最新の観てきた!クチコミ一覧

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『冬町ミステリーサークル』

『冬町ミステリーサークル』

有限会社スリートゥリー

上野ストアハウス(東京都)

2018/02/13 (火) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/13 (火) 19:00

トータル2時間30分越えで中編3作品、一本でも普通に公演として成立つんじゃないかと思うほどの情報量があった。とはいうもののバッサリいくところはバッサリいっておりテンポも良く長さは全く気にならなかった。初め硬さの感じられる役者さんもいたのですが公演中にあきらかに良くなっており、明日以降はさらに良い公演となると思います。

ネタバレBOX

演出上初めの方で客席後ろから照明を舞台に向け当てるのですが、途中で来たお客様の影が思いっきり舞台上にでて、ガサゴソした後に客席中央の通路を役者さんが通って舞台へ出るというかんじになってしまった。あそこで客を入れるのは如何なものか。また事前に通路を役者が通る旨注意がなかったため、通路上に荷物などがはみ出ているのが若干見受けられたが、特に上着の一部を踏んでしまったりすると危険なので改善をお願いしたい。
初日というのもあってか開場が10分くらい遅れたが開場時間になってもスタッフは全くこず、5分過ぎたあたりで先頭に並んでいた方が気を利かせて劇場前まで移動してやっとスタッフと話しができた感じ、周りは住宅などもあるし、地下への階段は他の施設とかぶらない気がするのだが、なぜ外で待たせていたのか不明。
大半は自由席だがチケットに番号があるわけでもなく、初め受付終わったら客席入り口から順番に並んで待つように指示があった、それでいて物販もやっていたので「(並ぶと)買えないということね?」と思わずスタッフさんに聞いてしまった、回答は「席を確保したのちにした方が」という事で並ぶ方を選んだが、後から札が配られた。あるのになぜ配らない。というかその場でチケットに番号振っても良いじゃないか。
客先に入る際、番号の札を渡し、チケットは切らないのか聞いたが切らない感じで入った。後から一人一人客席の客のチケットを切って回っていた。
と、言うようにスタッフサイドはゴタゴタしていましたが、個々人が悪いと言うより噛み合ってない感じ、明日以降は改善するでしょう。多分
東京30

東京30

ThE 2VS2

OFF・OFFシアター(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

なかなか良かった

近松心中物語

近松心中物語

シス・カンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

少し笑いに走り過ぎだけどこのくらいの方がウケるんだろうなぁ

ミュージカル『アラジン』

ミュージカル『アラジン』

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2015/05/24 (日) ~ 2023/01/09 (月)公演終了

私信/来信、ユートピア

私信/来信、ユートピア

青色遊船まもなく出航

シアター風姿花伝(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

2回観劇しましたが2回とも泣きました。そして思い出し泣きしながらこのコメントを書いてます
絶望的な運命にある主人公が、それでも光を追い求める姿。必見です

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的(ぬえてき)

コフレリオ新宿シアター(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/12 (月) 14:30

価格4,200円

みなさんの「観てきた」での感想があまりにも高評価なので
無理やり時間を作って前日の午後にギリギリ予約。
全席指定で直前予約だったのに最前列の中央という素晴らしい座席。

会場の「コフレリオ新宿シアター」はラブホ街にあり、
デリ嬢と客のお別れシーンを数組見ながら会場に。

演じていると分かっていながら怒りがこみあげ目を覆う様なシーンが
前半から続くが、途中からどこか冷静になっている自分がいた。
ストーカーは決して許される存在ではないが、そうせざるを得なかったと
しても、最終的に女性たちが決行した事も許される事ではない。

役者さんは皆初見でしたが、素晴らしかったです。
この劇団はいつもそうなのかは知らないのですが、
カーテンコールがなかったのが残念。
心からの拍手を送りたかったです。

巡礼

巡礼

四国学院大学

ヨコハマ創造都市センター(YCC)(神奈川県)

2018/02/11 (日) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

虚にもみえるし実にもみえる、紙一重さがとてもよい。

旗裏縁-本能寺異聞-

旗裏縁-本能寺異聞-

ThreeQuarter

萬劇場(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

 「敵は本能寺にあり」今更言うまでもない、明智光秀謀反の号令として知られるフレーズだが、今作通常の歴史的解釈とは異なる解釈で成立している。ちょっと尺は長く140分程度と当初言われたのだが実際には150分超。

