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ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★

30分程度の作品が4作演じられる短編集。
「ホテル・リトル・ミラクル」、女の幽霊の話だけど、公演を観ている場所が歌舞伎町なので妙にリアルに感じた。オチもきれい。ただ肝心の「なぜ女が自殺したか」の動機が弱いし腑に落ちないので、もったいなく感じた。
「ビッチの品格」、女同士のわちゃわちゃした感じと共に腹の探り合いやマウンティングなどが軽やかに演じられていて楽しませてもらった。スーツの女の、男を軽視することで心の痛みを無効化しようとする様が辛そうで沁みた。
「最後の奇蹟」、星新一と君の名はをミックスしたような佳作。ちょっとシベールの日曜日を思い出したりもした。女の子の名前は「ルナ」だったでしょうか?
「かっこ悪い男(悪)」、小劇場の内輪ノリや悪ノリを舞台に持ち込んだ感があってとても苦手で早く終わらないかな・・と思いながら観てた。この作品だけはどうにもつまらなかったです。

チャリング・クロス街84番地

チャリング・クロス街84番地

劇団俳優座演劇研究所

赤坂区民センター 区民ホール(東京都)

2018/07/10 (火) ~ 2018/07/12 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/10 (火) 18:30

20年にわたる、ロンドン古書店、マークス書店に勤めるフランク・ドエルとその周囲の人々と、ニューヨーク在住の作家ヘレン・ハーフとの20年に渡る往復書簡集。その舞台化。映画化もされている。映画化にさいしては、場面転換も必要だし、ただ書簡を読むというわけにはいかないので登場人物のセリフや動きも必要なので、映画台本があるのは当然として、舞台は脚本があるのだろうか。

舞台はマークス書店とヘレン・ハーフの自室の2つの空間が高低をつけて設けられており、マークス書店の社員以外の書簡については、それ以外の空間が使われる。(例えば、フランクの妻の書簡や、ヘレンの上の階に住む女優の書簡など)
書店内では会話をしたり送付物を開けるという演技があるものの、実質は書簡を書いたり、読み上げたり、独白したり、書簡の読み上げがそのままセリフとして成立しているのだと思う。
だから、脚本がなくても、舞台美術と舞台装置を練り上げてしまえば、あとはト書きがなくても、役者さんや演出家さんが芝居を付けて行けば、それで舞台が完成してしてしまうような感じがするのですが、どうなんでしょうか?誰かお分かりの方がいたら、脚本の有無を教えてください。

それともう1つ。この舞台を演る場合は、フランクやヘレンは、1つの舞台で複数の役者が演じるものなのでしょうか。今回、フランク役が4人、ヘレン役が3人で演じ分けています。
ヘレンはヘレンの自宅にいること、眼鏡や髪形といった記号があり、体型も皆さん近しいのですから、常にヘレンとして認識できます。むしろ、3人の女優さんが演じ分けることで、ともすれば書簡の読み上げとなって単調になりかねないところをうまく回避して、それぞれの女優さんの演技の変化を楽しむことができました。
問題は、フランクのほうで、書店には複数の男性がいますし、皆背広姿な上に、フランク役4人は、体格も髪形も違うので、入れ替わる度に誰がフランクかを認識しづらいというか、一々煩わしいというか。
フランク以外の男性たちも、ヘレンにお礼やロンドンへのお誘いの手紙を書いている(ということは、そのセリフがある)ので、フランクが書いた手紙なのかを判断するために頭を捻ってしまいます。セリフもタイプライターを打ちながらや手書きをしながらのセリフや、独白調、書いた手紙を読み上げたりもあるので、セリフを聞きながら判断するのは、かなり苦労しました。(ここがこの舞台唯一の難と言えば難でしたね)
他の舞台でも、同様に複数人数を配置しているのか知ったいる方ががいれば教えてください。

舞台の内容としては総じて良かったと思います。ちょっと切なくもあり、ほっこりもしたり、ヘレンの諧謔や優しさ、フランクの機知や思いやり、とてもよく伝わってきました。滅多に見ない舞台なので、あと3回、もっと多くの人に見てもらいたいですねえ。

ネタバレBOX

フランクの死を語るフランクの妻、最前列で観ていたのですが、うっすらと涙が一筋流れているように見えたのですが、あれは勘違いかなあ。でも、とても感慨深い表現でした。
第十七夜『銀河鉄道の夜 -露-』

