
見晴らす丘の紳士
LiveUpCapsules
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/03/07 (水) 19:30
明治の実業家・渋沢栄一の一代記…、だが、次々と起こるさまざまな出来事で、渋沢が凄い人だったことは分かるのだけれども、何を伝えたいかがハッキリしない。大隈重信などは皆分かるのだろうけど、岩崎弥太郎は分かるのかな、という気もする。最後の大きなエピソードである大日本精糖事件も、知らない人が多いだろうし、劇的なセリフも用意されていないのが惜しい。初日だったせいか、渋沢役の宮原のセリフにぎごちない所があったのも残念。

卒業式、実行
アガリスクエンターテイメント
サンモールスタジオ(東京都)
2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
『紅白旗合戦』のテーマ(卒業式の日の丸・君が代)が装いも新たに再登場なのだが、今作のほうがテンポもまとまりも良くとにかく面白い。
ラスト(解決方法)は想像の範囲内だが、笑わせてラストまで一気に駆け抜ける。

Like A
CLIE
新宿FACE(東京都)
2018/02/03 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/10 (土) 18:00
ちょっとお話的に物足りない部分もありましたが歌もダンスも良かった❗とりあえずそれだけで満足です。

まほろばの景
烏丸ストロークロック
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
何年か前に公演を見逃して以来気になっていたが、漠然と想像していた路線を更に越えた領域に達し、これは好きな世界である。どう咀嚼してよいか判らずまだ手つかずだが、拐われ連れて行かれた場所は冷厳な風景で、心は驚愕に震え、頭は驚嘆で雀躍した。

上野動物園再々々襲撃
演劇集団プラチナネクスト
ザ・ポケット(東京都)
2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★
感想を書きそびれていた。文学座主催の年輩者対象の演劇教室出身者を中心に作った集団で(だから坂口氏が演出も)、客層の中で自分が完全に浮いていた。
金杉忠男作品を実は一度も観ておらず、今作は平田オリザ脚色とはいえ何か原作の片鱗を嗅ぎ取れるかと思い、観劇。だが舞台はほとんど平田の現代口語演劇。セミパブリック空間である喫茶店風の飲食店に人が出入りする一場物で、音楽なし、最後はアカペラの歌で切なく盛り上がる的展開も、ひたすら平田オリザ作品であった。
俳優は例外なく一定年齢以上、若い役も助っ人を借りずに自前。さすがに無理のある役もあって、作品を優先するのか団員活用優先か、外部協力を乞うか自前でも完結できる作品を探す(作る)か、いずれかにしたい。
演技は下手ではない。ただ、そこそこ、という線を越えられない。途中「巨大な」間が空いた。注意力というより頭脳が追いつかなかったか。
心中あれこれ呟きながら眠気と闘って観ていたが、戯曲が導くものはあって最後の「劇的」瞬間は形作られていた。
・・そもそも平田戯曲をやるとは難敵に挑む覚悟なはず、前段での複数同時進行の会話も一応乗り切っていた。台詞は日常のトーンで喋る。日常っぽさのリアルを醸すのは感情の激する演技よりも難しい。というか、日常に近い身体状態にはなりやすいが、平田戯曲が要求する微細な変化を微細に表現する「作為」は、激烈な感情表現のそれと同じく高度に思われ、大変苦労されたな、とは思うが果たしてその伝える所を理解して上演に臨んでいるのだろうか・・?とふと思ったり。

軽い重箱
殿様ランチ
新宿眼科画廊(東京都)
2018/01/06 (土) ~ 2018/01/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/01/16 (火) 19:30
タイトルにひかれて観劇。新年早々(でもないか?)楽しませていただきました。

2月文楽公演
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2018/02/10 (土) ~ 2018/02/26 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/02/23 (金)
女殺油地獄」
徳庵堤の段、河内屋内の段、豊島屋油店の段、同 逮夜の段
有名なお話なのであらすじ省略ですが、ここまで人間の弱さ、業の深さを描いた近松門左衛門は天才です。
歌舞伎は観ないので、人間が演じるとどうなのかはわからないのですが、人形たちが演じる凄惨な場面は本当にゾッとします。
血しぶきが飛ぶわけでもないのに、人形、義太夫、三味線が一体となって、そこに取り込まれていくようでした。
玉男さんの与兵衛は、荒々しく、残酷な男でした。
自分さえ良ければ、人を踏みにじってもいい、殺してもいいと言う身勝手さを強く感じ、憎憎しかったです。今回は人間の弱さよりも残酷さが怖かったです。
和生さんのお吉の善良さが、この男の非道な振る舞いをより残酷に感じさせました。
今回は最後の逮捕されるところまで観れたので、心の中で一段落つけて劇場を後にできました。
やっぱりここまで観ないと、落ち着きません。
迫力満点の舞台を、ありがとうございました。

深夜特急
オフィス3〇〇
ザ・スズナリ(東京都)
2018/02/18 (日) ~ 2018/02/27 (火)公演終了
満足度★★★★
鉄道員の父を題材にした鄭義信作の一人芝居を楽園で観たせいか、小宮氏扮する鉄道員の幕開き登場が抵抗r=ゼロで舞台に馴染む。渡辺えりらしくあれこれ錯綜して混沌とするも、空気が薄まって白みがかる綱渡りな時間あり、だが綱は渡り切り、最後には涙。ストーリーそのものよりも、ストーリー説明を借りた断片が色んな人生のモンダイや人間社会のモンダイを立ち上らせる、その瞬間の印象が強烈なのだろう。ぐぁーっと拡散濃縮する宇宙の鼓動みたいな?何かを感じさせる。悲話ではあるが救いと癒しの話。

