「もう白旗け・・・ まさか これからや・・・ 頼むぞいね・・・」
世代の違う人物 経験 記憶 それぞれの想い。 場転の照明 音楽で バタバタ感を出す。 建物のシャッターの音 雨音 音響照明が良い 天井が高いここの会場の舞台セットが現実感を出す 場転の時に変わるセールの商品ポスターが、季節感 時間の流れを出す。 どこにでもある、いつかまた時代がめぐる そして生きていく 普通に。 チラシのハトは色んな物にまみれて 足元は飲み込むような濃い青い色をしている もう力も残っていないのに鼓舞して飛べる事を信じて飛び立つ。 時間は普通に流れて 世代は変わり 忘れ去られ そしてまた普通に生きる。 ちょっとした顔の向き表情に心の模様を出す演出 演技力の高い役者陣 戯曲は南出さんの雰囲気が一杯 しばらく心がザワザワ モゾモゾ 久しぶりの南出節 良かった。
みんなが、ずぶ濡れの鳩
もう白旗け・・・
まさか これからや・・・
頼むぞいね・・・