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アクティブイマジネーション朗読劇『ギルガメッシュ叙事詩』

アクティブイマジネーション朗読劇『ギルガメッシュ叙事詩』

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2019/03/05 (火) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

前回見たときの懸案(?)は払拭されて安心して見ることができました。さらに初見台本でのにわか朗読って凄すぎます。今回も知らない世界でしたが、面白かったです。神様ってどこでも勝手なことしてるんですねと言ったら「今とは価値観が違うからでしょうね」とのこと。神話ができた過程が知りたくなりました。
過去公演を見たら、ギリシャ神話はやっていないんですね。当たり前すぎるからでしょうか。ぜひやってほしいです。

One Situation Four Texts

One Situation Four Texts

舞台企画 斜楽生

萬劇場(東京都)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/03/09 (土) 14:00

「起承転結」という4つの文字を元に、4作家が全く違った作品を創る企画。
カラーの違いを見せて面白いが、強く印象に残ったのは
2作目の劇団マリーシア兄弟主宰、大浦力さんの作品。
なさぬ仲の頑固な師匠と弟子が、周囲の温かいフォローで素直に向き合う話。
落語を題材にしただけあって、ウィットに富んだ会話がクスリと笑わせる。
この劇団の持ち味である“愛あるぶっきらぼう”な人々の世界が生きている。
もう一つは4作目の劇団時間制作主宰、谷碧仁さんの作品。
息が詰まるような日々を送る法学部の学生3人が「自由になる」ために
姉妹を誘拐・監禁するという罪を犯す、その最後の1日を描く。
緊張感溢れる展開が巧い。

ネタバレBOX

起…脚本・演出:居候ユニット7%竹主宰 武藤心平 「アミューズ・ブーシュ」
妻と3人の娘を残して死んでしまった父が、あの世でご先祖様の力を借りて
気に入らない娘の彼氏と対決するため、彼の前に姿を現すというストーリー。
生前、監視カメラで二人を監視していたつもりが、実は家族に気づかれていた。
最後は心優しい家族に見送られてあの世へ戻って行く。
挿入されるダンスの唐突感が否めないのと、妻や娘のキャラが説明不足な感じ。
種明かしした後の妻や娘たちがとても素敵なキャラなので
そこを丁寧に描いたらもっとハートフルになったんじゃないか、という気がする。
それと私の好きなヨシケン改さんの使い方がもったいなくて残念。
“おバカでハートフル”な雰囲気は伝わって来た。

承…脚本・演出:劇団マリーシア兄弟主宰 大浦力 「コミックストーリー」
落語家の二海亭一門を率いる師匠は、独身のまま、
死んだ弟の子を引き取り噺家として育てて来た。
その子の二ツ目昇進を巡り “情で昇進” “身内だから” という声が
兄弟子のみならず本人からも上がって穏やかだった一門に小さな波風が立つ。
弟子たちによる“立体落語”のような出だしが面白く、それでまず状況が把握できる。
昇進を辞退する甥っ子の頑なさをほぐすのは、昇進できない兄弟子。
このあたりの優しく切ないアプローチはマリーシアの得意とするところで
「いいヤツだなあ、昇進できなくても絶対必要な人だ」と思わせる。

ウィットに富んだ会話が効いていて、師匠役のキヒラユウキさんが良かった。
「落語は地に落ちた、落語だからね」…そりゃそうだ、オチがなくちゃね。
「弟子って漢字で書くと弟の子って書くんだよ」…これ素晴らしい!
笑いを求める人がいなくなるような平和な世界が理想、というクールな師匠、
今回はアドリブ少なく(?2回繰り返したところがあったような気はしたが.
違っていたらごめんなさい)
落語だけでなくエンタメの存在感をきっちり語ってキメていた。

せっかく落語界を舞台にしたので、もう少し江戸っぽさが出ると良かったかな。
江戸弁のキレの良さと粋、艶、落語好きとしてはそこが好きでたまらないのだ。
江戸っ子の、“強がって無理してるけど、実は照れくさくて優しく出来ない不器用さ”は
マリーシアの持ち味ととても相性が良いと思う。
最後に甥っ子が「昇進のお話、承りました」ときっちり「承」を決めるところも◎


