満足度★★★★★
先ず、劇場に入って驚いた。うどん屋のお店のセット、丁寧に作られている。小劇場では、ほとんどセットらしいものがない舞台もよくある。そこで「ほっこり」。女主人が認知症を患う、今、現実的な家族の話。詳しいストーリーは観て下さい。個性的な俳優が舞台を盛り上げ、ダンスもあったり、暗い話なのになぜか「ほっこり」。そうか、どこにも「悪人」はいない。このような舞台を作った作者、脚本家の優しさを感じた。今回、劇団のメンバーも大きく替わったらしい。脚本担当も初めての人。色々な意味での再スタート。でもこの「ほっこり」感は劇団の大切な柱だと思った。
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2017/09/08 06:16
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2017/09/12 23:55
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今回いわゆる「悪役」というのは存在しませんが、それでも家族たちはケンカばかり…
良かれと思って言った言葉もひとを傷つけてしまうこともある。そんなドラマでした。
セットは、舞台監督が作ってくださったものに、出演者たちが心を込めて飾りつけをし、完成した力作です。
こうして「たまや」に関わる人たちの愛にあふれた素晴らしいお店が出来上がりました。
「ほっこり」していただけて、とてもうれしいです。ありがとうございました!