「みんなの捨てる家。」
アナログスイッチ
シアター711(東京都)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★
とても温かいお話でした。
ほっこりできました。
バイオレットピープルの涙
さひがしジュンペイのゲイジュツ茶飯
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2018/01/12 (金) ~ 2018/01/21 (日)公演終了
満足度★★★★
とても面白かったです。
2人芝居でここまで楽しめるとはおもっていませんでした。
ありがとうございました!
新選組
Blue Shuttle
あうるすぽっと(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/23 (土)公演終了
満足度★★★★
細かい動きなどあり、とても素晴らしいと思いました。
スピード感がとても好きです。
穴ザワールド
発条ロールシアター
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2017/11/16 (木) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★
わざとらしさがかえって好きでした。
私はすごく好きな作品です。
ハイツブリが飛ぶのを
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/19 (木) ~ 2017/10/24 (火)公演終了
満足度★★★★
ミステリアスな展開でした。
楽しませて頂きました。
アンサンブル
劇団ヨロタミ
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★
切ないところもありましたが、全体的にはとても楽しかったです。
舞台のセットも素敵でした。
瞬間光年
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/08/18 (金) ~ 2017/09/05 (火)公演終了
満足度★★★
表現が凄かったです。
新しい演劇を見たような気持ちになりました。
「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」
椿組
花園神社(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/23 (日)公演終了
満足度★★★★
野外公演も素敵ですね。
お酒も飲ませて頂きました。
楽しかったです。
さよならブルマー#7
あサルとピストル
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2017/05/26 (金) ~ 2017/06/23 (金)公演終了
満足度★★★★
役者さんが常に全力で凄かったです。
楽しませて頂きました。
ああ、演劇
くによし組
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2017/05/17 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了
満足度★★★
個性があふれる舞台だとかんじました。
「新宿コネクティブ アナザー1975」
演劇企画ハッピー圏外
TACCS1179(東京都)
2017/04/20 (木) ~ 2017/04/26 (水)公演終了
満足度★★★★
私も新宿に通っていたこともあり、考えさせられる場面がありました。
全体的に私は好きな作品でした。
家族と呼ばないで −I can't say it enough−
GENKI Produce
テアトルBONBON(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★
コメディーだと思って見ていたら最後には泣いていました。
素敵な作品に出会えました。
棒が歩いて犬に当たるくらい納得できない事件の顛末 バツイチ探偵・興呂木参次郎の事件簿
東京ストーリーテラー
ブディストホール(東京都)
2017/02/15 (水) ~ 2017/02/20 (月)公演終了
満足度★★★★
前作も面白かったですが、今回もとても面白かったです!
劇団アカルテル旗揚げ公演「七日目にボクはキミと」
劇団アカルテル
新宿シアターモリエール(東京都)
2018/03/14 (水) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★
申しわけないが、どうにも理解できない話の流れ。二人の警備員の話で、落ち着くラストがここなのか?と肩透かしを食らっているような気がする。
秋元松代『常陸坊海尊』を読む!
一般社団法人 日本演出者協会
梅ヶ丘BOX(東京都)
2018/03/17 (土) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
秋元 松代作の戯曲の朗読だが、音読を前提に書かれた戯曲だということもあり、演者たちのエネルギーポテンシャルはかなり高い状態で演じられた。
ネタバレBOX
即ち科白が各々の演者によってそれぞれ独自の身体化を要求するタイプの文章だということであろう。
8日間の練習で此処まで読めるのは、流石演出家中心の演者、各々が普段から勉強していることが、また身体鍛錬を含めて活動している者も多いことが見て取れた。
テキストは元々、1960年にラジオ放送用に書かれたが、その後大幅に加筆訂正されたものが1964年に出版された。
