最新の観てきた!クチコミ一覧

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父の黒歴史

父の黒歴史

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2018/01/20 (土) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

あちこちシガらみあるけれど吐き出す開放感でいっぱい。 吸い込む人の存在感がけむりの濃さとなって鼻先に流れて来る。 こざっぱりとホーム感漂う閑静な武蔵野で、ザッツ・ミーに溢れたザッツ・ショウワな面々のハーモニー。 吸い込まれ続けるシガない平成人には、懐かしい庭先の陽光のように眩しく映った。

源八橋西詰

源八橋西詰

T-works

テアトルBONBON(東京都)

2018/01/23 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

丹下真寿美さんを売り出すために旗揚げしたT-works。プロデューサーの目論見通り、丹下さんの演技力や声の美しさを十分に堪能させていただきました。

ネタバレBOX

「カッパミイラちゃん」のシーンは胸にグッと刺さり、そこから畳み掛けるようなオチまで見事な展開でした。ただ、売れない劇団の座長と女優のシーンはコミカルというより「おちゃらけ」もしくは「おふざけ」の感が強く、古臭い感じがしてしまいました。
カレンダー・ガールズ

カレンダー・ガールズ

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2018/01/12 (金) ~ 2018/01/24 (水)公演終了

満足度★★★★

休憩15分を挟み約2時間35分。セットもいいし、照明や音響などもやはり老舗の劇団だけある。とにかく第一幕が、御姉様方の脱ぎっぷりも含めてめちゃくちゃ面白くて、休憩中に第二幕への期待が過剰になってしまったのか、第二幕は期待をやや下回ったのだけど、それでも観に来てよかった。

ネタバレBOX

開演前に洋楽が流れていて、これ誰だっけ?と思いながら聴いているうちに思い出した。アイルランド出身のグループ、ウエストライフの多分ベスト盤を流してたんだと思う。アメリカではあまり売れなかったが、2000年代を通してヨーロッパでは絶大な人気。劇中では、曲は流れないものの、セリフや小道具で名前が出てくる。2003年の映画版では使われていなかったから、これは2008年に舞台版が上演された際に盛り込まれたんでしょう。
齢、8歳のアンティゴネ

齢、8歳のアンティゴネ

Ahwooo

新宿眼科画廊(東京都)

2018/01/19 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/23 (火) 15:00

価格2,700円

バンギャとかつて行動を共にしていた元バンギャの主婦、解散したビジュアル系バンドのボーカルと妹たち、そのバンド再結成にボーカルとして迎えられた多才な男とマネージャー、翻訳家カップル、とそれぞれ関連した4組の会話場面を積み重ねてゆきやがて……なスタイル。
各グループの会話は「ありそー!」と笑えたり、内幕もの風だったり、思想的・哲学的であったり、とタイプは違うもののそれぞれ緻密。(ゆえに時として理屈っぽかったりもするが(笑))
そんな会話を積み重ねることで世界観が確立されるのか、ラストで明かされる「驚愕の事実」が説得力を持つというか、「確かに【そういうもの】が実在して【そんな風に現れる】こともある」、あるいは「この世界(劇中世界)はそういうものなのだ」と納得できてしまうのが不思議であり快感でもある。
「特殊な世界」にしばらく滞在していたような独特な感覚が残った。

えい子とエイトのふしぎな休日!

えい子とエイトのふしぎな休日!

えいえい とー!(えいと)

しもきた空間リバティ(東京都)

2018/01/20 (土) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/21 (日)

未見の団体さんですが、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏の舞台デビュー作ということで目に留まった作品。公演チラシが無く、ストーリーなどの予備知識も乏しい中での観劇でしたが、23本もの様々なコントが登場するコメディー作品で、結果としては楽しい90分を過ごすことが出来ました。23本のコントの中で特に印象に残ったのは「②どすこいスピードラーニング」「⑤チェンジ」「⑩ベンチリポート」「⑱夫婦げんか」の4本。里崎氏が出演していたから、というよりはストーリー展開が面白く、短編作品ながらも見せ場が多くありオチもしっかりしていたという点が高評価でした。「⑱夫婦げんか」は里崎氏の個性・特徴が存分に生かされており、初舞台とは思えないほど圧巻のパフォーマンスが光っていました。団体としては今回が2回目の公演らしいので、今後も新作コントに期待したいと思います。

