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発表せよ!大本営!

発表せよ!大本営!

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/08/16 (金) 14:00

価格3,500円

完成度が高すぎる1本。
アガリスクさんは短編よりも長編のほうが好み。これまで観た長編と比べても私の中ではトップクラスです。

当日は劇場に着くのが通常よりも遅くなってしまい、もう最後方の席しか選択肢なし。
ただ駅前劇場ってあまり前方はオススメしません(やや強がり)。3列目ぐらいまでは傾斜が足りずちょっと見づらい。久しぶりの最後方でしたが快適でした。

さて作品ですが、とにかくよく笑えるコメディ。舞台設定も大本営だけでなく、庶民を映したお茶屋も含めたところはストーリーのメリハリに活かせていました。
そして津和野さんの持ち味を最大限に生かせたところ。あの忙しい役って一歩間違えると見ているほうをイライラさせて、作品そのものに嫌悪感が漂ってきますが、そんな心配は一切いらない仕上がりになっていました。

これは友人と一緒に見に行って、終演後は笑いながら感想を語り合いたい作品です。

明日の遠まわり

明日の遠まわり

空晴

駅前劇場(東京都)

2019/07/31 (水) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/03 (土) 19:00

価格3,500円

ホームドラマ風味な作品でした。
いままで観た劇団さんですと「MONO」さんに近いかな。少し事件性があってそれを勘違いをクリアしていきながら笑いも含めて解決していくテイスト。
とても悪い人はいない、死ぬ人もいない、そうなるとメッセージ性を強くするかノスタルジーな雰囲気を満載にするか。
この作品は後者かな。そこに人と人の結びつきを強く描いていたと思います。特別目立つキャラクターを置かず、無骨に作り上げたところに好感が持てました。

肉体だもん・改

肉体だもん・改

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

初日、2日目と連夜の観劇。 僕の中での夏の風物詩でもあるドガドガ@東洋館はまさに待ちに待った公演だ。 今回は30名というキャストには超ベテランから初舞台となる新人までまさにバラエティがあるんだがこの配役がいつも楽しめる。前回(台所太平記KW)初舞台だった若手2人(2人ともダンサー経験は豊富)が半年たって驚くべき成長をとげていたこと挙げておきたい。ベテラン、中堅、若手のバランスが良いのだ。 主役やヒロインはいるんだけど決してそこだけにスポットが当たっているわけではない、つまり楽しみ方は色々できる丁寧な作りこみには毎度関心させられる。

ドガドガといえば「戦争」前後のお話が多い。 書いているひとも、演じている人も、見ている方もほぼ誰も実体験がない。 望月監督はこの時代の若者が何を考え、どうやって前を向き(或いは前が向けずに)頑張っている(頑張れない)かを必死に伝えようとしている。 でも決してステレオタイプなモノの見方や書き手の主張を押し付けるのでなく「ひとりひとりの若者の視点」を大事にして物語が構成されているのが良い。 もちろんそんなことまで考えなくても素直にエンタメとして軽いノリで楽しむこともできるところも素晴らしいと思う(それができなくて息苦しい演劇のほうが圧倒的に多い)。 

初日に一緒に見た30歳の女性から「エンタメとしても面白かったし、この時代に必死に生きていた若者の生きざまを見て自分のぬるさを恥ずかしいと思った。自分ももっと頑張らねば」というメッセージが来た。 演劇(ドガドガ)って凄い!

ダブルダブルチョコレートパイ

ダブルダブルチョコレートパイ

劇団肋骨蜜柑同好会

APOCシアター(東京都)

2019/08/03 (土) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/08/10 (土) 19:30

価格6,100円

争いごとやトラブルを一掃して退屈な世界になると人は何から手を出すか。「食欲?性欲?」そこにたどり着くまでも何か隙間に挟まっていないか。それを船という名の籠の中で誰かが監視していないか。神か新しい指導者か?そしてネズミは本当にいたのか?

人はどこから来てどこにいくのか。哲学的にこの世の原理原則な台詞を一切笑うことなく浴びたこの心地よさ。メッセージ性は感じなかったがあえて言うならこのスマホで調べれば何でもわかる時代に「少しは自分で考えろ」。

ミルクとビターの両方を拝見しましたが、個人的にはビターが好き。
森さんの哲学を語っているシーンがとても印象的でした。

月がとっても睨むから

月がとっても睨むから

Mrs.fictions

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2019/08/03 (土) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/08/03 (土) 14:00

価格3,500円

昨年延期になったこの公演。演劇ファンには色々意見あるだろうけど、芸術そのものが好きで良いものは見逃したくないファンもいる。だから私は待っていました。そして初日に駆けつけさせていただきました。

