最新の観てきた!クチコミ一覧

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鈴木ごっこ

鈴木ごっこ

なにわニコルソンズ

TORII HALL(大阪府)

2019/06/04 (火) ~ 2019/06/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

仕事帰りで疲れていましたが、参加したら元気を取り戻せました。見るべきです。楽しいです。次回も期待です。

らぶゆ

らぶゆ

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2019/06/02 (日) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/06/05 (水) 19:00

座席1階G列

価格0円

長時間は感じず自分の感情を作品に混ぜながらの約3時間。
隠し事がバレると周りの人の感情や行動は激変し、そして時間と共に新たな関係が築かれていく。
この展開を幾つか散りばめ、それぞれに速度と味付けをした作品。
話の流れ方はシンプルだが、隠していたことに許したり納得したものが私には唐突過ぎた。そのためか新たな関係がこれまでの関係よりも薄っぺらに見え、急にこの展開の終息を感じてしまった。その心の変化にはもっと葛藤や劇的な要因があったのではなかろうか。それを見せつけて欲しかった。

最後になりましたが、チケプレありがとうございました。

ネタバレBOX

ラストは勝手ではあるがこう浮かんだ。
皆が希望や居場所を失い、この先も不安や葛藤が付きまとっても生き続けてる選択をしたこと。きっとこっぺは喜んでいるだろう。
スマイルマミー・アゲイン

スマイルマミー・アゲイン

劇団芝居屋

劇場MOMO(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

個性的な従業員、奇妙な依頼人が登場。前半は何かゴタゴタした感じでしたが、後半への盛り上がりはとても面白いと思いました。ホームドラマのような展開。恭子役の演技に思い入れが出来ます。便利屋という設定も生かされ、家族愛の描き方、心に染みました。今日は初日、日々深化していくことを期待しています。

なんてったって

なんてったって

青春事情

OFF OFFシアター(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日を拝見。青春事情さんは今回が初観劇だったが、想像以上に気持ちのいい舞台。ゴットチャイルドの3人もよかったけど、久保マネージャー役の女優さんがとても印象的でファンになりそう。GCマーク入りのチケットもいいね。

ネタバレBOX

女性アイドルとか歌謡ものの舞台で、開演までのBGMに中途半端な選曲・曲順でアイドル歌謡を流したりする劇団に遭遇することがままあるけど、本作ではそういう愚を冒さなかったのも好感度高し。インストばかりだったのが、アナウンスのとき、控えめにジェリー&ペースメイカーズになっていたのもよかった(終演後に思い返すとしみじみ)。あと、気になっていたグループ名のモヤモヤもスッキリ。
なんてったって

なんてったって

青春事情

OFF OFFシアター(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

青春事情 「なんてったって 」

ご縁あって、お初な劇団。全く予習しておらずだったがOPから心掴まれ、予習していないので存じ上げていなかった(予想していなかった)内野詩野 さん登場で、これはハズレ無しとガッツポーズ💪

おじさんが一所懸命ガンバル姿はチョットこっぱずかしいけど、同年代としては励みになるなあ。
95分間のStageだったがし、終始笑顔で観れたのは嬉しかった!

チケット半券の面白さに帰宅して気がついた。

ネタバレBOX

あの曲の楽曲データ欲しい!!
獣の柱

獣の柱

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2019/05/14 (火) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

