PLAYULTRA Grand Tournament2023
PLAYULTRA
近鉄アート館(大阪府)
2023/12/28 (木) ~ 2023/12/28 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
出演者の方々のそれぞれの個性が光るものでした。演技というものを魅せてくれる本当に役者を目指す方にとっては勉強になるものでした。
音楽劇『あなたはエディット・ピアフを知っていますか?』 音楽詩舞劇『ジャン・コクトーからの手紙』
セイガサイ
紀伊國屋ホール(東京都)
2023/12/27 (水) ~ 2023/12/28 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千秋楽を観ました(昨日が初日でしたが)。石井則仁さんが急病とのことで代わりの方が演じました。正直な感想ですが第一部の〈エディット・ピアフの後影〉は必要ないように思えました。今回は上手席だったので見えたのですが、あの動きで何か表現できているとは思えませんでした。代役の方だからと言うわけでもないと思います。
しかし、第二部の〈天国または地獄の使者〉は昨日よりも説得力があったと言うか、動きが優美で(女性だったから?)良かったです。
電気系統の故障とかで終演時間が遅くなったりしましたが、休憩時間が長く取れた分劇友さんと話ができて楽しかったです。
最悪の場合は
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
びといーん、ぱす、と…
新雪/深雪企画
東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)
2023/12/28 (木) ~ 2023/12/30 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
素晴らしかったです。キャストが2人だけでよくあそこまでできるなーと思いました。スライドの演出などMVぽくて若さを感じました。脚本も演出も主演も同じ人のようですがすごいなーと思いました。素敵な時間をありがとうございました。
白夜
池の下
劇場MOMO(東京都)
2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
三回観ました!
演出と主演のSUMIOさんに引き込まれました。
回を重ねて見ることで、その場に不在の物や空気や人物
その全てが鮮明になっていく
そんな不思議な体験が出来ました。
#34「闇の将軍」四部作
JACROW
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2023/12/15 (金) 19:00
第0話・やみのおふくろ」
「第0話」と銘打たれている通り夕闇前の角栄と母・フメの短編二人芝居。終盤で夕闇冒頭の演説場面が出てきてまた夕闇が観たくなるシカケはまるでSW ep.4前日譚である「ローグ・ワン」の如し。(笑)
Vamp up (ヴァンプアップ)
劇団わたあめ工場
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2023/11/30 (木) ~ 2023/12/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/12/02 (土) 13:00
「ヴァンパイア族vsライカン族の種族間戦争」をモチーフにした題材だが、特に女性キャラクターの容姿に、「萌え要素」を強く感じる面もあり、肝心要の演者さんの演技内容にも、かなりの見応えが有った。
時系列で読むギリシャ神話 トロイア戦争編
カプセル兵団
ハラキリバー チョンマゲ(東京都)
2023/12/26 (火) ~ 2023/12/29 (金)公演終了
音楽劇『あなたはエディット・ピアフを知っていますか?』 音楽詩舞劇『ジャン・コクトーからの手紙』
セイガサイ
紀伊國屋ホール(東京都)
2023/12/27 (水) ~ 2023/12/28 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ピアフとコクトーの音楽劇。15分の休憩を挟んで2時間40分の長丁場でしたが、実に興味深く、充実した時間を過ごせました。秋吉久美子さんは相変わらずコケティッシュで美しい。しかしながら、例の白塗りの山海塾ダンスが加わると、異様な和洋折衷(?)を感じますね。
白夜
池の下
劇場MOMO(東京都)
2023/12/15 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
1つの狭い空間のはずなのに、まるで様々な場所、時にいるかのように感じる不思議な世界観。
言葉や表情、一つひとつの全ての挙動から感じる、イメージを強烈に連想させる言葉の数々。
言葉というより、言葉という伝達を借りて全身で世界観、すべてを、まるで今その場を現実にみているかのように、
錯覚を起こす強烈な没入感。まさに今年最高峰の観劇でした!
最悪の場合は
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2023/09/27 (水) ~ 2023/10/01 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
1つの目標、目的に集まる大勢の人々。
様々な人の想いや熱さが交錯し、時にはぶつかり合い、助けあい、
そして意外な方向へと進んでいく。
没入し、引き込まれる世界観、演出、演技の数々、どれもが最悪で最高でした!