ネタバレBOX

だが一瞬も集中を途切れさせることのない舞台になっていたのは、脚本が良く練られていることと、主要登場人物に対して我々が何となく抱いているイメージを作品内の登場人物に上手く重ね合わせて不自然な感じを持たせないこと、役者陣が基礎をキチンとこなしていることが伝わる演技・滑舌の良さに加え、登場人物が26名と非常に多いにも関わらず、各々の動きをキチンと計算して配剤した演出の上手さ、音響効果を充分に考慮しつつ観客を引き込む技術の巧み、照明とのコラボ他、脚本自体がセンチメンタリズムを排することで戦さの酷さをキチンと最後まで過不足なく伝え得ていることが大きい。
 実際にはどのように各登場人物を造形していたかについて、具体例を挙げておこう。信長の性格については極めて合理的で奔放、進取の気に富むというイメージがあると思うが、これを天下布武をその合目的性とし、戦世を終わらせる為に頂点に立った人間として描くと同時に、極めて優れた想像力と聡明な頭脳により他人の気持ち、行動を的確に予測した上で行動する人物として描かれ、而も権威だの伝統だのが非合理的であれば歯牙にもかけぬ人物として描かれる。
 また、油断のならぬ信長を相手に間者を用いて、天下布武をサポートしつつ、己の目指した世界の実現へ着々と歩を進めてゆく秀吉の抜け目のなさ、耐えに耐え、義に殉じ武士としての価値観の下に自己実現を図ったしたたかな家康、知的で家柄も良いのだが、愚直な郷土愛を大切にするが故に乱世の価値観を根底では容認しえぬ優しい側面を持ち、かかるが故に戦の酷さを容認し得ぬ光秀といった具合である。
 無論、他の登場人物それぞれがキャラの立った科白で脚本化されると同時に演じられていることから分かるように、演出の力、演技力も並大抵ではない。
 またこの小屋、劇場前方の席には段差が無いので、後列に腰かけた観客は見切れが起きやすいことを踏まえ、殺陣の多い作品で役者達には足腰に負担が掛かって大変なのだが、舞台中央から上手にかけて階段を付け、上がり切った所を踊り場にして観客から舞台が観易いように配慮してあるばかりでなく、小道具の使い方もグー。タイトルにも大いに関係してくる各武将の旗が、象徴的に軍の動きを示したり、どの武将が、どのようにプロットに関わっているのかを無駄なく表現していた。裏回りのスタッフたちの対応も優れたものであった。
 

必殺!道化危好~ジョーカーキッス~

必殺!道化危好~ジョーカーキッス~

劇団零色

新宿スターフィールド(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

 寄合がセリに掛けるのは依頼された件、仕事の依頼は基本的に殺人である。

ネタバレBOX

これを殺し屋達が落札して、各々の件を片付ける。但しセリの形は通常とは逆で、最も高い値が最初に付けられ、その値を下げてゆくことで成立している。当然利益は薄く下手を打てば赤字、而も内容を一旦見てキャンセルをすれば組織によって始末される。これがお約束である。
 ところで、腕っこき4人の殺し屋集団・カゲロウはこれまでしくじりもなく、組織からも他の殺し屋グループからも一目置かれる存在。現在のメンバーは4人だが8年前には5人だった。リーダーが消えていたのだ。現在、その経緯を知っているのは、ショウだけである。だが、彼は実際何が起こったのかを、語ろうとしない。
 リーダーの失踪を巡る謎解きをメインストリームとし、サブにビジュアル系ガールズエアバンド・堕★天使’sを巡る因果を軸に展開する。恋が絡み、母子家庭問題が絡んで物語は展開する訳だ。
 今回が6回目の本公演であるが、メンバーが皆若いことからくる経験不足、即ち基礎力の不足からくる演技自体のイマイチ感。脚本が受けを狙って本筋に太く強い背骨を描けていないこと及びショウが8年間も真実を明かせなかった理由が、描かれた程度のことだというのは理由として弱すぎるという印象を持たざるを得なかったのは、描き方にも問題がある。夾雑物が多すぎるのだ。文章を書くとは、余分なものを削ることでもある。また秘密裡に人を消すことがプロの条件であるハズの殺し屋達が、サイレンサーを付けない銃を発砲するなどあり得ない。この点を見逃す演出の甘さは拭えない。一人だけ役をこなしている役者(カゲロウ・スナイパー役)が居たが、他の役者は、己の明確なヴィジョンを持った上で、役を創り表現しているとは思えなかった。良い役者というものは、板についた時点で、その佇まいを通して人間が生きて在ること、観客に役の持つ位置・意味あいを悟らせるものである。まだまだ若い人ばかりの劇団なので、今後しっかり力をつけ、良い舞台を作って欲しい。現状ではまだお勧めできるというほどの力を持っていないが、熱気は伝わってきたので頑張って欲しい。
旗裏縁-本能寺異聞-