転…脚本・演出:劇団青色遊船主宰 白井ラテ 「クライマックスに向かってる」
不登校など行き場を失った人々を受け容れるフリースクールを舞台に
それぞれに訪れる転機と、そのせっかくのチャンスを見送って
相変わらずの世界へ戻って行く葛藤を描く。
10代の妊娠、クスリの売人、家族関係などシリアスな場面に説得力がある。
ラスト浴衣のエピソードは泣かせる。

結…脚本・演出:劇団時間制作主宰 谷碧仁 「ツルのハ」
法学部の男子学生3人が、息が詰まりそうな日常への不満を爆発させる。
自由になるんだ・・・親から、勉強から、不安から・・・いったい何から?
彼らがやったことは、姉妹を誘拐・監禁すること。
やがて犯人3人の関係にほころびが見え始め、それが大きな亀裂となって
終盤の悲劇へとなだれ込んでいく。
被害者と犯人、リーダーと従属者の力関係が目まぐるしく入れ替わり
その度に緊張が一層高まるところが素晴らしい。
ラスト、そもそも3人が空き別荘という空間を手に入れてはしゃいでいた
1週間前のシーンで終わるところが巧い。
アサガオの花でもなく、水をやる人でもなく、ただ棒に巻き付く
ツルの葉っぱに過ぎなかったのだという独白が哀しい。

個性豊かな作家によるオムニバス、観たことの無かった劇団も含め
新しい魅力に出会えたことが楽しかった。
天井の高い舞台も面白く、皆それを活かしていたと思う。








SWEAT

SWEAT

劇団青年座

駅前劇場(東京都)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/12 (火)公演終了

満足度★★★★

日本人の俳優が顔を黒く塗って黒人を演じることができない時代なのでしょうがないが、誰がどの人種なのか見た目ではわからないので多少混乱した。
しかし、これは将来の日本の姿ではないのか、と思いながら観た。ついこの前まで、安い人件費を求めて企業は工場をどんどん外国に移していたし、最近は人手不足とか言ってじつは人件費抑制でどんどん労働者を外国から入れようとするし・・・。

morning sun 晩夏/初春

morning sun 晩夏/初春

第27班

テアトルBONBON(東京都)

2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★

11日19時:初春編
終盤で「そうそう、初演も最後に朝陽が 見えたな」と思い出した「(そんなにツラい夜どはないけれど)やはり明けない夜はないね」な青春群像劇。
いや、「そんなにツラい夜ではない」と思ったのは傍観者の立場であり、青春時代の真ん中で道に迷っているばかりのあの若者たちにとってはそれなりにツラい夜なのか?

しかし今回はあの会場ゆえ数ヶ所を「同居させる」ことを可能ならしめた舞台美術、初演は北池袋・新生館シアターですぜ。せいぜい手前と奥くらいで切り替えるくらいの表現しかできない小さな小屋であの物語を見せたんだから、それもスゴい。

12日14時:晩夏編
事前に見かけた他の方の感想からの先入観もあってかベーシックに感じた(初演メンバーが同じ役だったと後から伺ったのでアタリ?)。
「あ、そこはそうなるんだ」などいくつかの設定の違いにも気付いたし、前夜と続けて観て正解♪

やさしく生きてやさしく死のうよ

やさしく生きてやさしく死のうよ

やさしい世界 やさしくない世界

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/03/05 (火) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/03/05 (火)

初日の5日19時半開演回(100分)を拝見。

ネタバレBOX

告知の段階で作品の概要が紹介されているので、途中、ややクドく感じる時間帯(登場人物達が独白しながら「渋谷のスクランブル交差点における歩行者」状態で会場中を歩き回る場面)もあったが、概ね事前の「こんなおはなしなんだろうな」という見込みとミスマッチにならず、自分からすればまだまだ若い登場人物たちの優しさとほろ苦さの半生を噛み締める100分間を過ごせた。

役者陣。
今回の観劇は、急なリリーフ出演だった、面識のある森かなみさんを応援する意味合いもあった。
でっ、素人の分際で言うのもおこがましいが、その森かなみさんが、短い稽古期間にも関わらず、「小森歩夢」という人物をよく理解し・演じておられたな、と半ば驚きながら拝見させて頂いた。

