
vol.3「関ヶ原の見物人」vol.4「お局ちゃん御用心!」
片岡自動車工業
HEP HALL(大阪府)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
関ヶ原の見物人、お局ちゃんご用心!共に初回を観劇させていただきました。
両作品ともに期待以上のド派手なオープニングと息をつかせぬ展開とパフォーマンスに釘付けにされてしまい、あっという間に
エンディングまで持って行かれました。18日の地震への素早い対応と安全への気配りなどにも恐れ入りました。
お客様を大事にされる片岡さん!!今日も観に行かせてもらいます。

ラフカット2018
プラチナ・ペーパーズ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/07 (木) 19:00
座席2列12番
価格3,800円
2011年以来、久しぶりに観るラフカットは「ああ、このサイズ感と台詞の響き方……」な懐かしさ♪
前半の2編は30分という半端な(?)尺を使いきれない感なきにしも非ずか? 対して後半2編は流石。
第一話「僕らの力で世界があと何回救えたか」(脚本:高羽彩)
同窓会の会場である体育館を抜け出して共同で使っていた部室に集まったアマチュア無線部OBと演劇部OG……知った上で観ているせいか随所に高羽彩さんっぽさがあるような?
第二話「僕の妻にはタトゥーがある」(脚本:大野敏哉)
スーパー銭湯のサウナ前でのエピソード、女性のタトゥーということで「未開の議場」を思い出したりも。
前半のこの2本がどちらも「これで……終わり……なのかな?」な印象なのは大きな山場的なものがないからか?
第三話「パーはチョキより弱いのか」(脚本:佐藤二朗)
11年前の提供作品の再演とのこと。いくつかの台詞がいかにも佐藤二朗さんっぽいと言うか、脳内で勝手に「あの口調」で再生されてしまう。(笑)
終盤に山場もあり、きちんと安定して終わる感覚。
第四話「フェスでゴミを拾う」(脚本:堤泰之)
地方都市での町興し的な音楽フェスティバル(2回目)実行委員たちの打ち合わせ。初回に「あること」をしたため今回は出場を自粛するバンドがあり……な物語。
「正義の反対はもう一つの正義」というのは有名だが、「正義(正論/正しいとされること)を振りかざすのは絶対的なイイことなの?」「行き過ぎた(あるいは独善的な)正義は時として悪になるのでは?」という疑問をなげかけるものが「映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱」以降ちょくちょく芝居に出てくるが、本作のある人物と「爆盛!カンフーボーイズ」のヒロインの言動の近いこととと言ったら!

フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了
満足度★★★★
下北沢の地下劇場のような客席2面の変形ステージ。仄暗い階段を辿り別世界に誘う雰囲気も心地いい。
原作の醜くも知的な怪物が金髪の中性的な女性に。
生命の創造と性差の壁を体現し、一考させる深い味わいの物語。
フランケンシュタインという稀代な作品をベースに想像力豊かに膨らませた脚本。空想の畏怖と現実の恐怖を感じさせる演出。ともに秀逸で惹きこまれる。
少々残念なのは、この物語を演じるに少し経験と力量が達しない役者さんもおられたこと。そして作品にはまったく関係ないが、メインエントランスに灰皿があることで、周囲を気にせず通路全体で喫煙する関係者さんが多数いたこと。
良い作品だっただけに残念でした。

山山
地点
KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/16 (土)公演終了
満足度★★★★
「悪霊」以降観てきたKAAT×地点、今回は昨年の「忘れる日本人」に続き松原俊太郎作の新作<戯曲>。忘れる日本人とは皮肉の効いたタイトルだが今回の「山山」とは・・。最初に耳に入ってきたそれは「何々したいのは山々だが」の山山。そして普通にmountainの意も。地点のレパでもあるイェリネク戯曲に似て人物一人のモノローグもしくは自問自答の<戯曲>、ギリシャ戯曲の壮大なモノローグとも異なるこれは後世の文学史の教科書にどう紹介されるのだろう。。松原氏による前作と今作の(テキストそのままの)舞台化を果して地点メソッドなくして可能だったのか、などと素朴に思ってしまう。
しかし今作も刺激的であった。
アゴラ演出家コンクールで平田オリザが地点を「既視感あり」とディスっていたが、師匠の一言で色褪せるような見かけ倒しコケ威しの代物では最早ないように思える。この面白さは何なのか・・地点語(と以前も書いたのでそれを使えば)は単に通常の生理に逆らう言い回し、なのではなく何らかの能動的な精神作用の反映された(語意伝達に狭められない)表現となっている。だが喋っているのは言語であり、語意・語感が波動を形成し、身体の動きと相まって伝えてくるのは「現在」という時に対するある種の疑念である。この通奏低音のように鼓動する「批判的・懐疑的視点」に不快を催すタイプの観劇者は、これをあまり好かないだろう。私は逆である。
前回まで出演していた特徴的な女優の姿が見られず淋しかったが、新顔も「地点語」の世界でパワフルに遊んでいた。

