
無名劇団短編集6月号
無名劇団
大阪市浪速区元町1-3-18 Sense bar(大阪府)
2018/06/10 (日) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

フォーシーズンズ~Four Seasons~
かわさきシアターカンパニー
川崎H&Bシアター(神奈川県)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★
初めてみた公演が劇団企てプロジェクトとしての最後の公演でした。ホームグラウンドのようなあったかい劇団だということが伝わってきました。
出演者の多さに驚きつつ、ひとりひとりの役がしっかりと伝わってきました!

ツヤマジケン
日本のラジオ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/10 (日) 18:00
価格2,800円
初観劇、初ラジオ。
不穏、不安定。
不快な意味ではなく、気持ちよく心が常にざわつかされてる。
この作品がどう面白いかというのはさておき、公演終了後からずーっと頭の中に残っている。そのことがこの作品に私が心つかまれた証拠だと思う。
人間の弱みを、面白く・恐ろしく・切なく描いており。人を殺した者にも、人を傷つけた者にも、寄り添いたい・理解したいという優しさ・偽善心・探求心がくすぐられる作品である。
話は不穏さの示す通りの道を辿る、ただそれを支える「ツヤマジケン」というものが、この作品をかみごたえと満腹感のある作品にしていると思う。

喜劇 余命2ヶ月と言われて30年
劇団ズーズーC
鶯谷ズーズーC劇場(東京都)
2018/05/26 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/10 (日) 13:00
緩急を計算し、起承転結のはっきりした、非常に丁寧に作りこんでいる作品。満員の時とガラガラの時と差が激しいようで、私が見たのは満員の回。笑いの物理的量が違いました。

ゆきむら
劇団そとばこまち
近鉄アート館(大阪府)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

山茶花
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
ご出演者さんがたのお芝居にはほぼ文句無し。手練れが揃っていた。
お話の筋に納得いかないようなことはそこまで無いがいかんせん、内容が薄い。物語、脚本に関する不満が残ったので星3つとさせていただく。手練れのご出演者さんたちが作り上げているため星3つの感覚であるが、作り手によってはこれは星3つに届かないだろうと感じる。
物語にメリハリが無いからか、いつもなら公演後頭に残るはずの音楽があまり残っていない。かろうじてオープニングが少し。せっかくオリジナルサウンドトラックまであったのに、残念。
舞台美術もちょっとお粗末。シンプルと言えばシンプルだが、森の緑と炎の赤を兼ねるあたりなど、細部まで見てしまうと作り込みが浅いというか、適当さを感じてしまうつくりだった。
衣装は悪くなかった。ただしわたしが観劇した土曜日にはすでに破れてしまっているお衣装が散見された。もちろんそれだけ激しい動きをされているということである。出てきた人物の衣装を見てしらけるということは最も良くないこと、それがあまり無かったのはありがたかった。お着物の裾が…とか、思うことはあったが、、それは許容できる。
アクションがとても良い、皆さま凄かったのだけれど、見続けているうちにだんだんと見慣れてきて飽きてしまうのはとても勿体ない。
それに、やっているかたの消耗具合が心配になってしまう。舞台を観ながらハラハラすると、物語の世界から現実に立ち戻ってしまう。全てが悪循環だ。
物語にしろ、殺陣にしろ。
「見所」のために総量を減らすこと、そして「ポイントを絞る」ことは良いことだと考えて欲しい。
観客だって疲れるのである。今作は情報過多だったように思う。
人間の世界とは違うところからのスタートでわくわくする幕開けだったのだが。判断ミス、優柔不断、思い込み…そういったものによりこんがらがっていく人間模様の行く先、破綻の種類、読めてしまう。
終演後、「良い芝居観たなあ」とはならなかった。

Last Night In The City
シンクロ少女
ザ・スズナリ(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

レイニーレディー
ことのはbox
シアター風姿花伝(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/12 (火)公演終了
満足度★★★★★
チーム箱を観劇しました。とてもリアルで、両方の気持ちがとてもわかるような気がしてみていました。役者の皆さんの演技も迫真でものすごく引き込まれました。とてもまとまった良い作品だったと思います

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
前作も見ましたが、ストーリーも展開も飽きが来ない構成でとても楽しめました。前作からもつながりがあり、次回作もさらにつながるみたいですね。是非次回作も期待です!!

フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了
満足度★★★★
完成度はとても高かったと思います。 北極探索の冒険家の語りで補足しながら物語が進んでいきます。 役者の皆さんの演技も鬼気迫るものがあって、とてもよかったと思います。次回作も期待ですね。

どうしようもないひと
とどのつもり
新宿眼科画廊(東京都)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
鑑賞日2018/06/09 (土) 13:00
価格2,000円
13:00の回(晴)
12:33受付、開場。手前と奥の対面席、奥に座ります。
役者さんは舞台に。
白。薄布が天井に、デザインは違うけど白い衣装、真中に小さな脚立、色とりどりのリボン。
黒電話にも白いカバー(?)。
やはり薄布で覆われて一人、床に仰向け。
バラバラになったノートの頁を自由に手に取って語っているような印象。
行きつ戻りつ、感情の揺れに任せて。
日芸の2~3年生で構成されているとのことで、そういえば日芸と意識して観たのはたぶん「生活図鑑」2013/9月のこと。5年弱。世代交代を感じるわけです。
前日、王子で「ふわふわ中毒」を観ていて、また新しいユニットが出てくるんだろうと期待。
脚演、役者、全員女性。
12:43、開演前、セリフ...恋をすることは幸せかと問いかける。
個人的にはちょっと違うような(恋をすることが目的のようにきこえる)気もする。
13:03前説(身を乗り出さないように...たしかに。オムニバスではなく合作とのこと)
13:08開演~14:21終演
世代の違いもあり、やや展開に遅れ気味での観劇。
ダンス的な動き、繰り返されるコトバ、バラバラになったようなセリフ、ずれる発声。
なんとなく(おそらく、あるいは、たぶん?)感じる展開、そういうことなのか自信がない。
脚演の下くらりささんは、下倉理紗さん?
※「美しきものの伝説」は観たいと思っています。
できれば(主宰、あるいは脚演出の方は)後説ででも公演についてひとことふたことあるといいなと思いました。
開場前にもお伝えしましたが、事前に「上演時間」の問合せメールを(gmail宛)送ったのですが返信がありませんでした。gmailには以前にも同様の例があったのでもし理由がわかれば。みなさん終演時間が気にならないのでしょうか?

ダサさ自慢
劇団SURF SHOP
明石スタジオ(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/10 (日) 16:00
アドリブありと聞いて、エチュードに近いものを想像したが、思っていた以上にしっかり本線の演技をされていた。
オチのエンディングは、千秋楽ならではで良かった。