旗裏縁-本能寺異聞-

ThreeQuarter

萬劇場(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

奥行きをうまく使った舞台は、なかなか雰囲気が出るし、選曲がガンガン攻めてくる感じで、決して悪くないのだが、出演者のエンジンのかかりがかなり遅い。最初の台詞に“素人集団”なのかとガッカリしたが、次第に熱を帯びる(かなり終盤だった)。最初からこれが出ていればなぁ・・・ともったいない気がした。萬劇場の椅子で二時間半はかなりきつい!せめて座布団くらいの気配りが欲しかった。

ネタバレBOX

楽日のマチネ、後ろから「あいつ、トイレから席に戻れないんじゃね?」という声が聞こえた。通路無しにぎっしり詰め込まれた椅子。
開演前に前説で“有事の際は”当の説明があったが、この状態でもしもことが起きたらと想像すると怖い気がする。あれだけの人数、一人でもパニック起こしたら、いくら静止しても大騒ぎになるのではないかと・・・。客入りの良いのはいいが、度の過ぎる詰め込みはどうかと思う・・・と、震災の際に某劇場にいた私は思った。
かんかんじいちゃん、

かんかんじいちゃん、

green flowers

シアター711(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/10 (土) 19:00

価格3,500円

19:00の回(晴)

18:16会場着、受付(整理券あり)、18:30開場。

2月に入ってますます予定がたてられず直前になっての予約。

「冠婚葬祭シリーズ」締めくくりにしてグリフラ10公演目となりました。最初、何がきっかけで観にいこうと思ったのかまったく覚えていませんが、当時はなにも考えずにぶらりと立ち寄っていたはずです。

次の6月でまる7年になりますね。

階段を上がればすぐ劇の中へ。

今まで「銭湯」に入ったことはなく、カプセルホテルの大風呂(けっこう広い)、殿上湯(北区西ヶ原)というところで上演された「かたり」くらい。でも、たま~に芝居を観にいった街で「銭湯」をみかけることがあります。

19:00開演〜20:31終演。

本公演は、いつもどこにでもありうるお話ではありますが、なぜか自分の人生を振り返っていろいろ思うところがでてきた作品でした。

最近手にした「東京わが残像 1948-1964 田沼武能写真集」「変貌する都市の記録(富岡畦草 記録の目シリーズ)」定点撮影写真集。この2冊の影響ではないかと思っています。白黒写真、フレームに切り取られた人、風景はもう見ることが出来ず、「記憶」から「忘却」へとゆっくり静かに滑り込んでいるように感じました。

時代が変わり、人も生活も変わり踏みしめてきた年月は振り返るとさほど遠くではないはず。世代が異なるキャラクターは決して同じ目線にはならず。自分がこれからどう生きるのかを考えるよいきっかけかもしれません。

ですのでラストのシーンはつかの間のあたたかさに過ぎず、本格的な冬の時代か、いや、新しい生命の誕生か、という問いかけに見えるのでした。

私信/来信、ユートピア

私信/来信、ユートピア

青色遊船まもなく出航

シアター風姿花伝(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

私信ユートピアにて。
初日観劇してきました。

登場人物達がユートピアを探し求めてあがき、もがき、苦しむ。
辛くて、しんどい作品でしたが。
皆の叫びが心に突き刺さり抜けません!
それほど素敵な作品だったのです!