源八橋西詰

源八橋西詰

T-works

テアトルBONBON(東京都)

2018/01/23 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

何てしゃべっているのかよく分からない看守のおじさんと研修中の店員さんが可愛かった(笑)。「源八橋西詰」で悪魔を待つ3人のその後が気になります。

ネタバレBOX

劇中で語られるミイラ河童ちゃんのお話がとてもよかったです。
シェイクスピアの何か

シェイクスピアの何か

日本コメディ協会

小劇場 楽園(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/18 (木) 19:30

価格3,000円

1編目「最後の夏の夜の夢」は後日譚(パックがあれからずっと似たようなことを繰り返していたというのが可笑しい)にして人情噺的に落とす本歌取りなのが愉しい。
2編目「Romeo」は原典の台詞を抜粋し並べ替えて違う物語を生み出す奇策で、台詞が全て尻取りだったり使える文字を1つずつ減らしていったりした往年のLast Brandの作劇を想起。
3編目「除夜」は(人物構成は「リア王」に近い?)元ネタとしている「十二夜」を刺身のツマ程度にしか使わないが、父と娘たちの和解(?)を描いてドラマ性は一番。
それぞれ異なったアプローチなのが興味深かった。このパターンで「〇〇の何か」第二弾、第三弾とシリーズ化というのもイイんでないかい?

是非に及ばず

是非に及ばず

WITHYOU2018

新宿シアターモリエール(東京都)

2018/01/22 (月) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

是非に及ばず観劇してきた!戦国時代から現代にとばされて物語はじまる!
アクション殺陣、とても迫力あって良かったし笑いどころ結構あり、演出なかなか良かったし楽しい舞台であっと言うまに時間でした!

イカロス戦記

イカロス戦記

ジョーカーハウス

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/01/19 (金) ~ 2018/01/22 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/01/21 (日) 14:00

座席1階4列

ジョーカーハウス『イカロス戦記』シアターKASSAI

肉食バージョンを観劇。
壮大なスケールの熱いストーリー展開!面白かったです。
迫力の殺陣やお話を存分に盛り上げる照明効果、音響効果も素晴らしかった。

3日目のマチネにはもうこの公演のDVDが販売されてて度肝抜かれた(笑)
すげー!仕事早すぎ!

ネタバレBOX

メテオが降臨?して三つ巴のバトルが始まる展開がとても好みでした。
はなしたく、ない

はなしたく、ない

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/01/22 (月) ~ 2018/01/24 (水)公演終了

満足度★★★★

そうきたか〜、という展開もあり楽しかったです!

昏闇の色

昏闇の色

BuzzFestTheater

駅前劇場(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

自分の立場や都合を優先する、もしくは押し通そうとして人間関係が崩壊していく様を、「子」という存在を通して描いた物語。人間は自分が暮らしやすい環境を求めるが、その当たり前が他者の思惑と相反した時、その人の本性が見えてくる恐ろしさ。その先に決して安穏とした希望は持たせず、楽観視させない。
どこにでもありそうな日常生活に潜む狂気をじっくり観せる力作。
(上演時間1時間55分)

ネタバレBOX

舞台セットは、丁寧に作り込んでおり、物語をしっかり支えている。上手側にベットルーム、クローゼット、部屋出入り口、やや上手側から下手側にかけてメインのスナック内。中央客席寄りにソファー・長テーブル(BOX席イメージ)、下手側はカウンター、スツール、ボトル棚、ドラムが設えてある。

