最新の観てきた!クチコミ一覧

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1000年の恋

1000年の恋

劇団「劇団」

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★

まず、爽やかな劇団という印象です。全員が脚本も演出も出演者も一生懸命さが伝わってきます。まだ若い皆さんですから、これからが楽しみです。

サスペリア

サスペリア

A.R.P

千本桜ホール(東京都)

2017/08/23 (水) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

4本のサスペンスオムニバス。それぞれがソコソコ面白く構成されていて楽しめる。
しかしソコソコが残念。全てにおいて短い時間に収めるべく集約するので、ちょっとした辻褄、動機、必然性が薄れ、物語の進行の為の動機づけに終始してしまった。
「フェザーバランス」などの学園サスペンスは面白さをもっと引き出せる気がするので、出来れば60分くらいのお話に膨らませると見応えが増すような気がします。
役者さんは面白く個性あふれる方が揃っていて楽しかったです。
次回作はどんな形になるのかまた楽しみです。

『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』

『楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-』

劇団 演劇らぼ・狼たちの教室

black A(東京都)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇好きな方なら一度は観た事がある名作「楽屋」。
それぞれの団体、演出のカラーがはっきりと表れる作品。
「狼たちの教室」バージョンはストレートに面白かった。
OP/ENDの灯も印象的で女性らしさの現れる演出。

ネタバレBOX

ただチョット残念だったのは、スタジオの平場の客席だったので
低めの動きや演技は後方のお客さんに見えずらかっただろうと思う。
幸い最前列でしたが…。
なるべく手前の動きを無くし舞台後方を使うとか、
メイク台もハイチェアを使って高くするとかの配慮があっても良いかも。
202

202

演劇ユニットZANNEN座

OFF・OFFシアター(東京都)

2017/08/24 (木) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★

空間を区切るラインの色分けが、最初はうまく伝わrなかったが
話の進展で判り易く呑み込めた。
マイムも上手く空間的な室内外はうまく演じられ、
時系の移動なども上手く演じられていた。
女同士で係わる心内の核心が今一つつかめず少々残念。
でも物語自体は面白く楽しめた。

すずめのなみだだん!

すずめのなみだだん!

やみ・あがりシアター

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

題名の意味が解らず、観劇。そして、納得とその出来の良さに満足!話のつながりが実に上手い!後から何度も“おぉ”と思わされたり、ストレートな表現が嫌味なく感じられる。出演者もとても自然体で、なおかつ皆がイキイキとしていて、魅力的だった。初めての劇団だが、大当たり!と間違いなく言える。

笑顔。(すまいる)

笑顔。(すまいる)

劇団光希

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

 東京近郊(とはいえ東京駅から電車を乗り継いでたっぷり100分ほどだから芝居1本分の尺)にあるうどん屋の名店「たまや」の名物おかみ、アキの顔色が最近、優れない。周りは注意しなけりゃ、とそれなりの配慮を促すのだが、頑固で自分の仕事に自信を持ち、しっかり者と自他共に認めるアキは、ちょっとした会話の行き違いも冗談を装ってやり過ごす。然し(少し追記9.9 更に追記9.19)

ネタバレBOX


事態はそう甘くは無かった。還暦を迎え誕生を祝って貰った翌朝、アキは、皆の前で頓珍漢なことを言いだしたのだった。この日は冗談だと言い張り、一応の収まりは着いたのだったが、その後もアキの言動がおかしかったり、食事を摂ったことを忘れて食後間もなくまた食事の準備をしたり、自慢の饂飩作りで味が悪くなったりと兆候は誤魔化しようがなくなる。偶々、近所の病院に転院してきた脳神経科の女医がこの店の饂飩が気に入ってしばしば立ち寄るようになって居た為、皆の説得もあって受診することになったが、若年性認知症と診断されてしまった。
 高齢化が進み、日本の現代社会で、認知症の家族・親族を抱える家庭は多い。実際、どの家でもその家系に認知症になった人が居ないというのは珍しいだろう。認知症の主たる症状は、兎に角、忘れる、ということだ。丁度、耳の上辺りにある海馬と呼ばれる部位が記憶を司る中枢なのだが、この部位に縮小が起こったり、脳全体が委縮することで起こる。他人事ではない認知症の進行と、患者が自分の誇りを傷つけられることを恐れる余り、様々に取り繕ったり、素っ頓狂なことを言いだしたり、財布の置き場所を忘れた結果、出会った誰彼を泥棒扱いしたり、他人は愚か家族の顔も見分けられなくなって、家族の方が傷ついたり、徘徊を繰り返すようになったりと、兎に角、独りにさせておけないので、家族の誰かが必ず家に残っているか、施設に預ける外に道が失くなってしまう為、家族の心理的・経済的負担も並大抵ではない。
 一般的には以上のようなことが言える訳だが、その辺り、光希らしい内容になっているのは、アキの周囲が極めて温かく彼女を見守りサポートする姿が描かれているからである。忘れっぽくなったとはいえ、アキの人を見る目の確かさがスワ食い逃げ! と疑われた時にも、また詐欺に引っ掛かって店を失うという懸念が生じたときにも結局は見込まれた客の善意が返ってくるという展開で終息する。同時に彼女の認知症は増々進行し徘徊や、夜中に天麩羅を揚げだしてぼやを起こすなどが入れ子細工に演じられるので、観客は、展開に引き付けられ飽きることがない。またここで描かれることが、人を信じることの強さ・尊さに繋がってゆくので、庶民の生活感覚を伴いつつ描かれる顛末の温かさ、優しさが心を撃つ。光希劇団員の他、客演の役者陣も力のある役者が多く脚本、演出、演技もバランスが取れている。舞台美術もしっかり作り込まれ、ぼやのシーンでは屋台崩し迄表現してあったのもグーだ。無論、音響・照明の効果も良い。
学園恋愛バトル×3!

