
犬神家の反則
演劇ユニットちょもらんま
北池袋 新生館シアター(東京都)
2017/09/28 (木) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めての劇団さんでしたが、好みの探偵物で楽しめました!犬神家大好きなんで、いったいどんな風になるのか興味津々でした。色々と横溝作品へのオマージュが散りばめてあって面白かったですね!欲を言えばもっとサスペンス風とかコメディ風とかに振り切っても楽しめる役者さん達だったと思いました。良かったです、雨の中出かけた甲斐がありました。仕事終わりにふらっとまた観たくなりました。シリーズ化しても観に行きますよ!是非!!

33の変奏曲
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/08 (日)公演終了
満足度★★★★
芸術作品の謎を解くミステリだ。物語は、なぜベートーベンが、楽譜業者から提示されたつまらない主題から33もの変奏曲を書いたか、という謎だ。この謎を物語の軸に、老いやさけがたい病、人生を賭ける使命喉を織り込んだ芸術作品裏話ものである。このジャンルの芝居には名作も多く、並行して上演中の「アマデウス」や先に公演された「謎の変奏曲」は、芝居としてもよく出来ていて再演を重ねている。この「33の変奏曲」も再演だが、先行上演は黒柳徹子のコメディ・シリーズだ。改めて新劇団の老舗でもある劇団民芸が後追い再演をするからには演劇的な面白さの新しい発見があるかと思うと、それが案外薄い。看板女優?の樫山文枝が謎を解く現代の音楽研究者、西川明が過去のベートーベンを演じ、難病に苦しみながらも家族に支えられこの謎に挑む現代の研究者の苦闘と、楽譜業者や意に染まぬ秘書に囲まれて老いの中で聴力を失うベートーベンの自らの音楽追求が交錯して描かれる。なぜこの変奏曲が成立したかと言う解説としてはよくわかるが、芸術にかけた老作曲者の情熱や、難病と闘いながら遂にその情熱に行きついた研究者の足跡から、永遠に残る芸術作品の輝きやそこに賭ける人間が見えてくるかと言うと、そこは型通りだ。この戯曲もとはジェーン・フォンダの最後のブロードウエイ復帰で上演された作品(09年)だそうで、もともとスター・ショーの戯曲なのだ。脇役も、生真面目にやるよりは芸人風の方が面白いのかもしれない。民芸の俳優も、演技の度合いを測りかねて活気がない。
結局、一番舞台で目立つのは中央の紗幕の中で、全33曲の曲をピアノ生演奏するピアニストと言うことになってしまう。この音楽が気持ちがいいのか長年の民芸ファンらしき隣の席の老夫人はほとんど眠っていた。

ニコニコさんが泣いた日
演劇企画ハッピー圏外
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2017/09/20 (水) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

『ZigZag 〜人生怪盗ノ話〜』
劇団コスモル
OFF・OFFシアター(東京都)
2017/09/21 (木) ~ 2017/09/25 (月)公演終了
この公演で一番良かったのは入場から開園までの時間。
それよりも良かったのは劇場へ行くまで。
晴れ渡った週末の下北沢は賑わい、夜風も実に気持ちよい。
自然と足取りも軽くなる。
そして終演後、帰りの足取りはドっと重くなった。

Regulation'sHigh
BLACK JAM
萬劇場(東京都)
2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

Regulation'sHigh
BLACK JAM
萬劇場(東京都)
2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
この座組は何といっても皆それぞれが輝いていて、速水・二宮・丸山の3人が1年間に築き上げてきた人間関係、そして長谷川・氷室先生とどの人を見ても主役になり得るレギハイ!今回は素晴らしかった。2回見て再度感激しました。

エフェメラル・エレメンツ
ティーファクトリー
吉祥寺シアター(東京都)
2017/09/22 (金) ~ 2017/10/03 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/25 (月) 19:00
近未来、人間とヒューマノイドが共生する世界を描く。原発事故の後始末にヒューマノイドを使おうとする一方で、母親役のヒューマノイドを作ろうとするロボット学者、また、家政婦として好みのヒューマノイドを作ろうとするロボット学者、等のさまざまな場面が出てくるが、まだ違和感がある第1幕。その20年後を描く第2幕では、違和感はなくロボットにしかロボットが認識できなくなっている。第1幕80分で14場、第2幕75分で11場という、短いシーンの連鎖で物語を描こうとしたことで、わかりやすく、印象的な舞台になっている。役者陣の衣装やメークも注目である。

囚人
Oi-SCALE
駅前劇場(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/02 (月)公演終了
満足度★★
囚人の題名と花の香り・・・ どんな作品なんだろうと思いながら観劇。場内の空調が悪く蒸し暑かったせいか何だかびみょ~なゆるいお芝居に感じた。しかし駅前劇場であんなに並んでるのは初めて見た。これも村田さん効果なのか?