ゆとりアルバイター山田くん
劇団おおたけ産業
RAFT(東京都)
2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

やんちゃんのマス遊び
シャービィ☆シャービィ
CINEMA BOKAN(BARガリガリ)(東京都)
2018/06/14 (木) ~ 2018/06/20 (水)公演終了
満足度★★★★
頭の中でイメージしていた、ポスターいっぱい老舗の下北沢BARな感じの会場(最寄は下北ではなく池ノ上だけれど)
会場の雰囲気だけでなく、作品を観ていてレトロで懐かしい感覚になるのは昔の演劇大好き“早稲田っ子”の香りがするからじゃないかと思え、帰って見直してみると作・演出家さんはやはり早稲田演劇研究会OGの方で大きく納得、しかしナゼ若い方達ばかりなのに古き良き香りを感じられたのかは謎。
赤川次郎ミステリーっぽい作品もあって、そんな所もちょっとレトロ。
ポップで不思議香辛料の効いた4作品、小さな会場に演劇愛がビシバシ伝わってイイ感じです。
どのパートの主人公も共通して「イケてる」に乗り切れない女子達、その迷える心理描写やリズミカルで分かりやすいストーリーに一番共感しやすいのは、やはり同年代の女性観客ではないかと思えるのですが、今日の会場ではその どストライクな客層が少なかったのは何だか意外でした。
今、小田急のCMでやってる、傷心の若い女性が一人 下北をさまよい小演劇を観て、ほんのり生きてる幸せを取り戻すヤツ。
あのCMが意図する演劇シーン部分にピタッとはまる!そんな感じの公演でした。

悲しみよ、消えないでくれ
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
観ていくうちにタイトルが染みてくる。
劇団いんの方も、客演の方も公演。
この作品が始めててしたが、これからも来ようと思います。
脚本・演出共に好きだが、ダブルトークだけは上手くいってなくて、ただのノイズになってしまっていた。

ザ・シェルター
第42回大阪春の演劇まつり
東大阪市立男女共同参画センターイコーラム・ホール(大阪府)
2018/05/18 (金) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★
祝60周年!
おめでとうございます。
劇団息吹 さん、初観劇。
『ザ・シェルター』古き良き昭和の台風の過ごし方。
子供が気付かない所でも、 親はしっかり子供に愛情を注いでる…
核戦争を皮肉った、ほのぼのとした笑い。
押さえる所を押さえた、渋い演技で、クスクス、ほっこりさせて頂きました。
最後の赤トンボ、印象的でした。

しずかミラクル
コトリ会議
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2018/05/17 (木) ~ 2018/05/21 (月)公演終了
満足度★★★★
アフタートーク伺いながら…
そうなんだ、コトリ会議さんはSFと言うくくりなんだ…、と妙に納得。
言われてみれば確かに!
過去の(危険な)時間旅行の代償として、宇宙人に駆除される地球人。
その地球の終末を見に、過去から未来(危険な時間旅行)にやってくる時間旅行者たち。
(凄く悲しい矛盾と切なさを感じつつ)
ブラックホールに向かう、海の干上がった地球。
確かにSFです。
でも優しく静かで独特な公演。
普通のSFと言うくくりでは表せない世界、良かった。

CRAWL
劇団ミネット
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2018/05/12 (土) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
前作『Butterfly』の衝撃的バッドエンドから4年後の世界…
今回もダークファンタジーとの事。
いつ全員死ぬのか、とドキドキしながら拝見してましたが…、
まさか(少し肩透かし?)の○○な結末に、少し安堵しつつも、もっとダークをと願うのはワガママ?
こういうエンディングも好きですけでね。
次回は一人芝居?!
楽しみにしてます。

幾望
真紅組
近鉄アート館(大阪府)
2018/05/11 (金) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
江戸時代の天文学者・麻田剛立と、彼を支えた名もなき大阪の町人達。
彼らの交流を、こんなに分厚く、感動的な舞台にできるなんて…
そして花を添える雪、ツル、夏等の女性達。
初の近鉄アート館4面囲み舞台、観やすかったです。
(3面舞台は好きではないのですが…)
技術に貪欲な知識人の実直な思いが、ジンジン伝わってきます!
プロジェクトXの「地上の星」が頭の中でエンドレスで流れ、涙しました。
こう言うの大好きです。

