トイレの花子さんの帰宅 公演情報 やまだのむら「トイレの花子さんの帰宅」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/10 (火)

    10日ソワレ(65分)を拝見。

    ネタバレBOX

    「凄まじい老け顔の大学生」「謎の巨大生物」「人間化したサバンナモンキー」…といった、(作・演の)國吉ワールドにおけるユニークな先人?達と比べると、かなり地味目な、今回の「地縛霊」&「ストーカー女(後に幽霊化)」ペア。そして、小劇場演劇の役者の3人で過ごす、半ば強制的なルームシェア生活を描いた65分。

    饒舌なストーカー女「マルヤマ」(演・三澤さきさん)を通して、主人公の「ぼく」(野村亮太さん)の実態を浮かび上がらせていく手法、思わず唸ってしまう程の巧さです。
    さらに、観ている側の神経を逆撫でする理不尽極まりない「マルヤマ」と、あまりにナイーブ過ぎて、観客からすれば、同じくイライラさせられる「ぼく」へのフラストレーションを緩和してくれる、キモ可愛い地縛霊「花子さん」(山田健太郎さん)の配置も見事です。

    さて、三人三様、不器用で一方通行な恋のベクトルのまま、先行きどうなることかと、途中から案じていましたが、ラストは、恐らく観ている者の誰もがホッコリするような、見事な着地。小説の神様といわれる志賀直哉ばりの、短編戯曲の女神様の至芸を目の当たりにした思いです。いや~、ホンマに凄いホンやなぁ!

    0

    2018/07/11 04:06

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大