
荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

SANTA!
TEAM空想笑年
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/12/16 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
初見の劇団さんでした。ストーリーはあるあるだったけど、とにかく元気で楽しく観劇できました。来年は充電期間ということで少し残念。いつかパワーアップしたお芝居を楽しみにしてます。

スピークイージー
やみ・あがりシアター
荻窪小劇場(東京都)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了
満足度★★★
禁酒条例が出た都内の居酒屋。
酒無しの忘年会で、酔うに酔えない苛立ちと、はたまた冷静な議論とが交錯する。
施行前と後とに場面は繰り返し交代しながら、そこに集まった社員たちの人間模様が、徐々に明らかになっていく。
役者の演技も悪くない。個性的である。
そこそこ、笑いの場面で私もクスクスと、周りにつられてしまう。
戯曲を書いた人は、きっと優しい人なんだと思う。
登場人物は、それぞれがそこそこの痛みを持ち合わせ、そしてそれと同時に優しい心を周りにふりまこうとしている。
だれもが、「未完」ながらも「善良」であろうとしている・・・と、思う。
だから、見終わったときの気持ちは温かい。
しかし、しかし、やはり何か物足りないのである。
そのひとつに「社会性」を表現する姿勢がある。
社会運動に参加している社員がいる。
その動機が私には不満である。
行動自体がどうもファッションとしてしか描かれていないのだから。
やさしさが、同心円のように広がっていく。その波形のありようが社会的な行動と言えはしまいか。
劇団の描くものは、個人の趣味である。
「今は、そんなものなのよ」と言われたら返す言葉もないが。
BGMは、全て私の生きてきた「年表」に位置が確認できるほど、懐かしいものだった。
これは嬉しい。
可能性。そんな言葉が頭をよぎる。
また、温かな、そしてできれば、「鋭い」劇を、と期待。

『OTHELLO-オセロ-』
ルドビコ★
サンモールスタジオ(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

前世でも来世でも君は僕のことが嫌
キュイ
アトリエ春風舎(東京都)
2017/12/14 (木) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

シンデレラ・クリスマス
演劇ユニット ハラカラ
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/24 (日) 13:00
フライヤーから、どんな面白い舞台なのか?と期待していましたが、面白過ぎました。笑いのセンスが良くテンポも絶妙でした。ストーリーも演出も面白く、90分があっという間でした。役者さん達の熱い演技が清々しく、観ていて気持ち良かったです。若いパワー溢れる、とても良い舞台で、今後も楽しみな劇団だと思います。クリスマスに楽しい時間を過ごせ、大満足でした!

『K』
演劇企画アオハル
STAGE+PLUS(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

アテネのタイモン
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/29 (金)公演終了
満足度★★★★
当日券を期待して、ハプニングで前の席。オープニングの舞踏会さながらが圧巻でした!内容は、過剰なるあやしげなサービスは、みんなでろくでもない結末など呼び込みます。その責任は、勿論本人なのですが、おバカな愚民はキズを大きく大きくしていくのであった!

大人の条件
The Vanity's
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

SMOKIN' LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】
惑星☆クリプトン
Cafe Bar LIVRE(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
ショートストーリー好きには堪らない舞台。
また、役者さんの息遣いを感じられる至近距離のカフェ公演というのも極上の企画。
主にバーテンポジションとカウンター2席での展開は座ったポジションで見方も見え方も変わってくる
違う席で再び観るのもよいが、11ストーリーの中、いくつかは別のテーブル席やソファー席、
もしくは席に着かず立ちのままとかの展開も見られるとうれしいところ。

池田屋裏2炎上
グワィニャオン
萬劇場(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
喜怒哀楽を詰め込んだ秀逸な脚本で改めて演劇の楽しさを知る。
少々出役が多く、全てのキャラを把握するのが至難の業なれど、
主要メンバーの色が濃く支障なく楽しめる展開もよく出来ている。
グワィニャオンの皆さんはもちろんだが、客演の方々のカラーも生かされ笑える。
しかし、えのぐのお二人が少々薄い役柄で残念。もう少しガッツリ噛んでも面白かった気がする。
修羅場でこっそり逃げ出すべく這い蹲るところは笑えましたが。

スピークイージー
やみ・あがりシアター
荻窪小劇場(東京都)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/28 (木)公演終了
満足度★★★★★
タイトルのスピークイージーとは、アメリカの禁酒法時代に酒を出すバーを指していたとされる。禁酒法ではアルコール飲料の販売、生産、輸送(密輸を含む)が禁止されていた。

グッバイ・ウインターフラワー
南森町グラスホッパーズ
谷町空庭(大阪府)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