最後に配役を記しておく。

小森歩夢(なかなか芽が出ない漫画家志望)…森かなみさん
小森優子(歩夢の母。娘の将来と自分の老後の生活を心配している)…さとうみみさん
日向望(コールセンターでの歩夢の同僚。ミュージカル役者を目指す)
…井川いずみ(いがわ・いずみ)さん
星野綾人(歩夢の彼氏)…杉浦惇(すぎうら・じゅん)さん
上村徹子(歩夢の小学校の同級生。整形してキャバ嬢に)…梅谷真理子(うめたに・まりこ)さん
山田元気(歩夢の小学校の同級生。いじめっ子だったのが、中学ではいじめられっ子に)
…佐藤宏樹(さとう・ひろき)さん
小走幸恵(歩夢の小学校の同級生。本当はアイドルを目指したかったが、断念してADとなったのだが…)
…鄭玲美(ちょん・れみ)さん(好演!)
本多みゆき(歩夢の小学校からの親友。漫画家志望を諦め図書館司書へ)
…田中園子(たなか・えんこ)さん(実は、この「みゆき」に一番シンパシーを抱きました)
森山樹里香(歩夢の小学校の同級生。美容師)…畠山さやか(はたけやま・さやか)さん
酒井澪(歩夢の小学校の同級生。居酒屋店長。LGBT)…大高瑞希さん
鈴木有希(歩夢の小学校時代の担任。後に歩夢が働くようになる喫茶店で再会)
…佐田りお(さた・りお)さん
神宮寺風麿(有希が勤める喫茶店のバイト。お調子者)…川村玲於奈(かわむら・れおな)さん
クロ(野良猫)…深町あみ(ふかまち・あみ)さん
シロ(歩夢の飼い犬)…渋谷日和(しぶや・ひより)さん

【追記】
主宰の新田澄海さんを即座に「にった・すかい」と読めたのは何故だろう?と不思議に感じていたが、観劇の翌日、森かなみさんが心優しいゴキブリ、井川いずみさんが小心者のネズミ役だった『僕と11匹の物語』@東中野RAFTで、既にやさしい世界さんと出逢っていたことを思い出した。
TOCTOC あなたと少しだけ違う癖

TOCTOC あなたと少しだけ違う癖

株式会社NLT

ザ・ポケット(東京都)

2019/02/28 (木) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

役者揃いの舞台、笑わせてもらいました。

平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★

思い出せない夢のいくつか。70分。

ネタバレBOX

とある落ち目なベテラン歌手・由子(兵藤公美)がドサ周りのため、マネの安井(大竹直)と付き人の貴和子(藤松祥子)を連れて夜の列車に揺られている…。
銀河鉄道の夜的な雰囲気を持たせつつ(オマージュ?というのか)現実的な部分を地に置いた作品。貴和子が寝ている二人にリンゴを渡すシーンを見せて、由子に「死んだと思った」と言わせるトコはニヤっとした。
窓の外に広がる星々に想いを馳せるような空気を纏った作品で、静かで淡々としている。舞台セットと照明具合は好きだが。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★

忠臣蔵OL編。B。55分。

ネタバレBOX

前回観た時よりなんかスッ入ってくる感じ。二回目だからかな。
黒木絵美花や永山由里恵、岩井由紀子ら若手がOL感だしてていいアクセント。お姉様勢はパワフルでアクが強め。いいバランスだった。
平田オリザ・演劇展vol.6

平田オリザ・演劇展vol.6

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/02/15 (金) ~ 2019/03/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

隣にいても一人。B。60分。

ネタバレBOX

Cとは違った趣。それでいてやはり面白い。Aも観たかった。
姉役の根本江理が端整な顔立ちながらコミカル。妹役の福田倫子も存在感あった。伊藤毅と太田宏も悪くないが。
部屋

部屋

芝居屋さんプロデュース

天満天六・音太小屋(大阪府)

2019/02/22 (金) ~ 2019/02/23 (土)公演終了

満足度★★★★★

このお芝居 初観です 3つの幕 帰って来たのよ、あたし もうあなたは居ないのだろうことは、・・・ 進むごとに女のギラギラが増す 喰い殺さんばかりに そして最後の赤いマフラーの少女 横で白衣の男が、明かす。 初めは、この芝居は、どうなるのかと そして最後の最後 たぶん私が座った前の中央だから観れた ロウソクを吹き消す 少女の両目にロウソクの小さな火が写る 顔の前に実態のロウソク 3つのロウソクの火は命 吹き消した時に3つとも消える 昇華する想いが見えた。 このお芝居 とても面白かった。

