
東京原子核クラブ
俳優座劇場
和光市民文化センター サンアゼリア(埼玉県)
2012/07/23 (月) ~ 2012/07/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
名作の名にたがわぬ素晴らしい舞台でした。
深い内容なのに決して観客を置き去りにしない、劇としての面白さも満点の公演でした。
老舗劇団の底力、堪能しました。

「RE:道先案内人~ハジメマシテ死神デス~」 「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」
幻奏ボレロ
新宿スターフィールド(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/23 (金)公演終了

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』
DULL-COLORED POP
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了

肉体だもん・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★
戦後の貧しい時代、この時代を知っている俳優さんは舞台にいないでしょう。でも、皆、精一杯演じていましたね。開演前からサービス精神旺盛、勿論物販が目的でしょうが、明るい雰囲気が楽しい。そして終演後の〆の一言、「目指せ!浅草公会堂!!」、頑張って下さい!

発表せよ!大本営!
アガリスクエンターテイメント
駅前劇場(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
当事者にとってはものすごい問題だったことも時間が経ち時代を経ると笑えるものになってしまうのかもしれない。今の時代も未来の人たちに笑われるのかもなあ・・・。
最初から笑えましたが、終盤はすごかったです。思い切り笑いつつ、あやちゃんの切なさにホロリとしてました。
登場人物が自然にハケられる舞台の作りも良かったです。

「RE:道先案内人~ハジメマシテ死神デス~」 「終・道先案内人~ゴキゲンヨウお別れデス~」
幻奏ボレロ
新宿スターフィールド(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/23 (金)公演終了

肉体だもん・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了

発表せよ!大本営!
アガリスクエンターテイメント
駅前劇場(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

ブラッケン・ムーア ~荒地の亡霊~
東宝
シアタークリエ(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/27 (火)公演終了

発表せよ!大本営!
アガリスクエンターテイメント
駅前劇場(東京都)
2019/08/15 (木) ~ 2019/08/20 (火)公演終了

肉体だもん・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
はじめて観劇しました。開演前から楽しませてくれて、いざ始まると ざっつエンターテーメント。歌ありダンスありの盛りだくさん。とにかく楽しい!はじめてだったので、飲食自由だなんて。次回はビールとおつまみ持参しまーす!

カレイドルーム
ZERO BEAT.
上野ストアハウス(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★
いろんな意味で不思議な空間ってコトですね!
主人公の改心が、あっさりでしたが、
キャラの濃い登場人物も含め楽しかったです!

人形の家 Part2
パルコ・プロデュース
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2019/08/09 (金) ~ 2019/09/01 (日)公演終了
満足度★★★
良い俳優たちが選ばれているが、ノラ役は、少し大人しすぎのように感じた。周囲の人々を巻き込んで不幸にしても物ともしないようなエゴの強烈さがもっと表れたほうがよいように思う。
演出の意図やねらいがあってのこととは思うが、舞台装置がまったく家庭らしくなく、まるでどこかの公的な広いホールで語り合っているような印象がした。
ストーリーも、あの結末はなんか辻褄が合わないような気がするのですが・・・。

鬼〜贋大江山奇譚
むさしの芝居塾
現代座会館(東京都)
2019/08/09 (金) ~ 2019/08/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/08/12 (月) 18:00
人は他人を鬼として見て生きているが、相手を貶め、思いやりのかけらもあらず、自分が幸せになる為なら、平気で人を裏切り、罵り、他人の人生を崩壊させ、自分が得をしていれば、他人がどうであれ無関心で良いのか、と私自身にこれらのどれか1つでも当てはまるものがあるか、あったとしてこれからそれにどう向き合っていけば良いのかと言うことを、この劇を通して、考える良い機会になった。

肉体だもん・改
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2019/08/17 (土) ~ 2019/08/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
迫力のシーンにカッコいい歌とダンス。ほんわかできる場面もあって盛りだくさん。登場人物は多いけどだんだん一人ひとりの役どころがしっかり見えてきて、まずはとにかく楽しんだ(^^)
というか、どんどん引き込まれていった。
そして、見終わったら、戦争が終わって生き残ってしまったという罪悪感や虚脱感と生き延びた喜びの間で、自分の道を探しながら生きていこうとする人たちの力強さに元気をもらえた。本当によかった(^^)

