
凜として
東京ストーリーテラー
d-倉庫(東京都)
2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分
ガポ
新宿眼科画廊(東京都)
2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/10/26 (土) 14:30
勝島乙江さん、素晴らしかったです。千佳は頑張って生きてきたんだよなぁ。信子は会いたかったんだよなぁ。歌と踊りぶっこむぶっこむ(笑)

ドイツの犬
演劇企画体ツツガムシ
シアター風姿花伝(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
あちら側とこちら側、という単純な構図でなく、複雑で深みのあるストーリーで、普遍性のある人間の物語と感じさせる。アーチ型の回廊のような舞台セットも印象深い。
当日パンフレットにあった「現政権」云々は、作品のもつ普遍性を弱めてしまい、かえって作品の鑑賞を妨げてしまう気がする。

『Q:A Night At The Kabuki』inspired by A Night At The Opera
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2019/11/09 (土) ~ 2019/12/11 (水)公演終了
満足度★★★★
日本の新劇創作劇の大劇場初演で三か月の公演を組むのは、戦後初めてのことではないだろうか? 確か、昭和二十年代に民藝の「炎の人」が新橋演舞場を中心に2か月を超えたと記憶している。それ以来ほぼ70年ぶりの期待の野田秀樹、秋から冬へ、三年ぶりの新作公演は、チケットも発売同時に前売り分は完売という盛況である。
一代記が映画になってヒットしているアメリカのバンド、クイーンが、楽曲の全面使用を許可したという話題もあって、タイトルは「Q」。キャストもおなじみの松たか子を軸にテレビ人気の広瀬すず、ベテランの竹中直人、上川隆也。橋本さとし、注目上がり目の新人で伊勢佳世、新人の志尊淳、もちろん野田秀樹も加わって、絶頂期だなぁ、と思わせる大興業である。チケットなかなか手にはいらず、台風で飛んだ穴埋め公演をようやく手に入れた。行ってみれば、当然ながら満席である。休憩15分でほぼ3時間。、
中身は、クイーンが喧伝されているが、長く使っているのは、前半、後半、それぞれ一か所で、あとは劇伴風に抑えている。サブタイトルにA Night at the Kabukiと打っていて、それはクイーンの意欲的なアルバム・A night of the opera の形式・つまり収録曲をアルバムとして構成することからインスパイアされたという。つまり歌舞伎座で歌舞伎にインスパイアされて歌舞伎風にまとめたということらしい。大筋は、シェイクスピアのロミオとジュリエットと、その対立を源平に移した並行的な物語を親子二代の世代で語り、入り口と最後に「俊寛」が使ってあり、ラストは俊寛を現代に並行させた満州の引揚者の帰国譚である。
野田作品の例にもれず、ストーリー展開は天衣無縫。東西、世代の行きつ戻りつもにぎやかで、ギャグにつられて笑っていると置いて行かれそうになる。しかし、全編3時間の中で、さすが!!と感じさせたのは最後の20分。そこへ行くまでは、趣向の行方がつかめず、いつもより端折り方もくどい感じで、周囲の中年の観客は舟をこぐ人も少なくなかった。ところが、幕切れがうまい野田秀樹。最後に大技を持ってきた。
幕切れに長いセリフがあって、そこで観客が納得してしまうのはいつもの野田節なのだが、今回は異郷からの手紙。この手紙が30年前に書かれていて、その伝達を伝達者が遊び惚けて忘れていた、というのが絶妙である。大方の見物も目を覚まし、今度は、なんだかよくわからないけど涙、涙になって、立ち上がり拍手してしまう。
この手紙の内容がいい。予想できない内容なのだが、ここで初めて、前半のロミオや源平の人間の争いが、歴史的にも、地域的にも普遍的な現代的なテーマに、爆発的に広がっていく。人間の中に埋め込まれた争いのDNAが呼び覚まされ、個人の生死も、社会の栄衰も、今を生きざるを得ない人間の哀歓としてほとばしり出る。遊眠社以来の野田マジックだ。
昨晩はケラ、今日は野田と、連続して時代を代表するいい舞台を見た。芝居好きとしては至福の二日間だった。井上、蜷川の時代は去り、今はこの二人だろう。さてそのあとは、誰だろう。そこを同時代としては見ることはできないだろうけど、それが芝居というものの運命だ、と野田に倣って呟いてみる。

