満足度★★★★
三等フランソワーズ「Birthday」
タイトル違っていたので観るまで気が付きませんでした。
始まってすぐ、あっ!これ知ってるやつだ!大好きなやつだ!!って。
産声あげた1stへの贈り物として、クリスマスギャロップからのタイトル変更。
粋ですねぇ。
母親を亡くした女子高校生が、幼い頃に蒸発した父を探す旅に出るお話し。
再会した父親は女装してバーで働く人になっており、その負い目、過去に娘を傷つけた負い目もあり、名乗りをあげてくれない。
お互いにお互いが父と娘であると分かっているのに、他人を装ったまま別れ・・・たのですが。
最後はちゃんと互いに互いを探し求め、しっかり抱きしめあう、ジーンとくる結末でした。
このほっこりした親子の再会の良いお話の中に。
女子高校生と、付き添いで付いてきてくれた親友との、噛みあってないやり取りに。
父親が働いていたお店の店主(もちろん女装)と、建物オーナーのロマンスも、すっごい良い。
自分にぞっこんらぶらぶな元恋人を、つれなく冷たくあしらいながらも、根っこ優しい辺り、すっごい良い。
登場人物がみんな味があって良いので、実は続編はすでに存在しているけれども、個人的には月一くらいで連作上演観たいくらい好きです。
あと、クリスマスツリーが健在でよかった。
いや地味に代替わりしてたりして・・・?
超人予備校「デザート砂漠」
超人予備校なので、人間より人間でないモノの方が多かったです、超人予備校なので。
某アニメ映画の飛行機乗りの豚さんが主人公。
飛行機にのって飛んでいたところ、砂漠に墜落。
ところがその砂漠が・・・スイーツで形成された砂漠。
足元には砂ではなくきなこ、空から降ってくるのは雨ではなく飴、オアシスにたたえられているのは水ではなくチョコレートフォンデュ等。
ちゃんとした水を求めてきなこの砂漠をさまよう豚さんと、少しでも長く生きたい白玉プリンスを探したいという目的もってさまよう白玉だんご達のお話。
日枝さん、尾松さんの、白玉コンビが・・・可愛くも美味しそうで・・・。
白玉だんごって小学校で初めて作って以降作ったことなかったですけれども。
ちょうど、美味しいきなこ、家にあるし。
白玉だんご作って、きなこまぶして食べたいな~という気持ちになりました。