海尊は、義経の側近であったということだが、彼が仏門に入るのは、衣川の戦いの折り、戦いに参ずることが出来なかった為だと言われている。何れにせよ、主君の危機を救う側に立てなかったことを生涯己の裏切り行為と責めたものと思われる。今作では、意気地が無くて裏切った者として描かれ、為にその道義的責任に対する背信者として750年を悔恨の行を積む僧として彷徨う。今作ではおばばが、その海尊に会い、その継承者になろうとしたこと、1945年3月10日の東京大空襲前に疎開してきていた東京の尋常小学校生徒たちとの因縁話、おばばの下に暮らす孫ほどの年の雪乃という名の美少女、おばばとそのツバメの山伏、少将と娼婦の道行等々。人間の生存欲、性欲という業と倫理の問題が、登場人物達の性を仲立ちとする関係に表されて生々しい。
生々しさを表すのに、ミイラ行と秋元が言っているのは、五穀断ち、十穀断ちなどを経て即身成仏することであろう。有名な所では鉄門海上人が居るが、敢えてミイラという修辞をしている所に劇作家というより文学者を自認していた彼女の美意識が在ったと思われる。
戦争中、児童に付き添って来た教師の戦中教育と敗戦間もなくの失踪、海尊が、何人も出てくる点は、義経生存伝説、東北での海尊伝承、藤原三代のミイラ、宗教的行ではなく、人工的にミイラを作る行為等と海尊伝承を身体化させる物語装置として“転じることで生き続ける海尊という実在(役者の身体を通じての実在化)を為さしめること”。これら、一連の目論見によって現実世界を虚構によって相対化する試みこそ、今作が目指したものではなかったか? 社会的男女関係のfemme fataleによる逆転もその一つだろう。
プープーソング
劇団きらら
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
普段九州で活躍するグループである。科白は熊本弁であるが、自分は方言が好きなので苦にならない。
ネタバレBOX
それどころか、できれば、方言についても学んでみたい方である。何故なら、その地域の言葉こそ、その地域が要請する身体表現なのだと考えるからである。日本語には厳密な意味での標準語は存在しない。現在「標準語」とされているのは、東京山の手の方言をベースに創られた言葉であるが、それだけのことで、ヨーロッパ先進国の言語スタンダードが、その国の国語の最高権威が1世紀以上のグループ研究を続けて創られてきていること、国語の何がどのような経緯で発展してきたかを、その単語の初出、初出文献、その時の意味、その後の変容の過程などを例文つきで検証、辞書化しているのが当たり前なのと比べると話にならない。
何れにせよ、話の内容は、正しく現代。とても上手い設定だと思わせるのが、ネットを用いた人材業の話を、派遣という形態の労働の形式で表し、而もそれがネット社会の闇をも示唆しつつ、我々が暮らしている当に今、この時のこの「国」の在り様を見事に炙り出している点だ。この設定の良さが、地方と都市部の差を無化すると同時に、人間という生き物の何たるかをその普遍性のレベルで描くことに集約している。
舞台セットも室内トレーニングマシンを金属柱やパネルを組み合わせることで作り、他は総て箱馬を使用。唯、並べ方を変えるという最もシンプルだが、観客の想像力を信じた方法で行っていることだ。地方の劇団が、出先でどう舞台美術を創るかは大問題であるから、合理的でもある。
脚本の質も高く、役者陣の演技、演出も良い。殊に自分に科白が無い時でも、何らかの仕草を演じている、とても丁寧で真摯な演劇に対する姿勢の良さが気に入った。
再生ミセスフィクションズ2
Mrs.fictions
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 19:30
価格3,000円
『男達だけで踊ろうぜ』
いやー文さんまず出てきたときに笑いましたよ(笑)若いなーー
任侠野球を通して「悲しい性」を描いたのでしょうか。どうにもならない環境って地域だけに限らず家庭にもあります。凄く色んなものを映し出した作品だと思います。
『東京へつれてって』
初演が随分前らしいのですが、私が以前に見たのは市原文太郎さんと酒井桃子さんでした。
この桃子さんが衝撃的だったのですが、今回の廣瀬響乃さんは割と普通のいで立ちでした。ただ「芝居が上手い」。彼女を拝見したのは2度目でして、前回見た『見よ、飛行機の高く飛べるを』(ことのはbox)では春名風花さんとダブル主演を務めました。そのときから注目はしていたのですが、実は私と同じ中学校出身という偶然。ひいき目も加えてもっと褒めたいのですがそれは次回に。
『男達だけで踊ろうぜ2~Dances with Wolves~』
アマゾンくんは卑怯だわ(笑)これはとにかく笑いましたね。
集団のコメディは揃って同じ動きをしたり、ちょっと変なことを順に言っていくところが見せ所。がお見事。この作品に限らないのですが、全て衣装をしっかり揃えているんですよね。野球部のユニフォームとか学ランの痛み具合とか凄くキチンと揃えていました。セットはなくても衣装で客の臨場感やイマジネーションは増すと思います。
『上手も下手もないけれど』
多分私が以前に見たのが初演だと思うのですが、そのときと同じ配役の岡野康弘さんと豊田可奈子さんでした。この作品はもう文句ないですよ。二人の関係が時間の流れを感じさせる・・・なんとも哀愁に溢れた作品です。
ブラインド・タッチ
オフィスミヤモト
ザ・スズナリ(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/04/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
今作は坂手 洋二氏が2002年夏脱稿、秋に上演された作品である。つまり9.11の翌年の作品だ。(華5つ☆)必見!