梗概…雇われ店長・高野健一(藤馬ゆうやサン)とその妻、バーテンダーで切り盛りしているスナック(or Bar)が舞台。物語を大別すると3話からなり、それらの話が錯綜しながら進展し収斂されていく。登場人物の立場や思惑等が絡み、それぞれの主張が決して理不尽なことを求めている訳でもないのに人間関係が崩壊していく。その大きな要因が「子」という存在を示しているようだ。
第1は、この健一の妻・愛香(藤澤希未サン)が1年前に流産しその影響で子が産めない身体になった。妻は悲嘆、悲観し、健一に別れてくれと頼む。第2は、この店の常連客・前川直人(満田伸明サン)が高校時代の彼女・佐伯久美子(さとうかよこサン)と結婚するという。しかも妊娠までさせている。久美子は結婚していたが家を飛び出すようにして強引に離婚している。いわば不倫の果ての奪略婚である(前夫・松原哲史(宮地大介サン)と離婚後6カ月経過していないため、正式に婚姻届は提出できない)。さらに久美子には哲史との間に大学生(19歳)の息子・圭司(本田響矢サン)がいる。第3は、健一が結婚する前に付き合っていた彼女に子供が生まれた。健一はミュージシャンになる夢を叶えるため彼女と子・濱本晋平(足立英サン)を捨てた。しかも生まれた子は盲目という障碍があるにも係わらず。

親にしてみれば、子は鎹(かすがい)というが、逆に穏やかならぬ存在にもなる。圭司が、実は精神破綻者で殺人まで犯しており、自室(ベットルーム)で健一の妻の妹・湯川菜々(原田鮎歌サン)を絞殺し、その現場を哲史(実はロリコンで妻、息子から軽蔑)が目撃しているという異常さ。一方、健一が捨てた晋平は育ててもらった祖父母が亡くなり、叔父も地方へ転勤となるため面倒が見られなくなった。そこで実父・健一を頼ることになったのだが…。

奪略婚をした直人は連れ子・圭司が殺人者であることが分かり、その久美子と破談できてホッとしている。一方、健一は自分が息子・晋平の面倒を見ようと妻・愛香に紹介するが、愛香にしてみれば自分が子が産めないのに、なぜ障碍のある他人の子の面倒をみなければならないのか?この2つの結論は別方向になったが、そこにあるのは理屈的には納得できなそうな感情ではあるが、そこに人の本音・エゴが垣間見える。その表現は巧みである。終盤に主筋に絡む健一の息子・晋平の存在をクローズアップさせるあたりは上手い展開である。このスナックの閉店とともに四散する人々はそれまでの人間関係の希薄さの表れか。

ベットルームは殺人息子・圭司の自室であり、健一が上京前に恋人と暮らした部屋でもある。その意味ではスナックとは別の時空間である。その違いはTVの型(液晶・ブラウン管)で表す。親子関係(情)は、必ずしも一緒に暮らした年月の長短だけが重要ではないという。親子の絆、子供という独立した人格、人間関係、それも親子という特別な関係には闇と光がある。健常者にして異常者の殺人鬼(息子)の心の闇、障碍者にして常識人たらんとする希望の光が…。その対比した描き方が見事である。ラストシーン、ソウルミュージックの神様、レイ・チャールズの「目が見えなくても、魂(心)が見える」という言葉が重みを持つ。さらに晋平の言葉「僕は目を瞑ると色が見える、冷たい色。だけど父母は温かい色だから…」。救いのない物語のようだが、タイトル「闇昏の色」には、晋平の言葉通り絶望の淵に射す一筋の光明が…。

次回の公演も楽しみにしております。
1万円の使いみち

1万円の使いみち

monophonic orchestra

Geki地下Liberty(東京都)

2018/01/13 (土) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/21 (日) 17:00

 1万円を渡して、その使い道を映画にしようとする男と、その男が落とした1万円を渡そうとして男を追う女。2人が井の頭線と小田急線を行ったり来たりする中で出会う人々や、数々のエピソードで物語を紡ぐ手法は、須貝らしく丁寧に緻密に準備されている。ややご都合主義的な展開も須貝らしいやり口と思えるし、叙情的な終盤は須貝の真骨頂である。役者陣も、やや難しい課題に挑戦して、座組が新鮮に見えた。

昏闇の色

昏闇の色

BuzzFestTheater

駅前劇場(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

ふたつの家族を軸としたバッドストーリー?
そのときそのときで酒のつまみに裏で何を言ってるかわからない人達、
自分が開放されることを願って、面倒をおしつけようとするひと、
受け止めきれずに心が折れてしまった人、
全部を受け止めて、こらからを歩んでいかなくてはいけない主人公