アクティブイマジネーション朗読劇『ギルガメッシュ叙事詩』

アクティブイマジネーション朗読劇『ギルガメッシュ叙事詩』

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2019/03/05 (火) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

これ~中学生以下無料って凄いお得ですよ~♪

シュメール人=宇宙人説とかあって
いろいろと妄想が広がる面白い神話なんですよねー

中二さん あたりなら是非にと観劇薦めますわ

基本の素舞台に
V字型に配置した椅子にキャストが座って
脚本を読む時に立ち上がって
普通に効果音とか入れて・・・って
アカペラで人体発声効果音も重ねての
熱演でした(^-^)
普通に創世記からの神話を語って
英雄王ギルガメッシュの晩年までを
2時間越える尺で語りきりました

まぁカプセル兵団さんですので・・
特撮もののアドリブが多めで
わかる人にしかわかんないコアなものが入りますが(^-^;)
(妙に555が出てきたり・・・)
(風都探偵さんVS時王で争い表現したり ガイムの変身掛け声とか・・・・)
(素直にウケて大笑いしてしまいました)

前半の神々も後半のギルちゃんの話も
戦いがメインだからカプセルさんに合いましたねー
ヒーローの話ですし ねっ

ネタバレBOX

アドリブでふられた団長さん・・・この時の為にって
新脚本作ってきて初見でふったキャストとナレーションに配り
生初見朗読させましたわ(^-^)
すげぇなぁ団長 素直に感動しました
ちなみに内容はキン肉マンものっす

劇中でのネタは・・もじゃもじゃ・・とか
JoJoネタとか(毒=パープルヘイズと断定(^-^;)
定番ドラゴンボールも~っす~♪

ギルガメッシュとエンキドゥの戦いは野人VS王というコトで
アマゾン対ジオウ・・・・・
紀元前3000年前の戦いに武器って~の突っ込みに
ならアマゾンってのもどうなんだとの返しは上手でした~♪

ここまで褒めてて星数が少ないのは
開演時間が・・・・でした そんだけ
(自分の矜持っすから)

・・・・「オキャンタマが~・・」と「金髪ふっさ~・・」は
なんか強く耳に残って 時々思い出し笑いをしてしまい
ちょい困るかなぁ~(^-^;)と
壁の向こうのダントン -Dantons Tod

壁の向こうのダントン -Dantons Tod

清流劇場

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

フランス革命の時代の話。

ダントンとロベスピエールのぶつかりあい。
良き国にしようとする想いは同じでも、考えが合わずに衝突していく。


おもしろかったです!色々と考えさせられた芝居でもありました。

夫人マクベス

夫人マクベス

大阪御ゑん祭

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2019/02/21 (木) ~ 2019/02/27 (水)公演終了

満足度★★★★

4劇団で織り成していく芝居。
起承転結をそれぞれ4劇団がそれぞれ担当。
全く話が繋がってないところがおもしろいです(笑)
でも必ずシェイクスピアの話にある部分を取り入れてて。あ、かのうとおっさんは違うか(笑)
とても貴重なものを見せていただきました!

ドンキーの翼

ドンキーの翼

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/03/09 (土) 18:30

大好きな演劇集団東京ストーリーテラー2019年春公演の演劇「ドンキーの翼」池袋のシアターKASSAI で観劇しました。「ドンキーの翼」(2013)の再演です。

杉浦樹子さんと有田佳名子さん出演のB班を。今回のお目当ては、劇団主宰で、脚本・演出の久聞勝彦さんが主役の鵜乃目邦二郎役を舞台で演じられること。

2012年からご縁あって東京ストーリーテラーの演劇を観劇していますが、朗読劇「三編の様々な顛末」(2013)で1度拝見したのみで、舞台で役を演じるお姿を観るのは初めてです。前説でご自身で二十数年ぶりの舞台とのことをお話されていましてこの貴重な機会を楽しみにしていました。