不全感を残したにも関わらず☆5を打ちたくなる・・そのexcuseは一先ず省略。
本作初演は観ていた。またその元ネタを含む4短編から成る「図書館的人生」も10年近く前、放映されたNHKシアターコレクションで見た。これが私のイキウメ事始で、番組では他に昴「親の顔が見たい」、ミクニヤナイハラ、モダンスイマーズ舞台を紹介、劇団渉猟を始めた身にとってはNHK様様であったが、、僅か10年の間に日本最大のマスメディアがここまでの凋落ぶりを見せるとは思いも寄らなかった、当時が懐かしい。
は、ともかく・・星新一ではないがSFや超常現象モノの面白さは短編が最も適しており、アブダクション(宇宙人との接触)の可能性を示唆する現象に躍動する超常現象マニア2人+片方の妹の顛末を長編化した「獣の柱」初演は、気宇壮大な物語もいささか説明が勝って感覚面が追いつかず、悪い方の予想が当った格好であった。不出来に思えた作品、しかも再演は普段避けるところ、改良版「獣の柱」を見込んで予約した。冒頭浜田氏が客席に投げかける言葉そのままに、「言葉」を獲得する以前の感覚を探り、言葉での説明を先行させない事だけに注力したかのような、空気感を重視した舞台作りが今回の特徴であった。その意味で初演の影は跡形もない。この濃密な空気感は、巨大な廃墟のような具象と褐色系の照明、チェロ主体の旋律、「現象」を示す音響、そして俳優の絶妙な演技が作っているが、架空の世界に体ごと入り込んだ錯覚に観客をいざなう技が、星の理由。
久々のトラムだったが左右の壁に当日券客が立ち、「判らない」ながら好感触を残して帰路につく客を多く見受けたように思う。

ネタバレBOX

不全感とは、、要は「判らない」。だが「判らない」は必ずしも怪しからんことじゃない。
本作は高知県のとある場所が舞台。「隕石シャワー」の翌日に天文学サークルの若い新メンバーが近くにある小山で奇妙な死に方をしていた事を伝えに、古手メンバー(安井順平)がもう一人のメンバー(浜田信也)宅を訪ねる場面から始まる。
話を聴いた浜田は、その若いメンバー(窪田人衛)と二日前に出会っていた事を安井に伝える。浜田は隕石を探しに他人の土地である裏山に深夜こっそり忍び込んだが、手ごろな石を発見してほくそ笑んだ時、同じ目論見だったらしい窪田に出くわし、収穫があったかと問われるも真実を隠して追及を逃れる。
その回想シーンは、そのまま浜田と別れた後の窪田の動きを追う。彼は夜明け近くまで隕石を探し続けるが、そこへ「ラッパ屋」と名乗る男(市川しんぺい)が現われ、「幸せ」をやる、という。そして男の手に握られた「ある物」を見せられると、多幸感に浸り動かなくなる・・。この「ある物」と同じ物質に、安井と浜田も行き当たる。
浜田の家には出戻りの妹(村川絵梨)がおり、安井は久々に(成人して初めて)彼女を見て思わず好感触を持った事を口にし、後に添い遂げる仲になるが、二人の関係の深化には状況の変化が投影し「事態」の経過の巧みな描写になっている。閑話休題。浜田が隕石片を先輩(安井)に見せた所へ妹が入って来て、手からそれを奪って逃げ、兄をからかうのだが、思わず手からこぼれてテーブルにぶつけ、表皮に亀裂が入った事で兄はカンカンになる。だがこの亀裂から覗いた物質が、問題の現象を引き起こす事をこの段階で「面白おかしく遊びながら」知ることとなる。彼らが顔を強ばらせたのはその日の新聞の一面に、東京渋谷の交差点で発生した大惨事の写真を見た時であった。

芝居は現代と、二世代下った未来の話に二分される。現代の話は「謎」とそれをを解くヒントを与えられた三人が、急迫する事態に素手で立ち向かうスリリングな話。やがて巨大な「柱」が人口密度の高い主要都市のど真ん中に突き刺さり始め、東京を逃れて戻った高知には縁ある人らも集い、柱(の素材である物質)の秘密を知る数少ない人らが事態をどう受け止めるか、対処するかを束の間の平穏な時間に議論する。このシーンは中盤とラストに、倒置法的に挿入される。そして一気に未来に移ると、人々は現代とは全く様子の異なる世界に生息していた。
この未来の場面は常に夜で、場所が四国である事とも合わせて同劇団の『太陽』に通じる雰囲気がある。「現代」の登場人物は、ここでは語られはするが既に実在しない。正確には約2名ばかり変わらず存在していて、一人は浜田が人格を変えた状態、もう一人は現代の時点で既に離脱しており、半世紀経っても外見が全く変わらない二人の存在が、最も判らない一つだ。
「未来」を迎えた時から、その後を占う手掛かりは少ない。作者は描き切れなかったのではないかと私は感じたのだが。

