九回裏、二死満塁。 公演情報 パラドックス定数「九回裏、二死満塁。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    105分。

    ネタバレBOX

    村立ながら甲子園出場を決めた野球部は、見事1回戦敗退し、その後、エース(皆上匠)が不慮の死を遂げる。時は過ぎ、監督(佐藤誓)も死亡しその法事のため、当時のスタメンがグラウンドに集まるが…。

    甲子園出場という華々しい舞台の裏で、エースの死亡と八百長の影がチラつき、スタメンらの心に影を落としていたという話。過去シーンや亡霊?のようなエースと監督との会話を織り交ぜ、40歳前後のスタメンらの心のささくれみたいなものをちょいちょい突いていく感じ。

    高校野球の八百長っていう、あるのかな?というフィクションなとこから、選手らと監督の心の内を明らかにしていくようなサマは面白味がある。が、過去と向き合う的な印象が強くて、やや飽きる。今とか未来にもつながるような感覚があれば、もっとのめりこめたかなと感じた。

    チラシの「延長できねえ 人生だから」とか「逆転ホームランなど打てないのだ」とか、いフレーズだと思った。

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    2017/06/11 22:36

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