満足度★★★★★
パラドックス定数は、昭和の事件等を取り上げる作品が多いので、社会派の印象がある。
しかしその根底には「男のロマン」「男の哀しさ」がある。
(ネタバレBOXにも少しだけ書いています)
満足度★★★
先ずは野木主宰と野球という取り合わせが意外。
タイトルに騙されて、実は違う話なのでは?とも思っていたのですが、ちゃんと野球のお話でした。
これパラドックス定数にしては珍しくぐっと来る系でした。
21年ぶりに集まった野球部のメンバーのお話し。それぞれが抱える鬱屈と許しと。
本当はどうするのが、どう受け取るのが正解だったんだろう。最後の場面が切なすぎました。
時系列が割と複雑で少々混乱したので、上演台本で復習してから再度観劇します。
俳優陣は安定のクオリティ。植村さんのビジュアルが氷山とは別人のよう。
井内さんのデッドボール王子が印象的。皆上匠さんは初々しい感じ。
佐藤誓さんはいつも別の劇団で拝見していたので、パラドックスに居るのがちょっと変な感じ(笑)
座席が狭く、膝と腰が痛くて、残念ながら途中集中力が切れてしまいました。
二回目の観劇。今回はしっかり集中して最後まで。
全員がみんなのことを考えて、いろんな思いを抱え込んでるのが切なくて。
やっぱりラストのみんなの屈託の無い笑顔を観てたら泣けちゃった。
投手役の皆上匠さんって野球顔だと思うのよね。
満足度★★★
鑑賞日2017/06/13 (火)
野木さんの書く実録事件物の舞台を多く見ていたせいか、今回のようなフィールド・オブ・ドリームス(でもないけど)みたいな展開は意外でもあった。懐かしくて爽やかで、でも苦い部分もあって、学生時代の夏の夕刻のような感傷に浸るというか。個人的に過剰な劇伴を伴わないのもストライクゾーンな舞台でした。
井内さんの役柄のような男子高校生、いたなぁw。
約95分。
満足度★★★★
個人的にスポーツに興味が無いので、「野球か・・」と思っていた。1時間40分後、観終って、佐渡の台詞に我慢していた涙がぶわっと出た。忘れる事、忘れない事、想い出す事、想い続ける事、一生懸命になる事、なんていうんだろうか、「青春」って単語では括れない、あの夏の日や、雨の日、彼らが過ごした時間と、止まった時間、それの対比に胸がきゅんとなる。最後のシルエットが美しかった。
満足度★★★★
鑑賞日2017/06/17 (土)
座席1階3列
パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』パラドックス定数
質の高いストーリーテリングと演技で安心して観られる作品だと思います。
演出面ではシームレスに場面がころころ変わるので少し戸惑うこともありましたが、
あまり混乱せずに話に付いていけました。
上演時間は約100分
背もたれがないベンチ席なので腰が痛いです……(^_^;)
チケットの半券が凝っていて面白いです
この公演に関するtwitter
初日1週間前から「団体名」と「公演タイトル」を含むツイートを自動表示します。
(ツイート取得対象にするテキストは公演情報編集ページで設定できます。)
【毒入】そしてパラドックス定数の三演目のときは、幸村の配役が二演と変わったので、「そいつが最初のイヌか」って、幸村が反感を剥き出しにする宮内のことを『三億円事件』では同じ井内くんが演じてて、全く同じ顔をしているというこの捻れ感がね……別カンパニー、面白いね。全然印象違うね。
7年以上前
【毒入】前作の和田演出版『三億円事件』の白砂警部補、犯罪を楽しむようなタイプには見えなかったので……もっと生真面目に、悲しそうに見えたから。なので、今回は違う役者さんが白砂を演じてるのを観て、ああやっぱりなと思った。パラドックス定数と違って、こちらの世界は直接繋がってないのかも。
7年以上前
【毒入】パラドックス定数での上演はいずれも渋谷space edge、倉庫だったところを改装した天井の高い、だから階段入れて上下の動きもあって、幸村の清潔さ、白砂さんの人をくったような余裕、あの涼やかな空気は、空間の余白の使い方の上手さもあったのかなと思う。……今日のは、真逆。
7年以上前
【毒入】覚えてる同じ台詞なのに、全然手触りが違う。特に、驚いたのは幸村。パラドックス定数での二演目、三演目で唯一キャスト違いだったのがこの役なのですが、十枝くん井内くんどちらも表情の固い、髪を短くした清潔感のある、本当にヤクザには見えない造型だったので、幸村のイメージはそれ。
7年以上前
本日はウォーキング・スタッフプロデュース『怪人21面相』@下北沢シアター711でした。グリコ・森永事件の犯人たちを描くこの脚本、パラドックス定数で2回目と3回目の上演、幸村のキャスト違いで両方観ているのですが……話を知っててもこんなに手触りが違うんだなぁ、って。すごい圧でした。
7年以上前
九回裏二死満塁三点ビハインドだっていう催眠を受けた状態で打席にたつバッティングセンターに行きたい
7年以上前