グッバイ・ウインターフラワー
南森町グラスホッパーズ
谷町空庭(大阪府)
2017/12/23 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/23 (土)
最高のエンターテイメントが繰り広げられる夢の世界を堪能しました!ラストへ向かう怒涛のシーンは戦ってるんだけどTDLやUSJのパレードを観てるかのような華やかな夢の国へと誘ってくれました☆五作品制覇した者に与えてくれる竹村サンタからのクリスマスプレゼントのようなエンターテイメントがそこにありました♪
個人的に辛い時期があった2017年やったけど壱劇屋と竹村さんの【五彩の神楽】のおかげで乗り越える事が出来ました!改めて感謝と敬意を表します♪
『ありがとう』

江戸のマハラジャ
劇団扉座
座・高円寺1(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了
満足度★★★★
久々に扉座。やっぱし勢いは良い。つか作品(郵便屋さん何とか)をやった昨年は、座長横内謙介の(つかへの)思い入れか、「今これをやる」事の説明に無頓着だったか今様に脚色した部分の原作との齟齬だったか、記憶が朧ろだが、乗れなさがあった。
・・そんな具合であったが、今回はなぜか江戸のインド人の話。マハラジャと聞けば何と言ってもあのラストの大団円の出演者総出の踊りである。期待して出向いたが、のっけから群舞が披露され、まず拍子抜け。江戸の下町にインド人がなぜ???の疑問には、徐々に答えていく。何とも鷹揚な作りと言えば作りである。
最終的に、日本に辿り着いた異国人を優しく温かく受け入れた江戸っ子の心意気が滲む人情噺の体ではあるのだが、日本語ペラペラだし、インド人を捕縛しようとやってきた役人を追い返すのに長屋の連中が茶色い染料を全身に塗りたくって目くらましする、とか。えじゃないかではないが侍を追いやる群衆の踊りでもって「民衆の勝利!」的な展開にさせている。
色んな無理が「人情噺」の構図にハマる事で赦されるパターンをなぞっているのだが、不満は何より舞踊であった。ハナから踊っちゃ盛り上がらんでしょ、という。溜めて溜めて、最後に皆の思いが一つになり、力が合わさって「人生への勝利」を謳歌する・・マハラジャやるならそれでしょ・・という。有り余るほどのご都合主義も、「インド人」を一括りに描く居心地の悪さも敢えて問わず。踊りの使い方とクオリティ(見せ方)にのみ不服が残った。

missing link
岩渕貞太 身体地図
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/12/01 (金) ~ 2017/12/05 (火)公演終了
満足度★★★★
前知識ゼロで観る。舞踏だ。前衛というのはカテゴリーに収まらないものを言うはずだが、「前衛舞踊」という分野に属する、という具合にカテゴライズしたくなる。まずはそういう入り方。身体の動きや姿形の美しさを「加速」機能として観る者を揺さぶる舞踊と異なり、舞踏は別の言語を模索する、その模索の様子を見せられるような気がする。「どうやらずっとこれで行くらしい」と悟ってから、漸く「意味」を思考し始めた。感じるのでなく、考えねばならぬらしい。・・が、既に感じてはいる。ただし「感じている」自分を楽しむという、舞踊の快楽ではなく、その感じたものの収め所について、候補がありすぎて思考を阻む。それが苦痛となる。missing linkという題名の意味をせめてチェックしておけば、全く見方は変わる。予め答えをもらい、その答え合わせをするのが鑑賞の時間となるわけだ。答えなくして荒れ野に放り出された後、答えを知った上で反芻しようにも、疲れ切ってその気分にならなかった。
イケメンで美麗系の舞踊で行けたかも知れないのに、なぜ室伏鴻なのか・・と、その疑問の方が終始脳内を巡った。

たまご祭
味わい堂々
スタジオ空洞(東京都)
2017/12/02 (土) ~ 2017/12/05 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/04 (月) 19:30
価格2,500円
一見コント・オムニバスと思いきや、終盤でちゃんとリンクさせるし、冒頭で張った伏線がラストに利いているし、もちろん個々も面白いし内容的にも「こういう10年」を描いているし、お見事♪

大人の条件
The Vanity's
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/23 (土) 14:00
妖しい雰囲気があり、ストーリーも面白かったです。ラスト、説明的に謎が解決してしまうのは、少し拍子抜けな感はありましたが、途中は、どんな謎があるのかドキドキしました。劇団の皆さんは、可愛らしく綺麗で、ミニライブの歌声は美しく、とても聴き応えがあり素敵でした。女性の私から見ても魅力的な劇団員さんで、舞台、ミニライブ共に良かったです!