第十七夜『銀河鉄道の夜 -露-』

有末剛 緊縛夜話

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/09 (月)公演終了

満足度★★

鑑賞日2018/07/07 (土) 14:00

緊縛夜話は今回で6度目になるのだけれど、今回はちょっと違和感が凄かったです。
何か、銀河鉄道の夜に、無理くり緊縛を入れ込んだ感じで。
フルな緊縛は2回ほど、それも話の流れに関係なく(と私には思えたのだけれど)、有末さんが登場して縛る、という展開で、緊縛必要あるの?
メルヘン調の作風に、エロチックな、あるいはハードな設定を盛り込み、そのミスマッチを楽しむという嗜好はありだと思うけれど、どうも今回は水と油な感じがして馴染めなかった。

戦国アイドルタイム

戦国アイドルタイム

企画演劇集団ボクラ団義

浅草九劇(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

久保田唱作品なので色々と身構えて観劇したら良い意味で何も考えないでひたすら楽しめる舞台。
観劇後の自身の現状打破がぼんやりと見えてくる感覚。
時代劇になっていますが現代の自分に置き換えて考えることができました。
何かに悩みを抱えている人、生きにくい世の中だと感じている人には道しるべになる作品かも知れません。

浅草九劇は座席の間隔が広めに取ってあるので男性と男性が並んでも肩や脚が密着しないという小規模な劇場には珍しい非常に良い環境です。
左右のお客さんに気を遣うことなくお尻の痛みもなく約110分があっという間でした。

ネタバレBOX

タイトルのアイドルという文字に反応してしまう人には向いてます。
フライヤーを読んで「なわけないな。」と打ち消した気持ち。
実は関係なくなんかないんです。笑

竹石さんの二本松茂吉祐貞の最初から繊細な性格が滲みでている部分が個人的にはツボでした。
今回は大友さんがラストの公演でもあり、達観したかのように演劇を楽しむ姿、そして役者としての味が良く出ていて光るものがありました。
第十七夜『銀河鉄道の夜 -露-』

第十七夜『銀河鉄道の夜 -露-』

有末剛 緊縛夜話

ザムザ阿佐谷(東京都)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/09 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/08 (日) 19:00

価格3,000円

銀河鉄道の夜パートと宮沢賢治の評伝的パートが併走し、やがて……な構造は演劇比率が高く、演劇と緊縛が拮抗していた(私見)前年4月の「盲獣 -あなたの世間に唾を吐く-」とかなり印象を異にするが賢治好きな身としてこれはこれで満足。(しかし3日間で「星めぐりの歌」が流れる芝居を複数観るとは……)
また、全ステージシャフルキャスト、存じているお二方のホジションで選んだこの回、たぶん個人的にはベスト。(他の役を想像したりしながら観ていたりも(笑))
出演者の大半が女優で、しかも粒揃いなことに月蝕歌劇団を連想したりも。
あと、ピアノ、キーボード、大正琴の生演奏による音楽やライブペインティングも良かった。

ネタバレBOX

終盤、銀河鉄道の夜パートと評伝的パートの人物が交錯し、物語が「相互乗り入れ」になるシカケも好きだなぁ。
トイレの花子さんの帰宅

トイレの花子さんの帰宅

やまだのむら

イズモギャラリー(東京都)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/11 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/10 (火)

10日ソワレ(65分)を拝見。

ネタバレBOX

「凄まじい老け顔の大学生」「謎の巨大生物」「人間化したサバンナモンキー」…といった、(作・演の)國吉ワールドにおけるユニークな先人?達と比べると、かなり地味目な、今回の「地縛霊」&「ストーカー女(後に幽霊化)」ペア。そして、小劇場演劇の役者の3人で過ごす、半ば強制的なルームシェア生活を描いた65分。

饒舌なストーカー女「マルヤマ」(演・三澤さきさん)を通して、主人公の「ぼく」(野村亮太さん)の実態を浮かび上がらせていく手法、思わず唸ってしまう程の巧さです。
さらに、観ている側の神経を逆撫でする理不尽極まりない「マルヤマ」と、あまりにナイーブ過ぎて、観客からすれば、同じくイライラさせられる「ぼく」へのフラストレーションを緩和してくれる、キモ可愛い地縛霊「花子さん」(山田健太郎さん)の配置も見事です。