学園恋愛バトル×3!

劇団だるめしあん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/09/07 (木) ~ 2017/09/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/07 (木) 19:30

価格2,700円

前半2編は話の軸となるモノと語り口がそれぞれ一致し、3編目は去年よりも終盤の展開がずっと沁みて感じられ、そして配役が見事にハマって会場の特徴的な使い方も巧みで愉しかった。

ネタバレBOX

1編目の「ムラサメ」(20分強)は伝奇的文書、2編目の「親指姫」(30分弱)は童話がモチーフ的に使われている(後者はちょっと違うが)が、文書を読み上げたりストーリーテラーの口調が童話風だったりで雰囲気を醸し出しているのが上手い。
3編目「絶対恋愛王政」(45分)終盤の、対立が激化した末の対話から自らを顧みて反省し相手も認めるという展開に前年以上に「大切なことだなぁ」と感じいったのは某国の暴挙を巡る昨今の世界情勢によるものか。(真顔)

出演陣も役にハマっており、しかも複数の作品で異なる役どころなのに「あー、この人、こういうキャラに合ってるな」と思わせるのがスゴい。

会場入口側から奥へと連なる「全体が花道」のような意匠の舞台は一目見て「そういうことね」と意図がワカるだけでなくその細長さを利用した場の見せ方も効果的。「あそこ」を使うことや「あのシカケ」も良かった。
「振り子時計物語」「The Last Snow 雪女物語」

「振り子時計物語」「The Last Snow 雪女物語」

劇団暴創族

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/09/07 (木) 19:00

座席1階K列

価格4,800円

無題2132(17-135)

19:00の回(曇)。

18:25会場着、受付、ロビー開場(お花がたくさん)、18:30開場。

公演3日前に予約したので座席はかなり後方ですがまずまずよく観えました。

「The Last Snow 雪女物語」、千葉亜弓さんが出るので観に来ました。

暴創族を初めて観たのは「振り子時計物語(2013/11@笹塚)」、本作で4作目。

千葉さんは、TOKYOハンバーグ「口紅を初めてさした夏(2012/8@ワーサル」あたりからだと思います。

舞台は、横広にペンションのロビー、真ん中に大きなストーブと配管、上手に階段、テーブルとソファ。

18:55/19:02前説(アナウンス120分)、開演~20:59終演、役者さんとの面会はロビーにて。

小泉八雲の「雪女」は青空文庫で読むことができます。数分で読みきってしまうショートショートのような作品。

原作の深深とした冷たさと現代のコミカルなシチュエーション(親子、学生、おとな)とが巧く織り込まれていたように思います。

一部セリフ(会話の内容)が聴き取れない(←演出)部分があるのもいい雰囲気。ふだん観ないようなお芝居ですが、終演後もだいぶ長く余韻が残りました。

さよならだけでは人生が、

さよならだけでは人生が、

みけねこ企画

絵本塾ホール(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/09 (土)公演終了

満足度★★★★

特に舞台装置がほとんどないけどその代わり270度、どこから、見ても問題なく観劇出来るようになっています。内容的には心理描写がいろいろあって面白かった。

笑顔。(すまいる)

笑顔。(すまいる)