言葉にあらわせないひとがひとである以上抱くもやもやしたところすべて、
詰まっています

滅びの国

滅びの国

ロ字ック

本多劇場(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/21 (日) 13:00

 山田佳奈の描く芝居は、少し壊れた人々が展開する話であることが多い。今回は、団地の専業主婦で夫が部下と浮気中という状況に倦んだ女(吉本菜穂子)が若い男を買う所から物語が動く。男は、少し壊れた若者達と一緒にシェアハウスに住み、怠惰で不道徳な生活に浸る……。ありふれた話と言えばそうだし、2時間半かけて展開するストーリーなのかと言えば、冗長感があるのは確かだが、それでも緊張感を維持できているのは、(多分)6年ぶりに舞台に上がる吉本の存在感である。他の役者陣も熱演してはいるが、吉本で保っている芝居と言っても過言ではないように思う。

ぼくらの90分間戦争

ぼくらの90分間戦争

企画演劇集団ボクラ団義

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2018/01/19 (金) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/20 (土) 18:00

人気がある劇団らしいですが、未知でした。
「小劇場なのにお値段やや高めなのね。」と思っていました。
ここでの評価もさほど高くなかったのでそれほど期待していませんでしたが、見事に裏切られた形。
初観劇でしたが、とても素晴らしかった。
クオリティー高い!
アフタートークも面白かったです。

アスファルト・キス

アスファルト・キス

ワンツーワークス

あうるすぽっと(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/01/19 (金) 19:00

音響、舞台装置、照明とても素晴らしい。時々挿入される、アスファルトキスの現場のフラッシュバック(雨の夕刻、皆傘をさしている)も、物語をよく引き締めている。
ラストへの伏線も、きちんとあるし(主人公の義父のセリフや仕草、妻の心情吐露)、サスペンスとしては面白い出来だと思う。

しかし、皆さんがおっしゃっているように、同性愛や事件のねつ造、権力者のエゴや民衆の悪意、1つ1つを取ると、確かに未消化というか、半端な感じは否めない。

もう70年前にもなろうかという時代を描いた戯曲なのだから、それなりに演出家も工夫を凝らしたのだろうけれど、もっと現代に引きずり込んでもよかったのかな、と思う。
刑事や新聞記者の悪意も、単に傲慢であるだけではなく、もっと陰湿で匿名性の高いものであったらと思う。

でも、こうした半端さを含めて、好きだな私は。

ネタバレBOX

主人公のあずかり知らぬところで成立してしまった四角関係。
義父が、新聞記者を訪れる場面で、泥酔しある職場の女性の悲惨な顛末を、朗々と喋る場面があったけれど、あれは何なのだろう。何かの改心?
換身

換身

劇団普通

SCOOL(東京都)

2018/01/18 (木) ~ 2018/01/19 (金)公演終了

鑑賞日2018/01/19 (金) 15:00

「劇団普通」を継続して観ようと思った動機が、新宿眼科画廊におけるカフカの「変身」の舞台だった。あまりに見事な場面転換、グレゴール・ザムザの変身が劇中人物の視点を我々に共有させることで実現させるといった斬新さetc。見事の一言。
そして、「帰郷」今回の「換身」オリジナルが続く。

さて「換身」
これが、難解なのか、訳わからないのか。何とも評価できない。
話としては、
御旅屋を飲み、お茶と灯油を車で買いに行く、しかし、それを車に置いたまま家に戻る。
家には、老人が1人ないし2人いるようだが、彼らは部屋の電気を点けることを自らすることを拒んでいるようだ。上着を脱いで、どこかに置いてきて、また着て。そして、また外に出て、、、これを繰り返す。
買い物に行く途中にある女を見かけるが、彼女がどのような服を着ていたのかも思い出せない。だから、、、、登場する2人はいつ「換身」したのだろう、それとも同居する老人たちと?