変な子ちゃん
kazakami
スタジオ空洞(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/27 (水) 19:30
価格2,500円
無題2143(17-146)
19:30の回(曇)
19:00受付、開場。
奥と右、L字の客席、右へ。
床、壁にビニールシート、中央に画家、いろいろ道具類。上手、男性が椅子に座ってPCを操作、カーテン。
「開演15分前よりミニライブ」との案内をいただきました。実質、ここから物語りは始まっているのでこれから行かれる方はぜひ。
19:20ライブと前説、開演〜21:06終演。
「kazakami」は前作に続いての2作目。
河村杏里さん、前作にも出ていらっしゃいましたがホームページの紹介文をみると立教の映身卒なのですね。2016年新座のロフトで卒業制作。新座キャンパス(ロフト)ではダンス公演を観たことがあります。
映身卒の方というとttuが解散してしまったので、内山茜さん、榑松朝子さん、白井愛咲さん、伊藤麻希さん...みなさんダンサーですね。山田由梨さんは演劇...。
依田玲奈さんは「短編祭(2017/9@SOOO)」「凡庸(2017/8@王子)」「根も葉も漬けて(2017/3@あくとれ)」他で。
観ていて体中に力が入ってしまうような高い緊張感が必要な役。
津嘉山珠英さんは年明け、また「koenji HACO」で。
人と人、点と点が結びつき、少しずつ強くなってゆく絆。変わる、ということ。
終わってから、あぁこれは...と思い出すものが。
6~7年ほど前だったか、路上ライブ、たまたま新宿でみた河野 悠里さん。演奏後CDを買いました。しばらくして@渋谷の公演に行ったことがあります。
河村さんの演奏スタイルはちょっと個性的で、ギターのボディを右腰あたりにもってきて左手はネックをぐるっと握り、親指が指板の上にきています。親指の位置をほとんど変えず、細い指が綺麗にフレットを行き来します。ヘッド側から見るとこれがなかなかカッコよかったです。一方、右手のストロークはサウンドホールよりずっとネックより。座ったときの位置は未確認。

囚人
Oi-SCALE
駅前劇場(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/27 (水) 19:30
座席1階1列
「囚人」というタイトルの意味。
囚われた人とは自らの境遇を受け入れながらも抗う人。
運命と自由の相克で、ひたすら身もだえる人。
人間は皆、自らの未来(運命)を知っていて、それへの有限の抵抗を続ける存在なのだということ。主人公を取り巻く(あるいは訪れる)人々、彼・彼女は運命の何に抵抗するのか。
それが描かれる物語。主人公もその埒外ではありません。
まだ、前作「オカルト」でもそうでしたが、林灰二さんはこうしたメタ芝居的な演出をよくするのでしょうか。Oi-SCALE初心者なもので、不思議でした。
村田充さん人気ですね。(他の役者さん失礼!)長蛇の列です。

「狭間、酔いしれ罪か罰」「さよなら、またね」
コジョ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2017/08/31 (木) ~ 2017/09/06 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/01 (金)
価格5,500円
9月1日のマチネとソワレ、セット券にて両作品を観劇。
【狭間、酔いしれ罪か罰】9/1 14:00 2750
「魔」の者たちの物語かと思わせて……な展開や7人の関係性はイイが、欲をいえば「あの時代」である必然性がもう少し欲しかった気もする。
なお、武器デザインはそれぞれ連想するものがあってニヤニヤ。
【さよなら、またね】9/1 19:30 2750
ある「こと」をめぐるヒューマンドラマにして完成度はなかなか。
改善の余地があるような気もするが具体的な箇所などが浮かばないのでそれはたぶん好みや固有のリズム、バランス感覚的なものかと。
異色(笑)キャストの年長組の役どころと演技の相乗効果たるや♪

缶詰工場の秘密
T1project
ザ・ポケット(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
T1プロジェクトは若手育成プログラムでもあるので、今回も初舞台という新人が何人もいる。それに初日の緊張感もあってのことだろう。オープニング早々は、若干こなれない表現も目に付いた若手だったが、そこは作・演出が極めて質の高い演出でかなりの程度フォローしている。作家の人間に対する深く強い信頼渇望が現れた作品である。(追記後送)

エフェメラル・エレメンツ
ティーファクトリー
吉祥寺シアター(東京都)
2017/09/22 (金) ~ 2017/10/03 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
感情はプログラミングすることができるのか?AIは学習によって感情を獲得できるのか?私たちはそれを知ることはできそうにない。アンドロイドあがさがそれはもう美しかったです。乳母ロボットも個性的で素敵でした。