ツヤマジケン
日本のラジオ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
2ヶ月が経とうとしていますが、いまさらながら口コミを書きます。
2ヶ月経って、壱劇屋さんの作品がまた目前に迫ってきても、未だ思い出しては震えるので書きます。
表情やしぐさ、それが見えないこと、剣の振るい方、振るわないこと…一挙一動が物語を伝えるために丁寧に紡がれるワードレス殺陣芝居。もちろん、セリフがないぶんセリフがあるものに比べて受け手による部分も多く、そこは限界も一定あると思うのですが、それでも、それを補ってあまりある熱量、仕掛け、挑戦、etc...何をとっても素晴らしかったです。
まがりなりにも観劇が好きなので、「自分の好きな視点を見つけられる」「目の前の熱を肌で感じられる」「演劇にしかない立体感、生」という演劇自体の特性や良い所は知っているつもりでしたが、それでも、水や群衆など、生ゆえの、その時にしかない風、光の反射、布やビニールの捉えきれないなびき、髪の乱れまでもが、自然で、生きていて、しかし「表現」をするための技法でもあるのだと改めてこの公演で感じました。もちろん映像ならどれだけでもド迫力に綺麗に表現できると思います。しかし、劇場という場で観る演劇でこそ得られる「瞬間の尊さ」を感じられました。
また、NMB48というアイドルグループメンバーを主演に置きつつ、そのメンバーお二人の元ある魅力+「できるもう一歩、二歩先」の殺陣・お芝居を見せてくださることで、その一生懸命さ・挑戦する姿がお芝居にも溢れてきてお二人をより魅力的に見せてくださったように思います。
アクションモブについても、五彩の神楽から引き続きのいわゆるアクションや効果動作のプロのさらなる進化と、二ツ巴から参戦メンバーもそのレベルに到達している完成度、人の成長の仕組みがあるんだなあ、と土台の強さを感じました。
五彩の神楽の時のようなPVが流れることはありませんでしたが、そのぶん竹村さんが少し笑いも交えながら世界観や人物の紹介をしてくださることで、twitterやパンフの事前情報がなくても入り込みやすい心配りがあったり、その解説が終わったあとに響く水音が良い緊張感を劇場にもたらしてくれたり、終演後も衣装のままキャストさんが出てきてくださっていたり、世界観をきちんと構築しながらも身近にお芝居をつくるひとを感じられる取り組みも素晴らしかったです。
正直、五ヶ月連続のお祭りだった五彩の神楽で大分出しきっているのでは…など思うところもあったのですが、全くの杞憂でした。五彩の神楽はもちろん、猩獣や独鬼で積み上げられてきたものも感じ取ることができましたし、混ざったからとて濁ることなく、新しく発色する二ツ巴の色として馴染んでいました。見くびっていた己を心の中で叱咤しました。
悔しくも6回公演、映像化無しとのことで見られる人が限られているのがもったいないなと思っています。劇場に来れない人のために映像化も要望し続けたいなあと思いますし、もちろん体験して欲しいので再演も要望したいです。
シリーズとしての楽しさとはまた違った、一本にぎゅっと詰まった魅力は勧めやすさもあるので、何らかの形で再び二ツ巴に出会える機会があればと強く願う、そんな作品です。

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
胸が熱くなる舞台でした。混乱の時代を生きる男達の想いや、主従関係、友情・・感動や切なさ、色々な事が詰め込まれていて観応えがありました。一筋縄ではいかないストーリー展開も良く、役者さん達の演技も良く、どんどん惹き込まれました。涙腺の緩む感動の作品で、大満足でした!

山茶花
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/10 (日) 12:00
座席k列9番
見ていると恥ずかしくなる作品(自分が)殺陣もダンスも魅せる芝居。スキルも高いが久しぶりに「思いに」震えがくる殺陣を見た気がする。

此処で逢ったが百年目
Dotoo!
駅前劇場(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
前回の探検隊に続いて観劇。その前をと考えるとずいぶん間があきました。ちょこっとコミカルで、シチュエーションっぽいけど、少し緩めの展開。それから突然登場された内堀さんも ホント10年ぶりくらいでしょうか?殺陣を頑張っておられるような気がします。メンバーのおひとりが那須で古民家カフェをされるようになったとか。年代が上がると少しずつ皆さん、それぞれの道を歩かれる感じ。ちょっと寂しい気もしますが...いろいろ大変だとは思いますが、頑張ってください(公演情報ですが、なぜか2つアップされているようですよ)。

ツヤマジケン
日本のラジオ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
昭和の時代のドロドロとしたイメージの『津山事件』なのですが、これがなぜか!若い女性陣で描かれていて、爽快な観後感につながります。エンディングも何だか やっぱり と落とすところも良い感じで シュールでも納得がいく感じ。こういう作風・作品なんだと最初からわかっていたら、もっと深く入り込めたかもしれません。次作にも期待です。

ボーダーリング
やみ・あがりシアター
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
さすがランキング1位って言いたくなるような スピーディで雰囲気の良い展開。もう少しストーリィに流れというか展開があると自分的にはなおなお満足できました。今日的に、結婚相談所って、交際音痴をひたすら支援するような、そんな機能が求められているらしい。そういう世情が十分に盛り込まれている感じでした。

妄想恋愛小説家 6月10日(日)当日券あります!
THE EDGE
ライブハウス地下一階(大阪府)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了