DNA
劇団青年座
シアタートラム(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/18 (日) 14:00
コメディーではないのですが随所で笑いが起き、実はシリアスで重いテーマが肩が凝らずにこちらの頭と心に入ってきました。ステージセットが3つに分割され、そのどこか1つで話が進むという形式だったので、一度に全体が使われず、視覚的にダイナミックな場面がなかったのが残念。

DNA
劇団青年座
シアタートラム(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
見せるセットに、しっかりした演技。さすが青年座さんと唸ったが、事を起こさずに終わらせてしまったあたり、ちと残念過ぎる。確かに継続というそれも一つの結末かもしれないが、やはりはっきりした出来事や意思と行動を貫く姿も観たかったと思う。とはいえ、最後まで“どうなる?”と引きずられたのは間違いない。

工場
青年団リンク 世田谷シルク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/08/13 (火) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
■105分弱■
今の日本の労働問題を描くにあたり、ブラックコメディの手法が有効なのか、疑問。これを観て身につまされる人がいるだろうか? 話を収斂させず、すべてをうやむやにするようなラストにも感心できず。

’72年のマトリョーシカ
風雷紡
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/08/14 (水) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
まずは小さな劇場だけにその閉鎖性をうまく使った臨場感、人質立て籠り事件の緊迫感が強く感じられました。
そして人質に焦点を合わせて、その家族との確執に着目したのはさすがと思いました。
名前を呼ぶときに、まさか別の名前を呼んでいたのにはびっくりして、台詞を噛んだレベルではないぞと内心焦りましたが、名前を変えて過去を捨てて山荘に移り住んだことが分かり、そのことが人質の山荘への思い入れみたいなものも強く感じることができました。
また犯人の兄弟のことも家族というキーワードに掛かってきますが、こちらは実話であり、逆に犯人の中で家族的なやり取りがあったからこそ、この事件を選んだのではないかと思いました。
この公演を観て、いつかハイジャック事件も描いてくれるのではないかと期待してしまいます。

スィートホーム
劇団俳協
TACCS1179(東京都)
2019/08/16 (金) ~ 2019/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/08/16 (金) 19:00
アンケートしっかり書いたのだけれど、古川健のシナリオについてばかり書いてしまった。本来、無料公演である理由は、準劇団員の皆様の芝居を観て評してもらうことが目的なので、後で大変失礼したと思った次第。そこで改めて。
Aチームを観劇。
こうした若手の皆さんを観る際、どうしても問題になるのが、年配役。祖父母を演じる2人は、かなり難しかっただろうと思う。通しで祖父を演じる石井喜光、祖母役を2舞台演じる男澤理紗。男澤理紗は、無理のない演技。一方、孫を溺愛するお婆さんというのは、可愛さを出せるので若さが邪魔になるとも言えないのだけれど、苦悩するお爺さんというのは、どうしても年輪を感じさせるという意味でかなり難しい役どころだと思う。その意味で石井喜光はよく演じ切っていったと思う。観たのが初日だったけれど、あそこまでこなせていたので、最終日にはどれだけ化けていたのだろう、気になるなあ。
矢田海渡の演技は鉄板。ただ絶対に完璧にできたはずなので、初日とはいえ演じきって欲しかったな。噛むような素質じゃないでしょうに。
板垣果那はプロフィールの印象とは打って変わった重みのある演技。
鈴木健太郎は、もっともっと幅が見せられると思うんだけれどなあ。役に落ち着きすぎて、ちょっと物足りない。
この舞台で一番損な役回りは、父親役。母親と祖母の確執のような見せ場もなく、祖父の苦悩もなく、少年のような心情の変化もなく、医師のような話を転がす楽しみもない。
そんな中で、父役の小池敏之が一瞬で魅せたのは、ストップモーションになった時の表情。笑っているのか、困っているのか、苦しんでいるのか判らない、ただただ観客を戸惑わせるような表情。あの口元はどうやって作った???鏡見て考えたのだろうなあ。凄みを感じさせたと言っては言いすぎかな。
最後に、お爺さんのズボンの裾、きちっと合わせようよ。金持ちの家で、折り返しはないよ。
古川健の脚本としてはかなり物足りない。タイトルと内容のシンクロがベタだし、落としどころも平板。ラストはそうなるよなあ、という感想。