人間と、人間と似たものと。
TOKYOハンバーグ
座・高円寺1(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★
鑑賞日2019/11/06 (水) 19:00
座席A列6番
価格3,420円
感想は書くまいと思っていたが、一言だけ。
初日を拝見したが、話にならないと思った。理由を以下に示す。
①ウイグル自治区の問題
「そもそもウイグル自治区って遠い出来事だ」という客観的な視点があるはずで、それをいかに身近な題材にするかを工夫すべきなのに、ド直球で演じようとするので、感情だけ先走って周りが見えてないと思った。Twitterでは「重たいテーマだった」という感想がやたら目についたが、重たいかどうかなんてはっきり言ってどうでも良いと思う。それがそこにいかに身近な問題として感じられて、「私たちの問題」として実感できるかどうかに掛かっているのだと思う。
「重たいテーマだった」という発言の裏にはそういう言葉は決して出ないと思う。決して他人事ではない、私の日常にも潜んでいるし、共感して観られるはずだと私は思う。
にもかかわらずラスト終盤で永田さんが「確かに伝わらないかもしれない。でも目を背けたくないんです!」とピュアなことを言い出すものだから、おいおい手法を選ばなくてはと思ってしまった。とある知人が「東京ハンバーグはEXILE芝居だ」と聞いたことがある。私はそれを観たことが無かったが、今回初めて拝見してEXILEと言われても仕方無いと思った。確かに泣かすテクとか台詞の技術は上手いかもしれないが、そこに流れる思想や作者の世界観が感じられず、共感して観られるものでは無かった。
他にも寓話劇とは言え、言語の壁や204?年という比較的近い設定であるにもかかわらず、なぜ極端なSF的な世界観を敷いたのか、どうしてこうなってしまったのか、そもそも人間のクローン技術って近い未來なのかどうかさえ、作者の世界観が見出だせなかった。
……とまぁ色々言ってきたが、今なおウイグル自治区が平然と弾圧を行われてきたことに震撼するし、よくぞ書いたと思う。中国の話題になると「でも一見成長著しいけど、ウイグルのこともあるしね」とフツーに思ってしまうわけだから。タブー視されるのが不思議でならないし、憤りを感じてしまう。
そろそろ近所の中華料理屋で話題にしてはどうか?「中国って卓球強いですよね~、ホントに…ところでちょっと芝居観てきたんですけど、ウイグル自治区って知ってますか?」と。そこから話題が生まれ、何かが変わる。非常に小さいことだけど、まずはそこから。演劇の役割はそれしか無いのだと思う。
いっそ横浜中華巡りとか始めませんか?

快物
制作「山口ちはる」プロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2019/11/01 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
シュチュエーションが近い、紺屋の明後日を観た後だったため、人を受け入れる事の大切さにを考えながら観てたら、受け入れたあとに自分自身も一線を越えてしまう何かを誰もが持っているんだと怖くなりました。
包み込むような優しさと、何でも受け入れる盲信は違うんだなぁって感じたのですが、違う視点でもう一度観たら、また違う感想になりそうな気もします。

よすが
劇団コスモル
OFF OFFシアター(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
恐らく三度目の観劇
以前にもまして独自路線というか、独特の世界観でした。過去に拝見した方がストーリー性はあったような気がしましたが。
難しいことは考えずに観るという意味では嫌いでないです。役者の皆さんの熱演は相変わらずでしたね。
次回も機会がありましたら胃薬を持って観劇しますね笑

SAKURA
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了
満足度★★
再々々公演とのこと。となると、もう10年以上前のもの。細部は修正していかないと
全くギャグがわからない。コメディなのに、劇場には乾いた空気が流れてしまう。
役者も稽古不足が明らかで、テンポの悪さが気になって、話の中に入っていけない。
余分なネタは排除して筋肉質な芝居にすれば面白い題材なのに。。。
すごいのは、これだけの音楽を使ったこと。

女子会×男子会=□□□□
ZERO BEAT.
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
とても面白かったです。ストーリーは、ただ女子会と男子会の様子を描いているのではなく、男性陣と女性陣の微妙な繋がりがあり、よく出来ているなぁと思いました。何と言っても、登場人物のキャラクターが強烈で、面白過ぎて涙が出ました。楽しい時間を過ごせました!

女子会×男子会=□□□□
ZERO BEAT.
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
女子にも男子にもそれぞれ物語がある。同性に語るが故に時に見栄を張ってみたり。
個性の強い役柄をシッカリと演じた役者さんたち、素晴らしかったです。
とにかく笑わせて貰いました。

よすが
劇団コスモル
OFF OFFシアター(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

人間と、人間と似たものと。
TOKYOハンバーグ
座・高円寺1(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
終ってみれば深く浸みてくる迫力ある舞台。ここ何年かの間に観たこの劇団の作品としては、日常ベースのドラマとは一線を画する象徴性・フィクション性の高い舞台で、色合いは違うが同じ座高円寺で上演された「KUDAN」(再演)が断片的に蘇ってきた。(KUDANでは人間と牛が交配して生まれた娘がその出生を由来として神秘的存在となるが、この作品でもある交配によって生まれた娘が聖性を帯びた存在となる。)
総勢二十余名が色だけ白で統一した衣裳をまとい、円舞やムーブをしたり、記者会見での記者団や街中の通行人となったりの変幻自在も効果を上げていた。芝居の前半は演じる者だけ登場するが、後半になると全員が平舞台を四角く取り囲んだ椅子にコロス的に座り、場面が終ると椅子に帰って行く形式になる。緊迫感がじわりと増す。
視覚的効果で言えば、広い空間の左右奥には座・高円寺の天井にまで届く透明な円筒が立ち、筒の中には赤系色の不ぞろいの風船が紐で繋がって照明に浮かんでいる。カエルの卵のようなそれはゲノムかニューロンか、生命の神秘を象徴して大きな効果を発揮。
生命とは何か、人間とは何か・・このテーマを巡り作者はユニークで壮大なフィクションを立ち上げた。最後には拳銃まで登場し活劇要素もあるがその扱いは人物に即して必然性がある。人物関係図は入り組んでおり完全に理解したように思えないが(矛盾も幾許かありそうだが)、思考が彷徨した末に到達した場所は、思えば遠くへ来たもんだと思えた。架空の設定(人類が間もなく途絶える)が最後には解決し、大団円が描かれるが、戯曲的にはマッチポンプである顛末が、何故かそぐわしく感動的である。