解散
江古田のガールズ
サンモールスタジオ(東京都)
2017/08/12 (土) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/08/17 (木) 14:00
価格3,200円
「in サンモールスタジオ」と銘打っている通り、初演(本多劇場)からこの会場に合わせて改訂、ここならではのネタがあったり、(会場規模ゆえに)臨場感が増加したりのバージョンアップ版、ドタバタ気味に進行しつつもクライマックスはムネアツ、やはりバックステージものって好きだなぁ。
バックステージものって大概は「雨降って地固まる」的に万事片付いてめでたしめでたしで終わるところ、一件落着かと思いきやもっと大変なことが束になってかかってきて「一見落着」にすぎなかったというスラップスティックコメディの定番的な結末にするのもいかにもここらしい。
そう言えば多くのバックステージものが何とかして幕を開けなければならない、あるいは何とかして進行を止めないようにしなくてはならない状況を乗り切ることによる演劇讃歌なのに対して、本作はトラブルがあったソワレ後で翌日以降をどうするかということで時間的余裕があり、コメディ重視タイプだな。
しかし冒頭の劇中劇、初演よりもオリジナリティが増して、それはそれで良いけれどもむしろほとんどパクりな初演の方が内容的に合っていたかも?(笑)

三英花 煙夕空
あやめ十八番
旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)
2017/09/26 (火) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/27 (水) 19:00
いやぁ〜、贅沢な時間と空間でした!あやめ十八番さんを自宅に呼んで、観客は身内だけで客間で公演してもらったようなもの。こんな贅沢有ります?
呼吸を止めて観なければ…、一瞬の時間を演じる方と観る方と駆け引きして…、そんな時間と空間でした。
お団子屋さんの役者さんが揃って懐かしかったなぁ〜。やっぱり、あやめさんは凄い!日曜日、また行きます!次は何を感じるか楽しみです!

めいじゅたなごころにあり。
遊々団★ヴェール
TACCS1179(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★
初日公演だったからか、最初から最後まで何故かイライラするお芝居でした。ストーリーは面白いと思いますし、16人の演者さんもキャラがあって楽しかったのですが…セリフがみなさん一本調子なところが多くてお芝居を置きにいっている感が感じられて感情移入出来ず、コメディなのに笑えず、ホロっとしたいのに泣けずでした。初日の硬さ?演出が普通すぎる?ただ単に好みでは無かっただけかもしれません。もっと抱腹絶倒・ハートフルコメディに全力で振り切ってもらえたらと思うと残念でした。だって大笑いして泣きたかったから。明日以降の進化が劇的なのでしょう!きっと。

夕凪の街 桜の国
“STRAYDOG”
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/08/30 (水) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
満足度★★★★
この公演は、2016年の映画界の話題作「この世界の片隅に」の作者 こうの史代 女史の漫画「夕凪の街/桜の国」が原作。他の劇団公演を観たことがあるが、その時は特定した情景・情況を出現させるセットであった。時は流れて、”戦後”と呼ばれるようになっても、原爆投下された地続きは過去と現在を切り離すことはできず、今なお苦痛と苦悩と悲しみの中にいる。セットは、簡易で場面に応じて変更するが、観ている観客に固定した情景・情況を示すのではなく、あくまで観客の心情に訴え心魂を揺さぶるもの。
原作は、夕凪の街、桜の国(一)、(二)の3部構成。この公演は「桜の国(二)」から「夕凪の街」へ回想し「桜の国(一)」を挿入するような構成である。
一度は観たいと思っていた "STRAYDOG"Produce、森岡利行氏の脚本・演出公演は十分堪能できた。
(上演時間2時間) 2017.9.27追記

ニコニコさんが泣いた日
演劇企画ハッピー圏外
コフレリオ 新宿シアター(東京都)
2017/09/20 (水) ~ 2017/09/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
戦場も戦闘シーンもない反戦物語。切ないほどに戦争の不条理が観えてくる秀作。この劇団が幾度となく再演をしており、その理由(わけ)が解るような気がする。
第29回池袋演劇祭参加作品であるが、会場は新宿区にあり自分は初めて行った。繁華街を少し外れるが、戦時中とは隔世の感があると思われる場所で芝居が観られること、その平和のありがたさをしみじみ思う。
物語は、戦時中の猛獣処分という史実をモチーフに、叙情豊かに描いており観応え十分である。
(上演時間1時間45分) 2017.9.27追記

『を待ちながら』
HEADZ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/09/17 (日) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

豪雪(ごうせつ)
good morning N°5
駅前劇場(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
1回のつもりが2回目行ってしまいました。
とにかくエネルギーのある舞台。このキャストなら間違いない!という役者さんに、若手イケメン俳優と言われる方々も負けてない!すごい・・・!要所要所で流れる歌も頭に残りますね~。
自宅に帰ってからも、職場でも、豪雪にまみれておりました。来年もまた観に行きます。