ネタバレBOX
通常、テロに対しては軍では無く警察(公安)が対応する。然し米統領であったブッシュが、テロとの戦争を掲げて戦争を始めたことは、ご存じの通りである。この時から戦争の質が変わったことに気付いている人々は多かろう。ファルージャ攻撃などで、イスラエルがアメリカに軍事オブザーバーとして教唆していたことは、知られた事実である。この時イスラエルがその前例としたのは、無論、パレスチナジェニンでの虐殺である。アフガニスタン、イラクを「戦争」の対象としムスリムを民主主義の敵としたのも、流れを見ると頗る怪しいのであるが、まあ、今作に直接関係ないので、この話は此処までにしておく。
翻って日本の公安、検察である。かつて鬼と恐れられた検事がヤメ検になった時に聞かされた話であるが、海外から要人が来日する際、何の咎も無い旧活動家などの予防拘禁は当たり前のこととしてやっていたという。法も何もあったものではない。参考までに以下のリンクを紹介しておこう。(http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/472.html)
今作の作中主人公の逮捕、30年以上に亘り獄に繋いだ件も無論、嫌疑はでっち上げである。日本という所は、人間という概念を警察殊に公安と検事は持っていないようである。右翼については大甘であるが、左翼に対しては予め人権を剥奪したような対応を見せる。今作にも、実際モデルになった方が居る。物語に出てくる獄中結婚も事実だ。背景にあるのは、1971年の渋谷事件である。今作では出所したことになっているが、実は未だに獄に在り、弁護団は新証拠や検察の持つ全証拠開示を請求、再審請求を突き付けるべく動いている。渋谷事件については、自分で調べて頂きたい。
物語は、出獄した日に、結婚した女性の借りたアパートに帰宅したシーンから始まる。このファーストシーンが、いたたまれない。長らく世間から隔離されてきた為に一種のデペイズマンを感じざるを得ない夫に18年前獄中結婚をした妻は、何くれとない気遣いを見せるが、坂手氏の描く脚本の科白の想像力の確かさを2人の俳優が見事に果実として稔らせている。
舞台セットは、中央に8畳ほどの和室、部屋の下手壁際にはスタンドピアノ、ピアノの脇に袖のような空間が設えられ、開き戸がついている。上手奥には押入れがある。部屋には他にTVなど。和室奥下手が台所、上手に部屋への入り口があり、このセットを囲む空間は観客席側に縁台が置かれた庭。下手は通路、上手はこの前庭に直行して全体を為している。
決して広くは無い部屋にピアノが置いてあるのは、夫がもう一人の逮捕者と共に、ピアノバンドをやっていたことから。出所したら、弾いてもらおうと思ってである。昨日、初日が終わったばかりなので、作品内容については、これ以上のネタバレはなるべく控えておこうと思う。然し、この後、上手の庭も変化してゆくし、実に驚くべきシーンも現れる。
ブラインド・タッチに関しても、科白によって彼のこの言葉に対する解尺の変容が語られてゆくことに注意していて欲しい。
良く練られた脚本に、極めて質の高い演出、見事な二人の俳優の演技、舞台美術、転換の見事、照明、音響など効果の素晴らしさ。そして驚くべきラスト。必見の舞台である。
-127birth
こわっぱちゃん家
OFF OFFシアター(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 13:00
座席1階5列
価格0円
こわっぱちゃん家は初めて拝見しました。とてもよかったな。今年の観劇作品の1,2と言っても過言ではありません。
出産のお話だけに留まらないメッセージの強い作品でした。
人は決断して行動することで新たな出会いがあります。そしてそこには喜びもありますが、ときには哀しみもあります。しかし前を向いて歩かなければいけない。自分の回りには心配してれる、愛してくれる人がいる。それは自分がこれまで決断して歩んできた証であるから。
そんなメッセージを私は受けました。
今回チケプレ当選で拝見しましたが、応募した切っ掛けは「目崎新年会」にメンバーがゲスト参加されていたから。たすいちと友好関係であるならば観てみようかなと。
その新年会にて少しお話をしたのが瀧啓祐さん。このストーリーの大きな役割を持った役でした。出産に踏み切るのかしないのか何か煮え切らない旦那さん。客が非常に見ていて「腹が立つ」演技だったから、このストーリーが成立したと思います。(演技が上手い!ということですよ)
そして他にも見たことがある役者さんがいました。関山未来さん。
その煮え切らない旦那の奥様の友人役。旦那さんとも直接会話をするシーンがありますが、凄く親身になって友人を支える役がしっかりできていました。たすいちでは見たことのない配役。またこんな関山さんも拝見したいものです。
最後になりましたが、チケプレありがとうございました。
隣の芝生も。
MONO
座・高円寺1(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/17 (土) 14:00
座席1階D列
価格4,200円
私が観劇を始めたのが3年ほど前。その頃に勝手思い描いていた「お芝居」でした。
役者さんは個性的でしたし、ラストは結局・・と客に想像させる演出がよかったです。また対照的な2つの世界から色んなことを気付かせてくれます。
3箇所回転するセットも初体験。大きい劇場ならではのお芝居を堪能できました。
チケット代は4200円とややお高めにも思えますが、座・高円寺のお芝居でこれだけの作品でしたらむしろお安いのでは。
小劇場ばかり見てきた私にはちょっと毛色が違う作品ではありましたが、凄く楽しめました。話が分かりやすいので観劇初心者にオススメできます。
尾方宣久さんは再演「粛々と運針」も出演されるのでそちらも楽しみです。
最後に少し苦言を言いますと、D列の左側は人が通路として使うので非常に待ち時間が嫌でした。その先まで進むことを係員が促すか何か立て看板でも出していただきたいです。