妄想恋愛小説家 6月10日(日)当日券あります!
THE EDGE
ライブハウス地下一階(大阪府)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
ホラー作家が恋愛小説を執筆
慣れない恋愛のストーリーを苦悩しながら執筆する
いくつかの恋愛で構成されて最後には繋がっていく展開
タイトルとフライヤーの印象だったら、よくある恋愛話ではなく、もっと妄想が膨らむ恋愛ストーリーの方が楽しめたのではないかなぁと思いました
一人で色々な役を早着替えで器用に演じ分ける盛井雅司さんの演技は楽しめました^ ^

Paranoia Papers〜偏執狂短編集Ⅳ〜
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
全公演観劇しました!
いろんな事があり、演目変更などありましたが、
伝えたいものが詰め込まれたしっかりした舞台でした。
ただ、表現としてどうしても必要として延期になった演目。
これよりもっと恐ろしい話ということで、
心臓の毛生え薬があったらほしい!
今回は、とくにチカチーロ、切り裂きジックの話が恐ろしくて、
闇版のウェストご夫妻は、不気味さがすごくて、どれもふるえていました。
いつもだと、面会があって春名風花さんの笑顔で気持ちがリセットがかかって心がぽかぽかしていたのですが、今回は面会禁止。
正直、心のリセットがかからなくて、ぐちゃぐちゃでどうしようもなくなり、はいた日もありました。それほどリアルな表現が多くて大変でした。
入待ちか、出待ちして、笑顔をいただこうか迷いましたけど、迷惑かかるので、それもひかえました。
去年よりハードルがすごく高くこわかったです!
心臓弱いけど、春名風花さんが出る舞台は全部見たいので、次回も全部観劇します。
今回は、やきもちいっばいやいたので、
色々大変でした。
でも、素敵なおもいでにもなりました。
ありがとうございました。

空き家のグラフィティ
立体再生ロロネッツ
北池袋 新生館シアター(東京都)
2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★
初ロロネッツ。
話しそのものは面白いんだけど、演出的に最初から最後までフラットで、抑揚に欠けているから観ていてダレてしまう。

第10回奈良演劇祭
奈良演劇祭実行委員会
王寺町やわらぎ会館(奈良県)
2018/06/16 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★
奈良演劇祭(初日)を観てのあくまで個人的見解
■ないものねだり「シカノエ」
本体の試験管ベビーのスタイルとは大きく異なる本&演出だったけど、それをマイナスと感じさせないくらい面白かった。
試験管ベビーにはない展開、結末に、(良い意味で)期待を裏切られたかも。
さすがだな。
■劇役ユニット:サンリズム「いぬのさがしもの」
今回の演目は子供向け?
でも、本・演出・役者(+照明+音響)の技量等、大人が観ても十分楽しめるレベルだった。
ところでサンリズムってのは奈良演劇祭のためだけのユニットなのかな?
だとしたら勿体ないなぁ…

ナイン・ハート
劇団TOP
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2018/06/16 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
とても良かったです!!ビリヤードのルールも知らない私も楽しめました!!精神的なプレッシャーは、皆有るもので、其をどのように越えていくか、永遠の課題ですね!!

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“はじまりの巨人”
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会
Kanadevia Hall(東京都)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★
今回はライブビューイングだけを見たのですが、演劇ハイキュー!!は一人一人の動きが見えないと面白さが半減すると感じたので、次は劇場に観に行きたいです。

2018「月いち座布団劇場六月篇」
占子の兎
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2018/06/01 (金) ~ 2018/06/02 (土)公演終了
満足度★★★
落語の中の登場人物を別々の役者が異なる方向に向かって語るお芝居は面白い趣向ですね。
拝見するのは2回目でしたが、気軽に楽しめました。

希望のホシ2018
ものづくり計画
あうるすぽっと(東京都)
2018/06/13 (水) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
さすが石原プロダクションの作品、刑事物のテレビドラマの見ているかのような感じ。でも、これぞ、生の舞台という感じがほしいなあって感じました。
それぞれの役者さんがそれぞれに際立っていてよかったです。

ムシ研
劇団オンガクヤマ
劇場HOPE(東京都)
2018/06/14 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
虫の観察ならぬ「ムシ研」における”人間観察”をシニカルに描いた物語。「虫」について分野ごとの縦割り研究ではなく、専門分野の横断的な研究発表という設定、そこに垣間見えて来る研究者という人間像が面白くそして怖くもある。すべては”腹の虫”のせいにする。
(上演時間1時間40分)