「散歩する侵略者」は侵略意思を持った宇宙人3体(人間の体に移り住んだ)が、地球人ガイドと契約を結び、人類の概念を学習して侵略に備える話だったが、この侵略者に当たるらしい存在として、本作には島忠(薬丸翔)なる人物があり、「未来」でも変わらぬ姿で登場する。実は島は近頃突如失踪を遂げて話題になった著名俳優で、先の「ラッパ屋」と彼のアウトロー生活の相方(松岡依都美)がたまたま四国の山中で彼と出会うが、元の彼とは全く異なる人間となっている。
前川作品として普通に考えれば彼は宇宙人が乗り移った身体かと疑うが、誘拐され人格改造されたとしても、宇宙人がそれをした訳で、宇宙人の存在は残る。失踪した浜田も、同じ目に遭遇したと考えられる。
しかし作者は、「散歩する・・」とは異なる可能性を示唆し、観客に想像させようとする。
逃げ帰った四国で主要人物らが交わした議論の中で、「柱」はどのように生れどこから降ってくるのかを考えるヒントとして、ある調査結果が示される。柱は地球の成層圏の外から落下したとは考えづらく、またそれらしい観測データは見られない。「柱」とは、地球というシステム(あるいは意思)が自浄作用として製造し、落としている自然現象なのではないか・・。
これを古来人間は「神」という言葉で表象してきた・・。
(つづく)
HATTORI半蔵Ⅲ〜再舞〜

HATTORI半蔵Ⅲ〜再舞〜

SPIRAL CHARIOTS

六行会ホール(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

今回から「公開殺陣返し」ではなく「公開稽古」になりましたがどう違うかよく分かりません。でも、ゲネプロ前の最終稽古を見せていただき、これが物語になるとどうなっていくのかさらに楽しみになりました。今日は全然出番のなかったキャストさんはどんな場面で出てくるのでしょう?

星屑バンプ

星屑バンプ

THE CONVOY

博品館劇場(東京都)

2019/06/05 (水) ~ 2019/06/12 (水)公演終了

満足度★★★★★

おじさんも若者も少しずつメンバーが変わって、また違った面白さ。トクちゃんの破壊力も半端ない。けど、舘さまが最初からいなかったみたいになって寂しいです。

日本の神の物語 〜古事記の世界〜

日本の神の物語 〜古事記の世界〜

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2016/12/27 (火) ~ 2016/12/30 (金)公演終了

満足度★★★★

持田千妃来さん出演。
こんな朗読劇あるんだ、と。けっこう衝撃でした。なんとなく知っている古事記の登場人物たち。それを朗読で面白くする。いいアイデアですね。
何人かの声優さんは、流石のお声でした。

vol.18<DADDY WHO?>

vol.18<DADDY WHO?>

天才劇団バカバッカ

サンモールスタジオ(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

河村唯さん、朝日奈央さん、関谷真由さん出演。
木村昴バージョンと、シャッフルバージョンを観劇。かなりの違いがあって、そこが個人的には楽しかったです。
ストーリーも面白くて、両方とも満足でした。

COLORS

COLORS

天才劇団バカバッカ

吉祥寺シアター(東京都)

2016/06/10 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

河村唯さん、酒井瞳さん出演。
目当ての演者さんが宇宙人として出てくるのは想像してなかったです。驚きました。
社会的なテーマを大きく広げてギャグにした、という感じです。
ひとつ、現実と絡めたギャグがあって、それには混乱してしまい、残念でした。
総合的には、楽しかったです。

ネタバレBOX

宇宙人は性別の概念が地球と異なるという設定。宇宙人のポラリス役の方の発言が、それとは矛盾するようなもので、混乱しました。どうやらギャグだったようですが、いただけませんでした。
ぷよぷよ オンステージ

ぷよぷよ オンステージ

セガ/ディー・バイ・エル・クリエイション

赤坂ACTシアター(東京都)