劇団光希

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

先ず、劇場に入って驚いた。うどん屋のお店のセット、丁寧に作られている。小劇場では、ほとんどセットらしいものがない舞台もよくある。そこで「ほっこり」。女主人が認知症を患う、今、現実的な家族の話。詳しいストーリーは観て下さい。個性的な俳優が舞台を盛り上げ、ダンスもあったり、暗い話なのになぜか「ほっこり」。そうか、どこにも「悪人」はいない。このような舞台を作った作者、脚本家の優しさを感じた。今回、劇団のメンバーも大きく替わったらしい。脚本担当も初めての人。色々な意味での再スタート。でもこの「ほっこり」感は劇団の大切な柱だと思った。

星屑バンプ

星屑バンプ

THE CONVOY

博品館劇場(東京都)

2017/09/07 (木) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

コンボイメンバーのお二人が今回出演していない理由は分かりませんが、おじさん4人と若者4人でバランスが良かったです。「新タイムトンネル」の勢いが戻ってきたみたいな感じでした。

ネタバレBOX

思わず涙していたのはきっと古くからのファンのみなさんと見受けました。
すずめのなみだだん!

すずめのなみだだん!

やみ・あがりシアター

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

申し訳ないことに体調今イチの状態で劇場に向うことになってしまい、中に入ればBGMが正直なところ自分の苦手なタイプの曲だったりで、始まるまでは今日はあまり楽しめないかもと思っていたけど、いやー、面白かった。終わった頃には気分もよくなっていたので、これはヒーリング効果だったのか。

売春捜査官

売春捜査官

稲村梓プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2017/09/05 (火) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回目観てきました。初日独特の緊張感、かたさがとれ、とても素晴らしい舞台でした。余韻がとても心地よく、そんな舞台あまりないです。

ネタバレBOX

木村伝兵衛が放つマジビンタがとても気持ちいいぐらい綺麗に入りウケました。佐藤竜さんの熱量は半端なく、それを受け止めかえす和興さんの演技は本当に凄い。この座組みはバランスがとてもいい!日替わりのシーン
初日ゴリラ、今日は歌舞伎で大見得を切りました。
ハッピーママ、現る。

ハッピーママ、現る。

艶∞ポリス

駅前劇場(東京都)

2017/09/07 (木) ~ 2017/09/11 (月)公演終了

満足度★★★★

笑いとドラマのバランスが絶妙。8月に観た同じくPTAを題材にした某劇団の作品より断然こちらが好み。

今日が来る

今日が来る

水越朋

gallerySHIMIZU(神奈川県)

2017/08/27 (日) ~ 2017/09/01 (金)公演終了

満足度★★★★★

間近の照明といい、外の使い方といい、見とれた。

ハッピーママ、現る。

ハッピーママ、現る。

艶∞ポリス

駅前劇場(東京都)

2017/09/07 (木) ~ 2017/09/11 (月)公演終了

満足度★★★

毒の量に対して爆迫力が弱め、もっとドカーンと行ってほしい。

北斗の拳 ‐世紀末ザコ伝説‐

北斗の拳 ‐世紀末ザコ伝説‐

CLIE

シアターGロッソ(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★

う~ん 「北斗の拳」でも・・原作よりもアニメの方のファン層狙いかなぁ

あまり原作を知らない客層には不親切かねぇ
2時間引っ張るには
こうもっと構成とかに力を入れた方が・・とか思えた舞台でした

アンケート記入をうたっていても出口後に
スタッフも回収BOXも置いていない・・・抜けてる~わねぇ・・・・

アフターに舞台の花となってた女性グループさん=”A応P”が中心のトークあり
(健康美のおみあし・・が素敵な方々でありました(眼福眼福(^-^)

ネタバレBOX

キングおぶザコの”ジャギ”さまも出てくるけど・・
漫画化とかもされていたジャギ様のイメージは無いなぁ・・と

藤子不二夫先生の描いた”SW”帝国側の兵士の漫画とかの方が
ザコらしさ出てたし・・・・
アニメSDガンダムでの”ザコブッシー”の掛け声とか
本当のザコ感はあまし表現できてなかったかなぁと

裸身をさらしてくれてるキャストさんの中で
見事にシックスパックさらしてる方が1~2名と少な目だったのも
何か残念感が強まったかなぁ・・・・・

動画の投影とか頭上に輝く北斗七星の明かりの下に
見事に自己主張する青い回転灯の”死兆星”とかは受けましたが・・

OP・EDで千葉繁氏の歌がカッコよかった・・バク転はもう出来ないかなぁ
して欲しかったが・・衣装も凄かったしなぁ
ナレーションがメインではあったんで
何かザコと掛け合わせて「うる星やつら」のメガネを思い出したわ~
(我ながら古いなぁ・・・(^-^;)

「ひでぶっ!」と叫ぶと舞台後方に影で身体の破裂シーンの動画が投影され
台上の役者さんは懐から出した三角巾を額につけて静かに退場という
やられ方をいたしました~(^-^)