義経ギャラクシー ─銀河鉄道と五条大橋の999─
X-QUEST
北とぴあ つつじホール(東京都)
2018/03/08 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
義経ギャラクシー初日観劇!
再演はハイパーになる、でお馴染みのX-QUESTです(キリッ)
殺陣が容赦なくてカッコいい!殺陣が好きな人はぜひ観て!ダンスもスタイリッシュ!役者の体力が千秋楽まで持つことを祈るしかない!
萩野さんが出演してて芝居も殺陣も色気もめちゃめちゃカッコいい!その中で一瞬「龍よ、狼と踊れ」がよぎる瞬間があって、私はどの世界線に居るのかな?って分からなくなった(笑)
「龍よ、」で言えば弁慶も。高下駄は履かないけど、銀河鉄道の弁慶は文武両道でラップまで歌うんでソコんとこ四露死苦。勧進帳手拭いもあるよ。序~中盤の仲良し主従も可愛いけど終盤の義経との関係性が胸に来るね。
岩手の弁慶も物語を明確にするのに必要でなるほどのキャスティング。
初演みてる人はキャスティング出た時点で分かる筈ですが、巴御前がハイパーすぎてヤバいです。想像より三段階くらい上を行きます。ぜひお楽しみに。
そういう意味では、那須与一も然り。ズルいでしょ、あれ(笑)。
あと、静御前のわけわからんくらいブッ飛んだ(なのに演技力に裏打ちされてる)芝居も、ぜひ浴びて欲しい。キャストの無駄使いかと思いきや、話が進むとそーでもない場面も!?!?
X-QUESTは、音響照明をクオリティ高いスタッフさんが担当していて外れがなく、今回も素敵だったし、そこに神林さんの映像が追い討ちかけるから、テクニカル半端ねぇんですよ。衣装も毎回素敵だし、制作チーム心強いし、最強の布陣だなぁと毎回思う。
HEADS UPの後だから余計に。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2回目観劇!
2度目目線で楽しみつつ、弁慶ロックオンしてオフ芝居も堪能。
やっぱり銀河鉄道の夜をモチーフにした作品は好きだなぁ。最後にキュッと心を締め付ける。
X-QUESTは殺陣もいいけどダンスもね!なので、バレエもフラメンコも盛り込んだ多彩なダンスがたのしー!
初演よりも舞台面積が広いので、殺陣も動きが大きくて迫力がある。
アンサンブルもちゃんと見る余裕が出来たな。踏切もあれば線路分岐器もある。ヤン車もスクーターもいれば、ノーヘルもちゃんと被ってる子もいる。カメラ担いで監督?と打ち合わせしてる。セリフないところも楽しいねぇ。
X-QUESTは、殺陣アクションがすごくて、ダンスがかっこよくて、笑えるシーンもお色気シーンもあって、音響も照明も映像も素敵で、エンタメ作品として良作なのでぜひ!
ネタバレをあまり気にしない人は、この動画を最後まで見てから劇場行って欲しいなぁ。
舞台裏がどんなにワクワクで、過酷なのか。
https://twitter.com/aptokiko/status/971750953941479426

クラウドナイン
大人計画
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2017/12/01 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/15 (金) 18:30
かなり笑わせてもらいました。個性的すぎる役者さんたち。上演時間は長いのですが全然平気でした。

ダディ・ロング・レッグズ ~足ながおじさんより~
東宝
シアタークリエ(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/24 (金)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/23 (木) 17:30
坂本さんかわいいー!お話は知ってるけど見たいと思ってました。再演希望です。

愛の回転式(2018/8/26迄アカウント)
朝劇 西新宿
GLASS DANCE 新宿店(東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビルB1)(東京都)
2018/01/01 (月) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

アンネの日
風琴工房
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/17 (日) 14:00
感動しました。女性ならではの視点で描かれていたと思う。男女問わず見てほしい作品です。

りさ子のガチ恋♡俳優沼
バードランドミュージックエンタテインメント
新宿シアターモリエール(東京都)
2017/08/05 (土) ~ 2017/08/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/08/13 (日) 12:00
舞台を全通って言葉、はじめて知りました。ファンの力はすごいですね。自分はやったことがないのでこういうの面白く新鮮でした。

若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
今回の審査員の一人によると緻密な作品も作るらしいが自分は、この劇団では全*とか、アナーキーで様々な概念をブッ飛ばす作風の作品しか拝見したことが無かったので、今作もイメージ通りといえばイメージ通りであった。

ベター・ハーフ
ニッポン放送/サードステージ
本多劇場(東京都)
2017/06/25 (日) ~ 2017/07/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/13 (木) 14:00
中村中さんがよかった。演技もうまいですね。大人の恋愛って感じで楽しめました。

若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
実に様々な解釈が可能な作品だが、脚本の緻密な安定感と、言葉の実験、舞台美術と衣装及び作品内容との関連性と統一性もさりげなく自然に而も柔らかく的確に表現している点が凄い。(花5つ☆)

vol.19.5 あ・らかると
はぶ談戯
ホボホボ(東京都)
2017/04/08 (土) ~ 2017/08/19 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/10 (土) 14:00
梅雨のアラカルトをみました。ちょっと重いかなと思ったけどそれなりに楽しめました。この会場はじめて行ったかも。

わらいのまち
タクフェス
東京グローブ座(東京都)
2017/03/30 (木) ~ 2017/04/12 (水)公演終了