2015/05/02 (土) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

満足度★★★★

河村唯さん出演。
劇中でぷよぷよ対戦をスクリーンで映す、というのは斬新でした。後ろの席からでしたが、よく見えて良かったです。

無伴奏~消えたチェリスト

無伴奏~消えたチェリスト

劇団東京イボンヌ

cafe&bar 木星劇場(東京都)

2019/05/02 (木) ~ 2019/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/05/03 (金)

3日に14時の「消えた……」と18時の「無伴奏」を続けて観劇。
東京での演奏会を前に突然姿を隠した国際的な評価も高い気鋭のチェリストが訪れたのはかつて彼女が働いたこともあるペンションで……な物語。
初演も観ているが細部の記憶は薄れており、しかしチェリストとカメラマンのエキセントリックさが少しマイルドになったような?
また、初演の「観てきた!」に結末は深読みの余地があるように書いているが今回そいかんじなかったのはσ(^-^)の感性の変化か?
で、その結末、「消えた……」は婉曲、「無伴奏」は直接的な表現か?とも思った。

さて、7月のサンモールスタジオ版はこれを経てどうなるのかしらん?

『三等フランソワーズ×超人予備校』

『三等フランソワーズ×超人予備校』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/06/04 (火) ~ 2019/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

三等フランソワーズ「Birthday」

タイトル違っていたので観るまで気が付きませんでした。
始まってすぐ、あっ!これ知ってるやつだ!大好きなやつだ!!って。
産声あげた1stへの贈り物として、クリスマスギャロップからのタイトル変更。
粋ですねぇ。

母親を亡くした女子高校生が、幼い頃に蒸発した父を探す旅に出るお話し。
再会した父親は女装してバーで働く人になっており、その負い目、過去に娘を傷つけた負い目もあり、名乗りをあげてくれない。
お互いにお互いが父と娘であると分かっているのに、他人を装ったまま別れ・・・たのですが。
最後はちゃんと互いに互いを探し求め、しっかり抱きしめあう、ジーンとくる結末でした。

このほっこりした親子の再会の良いお話の中に。
女子高校生と、付き添いで付いてきてくれた親友との、噛みあってないやり取りに。
父親が働いていたお店の店主(もちろん女装)と、建物オーナーのロマンスも、すっごい良い。
自分にぞっこんらぶらぶな元恋人を、つれなく冷たくあしらいながらも、根っこ優しい辺り、すっごい良い。

登場人物がみんな味があって良いので、実は続編はすでに存在しているけれども、個人的には月一くらいで連作上演観たいくらい好きです。

あと、クリスマスツリーが健在でよかった。
いや地味に代替わりしてたりして・・・?

超人予備校「デザート砂漠」

超人予備校なので、人間より人間でないモノの方が多かったです、超人予備校なので。

某アニメ映画の飛行機乗りの豚さんが主人公。

飛行機にのって飛んでいたところ、砂漠に墜落。
ところがその砂漠が・・・スイーツで形成された砂漠。
足元には砂ではなくきなこ、空から降ってくるのは雨ではなく飴、オアシスにたたえられているのは水ではなくチョコレートフォンデュ等。
ちゃんとした水を求めてきなこの砂漠をさまよう豚さんと、少しでも長く生きたい白玉プリンスを探したいという目的もってさまよう白玉だんご達のお話。

日枝さん、尾松さんの、白玉コンビが・・・可愛くも美味しそうで・・・。
白玉だんごって小学校で初めて作って以降作ったことなかったですけれども。
ちょうど、美味しいきなこ、家にあるし。
白玉だんご作って、きなこまぶして食べたいな~という気持ちになりました。

かんむり

かんむり

円盤ライダー

山野美容学院マイタワー27(東京都)

2019/05/23 (木) ~ 2019/06/05 (水)公演終了

エレベーターで27階へ 外の景色がめっちゃ見えるバーラウンジみたいな素敵な場所で演劇を見たのは初めてでした!こんな所でもできるんだなぁ…
最初の中年あるあるネタが分かりすぎて辛い笑
後半はもうマグナムのインパクトがすごかった!
楽しい90分でした!ありがとうございました!

