九回裏、二死満塁。 公演情報 九回裏、二死満塁。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    パラドックス定数は、昭和の事件等を取り上げる作品が多いので、社会派の印象がある。
    しかしその根底には「男のロマン」「男の哀しさ」がある。

    (ネタバレBOXにも少しだけ書いています)

    ネタバレBOX

    今回の作品はまさにいくつかの時空が重ね、男たちのドラマが描かれる。

    セットとして階段状のものが舞台中央にある。
    これの使い方がなかなかいいのだ。

    場所の設定が瞬時にわかるだけでなく、高低差によって登場人物たちの関係や気持ちを察することができる。

    時空の重なりが絶妙で、瞬時にその時間・場所に移動するのは演劇ならではであり、その切り替えの演出と役者の対応がとても上手い。

    彼らに起こった出来事の真相が明らかになってくるのだが、そのストーリー展開の内容より、それに彼らがどう対応し、何を考えていたのかがテーマとなっているのであろう。

    胸に迫るシーンもある、いい作品だった。
    やっぱりパラドックス定数は、好きだなぁ。
  • 満足度★★★

    先ずは野木主宰と野球という取り合わせが意外。
    タイトルに騙されて、実は違う話なのでは?とも思っていたのですが、ちゃんと野球のお話でした。
    これパラドックス定数にしては珍しくぐっと来る系でした。
    21年ぶりに集まった野球部のメンバーのお話し。それぞれが抱える鬱屈と許しと。
    本当はどうするのが、どう受け取るのが正解だったんだろう。最後の場面が切なすぎました。
    時系列が割と複雑で少々混乱したので、上演台本で復習してから再度観劇します。
    俳優陣は安定のクオリティ。植村さんのビジュアルが氷山とは別人のよう。
    井内さんのデッドボール王子が印象的。皆上匠さんは初々しい感じ。
    佐藤誓さんはいつも別の劇団で拝見していたので、パラドックスに居るのがちょっと変な感じ(笑)
    座席が狭く、膝と腰が痛くて、残念ながら途中集中力が切れてしまいました。

    二回目の観劇。今回はしっかり集中して最後まで。
    全員がみんなのことを考えて、いろんな思いを抱え込んでるのが切なくて。
    やっぱりラストのみんなの屈託の無い笑顔を観てたら泣けちゃった。
    投手役の皆上匠さんって野球顔だと思うのよね。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/06/13 (火)

    野木さんの書く実録事件物の舞台を多く見ていたせいか、今回のようなフィールド・オブ・ドリームス(でもないけど)みたいな展開は意外でもあった。懐かしくて爽やかで、でも苦い部分もあって、学生時代の夏の夕刻のような感傷に浸るというか。個人的に過剰な劇伴を伴わないのもストライクゾーンな舞台でした。
    井内さんの役柄のような男子高校生、いたなぁw。
    約95分。

  • 満足度★★★

    この感じがいつも好きだな。

  • 満足度★★★★

    個人的にスポーツに興味が無いので、「野球か・・」と思っていた。1時間40分後、観終って、佐渡の台詞に我慢していた涙がぶわっと出た。忘れる事、忘れない事、想い出す事、想い続ける事、一生懸命になる事、なんていうんだろうか、「青春」って単語では括れない、あの夏の日や、雨の日、彼らが過ごした時間と、止まった時間、それの対比に胸がきゅんとなる。最後のシルエットが美しかった。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/06/17 (土)

    座席1階3列

    パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』パラドックス定数

    質の高いストーリーテリングと演技で安心して観られる作品だと思います。
    演出面ではシームレスに場面がころころ変わるので少し戸惑うこともありましたが、
    あまり混乱せずに話に付いていけました。

    上演時間は約100分
    背もたれがないベンチ席なので腰が痛いです……(^_^;)
    チケットの半券が凝っていて面白いです

    ネタバレBOX

    ラストの全員が初めて揃った出会いのシーンが一番印象に残りました。
    その後の結末が分かっているだけに夢溢れるみんなの姿が切なく映る。
    監督が八百長を止められなかったという気持ちも理解はできるのだけど、
    そこは周りの大人たちが選手を信じてあげて欲しかったなぁ。
  • 満足度★★★

    105分。

    ネタバレBOX

    村立ながら甲子園出場を決めた野球部は、見事1回戦敗退し、その後、エース(皆上匠)が不慮の死を遂げる。時は過ぎ、監督(佐藤誓)も死亡しその法事のため、当時のスタメンがグラウンドに集まるが…。

    甲子園出場という華々しい舞台の裏で、エースの死亡と八百長の影がチラつき、スタメンらの心に影を落としていたという話。過去シーンや亡霊?のようなエースと監督との会話を織り交ぜ、40歳前後のスタメンらの心のささくれみたいなものをちょいちょい突いていく感じ。

    高校野球の八百長っていう、あるのかな?というフィクションなとこから、選手らと監督の心の内を明らかにしていくようなサマは面白味がある。が、過去と向き合う的な印象が強くて、やや飽きる。今とか未来にもつながるような感覚があれば、もっとのめりこめたかなと感じた。

    チラシの「延長できねえ 人生だから」とか「逆転ホームランなど打てないのだ」とか、いフレーズだと思った。

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