さて、三人三様、不器用で一方通行な恋のベクトルのまま、先行きどうなることかと、途中から案じていましたが、ラストは、恐らく観ている者の誰もがホッコリするような、見事な着地。小説の神様といわれる志賀直哉ばりの、短編戯曲の女神様の至芸を目の当たりにした思いです。いや~、ホンマに凄いホンやなぁ!
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★

byassist さんが配役表紛失ということで得意技が出せずに残念そうなので代わりに書いておきます。
一言書こうと思うと舞台を反芻しなければならないので良いトレーニングになりますね。しかし自分の記憶力の減退にはあきれるばかり。男性俳優さんの記憶がないのは年齢のせいではないみたいですが(笑)。

ネタバレBOX

『ビッチの品格』の女優さんは画像検索で調べましたが、電車に乗っているうちに記憶が薄れてしまったので外れがあればご指摘ください。

『ホンバンの前に』脚本:池田智也(feblabo)
男:ニュームラマツ(劇団鋼鉄村松)
女:上岡実来(しあわせ学級崩壊)
天使:永橋州
悪魔:荒井ミサ(ヱウレーカ)
ゾンビ:おしうみあゆみ

『ビッチの品格』脚本:岩井美菜子(劇団人間嫌い)
マリ(彼とは友達以上恋人未満なJD):荒井ミサ(ヱウレーカ)
ひなこ(彼氏と1か月セックスレスのJD):吉原桃香
アヤ(無頓着にしゃべりすぎのJD):おしうみあゆみ
ふうか(一番冷静なJD):まりな。(劇団くるめるシアター)
はる(インターンシップ活動中のJD):中尾美友

『ホテル・リトル・ミラクル』脚本:小西耕一(Straw&Berry)
小川(ラブホのベテランスタッフ):永橋洲
桃子(新人スタッフ、最後に霊が降りてくる):田邉美保
2か月前にこのホテルで自殺した38才だがおばさんではないと言い張る女:窪寺奈々瀬

『かっこ悪いオトコ(悪)』脚本:島田慎吾(あんかけフラミンゴ)
松戸:秋元潤
純平:那須康史
アヤ:中村つぐみ
カズ:武島龍児
池田(小劇場ゾンビの親玉):池田智也(feblabo)
その他大勢

『最後の奇蹟』脚本:フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
男:ニュームラマツ(劇団鋼鉄村松)
実はコスプレ女かもしれないJK:上岡実来(しあわせ学級崩壊)
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

4つの話が、絶妙の順番であったと感じます。

ネタバレBOX

すごく中身のある、たっぷりと楽しめる濃い目の130分でありました。
『ピッチの品格』は実際にありそうな設定でぐいぐいとひきつけられました。まだまだ、続きが観たくなる内容でした。4つの中で一番しっくりくるテイストでした。
『最後の奇蹟』は、登場人物が2人であるのに、奥行きの感じる、おもしろい内容でした。
『ホテル・リトル・ミラクル』『かっこ悪いオトコ(悪)』は私の理解が追い付かないのか、心に響きませんでした。
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★

オムニバス=ホテルルーム(舞台セットだし)繋がりのストーリーでしたが
出来にバラツキが大きくて
全体として評価が下方修正されてしまったかなぁと思えた
トータル130分の作品

ネタバレBOX

ゾンビモノ・・は
いっちゃん出来が悪かったと思えたデス

ラストの終末ものは
まぁ定番な感じで先の展開~というより
オチのつけかたが興味深く見入ったが・・・割と想像の範疇に入ってて
ちょい残念
(星新一の短編みたく、地球最後の”男”が部屋に居ると。
ノックの音が・・・。みたいな感じを期待してみたが・・・ねぇ)

舞台セットは完全にラブホテルの内装(笑)みたいな感じです

ほぼ満席でした

全5話の話のタイトルはセット奥の壁に投影されました

OPダンス有り

話の間隙には薄明にしてセット内を整えておりました
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★★

今までにないパターンの組み合わせのストーリー、描かれた人、それぞれの色が出ていた脚本だったのではないでしょうか⁉︎個人的には「ホテルリトルミラクル」が良かったです。過去作と被らないようにしているのかもしれないのですが、一話くらいはオーソドックスな話も観たいかな⁉︎と思いました。

