
七人のエムザムライ
レティクル座
上野ストアハウス(東京都)
2020/01/29 (水) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/01/29 (水) 19:30
価格3,500円
タイトルや公表されている内容紹介から「おバカ+エロ系」を想定して臨んだら、プロローグの状況・殺陣を含む演技とも本格時代劇級のソレで、装置もレティクル座史上初な(?)きっちりしたもので「新境地か?」と。
が、本筋に入るとやはりSMベースのおバカ・ナンセンス……ではあったものの、芯となるストーリーと一部の人物設定が娯楽時代劇のセオリーやお約束をきっちり踏まえたもので、おバカとシリアスのバランス配分が絶妙、両方の面でしっかり惹きつけられて危うく感動するところだった……いや、正直なハナシちょっと感動(ってか感心?)してしまった。(爆)
そんなこんなを経て迎えるクライマックス・結末も再びの見事な立ち回りありある種のメッセージありでアッパレ!
なお、この少し前に観た楽園王「授業(Bキャスト)」と使用曲が(1曲だけとはいえ)カブっていたのも可笑しかった。

フィルタリング
Stokes/Park
OFF・OFFシアター(東京都)
2020/01/29 (水) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

劇の劇
壱劇屋
シアター711(東京都)
2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

家族と呼ばないで ~I can't say it enough~
GENKI Produce
ブディストホール(東京都)
2020/01/29 (水) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★
時は披露宴パーティー直前。
式場の綺麗な控室で、仲良さげにやり取りしている若い二人。
実に和やか、イイ感じだったのが開始僅か3分ほどで、えっ!ななっ意外な展開。
あぁ、そういうこと!・・・そう来たかっ(笑)
早々のスイッチONに、もうここから笑いっぱなし。
刻一刻、突き進むストーリーと各自の状況にて醸し出される演技の妙味。
いつの間にか責められる身となっているお父さんの立ち位置が、もう絶妙。
どんどんこんがらがっていく珍事態には罪のない笑いが沢山。
予想外だった“ちょっとお下品”は爆笑を誘う鉄板技でしょう(笑)
最後にはモロに弱いところを突かれて、思わずもらい泣き。
良い時間&幸せのおすそ分け、頂きました。

劇の劇
壱劇屋
シアター711(東京都)
2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
身体表現が素晴らしく、会話劇だけは陳腐になってしまう言葉遊びが随所に散りばめられていて、ただ観ているだけでも充分楽しい。
繰り返し観ることで、気づく楽しさも秘めている。
娯楽を探している方にはぜひ観てもらいたい。

NET“網”が切れたら、終わり?
劇団 枕返し
遊空間がざびぃ(東京都)
2020/01/24 (金) ~ 2020/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
後からタイトルを絡めてみると、なるほど〜って感じになるのですが、
普通に観ていたら、それぞれの場面場面では面白かったりするのですが、
全体像が見えないせいで、ちょっとつかみどころのない印象でした。

青春の門ー放浪篇
桜美林大学パフォーミングアーツ・レッスンズ<OPAL>
桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)
2020/01/25 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2020/01/30 (木) 18:00
普段の入り口でないところから会場内に案内されたら、そこは年季の入ったトタンの壁の倉庫みたいな場所。暖房のかかりぐあいはちょうど良かったが、ステージのほうが見ているこっちがやけどするほどの熱さ! 数年に1度しか見れない伝説のステージを見たと思う、今日は。怪我をしないか心配なほど。

る・ぽえ
る・ひまわり
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2020/01/25 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
約90分。不勉強にして5人の男優さんのことはよく知らなかったが、男優さん推しで観に来ていると思しき女性客が結構な割合だったので、少々びっくり。

残機尽きるまで私は戦う~再演~
U-33project
高田馬場ラビネスト(東京都)
2020/01/30 (木) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
女の子達の属性ジャンケンみたいな関係性が面白かった
キレるポイントがめっちゃ共感できる所だったのでウンウンと頷いてしまった
若いエネルギーたくさん浴びて元気になりました ありがとうございます!

劇の劇
壱劇屋
シアター711(東京都)
2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

それは秘密です。
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2020/01/23 (木) ~ 2020/01/30 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/01/28 (火) 19:00
座席1階
チャリTの芝居は見たことがあるが、この演目は初めて。秘密保護法成立前後が初演だったというが、当時は国会デモなどで盛り上がっていた時期。あれからすっかり国会周辺は静かになり、もはや安倍政権はやりたい放題だ。桜を見る会の名簿も「機密扱い」みたいにやばくなったら破棄してしまうという、もはや民主主義国家とは信じられないありさまだ。演劇人たちよ、黙っていていいのか。そんな思いで劇場に出かけた。もちろん、初演をそのまま再演するのではく、桜を見る会とか、「調査研究」で自衛隊を中東地域に派遣してしまうとか。そういったところもじゃんじゃん盛り込まれると思っていた。
それじゃあ「再演」じゃなくなってしまうと言われるかもしれないが、そんな思いで座・高円寺に足を運んだ人は多かったのではないか。コントの切れの悪さには文句は言わない。やはり、チャリTならではの鋭い舞台を期待した人たちには、物足りない内容ではなかったか。
翻って、秘密保護法の危険性を一から学ぶ、みんなすっかり忘れてしまっているこの法律の恐ろしさを思い出させるという点では十分に効果があると思う。舞台は、「後方支援」として安全な場所に派遣されていたはずの自衛隊に関する情報に触れたために、なんとお笑い芸人が逮捕されるという筋立てだ。どうして逮捕されたかも「秘密」というわけで、二人の刑事も「身に覚えがない」と訴える芸人に「なぜ逮捕されたか」も言わない。一見荒唐無稽かもしれないが、秘密保護法が通ってしまった今ではありえない話ではない。軍事機密とはそういうものなんだろう。
内情を知った新聞記者が、このネタをがっちり紙面で伝えられるかどうかも触れてほしかった。