パンダヒーローでピンチヒッター登場させたり、リビデでアンパイアが死球を見逃したり、しとどで九回裏二死満塁だったりめちゃめちゃ野球してたのに、Neighbourhoodで「飛ばせ飛ばせ飛ばせ」って急に観客側になっちゃってるじゃないですか~~~~~~~~~~(違う)
7年以上前
つまり黄門ちゃまの九回裏二死満塁ホームランちゃんすのタイミングやん
7年以上前
九回裏 二死満塁 さよならついに本塁打 文句なし ぐうの音もなし 満持してもはや大歓声 そんな夢を見ては 貧相な飯を食らっている 明日も間違いなく 十時に最寄り駅三番線 【米津 玄師/しとど晴天大迷惑】
7年以上前
今週更新された劇団 13 パラドックス定数 @pdx_labo https://t.co/Ni6NkFh5DH 最新作「九回裏、二死満塁。」他31作品の劇評をお読みいただけます #演劇 #舞台 #劇評
7年以上前
iaku、パラドックス定数、アマヤドリ、サンプル、FUKAIPRODUCE羽衣、チェルフィッチュときて、今月はあとCAT-A-TAC。と、観れてあともう一本かなぁ。うーむ。
7年以上前
@lerchengesang 一緒にパラドックス定数観た野球好きの子を誘ってみたいとこですが、今推しチームが最下位で確定したとこらしいので、誘いにくい(笑)
7年以上前
因幡屋ぶろぐ更新。パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』小野ゆたかの神主姿を想像するとどうしても笑ってしまうし、西原誠吾の審判は迫力があるだろうな。植村宏司が子供向けの図鑑を作っているというのも素敵。野球が繋ぐ死者と生者の物語。… https://t.co/GTnUmplMs6
7年以上前
交流戦が終わり、最下位が確定した推し野球チームを追いかける友人から、パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』の監督へのラブコール。 「ひっくり返せない反撃に意味なんかないけど、それでも反撃しようとする彼らの健気さがたまらんのよ!」という彼女からすると、もはや監督は同志らしい。
7年以上前
先週パラドックス定数「九回裏、二死満塁。」を観て、今日はウォーキング・スタッフプロデュース「怪人21面相」へ。野木萌葱さん作品のファンとしては、たまらない、この流れ!去年の「三億円事件」は警察側を、今回の「怪人21面相」は犯人側を描いている。あわせ鏡のようで面白い。
7年以上前
テルプシコールというと、演劇よりむしろダンス、それも舞踏の公演が多い劇場なので、みんな白塗りで出てきたらどうしようという懸念が若干あったが、杞憂に終わって良かった。>パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』
7年以上前
パラドックス定数の次回公演が『九回裏、二死満塁。』というタイトルになることを知り、小学生のころ読んだ『二死満塁』という本のことを思い出したのだった。→ https://t.co/kGtcVRtI8h
7年以上前
『九回裏、二死満塁。』昨日をもちまして全試合終了いたしました。御観戦いただき本当にありがとうございます。私事で恐縮ですが、ようやく芝居の脚本が書けたような気がします。あのスタンドには、もう誰もいません。もう、何も見えません。野木萌葱 https://t.co/GHElLzTgmP
7年以上前
パラドックス定数「九回裏、二死満塁。」 全試合終了しました。 たくさんの御来場本当にありがとうございました。
7年以上前
パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』終演致しました。 沢山のお客様にご来場いただきました。本当に感謝。 打ち上げで食べた人生初のあん肝がめっちゃ美味かったです。
7年以上前
パラドックス定数さんにはこれからずっとついて行くことを決めています。それほどに最高の出会いとなりました「九回裏、二死満塁。」
7年以上前
パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』改めて大好きだと思う千穐楽。色んな感情を飲み込む等身大の彼らはとても魅力的、野球に夢中な高校生の彼らは楽しそうで愛おしくて仕方ない。八潮少年が両手を頬にあてた仕草が可愛くて心臓止まるかと思ったw 甲子園てすごい存在だよね、今年も予選始まったよ
7年以上前
パラドックス定数『九回裏、2死満塁。』2回目。今回はしっかり集中して最後まで。全員がみんなのことを考えて、いろんな思いを抱え込んでるのが切なくて。やっぱりラストのみんなの屈託の無い笑顔を観てたら泣けちゃった。
7年以上前
昨日今日で、3本観劇。すべて初めて観る劇団で、パラドックス定数、FUKAIPRODUCE羽衣、カムカムミニキーナ。一番心を揺さぶられたのが、FUKAIPRODUCEの『愛死に』だった。カーテンコールで涙がこぼれそうになった理由を考えながら、頭の中で『crazy love』を唄う。
7年以上前