ミセスさんはこれまで長編より短編のほうが好きでした。
でもこれはイイですね。飽きのないバランスのいい作品です。

これ錦糸町の劇場じゃなかったら脚本どうなったのでしょうね。
ただ延期して場所を変えただけじゃないテイスト。
そう、錦糸町ゴッサムシティですよ。なんかあの世界観って伯爵のおるすばんのワンカットを思い出しました。
また「ザ・ムーン」はリアルに読んでました。あのマンガ好きだったことを思い出しました。

工場

工場

青年団リンク 世田谷シルク

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

『世界は"すこし変"で彩られている』
まさに、その通りですね。
その、変さが面白くて、なんか病み付きになりそうな感じです。
最期の踊りもシルクっぽくていい!

カミグセ短編集vol.2

カミグセ短編集vol.2

カミグセ

STスポット(神奈川県)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/08 (木) 14:00

価格3,000円

「Re:タナトスのガールフレンド」
当日朝に原案の辻本さんの落語「死神」についてのツイートを目にしたこともあり、本作の落語バージョンなど脳内に描きつつ観る。(笑)
結果、終盤は難しいが途中までは落語としても成立するのではないか?と思う。
で、こういう「死神らしからぬ死神」が登場する作品って好きだな、と改めて感じる。

「思い出にニスを塗れ」
もしかしてこれは登場する人ではなく舞台となる絵画教室だった部屋が主人公で、「部屋の記憶」が描かれたものではないか?あるいは部屋にしみこんだ残留思念がじわじわとにじみ出てきたものではないか?などと思う。

「タナトス」は怪談っぽいけれど実はそうではなく、「思い出」は普通の話っぽいけれど実は怪談……なのではあるまいか?

カレイドルーム

カレイドルーム

ZERO BEAT.

上野ストアハウス(東京都)

2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

お芝居を観に行ったら、アドリブを観て帰って来ました、が感想かな。
まあ、面白かったですけどね。
アドリブ多過ぎて邪魔してる気がしました。

ファウスト

ファウスト

ゲッコーパレード

旧加藤家住宅(埼玉県)

2019/08/16 (金) ~ 2019/08/26 (月)公演終了

鑑賞日2019/08/18 (日) 13:00

価格2,500円

雑記

個人的に:
演劇を観に行って「お話」がよくわかることはまずない。集中力に欠けている(いつも何か別のことを考えてしまう)のだろうと思う。しかしよくわかるものが永く記憶に残るというものでもなさそう。

ここは何処で、ここは何時で、あれは誰で、あれは何で。と思っているうちに終演。席を立ち、外へ出て歩くほどにかすかな繋がりさえ溶け、記憶に固定することができない。ただ漠然とした体験だけがゆっくりと体内に沈む。

ダンス公演は特に顕著

「ファウスト」あるいは「ゲーテ」はその名のみで内容は一切知るところがない。近所の図書館に大著があるが重くて片手にもってでは読めない。

前説時間から測れば約90分。
2間にまたがった虚世界では、人ではなさそうな存在が動き呟く。畳の上には、脚立、小さなおもちゃ、ちゃぶ台、灯り、扇風機、晩餐。日常的な居住空間内の事ばかりでありながらきわめて不自然な世界がみえる。

彼岸(相対的に、奥の部屋)と此岸(自席のある部屋)、またはその世界さえ超えて行き交う3人は何なのだろう。互いに愛称で呼び合うが相関は不明。

いわゆる「セリフ」と感じられる部分が原作によるところなのだろうと思うが流れとしての理解に至らず。突然「わたしはかもめ」といわれても「?」となるに似ている。「そうか」と思うには必要な前提があるのだろうと思う。

13:00の回(晴)

ゲッコーパレードは「アンティゴネー」2016/4からで、他に
崎田さん「アラビアン・ナイト」2017/6
河原さん「ロボットとわたし」2019/3
おふたりの「犬と少女」2019/2

たまたま多摩美での大学院修士発表「オイディプス・プレイ」2019/7に崎田さんがいらしていて、今回の公演をと。

前説もされていた大間知賢哉さん、
調べてみるとttu「会議体」2017/2にでていらしたのですね。ttuはこの公演後に解散してしまいましたが、事前に調べていたら声をおかけしたのに、といつものように予習不足を反省。

舞台は2間+廊下、客席は2間+台所で座布団+椅子。メインの座席は対面席とはいえなぜか1つの空間とは感じられない。

開演がおしたのか予定通りだったのか

~14:31終演

3人の女性の密議、それは魔女的。2間で釜をぐらぐら煮立ている。突然、噴き出したものがセリフとなり、会話らしきものが生れる。
何が起こっているのか、起こることになっているのか。ここらまで煮立つといよいよ「原作」を、という気になってしまう。

挑戦してみて年内に読了できるだろうか?

