九回裏、二死満塁。 公演情報 パラドックス定数「九回裏、二死満塁。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    先ずは野木主宰と野球という取り合わせが意外。
    タイトルに騙されて、実は違う話なのでは?とも思っていたのですが、ちゃんと野球のお話でした。
    これパラドックス定数にしては珍しくぐっと来る系でした。
    21年ぶりに集まった野球部のメンバーのお話し。それぞれが抱える鬱屈と許しと。
    本当はどうするのが、どう受け取るのが正解だったんだろう。最後の場面が切なすぎました。
    時系列が割と複雑で少々混乱したので、上演台本で復習してから再度観劇します。
    俳優陣は安定のクオリティ。植村さんのビジュアルが氷山とは別人のよう。
    井内さんのデッドボール王子が印象的。皆上匠さんは初々しい感じ。
    佐藤誓さんはいつも別の劇団で拝見していたので、パラドックスに居るのがちょっと変な感じ(笑)
    座席が狭く、膝と腰が痛くて、残念ながら途中集中力が切れてしまいました。

    二回目の観劇。今回はしっかり集中して最後まで。
    全員がみんなのことを考えて、いろんな思いを抱え込んでるのが切なくて。
    やっぱりラストのみんなの屈託の無い笑顔を観てたら泣けちゃった。
    投手役の皆上匠さんって野球顔だと思うのよね。

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    2018/01/04 20:49

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