昼というか夕方あたりにパラドックス定数「九回裏、二死満塁。」。高校時代と今を描きながらの作品。よかったなぁ。それぞれの感情が伝わってきて、うわーっとね。最後もよかったなぁ。来年~再来年とたくさん公演やるようなので、それまた楽しみだー。
7年以上前
パラドックス定数、シアター風姿花伝の推し劇団(プロミシングカンパニーと言うらしい)になったらしく、来年7公演ですって。観てないのの再演もあるので通おう。 https://t.co/UQM6bZeQ0y
7年以上前
パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』、タイトルのとおり野球のお話。こういうタイプのパラドックス定数いままで観たことあったかな。出演者たちが高校生と30代の間をシームレスに行き来する演出も含め、楽しんで観て、ラストに少し涙ぐんだ。
7年以上前
パラドックス定数「九回裏、二死満塁。」観劇。主宰野木さんのウィットに富んだ前説に毎回惚れ惚れとしてしまう。大人は素直になれない。高校時代の素直さにはっとする。人が人を信じる瞬間はささやかな一瞬なのかも知れない。と思いました。
7年以上前
「九回裏、二死満塁」観劇。パラドックス定数さんは観る度に役者さん達の新たな魅力を発見できて本当に楽しい。今回の印象は… 投手:一人っ子 捕手:長子 二塁手:真ん中っ子 右翼手:末っ子 遊撃手:王子 ああもう1回観たかったな…
7年以上前
『九回裏、二死満塁。』観劇♨ 千秋楽。 さすがパラドックス定数、話も演技もしっかりしていて、じっくり楽しんだ。時間軸の構成の巧みさにうなる。 希望が叶うことにはそれなりの代償も伴うのかもしれないなと、せつない気持ち
7年以上前
パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』観劇。この劇団に長年惹かれているのは、この熱量を感じたいからだな、と改めて。それにしてもいつ以来だろう、テルプシコールでの観劇。座った時から危うかった我が腰、よくぞ持ち堪えた。
7年以上前
@ryocokuno 木曜日観てきました。パラドックス定数の世界は地続きのようで夢幻のようで、、
7年以上前
佐藤誓さんご出演 パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』 沸騰したら溢れてしまうから さまざまに想いのかたちを繕って、そこに佇むおとこたち。 しずかに、たしかに さざ波のように迫りくる 過ぎたあの日、止まった時間、 すぎゆく、… https://t.co/mU4TVX5xG1
7年以上前
パラドックス定数「九回裏、2死満塁」観劇。戻れないあの日の僕らの青春に20年の時を超え真実がほころぶが、生きる者たちには認めることも許すことも忘れることもできはしない。あの日僕らが懸命に生きていたことだけ、それが全て。男優のみの芝居でしたが最高の脚本に最強の俳優が紡ぐ圧倒的演劇だ
7年以上前
池袋でペパカン観終わって 時間ギリギリでダッシュして パラドックス定数を間に合いました! 劇場むかう途中でスコールの様な雨に打たれ、持ってた紙袋が大破する大惨事に!!!
7年以上前
【野球】来年はシアター風姿花伝のプロミシングカンパニーということで、たくさんパラドックス定数観られて嬉しい。がんばってあの道歩いて通うよ! 友人の懸念「2018年頑張ったので、疲れたから2、3年お休みします、とか言わないよね」……その先を見てる彼女の心配が当たりませんように……
7年以上前
【野球】学生スポーツって、どうしようもない「卒業」というリミットが来る残酷さがある。進学せず、神社を継ぐことにした盗塁王が、「俺、もう野球できねぇもん」っていう台詞に、そんなことを思い出したり。 野球はわかんないけど、面白かったわ『九回裏、二死満塁。』。
7年以上前
【野球】役者たちが人間と馬を演じ分ける『トロンプルイユ』(再演嬉しい!)のように、そこに残った人が不意に21年前に戻る。今回観ていてつくづく思ったのは、パラドックス定数の役者さんたちは本当に表情がいいなぁということ。30代後半、疲れて苛立つサラリーマンの表情の生々しさ。
7年以上前
今週末も映画行けなかった。風邪がわたしの映画ライフに陰を落としてるよ……今日で三週間。まだ微熱引かない。 さて、昨日のパラドックス定数『九回裏、二死満塁。』続き。今回は連れの子が勝てない野球チーム推しで、終わってからの彼女の監督への思い入れ語りが楽しくて。
7年以上前
中野テレプシコール前で開場待ちなう。今日はパラドックス定数『九回裏、二死満塁。』を観ます。本日二回目の観劇で千穐楽。
7年以上前
パラドックス定数も楽しみだし、そのあたの里帰りも楽しみ\(^o^)/今日は一日優雅
7年以上前
昨日見てきたお芝居。中野テルプシコールにて。 パラドックス定数『九回裏、二死満塁』 脚本の重さと軽さのバランスが絶妙。役者さんも宛書きなのか、みんな本当にその人みたいな感じでよかった。近くの座席で後半号泣してる人がいた。 今日千秋楽 https://t.co/zMg2lOkxFG
7年以上前