一晩経って「3人」について余計な想像をめぐらす。
とくに初めての永山香月さんの衣装、仕草、目線は実にSF/マシーン的。
先日観に行った「萩尾望都ポーの一族展」に触発され...レッド・星、阿修羅王、あるいは「エクス・マキナ」のエヴァ(AVA)。

永山さん「阿修羅王」、崎田さん「オリオナエ - プラトン」、河原さん「シッタータ」
こんな配役で観てみたい。

発表せよ!大本営!

発表せよ!大本営!

アガリスクエンターテイメント

駅前劇場(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

大本営とは何かを全く知らずに観劇したのだが、会場20分前にもかかわらず2階を超える列・・・。もう少し早く並べば良かったなぁと反省。
肝心の舞台はというと期待以上に面白い!会話劇だがテンポが物凄くよくあっという間の130分でした。予定にはなかったアフタートークもあり大満足です。これを機に大本営に関する本を読んでみようと思っています。

スィートホーム

スィートホーム

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

Bキャストを観劇しました。14歳の少年が父母と祖母を殺害するという重い内容で、深く考えさせられました。準劇団員の役者さん達の舞台でしたが、皆、台詞も聴き取りやすく、それぞれの登場人物を好演していました。役者さん達の熱演に加え観応えがあり、観劇後も、ずしんと心に残る舞台でした。

工場

工場

青年団リンク 世田谷シルク

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

業務の中で切り取った場面、見せ方、小道具の使い方が好き
最後まで面白かったが、途中から笑い事に出来なくなってしまった
自分もただ毎日を踊って過ごしているが、いつか移民の立場になる未来もあり得るなと感じた

アイランド

アイランド

イマシバシノアヤウサ

OFF OFFシアター(東京都)

2019/08/01 (木) ~ 2019/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

指折り数える自由さえない一日、一日・・・ あってはならぬがなくてはならぬ、約束されない犠牲が神の法を蘇らせる、その信念と揺らぎのはざまで すっごい濃い一粒が心震わせせり上がってきた。 赦されて失ったような、石となって誇りを得たような、そうでも思わずにはやっていられぬ互いの気持ちも、やがては忘れ忘れられる諦めをも滲ませた野太い一幕。

BUGS DREAM

BUGS DREAM

夢団

川崎市幸市民館(神奈川県)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/16 (金)公演終了

満足度★★★★

雑なとこもママあったが
概ね楽しく観劇できたアリさんベースの
昆虫界物語でした(^-^)

舞台セットの作り込みと
広さ大きさが見応えありました

星数はオマケしました~甥っ子が気に入ってましたし~・・・ね
開演時間が10分近く遅れたりしていたケドね(^-^;)

かっぱのディッシュ!

かっぱのディッシュ!

アナログスイッチ

サンモールスタジオ(東京都)

2019/08/07 (水) ~ 2019/08/13 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/07 (水) 19:30

価格3,500円

いかにもアナログスイッチな、進化したカッパと人間との交流ファンタジー。かつて読んだ児童文学やコース・時代の連載小説の主人公/語り手をオトナにしたような雰囲気が懐かしい……ってか、オトナからコドモまで広い世代がそれぞれに楽しめるのではあるまいか?
また、フリーハンドで描いたイラストを拡大したような装置の意匠(前作と同じ方が担当されたそうで)もほのぼのとした独特の味わいがあってステキ。

烈々と燃え散りしあの花かんざしよ

烈々と燃え散りしあの花かんざしよ

新宿梁山泊

ザ・スズナリ(東京都)

2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★

韓国映画『金子文子と朴烈』から金子文子に興味を持った。日本側から彼女をどう描くのか?パク・ヨル(パキョル)も金子文子も実際何もしていない。国家権力の横暴な取り調べに激昂して、天皇若しくは皇太子暗殺計画の構想を語っただけ。反抗的な態度から死刑判決を受けた。あの時代に圧倒的な力を前に死の脅しにも屈せず、自ら獄死した23歳の女性。人類を平等にする為にはあらゆる価値観の徹底的な破壊しかない、とうそぶく。まさにPUNK ROCK、金子文子役水嶋カンナさんが吠えに吠える。戸籍も学もなく、本能だけを頼りに思想家に辿り着いたある種の天才。パク・ヨル役はいわいのふ健氏。何をやらせても、らしく見える。大正のSID AND NANCYの物語。水嶋カンナさんが唄う劇中歌が素晴らしかった。今こういうジャンルを堂々とやれるのが小劇場の強味。