戦国アイドルタイム

戦国アイドルタイム

企画演劇集団ボクラ団義

浅草九劇(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/10 (火) 14:00

10周年の節目にやる作品として今の団員年齢やら置かれている状況やら色々と今だからやるべき劇団らしい作品に思える。設定に違和感があったりした箇所も正直あったが時代劇としてみるべき作品かなー設定に違和感があったりしてもそこは無視しても細部の作りのそれっぽさが良く苦にならない。

ネタバレBOX

運営について、悪いとは思わないのですが、先を見越した戦略的な動きを感じない。色々なところから見にきてもらえている今、そのような動きが必要なのに。全体としてやる気は感じるが今ひとつ心を感じないのもあったりする。
熊ん子リバーバンク

熊ん子リバーバンク

桃尻犬

OFF OFFシアター(東京都)

2018/07/06 (金) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/07 (土) 19:30

価格2,800円

ルームシェアしている3人の男女のトラブルにその中の1人の元カレやら赤の他人(!)やらも絡んで……な物語。
会話の妙で終始クスクス、ニヤニヤな上に夏らしい「アレ」など複数の要素を練り込んでコンパクトにまとめて上出来。また、2場で語られる「怪談」はその後の展開を暗示しているようでもある。
会話の妙をベースに「んな、アホな!(笑)」なナンセンスさも加えて笑いを取るというのは考えようによっては落語に通ずるのではないか? ヤるなぁ。

ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★★

人気オムニバス短編集、今回も楽しめましたが、「かっこ悪いオトコ(悪)」はちょっとなー。正直この作品は上演する必要がなかったのでは?3勝1敗ってとこで。

ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★★

短編4+1のオムニバス作品、
どれも魅力があり面白かったです。

ネタバレBOX

特に、「ビッチの品格」ラブホ女子会のリアルな会話はとても良かったです。
同級生との会話から自分の思っている自分と、他人から見える自分の姿の違いに気づくシーン、
女の子の弱さ、自分を傷つきたくないがための見掛けのポーズでのガード、
心の中には純粋な気持ちを持ち続けていて、繊細な表現が感じられやさしく抱きしめたくなるような作品でした。

「最後の奇跡」も良かったです。
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

4編のオムニバス、新宿歌舞伎町にあるホテル・ミラクルで繰り広げられる会話劇。もちろん多少隠微な感じはするが、全編を通じて「男・女」というよりは「人・間」の本音、心情が奇妙な感覚を以てして描かれている。
(上演時間2時間10分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

セットは新宿歌舞伎町のラブホテルを想像させる。客席はL字型で舞台を半囲いし、ダブルベット、置台、革ソファー、少し離れた所に丸テーブルと椅子が置かれている。入口近くに浴室。ホテルという密室空間を覗き込んでいるという感覚になる。

劇は①娯楽であり②時代を映す鏡、その社会的・世相的な側面があると思うが、その両面が楽しめる作品である。場所はともかく女子会の喋りなどはリアルであり、女性ならではの特徴と同時に人間的な深みも感じさせる内容だ。一方、パラドックスの世界、現実には起こり得ないような世界を描き、社会的問題を揶揄している。その意味で演劇の醍醐味をしっかり味あわせてくれた。

物語の概要は次のとおり。
①「ビッチの品格」(脚本:岩井美菜子(劇団人間嫌い))
ありそうな女子大生のお喋り。もちろん話題は恋愛だが、男性との付き合い方の色々が性格や考え方によって違うという典型的な展開。自己の経験や考え方の違いを許容できるか否か。その濃密な会話に引き込まれる。
②「ホテル・リトル・ミラクル」(脚本:小西耕一(Straw&Berry))
ホテル営業日最後の日、部屋の清掃をしようと布団をめくると、そこには見たことがあるような無いような女が横たわっている。成仏できない女、その理由を聞く一方、若い女性の面倒を見るという虚実の間を右往左往する男の滑稽さ。それが現実の世界(社会)でも巻き込まれる悲喜劇に重ね合わせることができる。
③「カッコ悪いオトコ(悪)」(脚本:島田真吾(あんかけフラミンゴ) )
見栄の張り合いなのか、冗談笑いに包んだ本心なのか分かり難い内容。この編だけ多くの男と1人の女で描く意識の違いが何となく分かる。その意味で男と女という性が感じられる。
④「最後の奇蹟」(脚本:フジタ タイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会))
地球最後(消失?)の時を冷静なのかシニカルなのか判然としないが、いずれにしてもジタバタしない男女の知的にして痴的な会話が面白い。ホテルという極めて緊密性のある空間で、2人以外の世界・状況を描き出すという演出が上手い。ある意味、メッセージ性ある内容かもしれない。

