トイレの花子さんの帰宅 公演情報 トイレの花子さんの帰宅」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★

    あの3人は他者とのコミュニケーション手段がそれぞれ違って、それぞれ不器用で
    特にマルヤマの手段はとても哀しくて
    傷だらけの掌で相手を叩いている様な感じで
    そして僕もまた見えない触れない事を言い訳にしてコミュニケーションを諦めてるのかもと

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/10 (火) 14:00

    価格2,000円

    ヴィジュアルが衝撃的ながら妙に説得力のある花子さん(芝居のウソ、もとい芝居のマジックにも程がある!(笑))、厚かましさと可愛さが同居したポジティブなストーカー、その2人に翻弄される小劇場役者というキャラ設定・配役とストーリー展開の強力タッグが鮮やか。軽い小劇場系芝居弄りにもニヤニヤ。

    しかし考えてみると映画やドラマで描かれる場合、サスペンスやホラーであることが大半なためにひたすら不気味だったりアブなかったりするストーカーをこんなにも可愛らしく(?)描いたものというのは珍しいのでは?(もちろん実際につきまとわれたら迷惑この上ないが)

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/10 (火)

    10日ソワレ(65分)を拝見。

    ネタバレBOX

    「凄まじい老け顔の大学生」「謎の巨大生物」「人間化したサバンナモンキー」…といった、(作・演の)國吉ワールドにおけるユニークな先人?達と比べると、かなり地味目な、今回の「地縛霊」&「ストーカー女(後に幽霊化)」ペア。そして、小劇場演劇の役者の3人で過ごす、半ば強制的なルームシェア生活を描いた65分。

    饒舌なストーカー女「マルヤマ」(演・三澤さきさん)を通して、主人公の「ぼく」(野村亮太さん)の実態を浮かび上がらせていく手法、思わず唸ってしまう程の巧さです。
    さらに、観ている側の神経を逆撫でする理不尽極まりない「マルヤマ」と、あまりにナイーブ過ぎて、観客からすれば、同じくイライラさせられる「ぼく」へのフラストレーションを緩和してくれる、キモ可愛い地縛霊「花子さん」(山田健太郎さん)の配置も見事です。

    さて、三人三様、不器用で一方通行な恋のベクトルのまま、先行きどうなることかと、途中から案じていましたが、ラストは、恐らく観ている者の誰もがホッコリするような、見事な着地。小説の神様といわれる志賀直哉ばりの、短編戯曲の女神様の至芸を目の当たりにした思いです。いや~、ホンマに凄いホンやなぁ!
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/09 (月) 18:30

     國吉咲貴の作・演出だというので楽しみに観に行った。面白かった!小劇場の役者である「ぼく」(野村)のトイレに幽霊の花子さん(山田)が現れ、住んでいると言う。また、「ぼく」のストーカーであるマルヤマさん(三澤)は、勝手に合鍵を作って入り込んだりして、「ぼく」のプライベートな空間が無くなっていく…、という展開だが、國吉にしては珍しく物語に不条理がない。幽霊の存在は一応不条理だし、マルヤマさんの行動は過剰ではあるけれど、スジは通っているので、普通の物語として観られ、それはそれで巧みに作りこまれている。終わり方は少し切なく、そこもまた私の好みにフィットしてる。

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