ネタバレBOX

金子文子の生い立ちを中核に据えたのは違うような。不逞社の朝鮮人仲間のエピソードも中途半端。当時のパク・ヨル達の異様な生命力を感じられないのは勿体無い。映画も舞台も何かのパーツが足りない印象。日本論、日本人論にもなりうる筈。金子文子は何故か金子みすゞとイメージがだぶる。伊藤野枝だの管野スガだの、一つの日本人女性のアーキタイプなのでは。
夢見る喜世子レヴュー

夢見る喜世子レヴュー

ピストンズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/18 (日) 16:00

座席1列

出演された役者の皆さんは、お名前と役が、現状わからなくて恐縮ですが、本当に素晴らしかったです。

舞台「夢見る喜世子レヴュー」(作・演出 小林涼太 )を、王子駅北口の花まる学習会王子小劇場で観劇。

以前、他の舞台で印象に残る役者の橋本美優さん出演の舞台を観たくて。橋本さん、素晴らしかったです。

そして、全役者の皆さん、圧巻でした。

ネタバレBOX

開演前
開演までの20分間ほどのあの演出にはやられました。聞き耳を立てながら、1951年の有楽町のパンパンガールの世界にどっぷりと静かに入り込みました。

オープニング
圧巻です。

序盤
パンパンガールたちの仕事ぶり、生活ぶりが、厳しくも華やかに描かれます。微笑ましくて楽しく見どころ満載のカッコいいシーンの連続でした。

中盤
パンパンガールの取材記事を書く小説家と愚連隊の男性が、パンパンガールたちと交流し始めます。この頃から雲行きが怪しくなってきます。ひとりひとりの素性があからさまに独白されます。様々な事情と経緯があっての今。そして目指す将来。皆同じではない。ひとつの夢になど向かってはいなかった。

終盤
次代リーダーが徐々に精神崩壊していく段階が切なかった。そして、そしてその崩壊ぶりが圧巻でした。誰も前任と同じリーダーを求めていない。そうなってくれとお願いしたこともない。新しい世界を求めてバラバラになっていくパンパンガールたち。それは男たちもそうだった。

ラスト
正直、残念でした。
この物語の実は…のことの顛末を、小説家がナレーション的に一気に長セリフで解説。この、実はの部分も劇中の物語で観客にわかるようになっていたらなぁと。この題材でトリッキーなことは織り交ぜなくてもよかったのではと、あくまでも個人の所感です。

また、残念だったのは、劇中で流れたり、歌われたりする楽曲。その時代にはなかった曲が少なからず選曲されております。また、冒頭の電車音やパンパンガールたちの化粧ルームのセットが、現代にしか見聞きできなかったこと。そのようなことが劇が進んで行くほどに気になって、戦後から6年というか世界に入りきれませんでした。現代の風俗の群像劇を観ているような感じでした。こちらも個人的な所感です。

満足度は★2なのですが、役者の皆さんがとても頑張っていたので★4です。

台本を予約しましたので届きましたら読んでみたいと思います。
StarLightに見惚れろ

StarLightに見惚れろ

南中高度25度

北千住BUoY(東京都)

2019/08/15 (木) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

人が来なくなったのは何故・・・「ここ」にいる人が「ここ」だと思っていない、「ここ」なのかと疑っている、「ここ」の素晴らしさに見惚れていない、から。 ペッパーの驕り、ルンバの叫び、SLの苛立ち・・・夢を抱く、それ自体の魅力に気づかせてくれる。 目的と夢が幸せを頂点にして結ばれた大三角形が天球に垣間見えた。

さいごのおうち

さいごのおうち

神保町花月

神保町花月(東京都)

2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 タイトル自体実にニクイね~、と言いたくなるような味が出ているのみならず、ひらかな表記がいいね。旧盆に合わせて、総ての挿話の舞台は墓場で展開する辺りも心憎い。褒め言葉ばかりじゃ癪だからくさしてやりてえんだが、くさす所が無い、ってのがクサしかねえ。おあとがよろしいようで。(追記後送)

僕は傍観者

僕は傍観者

劇団おおたけ産業

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/08/17 (土) ~ 2019/08/18 (日)公演終了

史実をなぞりながらもとても大竹産業な仕上がり

ネタバレBOX

ギター
夢を追いかける
歌いながら泣きながら座る
過去役者と現在役者を分ける
舞台上に劇場備品をそのままに置く
じわぁぁぁぁっとあかりが超長時間かけて変わる

大竹産業であった

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