青色有線最高です!
素敵な作品をありがとーございました。

旗裏縁-本能寺異聞-

旗裏縁-本能寺異聞-

ThreeQuarter

萬劇場(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

時代物が好きな訳ではないが 何故か信長と光秀が好き。てな訳で観劇させてもらいました。幕開けの「平家物語」にこれは期待できるかもと思って観たのですが・・・ 私の中で納得がいかないのが光秀の設定。おみつと呼ばれて女言葉になるのは何故?観ていてど~にも そこが気色悪くて。それと折角の良いストーリーなのにコメディの部分が残念でならない。

歌姫

歌姫

Theater Project Koa

HEP HALL(大阪府)

2018/02/11 (日) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/02/12 (月) 13:00

大好きだったドラマ歌姫。
舞台版は初めて。
上手い下手は有ったけれど、キャスティングは合っていたように思います。
色んな役者さんが居て、楽しかった。

必殺!道化危好~ジョーカーキッス~

必殺!道化危好~ジョーカーキッス~

劇団零色

新宿スターフィールド(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★

ストーリーは悪くないんだけど 作品をハードボイルドにしたいのかコメディにしたいのかわからない。好みもあるが刑事の場面がなければもっと締まった芝居になって好きなんだけどなぁ~。 主役の姉さん恰好良かった・・・

往路「オムニバス作品 鬼エント急行」 復路「銀河鉄道の昼」

往路「オムニバス作品 鬼エント急行」 復路「銀河鉄道の昼」

CAPTAIN CHIMPANZEE

都電荒川線(東京都)

2018/02/11 (日) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

都電1両貸切公演を初体験。せっかくなので集合場所まで都電に乗って普段の都電他を楽しみました。普段の劇場では味わえない良い点・悪い点。端席だったので芝居の1/3は見えないが小さな箱の中だから臨場感たっぷり。復路公演は観客参加型?で盛り上がりました。 しかも貸切の車両が貴重な車体だったそうで内装もレトロ感たっぷりでした。今後も車両貸切公演をなさるそうで。次回も楽しみです。

旗裏縁-本能寺異聞-

旗裏縁-本能寺異聞-

ThreeQuarter

萬劇場(東京都)

2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/12 (月) 12:00

日曜日・12時公演をチケプレでいただきました。ありがとうございます。
今回初めて劇団ThreeQuarterさんの作品を観劇しました。

正直なところ立ち上がりの5分で退出したくなりました。
役者の芝居がキツい。棒読みが数名。ただ光秀と庄兵衛役登場で私の気持ちが落ち着きました。最後までこの二人の芝居はよかったです。

あと脚本がよかったです。「新説・明智光秀」のテイストと、早々と死んだ役のその後の生かし方が面白かったです。また登場人物が多い割にはそれぞれの関係がわかりやすかったです。まさか秀吉の使いが!この展開もよかった!

気になったところはゴールテープ、猿真似、バラしネタなど所々に出てくるコミカルなシーン。この話に細かい笑いはいらないのでは?アクセントにしてもちょっとセンスを感じませんでした。
話のネタだけで客を引き付けるものがあります。硬派に作り上げてしまったほうがよかったと思います。
それと音楽も気になりました。序盤にピアノのソロが流れた時は安っぽかった。
曲名は知りませんがよく聞きます。あと中盤ぐらいにギターのソロもありました。しんみり・ほのぼのにベタな音楽は安い舞台に見えてしまいます。フリー素材とか利用しているなら即刻止めたほうがいいです。馴染みのある曲は感情や雰囲気を伝えやすいのですがそれは安易です。これだけいい本なのですからこの本にぴったりなオリジナル曲にチャレンジしてもらいたいです。

実は私「時代モノ」はちょっと苦手です。大河ドラマとか見ません。
なんかその背景を掴むだけで精一杯になっちゃうんですよね。そうなると人物や心の動きがよく見えないからだと思います。舞台なら役者の表情を見る余裕がありません。
そんな私も引き付けるものがこの作品にはありました。初めて観劇する人もオススメできる作品です。

しかし劇団ThreeQuarterさんは2年に1回の公演とは勿体ない。せめて1年に1回は私も観劇してみたいです。

流刑地エウロパ

流刑地エウロパ

sons wo:

北千住BUoY(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/02 (金) 19:30

価格3,000円

木星の第2衛星・エウロパに向かう宇宙船内とある村という複数の状況で交わされる会話やモノローグで構成された台詞劇。
起承転結的物語があるわけではないが場の積み重ねから脳内に喚起されるストーリーがあり、舞台上に展開する物語だけが演劇なのではなく、作者・演者によって提示されたものによって観客の心に生じたナニカもまた演劇なのではないか?などと考えた。

スマホ等の電源を切らない/切れない輩によって上演中にバイブ音が響いたり光が洩れたりするのも全部ひっくるめて演劇と考えれば少しは腹も立たないのではないか?上演する側が提供するものだけが演劇とは限らないのではないか?(ヒント:ジョン・ケージ「4分33秒」)と開演前にたまたま考えていたのが本作を観たことでさらに発展したのかも?

なお、会場の内装が(かつてのピカピカのものではない「エイリアン」の宇宙貨物船のような)宇宙船内にも村の施設にも思えて妙な説得力もあった。

桜歌

桜歌

ラビット番長

演劇制作体V-NETアトリエ【柴崎道場】(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

Bチーム

アトリエだけど、ラビット番長は初めて。
シンプルで上演時間も短いのに、非常に良くまとまった戯曲だと思う。

ネタバレBOX

現代と過去が上手く交差し、ラストの桜の木も効いてくる。

特攻で死んでいった若者たちが、想いを託した桜の木が、今は切り倒されてしまっている、という設定が憎いほど上手い。
その想いをどう伝えていくのか、という現代のシーンにも上手くつながっていくのだ。

残念なのは、演出。
ぴりっとしていない、というか役になりきれていない役者がいる。
台詞が嘘くさく感じてしまう。

例えば兵隊の役なのに、だらりと全身の力を抜いて立っていると、全体の印象が崩れてしまう。
そういう細かいところまで神経を行き渡らせないと、会話している、そこにその人がいる、という基本的なことが薄れてしまい、「お芝居やってます」になってしまうからだ。

アトリエ公演で、入場無料・カンパ制ということは、本公演までの間に役者たちの感覚を鈍らせないためではないかと思う。
そういう劇団(ラビット番長&演劇制作体V-NETも)の姿勢も評価に値すると思う。
男装音楽劇「宝島」

男装音楽劇「宝島」

青蛾館

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2018/02/03 (土) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

歌とセットといろいろな小道具のセンスの良さ。
生演奏で、最高に楽しい歌とダンスの舞台。

(以下はネタバレBOXへ)

ネタバレBOX

本のようなカモメが飛び、水兵さんたちが観客を迎えた。

シルビア・グラブさんの歌が上手いのは当然としても、「海」に関する合唱が素晴らしくて素晴らしくてグッときた。音楽劇ではなかなかない感じ。
ジョン役の佐藤真弓さんが良かったし、二本指と黒犬コンビの澤田育子さんの表情とか高山のえみさんとかもとても良かった。

子どもの観客をきちんと意識した演出だったので、子どもさんたちも楽しめたと思う。
シンプルなセットや美術もセンスがある。
青い水の入った瓶とか。
美術と映像は、青山健一さんという方が担当している。

演出のテンポ、緩急も上手く、前半40分、後半40分に無理なくまとめていて、飽きさせない。
子どもだって飽きなかったと思う。


ラストはジョンが手に入れた宝を観客全員にもお裾分けしてくれる。
俳優たちが直接舞台を降りて全員に手渡してくれるのだ。

おはじきが入ってるセンスの良さ。
そして宝島の地図には、10年後の2028年青蛾館の招待券が付いている! 

10年後自分はどうなっているのだろうか、なんてことを考えた。
たぶん観客全員が考えたのではないかと思う。
特に子ども連れの親御さんたちは、我が子を見ながらしみじみ考えたのだと思う。
これが本物の「宝物」だ。
素敵な「宝物」をもらった、いい舞台だった。

2部の始まりに撮影会があった。
のぐち和美さんが真珠貝のような中に横たわって出てくる(たぶん『ヴィーナスの誕生』笑)。角度を変えて撮影しやすくしたり、子どもさんを舞台の前に呼んで撮影させたりと、サービス満点。

のぐち和美さんの最後の挨拶は泣ける。

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