でも、またこの劇団を観に行くのだろうな、とは思う。

TERROR テロ

TERROR テロ

パルコ+兵庫県立芸術文化センター

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2018/01/16 (火) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/01/20 (土) 14:00

座席1階18列16番

観劇後に、同行した方と、今観た舞台について意見を交わすことはよくあることです。1人観劇でない限り、少しお酒を入れての反省会(アフターファンクション)は、観劇の楽しみの一部であり、よほどのことがない限り外せないものです。

その時に時間が取れなくとも、別の観劇の意見なども交えながら、後日、飲み会の席で交わす演劇論議は、「あ、それ観たかったな」とか「○○はちょっと苦手なんだよな」なんて、たわいのない会話は、観劇人にとっての日常でもあります。

しかし、今回は。
私は無罪、同行者は有罪。酒が進むほどに、議論は白熱し、声のトーンも上がっていたのではないでしょうか。議論の中心は、憲法違反を許すべきか(加えて、軍人として命令違反は許されるべきか。生命の軽重を図ってはいけないにしても、7万+164名の命を葬るのと、164名の命を葬るのとどちらを選ぶのか、という問題をどうとらえるのか。
私の回は、208対200で有罪でした。

ちょっと、興奮した2人が、場を和めるために出した結論は、、、、

ネタバレBOX

有罪で、その後、特赦。
ご都合すぎですよね。

でも、有罪の段階で、コッホの将来は一時的に閉ざされるでしょうし。
そして、もしコッホが旅客機を撃墜しなかったとしたら、競技場の避難指示を出さなかった軍部?政府?公安?の責任はどうなったでしょうか。
舞台では、その責任所在をはっきりできないまま、全てをコッホに擦り付けているように思われます。誰が胸を安堵させているのでしょう。
昏闇の色

昏闇の色

BuzzFestTheater

駅前劇場(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

不誠実な人たちによる、結局のところ保身に終始した人間の弱さが次々と露呈していくドラマ。
・・やれやれ😥。
今回もお腹いっぱいです。

父の黒歴史

父の黒歴史

ラッパ屋

紀伊國屋ホール(東京都)

2018/01/20 (土) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★

大雪、と言ったら東北の人には笑われるだろうが、東京では珍しく夕方から雪になって、たちまち交通機関は機能不全。普段なら一時間もかからない劇場まで一時間半。帰りは不通のおそれとの広報が行き過ぎて、終演後のノロノロ電車はガラガラだった。
そんな中でもラッパ屋の客は律儀である。いつも通り、ほぼ9割の客足だが売れた席には遅れても客が来る。結局最後まであいていた席は記者席・関係者席だけだった。
客席を見るとその劇団の健全度が解る。この劇団はサラリーマン演劇とうたっているだけあって、最近はさすがに若者の率は減っているが、それでも、老若男女まんべんなく市民の芝居好きがやってくる。政治のおこぼれにあずかろうとする劇団や、タレント頼みで儲け優先の劇団は少しは学ぶと良い。
旗揚げの頃から老成して見えた座付の主宰・鈴木聡もそろそろ実年齢還暦を越えたのではないだろうか。喜劇の作家と言うのは、そろって気難しいものだが、鈴木は(実際はそうでもないのかもしれないが)いつも春風駘蕩の雰囲気で劇場の入り口にいる。客も律儀だが、劇団の方も律儀で、結構メディアやほかの公演でも売れて、脇役に欠かせない役者も多くなったが、劇団員の顔売れはほとんど変わらない。
「父の黒歴史」は劇団員にゲスト十人近くの大一座。中身は、例によっての鈴木節で、面白く笑っているうちにお開きになる。ここのところ、小劇場も市民生活を舞台にとるようになって、いくつかの劇団が小商売の家を舞台に芝居を作ったが、この芝居の荒唐無稽な百円ライター製造業一家ほどのリアリティがない。及んだのは「60‘エレジー」の蚊帳屋くらいだ。この芝居のほとんどむちゃくちゃの一家が成立しているのは、家の根底のモラルに戦後昭和の時代精神をみて、鈴木が時代批評をしているからだ。喜劇作家の基本がしっかりしている。
過激な若者劇団も、昔の主義主張を繰り返す老残劇団もいいが、どちらも現実性がない。東京市民はこの劇団を市民劇団として誇っていいとさえ思う。

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