火男の火
BOW
シアターX(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/09 (土) 17:30
価格5,000円
火チーム観劇。
作りがしっかりしており、役者さんの演技、動きが良かった。説得力のある芝居が人間の業の深さを感じさせた。
殺陣もかなり複雑な手が作り込まれていた

珈琲店
劇団つばめ組
参宮橋トランスミッション(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
ふむー登場人物の性格付けなどは
古めかしいが判り易くて王道だなぁ~と思えたが
ときどきの台詞のツッカエとかが
作中の進行リズムをずらしてたかな~と
話は理解しやすいが
やはり古めかしさはあったんで
現代日本のいち地方の奇祭時期にして
庄屋とか(これも古そうだが・・)有名な作家先生とか
古民家カフェとか・・そんな現代日本風な味付けにしても~とか感じた
2時間の作品(ドリンクつき)

クジラが捨てた島
元素G
調布市せんがわ劇場(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
わかりやすくて明るかった(^-^)
動物さんもいろいろでてきて
何か夏向きのファンタジーかなぁとかも思えた
90分の作品
・・・ミュージカルだよなぁ~♪ とも

よすが
劇団コスモル
OFF OFFシアター(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★
豚骨ラーメン系とかジロー系とかの
作風を述べてましたが・・・・雑味が多かったなぁ~と感想
あんまし「よすが」の意味が・・・とかも思ったっす

クジラが捨てた島
元素G
調布市せんがわ劇場(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
物語の世界からあぶれた者達が共存し合う孤島。
その島に漂流した自分自身の記憶が全く無い少女。
無用の登場人物として三下り半を突き付けられた物語だと言えば何だか湿っぽいイメージすら浮かんでこようものの、イヤイヤ若いパワーが舞台いっぱいに拡がって演技・歌・ダンスどれをとってもなかなかのシッカリ者。
個々の自己紹介が丁寧に演出され、ストーリーの輪郭もクッキリ。
冒頭はキャラクターで惹きつけ、中盤で少女が一体何者であるか皆でイメージの一連のダンスシーン(ここが一番好き)そして終盤に向けての大団円(?)
最初から最後まで起伏ある展開にて演劇初心者も全くの心配無用!と思える公演でした。
もちろん明るく楽しい一辺倒ではなくダークな部分も描かれているのですが、欲を言えば劇中にも登場の『ヘンゼルとグレーテル』や『ハーメルンの笛吹き男』等々、案外こういった物語には底知れぬ心の闇も同時に描かれているので、本作にも同等な闇が存在していても良かったのかなぁと。

「韋提希(いだいけ)・パターチャーラー」
メメントC
座・高円寺2(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/08 (金)公演終了

モザンビークス熱情!
ハイバネカナタ
シアター711(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/11/04 (月)公演終了
満足度★★
鑑賞日2019/10/31 (木)
価格3,500円
ヒーローものの動画を創ってネット公開しているグループが彼らを本物のヒーローと誤解した外国人ファンによってその母国での騒動解決のために連れて来られるが……な「ギャラクシー・クエスト」を想起させるスケールが大きいようでそうでもなかったり(爆)なストーリーの狙うところはワカらないでもないが、いかんせん上演時間が長すぎる。
観ながら「こんなネタも入れるから2時間超になるんだよ、もっと整理すればイイのに」と思っていたが、終わってみれば事前発表を10分も上回る2時間25分もの長尺、しかも開演が5分押していたし……(呆)
ま、「メタ系のネタは本筋に絡むならともかく、単に笑いを取るためだけに入れると楽屋落ちになりがち」という発見をしたのでよしとしよう。

「月緒の拾」
meyou
ブックカフェバー Wild bunch(大阪府)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/09 (土)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/09 (土)
me youは【面白い】【面白くない】を超越したとこで表現されていて、お芝居というよりもはやアートの領域やと思います♪芸術家がキャンパスに描く作品をずっと眺めてるかのような贅沢な時間を感じてとても楽しかったです☆三文芝居やビール休憩のシーン等緩急付けた演出が面白かったです☆
改めて10周年おめでとうございますm(__)m