満足度★★★★
鑑賞日2017/09/25 (月) 19:00
近未来、人間とヒューマノイドが共生する世界を描く。原発事故の後始末にヒューマノイドを使おうとする一方で、母親役のヒューマノイドを作ろうとするロボット学者、また、家政婦として好みのヒューマノイドを作ろうとするロボット学者、等のさまざまな場面が出てくるが、まだ違和感がある第1幕。その20年後を描く第2幕では、違和感はなくロボットにしかロボットが認識できなくなっている。第1幕80分で14場、第2幕75分で11場という、短いシーンの連鎖で物語を描こうとしたことで、わかりやすく、印象的な舞台になっている。役者陣の衣装やメークも注目である。