ヨシモトの”キャベツ確認中”さんが作中で物販CMしてました

遠方よりのお客さんイジリで静岡→岡山→小笠原という遠方決着されました(^-^)
舞台上に左右で15席×2ほどのエキサイティングシートあるも
結構客席通路に出ての小芝居も多かったです
ミュージカル「しゃばけ弐 ~空のビードロ・畳紙~」

ミュージカル「しゃばけ弐 ~空のビードロ・畳紙~」

CLIE

紀伊國屋ホール(東京都)

2017/09/02 (土) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★

原作も~ラジオ・TVドラマも~何も知らずに観劇
楽しい時代物+妖怪ものって感じに歌がつくミュージカル仕立て~♪

客席通路なども楽しく使って
なかなかに明るい舞台なのですが
何となく いろいろ薄いかしら・・・と思えたです

個人的には「夏目友人帳」の方が好みなんだなぁとか
頭をよぎってしまいました

森のキツネさんとか
屏風のぞきさんとか楽しいキャラでしたがねぇ・・

女性客多かったです9:1ぐらいの男女比っす

2時間10分ほどの作品っす

ネタバレBOX

ビイドロの根付とかのエピソードは
根付を光らせたりと見た目も話も涙腺が緩みそうな感じでしたが
「夏目・・」の方が涙腺崩壊させてくれたなぁ・・とか思えたっす
さよならだけでは人生が、

さよならだけでは人生が、

みけねこ企画

絵本塾ホール(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/09 (土)公演終了

満足度★★

群像劇であり いろいろと出来事が
それはもう結構 劇的な感じのが出てくるのだが・・・
何というかヒトゴト風で肌に感じられるようではなかった
情報の伝え方に熱量が不足していたのでは?
と感じた1時間40分の作品

まぁ劇場の場所的に墓参りと「君の名は」のロケ地見れて
お岩さんの神社(2つあった・・)とかも足をのばせたので
我得な感はあったです(^-^;)

ネタバレBOX

高校時代の同級生 倫理のオカダモンド先生とJKが心中=結果先生のみ生き残り
スピリチュアルな伝道者・ベストセラー作家となる・・
成人式で集まり
また同級生の結婚式で苛められてた子が苛めてた子らを刺殺する話・・・・
ゴーリキアカネ女史の登場と後に姉妹と仲良くなるのは面白かった
箱庭のトリレンマ

箱庭のトリレンマ

9-States

小劇場B1(東京都)

2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルのトリレンマは二者択一ならぬ三者択一という意味。登場人物3人の視点から同一場所・同一時間帯を眺めた物語。何度も繰り返されるシーンは、説明にある通り、友人を助けようとする行動とその時々に微妙に変化する状況に対応している様を表現している。誰の視点で、時間のどの瞬間へ戻っているのか見極めるのが難しい。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

舞台は、某公園(箱庭のイメージか?)。そこに集まるボランティア集団の人間関係をシュールに描く。中央に段差を設けたサークル(円形ベンチのイメージ)。公衆トイレ、ゴミ箱、自動販売機、ベンチ。周りはレンガ壁で、蔦が巻き付いている。両サイドにモニターがあり、日にちが表示される。これによって現在を知ることが出来るが、物語の展開の中で知る(判断)には難しい。

小学生時代からの友人であるが、性格は異なり互いの欠点を言い合っている。現在でもボランティア活動を通して関係は続いている。しかし殺意を消し去ることが出来ず、夢か現か幻か…その立ち位置が判然としない。さらに殺害を止めようとしている別の友人の行動は、殺害を阻止したのか実行されたのか、その識別も難しい。3者三様の思いと行動が交錯し、同じような場面の繰り返しが冗長に感じることもある。

ジレンマ(両刀論法)がその選言的前提において二つの選言肢を有しているのに対し、三つの選言肢をもつ。三人がある選択を迫られて窮地に追い込まれていることは十分分かる。人間関係…議員の息子、ボランティア組織の副会長だが、実質的なリーダー。一方肩書きだけの会長で、特に取り柄のなさそうな人物。この両者が相手の性格を罵りながら行動を共にしているという不思議さ、人間関係の妙を思わせる。
また、人間の本音…厭らしさ、偽善(ボランティア)、エゴ、自己肯定または否定などがむき出しになっている。

人の類型を表現しつつ、もしあの時…という仮定の話は、その時点で状況が変化することによってその後の状況も変化する。その違いが劇的であればあるほど面白いと思う。しかし、行動(行為)と結果の因果関係が少しずつ違ってくるが、それは表層の見た目だけ。状況の変化は、逆にその人間の本質(性格)へ迫る(問う)ものが見られれば…その点が少し残念に思った。

次回公演を楽しみにしております。

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