それぞれの作者が、ホテル・ミラクルの一室で紡がれるであろう人間の”物語”をそれぞれの感性で描く。その広角的な取り組みは面白かった。
次回公演も楽しみにしております。
Mの肖像

Mの肖像

劇団ヤリイカの会

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2018/07/07 (土) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★

過去と現在が交錯する、2人での3人芝居。物語が淡々と進行する中で、過去と未来の符号が一致していく構造が面白く、芝居慣れしてないお客さんにも分かりやすい。香らせるような控えめな演出が作品全体に漂う仄暗い雰囲気を醸し出し、単調に描かれるゆえの不気味さと結末を書ききらないもどかしさも、脚本・演出の妙だと思う。

ネタバレBOX

ムツとM…役者が同じなだけに、もっと個性をつけて演じ分けるなり、外面的にも何かしらの違いをつけないと、「二人は似ていても、結末は異なる」という物語としての説得力がないように感じられる。重ねられる筋書きをひっくり返すだけのエネルギーがそこまでムツから感じられなかったのが残念。

また、ミヅキの感情の発露をもっと見たかった。「何を考えているのか分からない」感じを出したかったのかもしれないが…あれでは「何も考えていない」ようにしか見えない。抑えて抑えて爆発させる形でも、ふとした瞬間にチラつかせるだけでもいい。彼女が白であれ黒であれ、抱える闇は大きいはず。その心の深淵を見たかった。
ホテル・ミラクル6

ホテル・ミラクル6

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/07/05 (木) ~ 2018/07/10 (火)公演終了

満足度★★★

4話によるオムニバス。
それぞれで出来にデコボコがある。
2話目の小西氏の「ホテル・リトル・ミラクル」が一番良くて、内容もシリーズの趣旨に沿っている。ひどいのは島田氏の「かっこ悪いオトコ」。内容もホテルである必要もなくて、脚本もレベルに達していない。ゾンビを出してふざけているだけにしか見えない。
「最後の奇蹟」の二人の熱演にはのめりこみました。このシリーズ終わるの?とすら思ってしまいました。
確かにシリーズ6作目。営業最終日の話やホテル取り壊しの話。池田さんが次のことを考えて、ニヤニヤしている気がする。

エンジェルボール

エンジェルボール

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2018/07/06 (金) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/07/06 (金) 19:30

価格7,000円

由宇練習場、マエケン体操、タツモト、カープファンならすぐに気付くネタが満載。

主演はハマの番長・三浦大輔さんの弟、三浦剛さん。
野球経験者はやはりフォームが整っていました。

天使のもさんは声もよかった。カワイイぞ!

ラストはちょっとあっけなかったかな。これまで観たキャラメル作品の中では一番物足りなさを感じました。

なお半券があれば当日に限り半額が適用するそうです。
本人でなくてもよいとのこと。また京都・広島でも使えるそうです。

座・噺2018

座・噺2018

座・一座

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2018/06/29 (金) ~ 2018/06/30 (土)公演終了

一番最初の「HELLO・IDOL ! 」

ジュリーなどアイドルの歌を口パク・・・6曲ぐらい?

何か展開があるのかと期待していましたが

それだけ・・・・何を魅せたかったのか????

最初の作品だったのでこれでドン引き

気持ちの整理がつかないままその後を観劇

その他の作品が面白かったので残念です

Mad Journey

Mad Journey

@emotion

ブディストホール(東京都)

2018/07/01 (日) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/07/04 (水) 19:00

価格3,800円

殺陣をかなり盛り込んだ見応えある作品でした。効果音との兼ね合いもあるのでかなりハードな稽古を重ねたのではないでしょうか。登場人物が多く話しが複雑だったので、輪廻転生をシンプルに描き、三面客席で殺陣に特化したものも見てみたいと思いました。

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