学校の快談

学校の快談

u-you.company

TACCS1179(東京都)

2019/05/30 (木) ~ 2019/06/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

小学生姿が可愛いのなんのって。笑いあり涙ありで今回も楽しませてもらいました。教訓みたいなのもありました。また、誰しもが通る道であろう小学校が舞台で、あったあったと共感したり、昔を懐古したくなる舞台でした。まだ、クリアに思い出せます笑。
PTAのキャラの濃さ特に舞野さんの相槌、先生方の絡みや仲良し3人組の絡みは本当面白かったなぁ。今度は中学校、高校、大学verが観たかったり。本当に今回も楽しい舞台をありがとうございました。

「ダルマdeシアター2019」

「ダルマdeシアター2019」

チームホッシーナ

西新宿きさらぎクリニック(東京都)

2019/05/18 (土) ~ 2019/06/02 (日)公演終了

楽しい舞台でございました。

「ボードゲームと種の起源・拡張版」

「ボードゲームと種の起源・拡張版」

The end of company ジエン社

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/05/29 (水) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

#ジエン社「#ボードゲームと種の起源・拡張版」

ジエン社が得意とする会話の重ね方。
時間と場所の「レイヤー」が重なっている。
今回は、それが洗練され、すべてが聞こえ、何がいつどうなったのかが分かりやすくなっていた(以前は同時発声で重ねることに意味があったとも言えるのだが)。

観客の集中が必要だけど。

(以下ネタバレにダラダラ続きます)

ネタバレBOX

ジエン社がこの舞台のために作ったボードゲーム『魔女の村に棲む』が作中世界とリンクしていく。

そのゲームは黒と赤の2種類のカードと「怪物」カード1枚を使い、自分だけが何色のカードを持っているのかわからないまま、他人との会話しながらそれを探っていく。自分が多数派の色に属し生き残るために、自分とは反対の色であろう他人を指さし「殺す」という方法を使う。そのほかに「祈る」「守る」等々のルールがある。

当たり前のことなのだが、ルールに従わなければゲームに参加できない。
社会も家族も自分自身が生きていくことは、ゲームと言ってもいいのかもしれない。そのときには、「誰のルールに従うのか」が大切である。自分だけのルールに従って生きることはとても難しい。
ひょっとしたら「家族」も「社会(生活)」も、ボードゲームで言うところの、「フレーバー」のひとつなのかもしれないのだが。

「他人の目」が特に気になる。
「他人の目」は「多数」側にある視線だ。
まさにこのボードゲーム『魔女の村に棲む』であり、自分の評価(色)は自分では分からないし決めることもできない。「自分が何者なのか」は他人の目が決めることでしかない。
他人の顔「色」をうかがいながら、自分の棲み処を探していく。
他人からどう見られているのかが気になって仕方ない。

この際、魔女に呪われた「黒」なのか、そうでない「赤」なのかはまったく関係ない。ゲーム内でもそこはまったく問われない。
とにかく多数派でいることが大切なのだ。

作品内に出てくる人たちは、どう考えても「多数派」とは言えそうにない。そういう彼らが多数派を目指すゲームを作り上げていく様は、とても悲しい。
多数派でないことのステイタスのようなものを密かに胸にしながらも、多数派に憧れたりする。それは「普通の生活」と呼ばれるものだったりもする。

東京とは、自分たちのいた場所、ゲーム仲間が大勢いたりして、自分の居場所だったと思い込んでいた場所だが、炎に包まれている。
逃げるしかないと思い込むための「火事」であって、リアルではないのかもしれない。
ルールのひとつに過ぎず、本来の意味での「対岸の火事」であったはずが、気が付けば炎はすぐ側までやって来ている。

「ここはもうダメだと思う」は「ここ“も”もうダメだと思う」なのではないか。
人を指さすことはできても「自分を指さす」ことはできない。
「自分は多数である」ということを「祈る」ことしかできない。
この世界を破壊してしまう「怪物」は自分かもしれないという、口に出すことができない恐れを常に抱えて。
世界の破壊は(内なる)自己の破壊である。世界を認識しているのは自分だからだ。
とにかくゲームだけは続けなければならない。

