
High Life
ソニー・ミュージックアーティスツ
あうるすぽっと(東京都)
2018/04/14 (土) ~ 2018/04/28 (土)公演終了
満足度★★★★
全員が薬物中毒というぶっ飛びの物語
薬でトリップ状態になる狂った世界を大音量の迫力の生演奏とプロジェクションマッピングにより
4人のジャンキーの精神状態を効果的に表現していて、とても面白く見応えがありました。
中でも首謀者のディックの、悪魔的に巧みにほかの3人を扇動していくところも面白く
何度失敗しても懲りない執念、出所したばかりのバグの人殺しも何とも思わぬ狂暴さと、
Rollyのコミカルで憎めない性格にもついつい笑いを誘う味わいがありとても良かったです。
できたたら、Rollyのトリップした時にだけ見せる
天才的な狂気の演奏シーンを観たかったです。

ラーメン
宇宙論☆講座
スタジオ空洞(東京都)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
ラーメン屋でラーメンをすする短い時間のあいだに起きる冒険活劇でした。濃密な演技空間を望んでいる方には向かないかもしれません。写真を撮るインスタ映えチャンスが何度かありましたが、暗いし、煙でもくもくしてるので、なかなかいい写真は撮れませんでした。前回とおなじく眠くなったときに食べようと思って、コンビニで柿の種買ってきましたが、途中それほど食べたいとは思いませんでした。せっかく買ってきたんだからと、小袋一個だけ食べました。これは退屈せずに最後まで観られたということなんでしょうか。どうなんでしょう。自分でもなぜかよくわかりません。何やってるのかわからなくて、ぽかんとして観てる時間もけっこうあったと思うので。それは心奪われてたということなんでしょうか。どうなんでしょう。やっぱりよくわかりません。
飲酒回も見てみたいと思うけど、もう予約は満席ですか。
よくわからなかったけど、次回公演もあればまた観たいです。

渇生
HIGHcolors
「劇」小劇場(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
重い内容の舞台で、観応えありました。最初は人間関係が分からず、もやもやしましたが、どんどん人間関係が繋がっていく内に、惹き込まれました(ちょっと関係性に無理があるようにも感じましたが)。事故は、加害者・被害者共に不幸になってしまう事、被害者側の気持ち、加害者側の気持ち、亡くなってしまった人は帰ってこない事・・考えさせられる事も多かったです。役者さん達の熱演が良かったです。内容が重いので、好みは分かれるかな?という印象でしたが、良い舞台でした。

ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング
悪い芝居
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
役者さんはちゃんとした方々だということは分かりますし、舞台セットもなかなか良いものです。
しかし、不条理劇でもなく高尚な思想を語っているわけでもないのに、喜怒哀楽の感情が起こりませんでした。演出技法のショールームという感じです。演劇を作る側の方は面白く感じるのでしょう。

凡人の言い訳
小田尚稔の演劇
新宿眼科画廊(東京都)
2018/04/14 (土) ~ 2018/04/25 (水)公演終了
満足度★★★★★
山下智代さんの公演を観ました。
一番最初に飲食持ち込みの制限が緩かったことに驚きました。
公演開始後はそういうものを持ち込んでいたとしても、飲食する余裕がないくらい劇にのめり込んでしまいました。
主役の女の子と経緯は違えど、どこか共通のものを感じることがありました。
社会に踏み出す一歩手前の段階。
果たして私も、自分の頭上の虫を掴めるときがくるのだろうか~~。
「善く」生きることができるのだろうか。

更地14
大森カンパニー
ザ・スズナリ(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
■約105分(開演遅延時間15分込み。正味90分)■
密室感のある狭めの箱でトガり気味のコントを観る秘かな愉しみ。これが私にとっての更地の醍醐味なのだが、今回は広めのスズナリで演ることを意識しすぎたのかどうなのか、脚本演出とも“伝わりやすさ”に重きが置かれていた印象。ために、大味で分かりやすいネタが目立った。確かに、トガり気味のネタは広めの小屋では伝わりづらいが、客に迎合しすぎるのはどうなのか? 一向ついていけないくらいのネタが二、三は欲しかったところ。
…と、苦言を呈しはしたものの、殺到したお客さんの対応に追われて開演が押しているあいだ大森さんと山口さんがトークで場をあっためてくれたりと、“そこまでしなくても!”なコメディアンスピリットは相変わらずで、結局は楽しんだ私なのでした。

どこよりも遠く、どこでもあった場所。あるいは、どこよりも近く、なにもない。
プロトテアトル
ウイングフィールド(大阪府)
2018/04/27 (金) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
![わたくしごと2本立て[はくちょうたちの、/ closets]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/725/stage_72577.jpg)
わたくしごと2本立て[はくちょうたちの、/ closets]
waqu:iraz
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/04/27 (金) 15:00
価格2,500円
女子高生とアラサーという一回り違う世代を描いた2作品を(休憩を挟んで)続けて見せることでその違いがくっきり浮き上がった感じ。
【はくちょうたちの、】
「小林ムーブメント」に彩られたモノローグ中心の高校生活、いかにも女子高生な感じに宮藤官九郎脚本のドラマ「ごめんね青春」を連想。
また、美術教師の描写に某芝居のN田先生を想起したりも(笑)
【closets】
女子高生の振付は創作ダンス風だったがこちらはダンサーっぽいし、白主体の照明に対しカラフルなど対比させて描くアラサーのライフスタイル。一回り上の世代はそんなにトウが立つの?な感覚も。(爆)
あと、オープニングで搬入されるハンガーラックのキャスターのガーッという音が「始まる!」な感じでワクワク。

ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング
悪い芝居
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/30 (月)公演終了
満足度★★★
初見の劇団。若手というわけでもないのだろう、中堅感。
そのせいかいろんな物事が中堅、言い方を変えれば「守りに入っている」印象。
2時間で収めたかったのだろうが、色々と消化し切れていないものがあったのかなぁと思います。

タイム・フライズ
ミュージカル座
光が丘IMAホール(東京都)
2018/04/26 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
チケットプレゼント当選にて観劇させていただきました♪
確保していただいたのは後方寄りのS席でしたが
こじんまりとした会場なので役者さんの表情まで良く見え
舞台上でクルクル回る鉄骨3階建ての巨大なセットは迫力満点でした。
サウンドトラックを公式HPで聴くこともできますが
お気に入りは「FLOWER~迷いなき心で~」
ジ~ンと来ます!
お芝居の最後に出演者全員で歌われる「時は流れている」は
ゾクゾクしました!
他にも良い曲が沢山ありましたので
サウンドトラックのCD化を切望します(^^)/
とても素晴らしい舞台でした。
ありがとうございましたm(__)m

渦中の花
room42
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

青春超特急
20歳の国
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

溶けない世界と
mizhen
d-倉庫(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

溶けない世界と
mizhen
d-倉庫(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
本公演は初めての劇団。以前15MMで短編を拝見し、尚且つ今回小角まやさんのご出演ということで観劇。以前みたイメージが波長が良い劇団だなというイメージだった。「すき」「きらい」でいうと「すき」な作品だった。
軽い「あ~、わかる、わかる、私もそうなのよ」といった共感を促す感じよりも、観ている側にじわじわと「この気持ち、自分も持ったことがあるな」と浸透してくる。と、書くと「重い」と感じる方もいるかもしれないが、私は2時間ある意味「楽しかった」という感覚を持った。語弊があるかもしれないが、「物語」は「物語」である。人間の卑しい部分や、弱い部分、滑稽な部分、他が見えなくなるくらい人を好きになる部分、嫉妬、諦め、憧れ、独占欲、それらが「物語」としてきちんと伝わってくると、楽しいのだ。そう、「観る側」は楽しいのだ。
だって、当事者の苦しみを客観的、傍観してるから。あの2時間の「物語」が強ければ強いほど、没入できて、まるで、あの湖に自分も落ちてしまった様な感覚にさえ、なる。

~ラビット番長ノワール短編集~
ラビット番長
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★
「夜明けの歌」、「パンジーな乙女達」観劇。いつもとは異なるテイストの作品で、意欲作とは思いますが、正直私にはあまり合いませんでした。普段の作風が好きな為と、今回は役者さんの演技力に差異があるように思えてしまいました。次回公演に期待したいと思います。

ゲームブレイカー
ピウス
ザ・ポケット(東京都)
2018/04/25 (水) ~ 2018/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/28 (土) 13:00
#ピウス企画 さんの #ゲームブレイカー 観てきました。いやぁ、手に汗握るスリリングな展開に釘付けでしたよ。運営側とプレイヤー側、それぞれが一癖も二癖もある方々ばかりで引き込まれました。昨年の「トレーディングライフ」とはまた違った味わいのある物語なので、観て欲しいです。魅力溢れるキャストさん達も必見ですよ。いよいよ明日千穐楽2公演、当日券も若干あるようなので、ぜひ中野で目撃してください!

埋没
TRASHMASTERS
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
2時間超えと聞くと正直足が遠のくのだけど、チラシを観て面白そうと思ったので日本橋へ。長さは感じなく、良い作品だった。故郷が無くなるという事の儚さ、時代の流れの速さに抗えないという諦観。色々と感じた良い芝居

あんたの戯曲を上演させてくれへん?企画
NPO法人大阪現代舞台芸術協会-DIVE-
ウイングフィールド(大阪府)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
(非公式な恋人)『あんたの戯曲を上演させてくれへん?』5作品の中で一番好きな作品。不条理?理不尽?とにかく好きな世界観だった。卯津羅亜希さんが出てくるとやはり引きつけられるなぁ。
(おおきな声がうるさい)大事な事ほど口にできない家族、そのもどかしさ。息子が父に謝るトコロが良かったなぁ。重厚な芝居でもっと長く観たいなあと思った。河上由佳さんと野村有志さんのお二人が並ぶ芝居が観れて良かった。
(あの場所、ふたり、あまやどり)すれ違い、妄想しあう三人の思いがラストに向かって集約していく感じ、三人の思いが一つになっていく感じが良かった。物語の真実を自分がどこまで理解できたか、勘違いしてないかはわからないけど面白かった。
(遊星からの少女X)あっという間に終わってしまって、なんか良い余韻が残った感じ。あんなありえない芝居やのに、純愛的な良い雰囲気になるとは。説明されないままの彼女の触覚、そしてあのラスト、なかなか良かった。
(詩劇 空におちた男)ちょっと自分には難しかったかな。ストーリーが入ってきませんでした。どういう話だったんだろう。

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】
劇団鹿殺し
ABCホール (大阪府)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった。去年観た「親愛ならざる人へ」と言い、丸尾丸一郎さんの作品好きだなあ。役者さんも最高。逃げてしまったり目を背けたり、人間らしく葛藤しながらみんな生きてるんだなぁと。もっと家族と話さないとと思った一日だった。良い芝居

寝室百景
坂本企画
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2018/02/23 (金) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★
始まる前の舞台美術から期待させてくれる作品。始まるとそのストーリーに引き込まれて、面白い作品だった。アレは実際にある事なんだろうか。自分ならどう選択するだろう