#34「闇の将軍」四部作
JACROW
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/12/15 (金) 14:00
第3話・常闇、世を照らす」
夕闇は直球、宵闇は変化球という印象だったが再び直球? とはいえ劇中で女性が担う役割が大幅に増えた感じで時代の変化もひしひしと感じる。
また、テレビ番組の表現や生歌など娯楽要素もたっぷりでそのバランスも見事。
音楽劇『あなたはエディット・ピアフを知っていますか?』 音楽詩舞劇『ジャン・コクトーからの手紙』
セイガサイ
紀伊國屋ホール(東京都)
2023/12/27 (水) ~ 2023/12/28 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
エディット・ピアフの歌「愛の讃歌」は知っていましたが、どんな人生を送ったのかはすっかり忘れていました。彼女の壮絶な人生をおさらいできて、また、ジャン・コクトーのことも知ることができ良かったです。
聖児セミョーノフさん、秋吉久美子さんの歌も良かったです。
ただ石井則仁さん(山海塾の人のようだけど、まさか山海塾はやらないよね?と思っていたのですが山海塾でした)が踊っていたらしい〈エディット・ピアフの後影〉は下手の私の席からは全然見えませんでした。そこは残念。
朗読劇「ジョーのたかだか一部の物語」
イトーカンパニー
Mixalive TOKYO・Hall Mixa(東京都)
2023/12/22 (金) ~ 2023/12/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
朗読劇と言いつつ台本片手に動き回る上演形態は好きではないのですが、今回は動と静のバランスが絶妙で良かったです。アフタートークで誰かが言っていたように「客席通路から登場する朗読劇なんて聞いたこともない」ですが、それでも良いと思えました。
脚本と君沢さんの最初の語りと、おぼんろで鍛えられたおかげです。最初のところから物語の世界は立ち上がり、ジョーがドロドロに溶けて形を変えるところなど、目の前にその光景が広がってゆきました。
パプリカどろぼう
自由バンド
ウイングフィールド(大阪府)
2023/12/10 (日) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
夢がある者、夢を諦めた者、夢に気づかぬ者…
親しい仲間と訪れた京都旅行で遭遇する謎の旅人と…
「パプリカどろぼう」って何?
コロナの隠喩?
発想が面白い!
そしてオタクっぽいアイテム時間停止!
全てが自然と嫌味なく繋がり、スッキリ愉しい公演。
面白ッ!
コサシーズ
遊気舎
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
それぞれの話が少しずつオーバーラップする五十音シリーズ第10~12弾、楽しかった。
コ)来い、濃い、恋。
来ぬ恋に…友は大切!
サ)去りゆく誰かは
鉄道の人の再現性🤩
介護って…
シ)シーボーズ
が帰りたいと泣く姿、思い出す。
居心地良いなら👌
双子流星群は次の週?
夜の初めの数分間
劇団牧羊犬
王子小劇場(東京都)
2023/12/13 (水) ~ 2023/12/19 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#夜の初めの数分間
#平体まひろ
出会ってからずっと観てきた平体まひろさんが、また一つ殻を破ったのを目撃したような気がしている。毒を吐くことが心と身を守る鎧。でもそれを脱げば、生身の画子は繊細で、文字通り自分の姿を探し続けている。
人間の姿だけが鏡にもガラスにも何にも映らないという設定が、現代の我々の未熟さを映し出しているかのよう。
写真を加工して別人のような顔になって登場するSNSでの投稿写真は、現代に生きる人間の闇を象徴しているように思う。
年の瀬に、素晴らしい作品と出会った。
天使の群像
鵺的(ぬえてき)
ザ・スズナリ(東京都)
2023/12/21 (木) ~ 2023/12/29 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日。
個に応じた教育が叫ばれて久しい。その理念は正しいし、そうあるべきだけれど、ネットの匿名で誰かを叩くことでストレスを解消するような現代では、ただ教育力を失っているように思えてならない。生徒や保護者の顔色ばかり伺って当たり障りのないことに終始する学校で夢は語れない。夢は育めない。
世に学校へ行けなかった人はいても、学生でなかった人はいない。エピソードはどれも、うんうん そうだそうだと頷けるモノばかり。大人になれば、それはちっぽけなことなのだよと分かっても、その時はその世界が人生の全てであり、うまくいかないことがこの世の終わりのように思えてしまうもの。けれど、今なおそんな若者の中に立ち続ける大人は、それを客観視させてもらえない。だから……この作品から少しばかりの光が見出せないかと願いながら150分を生きてみる。
良い作品はあっという間と言う。そうそう……いや、それは違う……そんな感情にグラグラと揺さぶられていたら、突然その時が訪れた。こんなに短い150分を経験したことがあっただろうか。
遠く彼方に光は差していたのだろうか。差しているのだろうか。混乱したまま数日を過ごしている。答えなんて見つからない。けれど、少しの勇気を渡されたような気もしている。もしかしたら責任なのかもしれない。千秋楽を観た時、もう少し先へ進めるだろうか。光を感じることができるのだろうか。それはわからないけれど、もう一度あの150分を生きることが嫌ではない。
少し違う立場からアプローチする井神沙恵さんととみやまあゆみさん、パラレルワールド的なハマカワフミエさんが作品を色鮮やかにする。
堤千穂さんが立ち上げたキャラクターが秀逸。同僚に居たらどう接するのか、自分でも想像がつかない。ただ、本音をぶっちゃけてしまうヤラカシ具合が似ていて苦笑する。
幸あらんことを願う。
『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』(再演)
ムシラセ
駅前劇場(東京都)
2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了
#34「闇の将軍」四部作
JACROW
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/12/14 (木) 19:00
第2話・宵闇、街に登る」
夕闇の料亭風から田中事務所の洋間に代わった装置で描く三角大福総裁選。登場人物にしても描かれる事柄にしても物心ついてからのことなので親近感(?)を抱く。そして総裁選への裏工作はある意味「ドロドロした」ものなのにまるでスポーツドラマを観ているかのように痛快に感たのは夕闇を観て狩野角栄に肩入れしてしまっていたからか?。(笑)
また、劇中の出来事を補足したりツッ込みを入れたりする字幕も夕闇よりパワーアップ(?)していて楽しい。
3年前の3部作上演の時はそれぞれ異なる日に観たが、こうして夕闇と宵闇を1日で観ると、前者は直球、後者は変化球も交えた投球、という印象。