SNSを辿りながら「界隈」を蝕んでいく「そつある」が恐い。そつあるを演じる湯口光穂さんのイヤな感じがじわじわ来る。明らかに他の人たちとのトーンの違いと、また同様に同じ匂いもさせる上手さ。

善積元さんの台詞回しがジエン社らしくて好きだ。どの作品でも誰かに語るではなく、自分に向けて話している感じがいいのだ。

善積元さん演じる根利と須貝英さん演じるエレの、ほぼ無言の会話がとても良かった。根利は、本質的なこと、すなわち(エレにとっての)恐いこと、を言っているのではないか。「みんなが同じゲームをすることはできない」「種が違う」。しかしエレには伝わっていない。というか聞いていないのかも。つまりボードゲーム『魔女の村に棲む』の雑談のようにウソかホントかわからないから、聞き流しているのか。


6月3日の公演後に実際にゲームを体験した。
最初のターンで瞬殺されてしまった。笑。
このゲームは、外野で見ているだけでも面白い。
人がどう策略を練るのかが面白いのだ。たぶんその「人」が出てくる。
その人の「色」が、つまり他人からしか見えない「色」が見えてくるということ。

ゲームをやることないだろうな、と思ってゲームを購入しなかったが、買っても良かったかも、と少しだけ思っている。
らぶゆ

らぶゆ

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2019/06/02 (日) ~ 2019/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

多数の客演でまとめ切った舞台・・と思いきや、殆どがKAKUTAメンバーだったのには驚いた。多田女史はなるほどだが、森崎氏までが。。他の初顔も実力派で、このたびの著名俳優四名をまじえての本多劇場舞台は、この分母あって「実」を伴うものになった、と思えた。何より嬉しいのは秀作『荒れ野』からポテンシャルを落とさず力作を生み出した作家桑原女史の仕事。彼女自身が出演する芝居ではしばしば、自力で芝居を回して閉じ繰りをつけようとする所が見られるが、今回は(タイトルに重なる台詞は背負わせていたが)自身の役どころを生き生きと楽しんでいた。冒頭からテーマ性の面ではトップギアで発進という感じ(映画「オーバーフェンス」を髣髴)、二場面(時空)並行で進むドラマが収束を見る事なく一幕を終えると1時間半、後半1時間で休憩含め3時間弱、それでも芝居にもっと浸っていたい思いが勝った。様々なテーマ満載だが盛り過ぎと感じさせずそれぞれの問題が絡まりながら、「彼ら」にとっての出所後ルネサンスの時代が、「本当にあったのか判らない・・いつか忘れてしまうんだろう」と終幕ある人物が冷たく振り返る日々が刻まれる。繋がりが紡がれていく順風な経過は、それ自体夢のようで、それ故忘れて行く劇中人物とは正反対に観客は、「架空の話」なのに「あった」ように脳裏に残っていく。

ネタバレBOX

変則的ではあるが作者は話の終盤に震災をぶち込んできた。この件に「言及する」事じたい不快を催す心理コードが広がる今、果敢にこれに触れ(私の勝手な仮説だが)演劇人桑原裕子の中の「骨」を示した。コールで俳優の笑顔も見えたラストは、震災までの「夢みたいな」日々を早晩忘れて生きて行くだろうとの予言を他所に、「日々」の舞台であった農村を映した短い情景によるが、そこに三人の姿がある。このドラマでは多くの人生が交わるが、ここで顔を揃えた三人が何によって結びつくのか・・さり気ない筆致でこの場面を据えた事だけでも本作の価値を語るに十分。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

フジテレビジョン

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/23 (水)公演終了

満足度★★★

河村唯さん出演。他。
観劇したあと、原作を読みました。戯曲だとは知らなかったです。ほとんど一字一句同じでした。
ほとんどが名古屋弁と三河弁で、関西弁がひとりだけ。個人的には、その辺が楽しかったです。
率直に言ってメンバー8人の演技はもうちょっとでしたが、いい題材を選んだと思います。
ひとり(三宅ひとみさん)は引退しましたが、3年以上経って7人が頑張っていることは、感慨深いです。

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