2013年版を観劇していて物語は知っていましたが、やはり心に沁みる物語でした。演じられた皆さん素晴らしかったです。

A班B班両方に主役として全公演出演されながら、開演前の客入れ、席誘導、問い合わせ受付、前説までされていて驚きました。

しかも土曜日の今日は3公演×2時間舞台。観客の私達には穏やかさを絶やさずも、パワフルに動き回る久間さんを見て勇気づけられました。

私も頑張ろうと。

魚の目に水は映らず

魚の目に水は映らず

劇団 東京フェスティバル

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/03/05 (火) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★

考えさせられる公演でした。「魚の目に水は映らず」。当たり前のことに気づきにくいことなのですが、一つは平和、あと一つは男女平等なのかな?と思いましたが、うまく整合しない表現やセリフが気になっています。個人的にはスッキリしない。でも考え続けされる作品でした。

ネタバレBOX

空襲で黒焦げになった人々の話などで戦争の悲惨さを表現し、今、平和な日本に平和の大切さを問うというのは分かる気がしますが、それなら何故、ラストシーンの油絵で、おそらく湾岸戦争。米兵に抱きかかえられ救出された少女が星条旗を持っていたのか?何を訴えた絵だったのかが簡単には分からない。
職場における男女平等への労働組合運動について、静子がメッセージを述べるラストシーンで、「保育所設立要求の時以外はあまり、熱心にやっていた訳ではない」旨の意見を述べている。男女平等もこの作品で訴求したいポイントではなかったのか?そう思えるシーン、台詞でした。
のっけから、地下鉄サリン事件の被害者からの電話に対して、事務的な返事をするところからして、少し違和感を感じ、その意味を考えさせられる作品。
そういう「考えさせられる」作品の良さでは、星4つか5つの作品ですが、主役が台本片手に。っていうので3つの評価にしました。
ミュージカル「スリル・ミー」

ミュージカル「スリル・ミー」

ホリプロ

サンケイホールブリーゼ(大阪府)

2019/01/19 (土) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

私:成河、彼:福士誠治で観ました。

人気のある作品なので、もっとファンタジックなのかと思っていたら、がっつり犯罪者の話だったので、観てしばらく気が滅入りました…。

この演出や演技のレベルの高さ・完成度で、もっと建設的な題材を描けないものかと思ったり。

アクティブイマジネーション朗読劇『ギルガメッシュ叙事詩』

アクティブイマジネーション朗読劇『ギルガメッシュ叙事詩』

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2019/03/05 (火) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

はじめてカプセル兵団さんのお芝居を拝見しました。原作を読んでみたい!と思わせてくれるような素晴らしい作品です:D

ネタバレBOX

ひとり何役、いや十何役!すごすぎ!途中まで爆笑だったけど、最後の最後でうるうる来てしまった、、、ギルガメッシュー!
感情を揺さぶる、この波、、、
母と惑星について、および自転する女たちの記録

母と惑星について、および自転する女たちの記録

パルコ・プロデュース

紀伊國屋ホール(東京都)

2019/03/05 (火) ~ 2019/03/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい舞台だった。再演だが、今年第一四半期のベスト。笑いあり、哀しみあり、愛あり、希望あり。初演では鈴木杏が読売演劇大賞最優秀女優賞をとったが、今回の再演では他の女優もそん色ない。母親役がキムラ緑子にかわり、どうしようもなくジコチューだが、素直で憎めない母親を好演していた。また三女役の芳根京子も大変良かった。初めて見たが、いっぺんでファンになった。
長女の田畑智子が、イスタンブールで詐欺にあい200万のじゅうたんを買わされる出だしも傑作。サイコー

SWEAT

SWEAT

劇団青年座

駅前劇場(東京都)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/12 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞後に知りましたが、本作の舞台となったペンシルバニア州・レディングって
「州内でみても貧困率は高い水準にあり、治安はさほど良くない」場所として
有名で、「人口の37.31%はヒスパニック系またはラテン系」なんですね。

参考リンク :
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0_(%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%9E)

ジョージ・W・ブッシュが大統領に就任した2000年と、ブッシュが大統領を退任し、リーマン・ブラザーズが倒産した「リーマン・ショック」発生の2008年を行き来し、グローバル資本の荒波に飲まれていくラストベルトの人々を描く骨太な作品です。

ネタバレBOX

2000年:

勤続20年以上となる黒人のシンシア、ドイツ系白人のトレーシー、イタリア系白人のジェシーは、ドイツ系白人男性のスタンが支配人を務める「ハワード・バー」に集ってはバカ騒ぎをする仲良し3人組。

シンシアの息子・クリスとトレーシーの息子・ジェイソンも仲がいいが、クリスは肉体労働で貯めた金で州の大学に進学する計画を抱いており、ジェイソンにはそれがほんの少し気にかかる。

そんなバーを中心とした人間関係は、シンシアが管理職に昇進したことから亀裂を生じ始める。シンシアがたった一人の現場上がりの管理職として戦う一方、取り残された形のトレーシーとジェシーは彼女が「取り込まれた」のではないかと疑い、露骨に疑いをぶつけるようになる。

疑心暗鬼が続く中、工場が人件費削減のため、メキシコ移転するに伴い、労働者の締め出しを実施。差別などに耐え、やっとの思いで管理職に就いたシンシアがその地位を捨てられないことを見越し、工場側はなんと締め出しの中心人物に彼女を指名。これにより、シンシアと残り2人の間の絆は完全に崩壊。

締め出された労働者がストライキに入る中、工場側は代わりの労働者としてそれまで低賃金の仕事に就いていたヒスパニックを続々雇用。スタンの店に勤めるオスカーもその例に漏れず、よりよい賃金と待遇を求めて、街の人の憎しみもなんのその、工場の仕事にコミットしようとするが、ジェイソンがその前に立ちはだかって…。

2008年:

黒人警官ア―ヴィンを中心として、8年の服役を終えたクリスとジェイソンが告白を始める場面からスタート。

クリスは結局大学進学を諦め、身元引受人となった牧師の下で求職中。すっかり信仰心篤い青年となり、事件を強く悔いる。ジェイソンは顔に入れ墨を入れたり、仲間と森の中でテントを張って暮らすなど、すっかり悪い関係に取り込まれた模様。

工場は結局封鎖され、シンシアもトレーシーも失業したらしく、前者は清掃と福祉に就きながら、ジェイソン親子を憎み、後者はすっかりヤク中になり、出所した息子に5ドルしか貸せないと言い張るほど零落。2人とも狭くて、薄汚れたアパート暮らしになってるのが切ない…。

アーヴィンの説諭で、2人は過去にけりをつけるべく、バーに向かう…。

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これ、恐ろしいな、と思うのが、「労働者」と言っても、

トレーシーとジェシー:長年街に住み、工場などの手仕事で稼いできた親世代を尊敬しつつも、排除されつつある。

シンシア:長年街に住んでいる点は2人と同じだが、黒人であるが故に差別を受け続け、この状況から抜け出したいと管理職を希求する。

オスカー:3人とは異なり、アメリカの永住権は持っているものの、完全な新参者。街の住民が代々就いてきた工場勤務からは排除され、清掃などの過酷な仕事しか就けず軽んじられてきたため、ストライキを好機とみて工場側に接近する。

…といった具合で、幾つもの見えない「階級」があり、グローバル資本はこうした彼らの事情につけ込むようにして対立を作り、自らは稼ぐだけ稼いでいくという、いわば「支配と搾取」の構造がクッキリ浮き彫りにされていること。

皮肉なのは、スタンが頭に一撃をもらって障がい者になった後、店を盛り立ててスタンの面倒を見てきたのが、「長年街に住んでいる住民」じゃなくて、新参者と見下されてきたオスカーだったことですよね。グローバル資本の接近も完全に悪いわけではなく、旧いものが消えた後、新しいものも生まれてきている、ということを感じました。
THE Negotiation

THE Negotiation

T-works

HEP HALL(大阪府)

2019/03/08 (金) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/03/09 (土)

ストーリーが面白いのはモチロン場面転換までが演出の一部になってる全編通して【オシャレ感】に満ちた極上のエンターテイメントでした☆【上質なコメディ】で高貴な空気感はまるでクラシックコンサートを観てるかのような贅沢さがありました★ボブ・マーサムさんがタクトを振る楽団の指揮者のような役割を担ってると感じました☆特に場面転換を見ると納得してもらえると思います♪そして絶対東京ウケする作品やと思いました☆

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