ウエアハウス-double-
る・ひまわり
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2020/01/25 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

パズル
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

全段通し仮名手本忠臣蔵(2020)
遊戯空間
浅草見番(東京都)
2020/01/29 (水) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

ゲートシティーの恋
ドラマデザイン社
テアトルBONBON(東京都)
2020/01/28 (火) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

青春の門ー放浪篇
桜美林大学パフォーミングアーツ・レッスンズ<OPAL>
桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)
2020/01/25 (土) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
鐘下OPALで忘れ難いのは「汚れつちまつた悲しみに」。その後も蛇口の水滴が時を刻むヴァイオレントな鐘下舞台を桜美林で観てきたが今回はその衝撃に近い。同演目は以前虚構の劇団による千葉哲也演出版を(確か雑遊で)観たが、彼らも若かったが現役学生、即ち登場人物である学生劇団メンバーと同年代である俳優らの存在感が数段優っていた、というより彼らそのものである。その分年齢の遠い役では苦戦していたが。だがその高い壁に向い、がむしゃらに食らいつく姿がある意味作品中の彼らに重なる訳でもある。
入場すると茶系の時代がかった柱や台、周囲に眼を向けるとやはり赤茶けたトタン板が張り巡らされ、塗装が剥げて焦茶の地肌が覗く鉄骨が劇場全体、天井にまで渡されて居る。ふと何処かの倉庫劇場かと違和感なく客席で場に馴染みそうになるが、いやいや全て設え物(のはず)である。両面客席が棚田のように組まれ、奥が闇に消えている。劇場の隅々まで舞台の時空を行き渡らせたい学生らの?ひたむきな心を想像する。
威しの音響が若者向け、ライブハウスで大音量に身を任せた昔を思い出す。かと思えば遠くで唄う声など繊細な仕事は、プロの手触り。随所に演出的趣向があるが、何よりイノセントを旨とする(巧まない)若い俳優らあって初めて効奏するもので、補助というよりハードルである。
自由の境域の先へ踏み出す危険と快楽がそこにあった「良き」時代、男前の作者の「出来すぎた」青春の日々を如何に憧憬しようとも絵に描いた何とかの部類、以前は決して自分の人生とシンクロしない話なのであったが、ここ桜美林徳望館劇場で展開するのはその炭坑出身の学生が主人公ゆえのカタルシスがトタンに囲まれた箱の中に反響し、、恐らく自分がその位置にあるだろう周囲の者共の中に突き刺さり、観客も彼の挙動に完全に同期する。
全員が孤高であり一まとまりに出来ない痛々しい「個」でなければ真の群像とはなり得ない事を感動とともにかみしめた。

それは秘密です。
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2020/01/23 (木) ~ 2020/01/30 (木)公演終了
満足度★★★★
初演は観ていないと思っていたが、お笑い芸人、逮捕・・?よく調べたらアゴラで観ていた。深刻な話題と、劇のスタイルとの乖離を若干感じた事をぼんやりと。
だが今作は初演とは舞台風景が異なり(サイズも倍以上)、チャリT路線での磨かれ方ではあるが光沢のある舞台に。美術のダークグレイがテーマにも即して硬質さと柔かさを許容し、キラリ光るものを感じた。
とは言ってもチャリTの本領は「問題の噛み砕き方」「説明の巧さ」にあって(以前「40minutes」で観た芝居(IS日本人人質事件の顛末)が私的にはベスト)、ナレーション(解説)とそのユーモラスな文体がそれに貢献し、説明のテンポに乗って芝居が進行するスタイルである。
テキストとしては情報を出す出し方・順序にやや難有り、「今注意を向けるべきはそっちじゃないでしょ」という躓きや、もっとディテイルを埋めて欲しい箇所も散見されたが、問題の焦点を一箇所に集約する方が得意なのだろうチャリTが、多面的で割り切れない「現実」の痕跡を舞台に残すことに(結果的に)成功していたのではないか。
俳優の「演技」は記号的で、感情移入を拒まれてしまうが・・

七人のエムザムライ
レティクル座
上野ストアハウス(東京都)
2020/01/29 (水) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

悪霊
CEDAR
シアター風姿花伝(東京都)
2020/01/23 (木) ~ 2020/01/29 (水)公演終了
満足度★★★★
「群盗」に次いで、この劇団は2度目だが、今度はドストエフスキーのこの作品を取りあげたか、と。重厚でオーソドックスな演出で、台本によるのかもしれないが、物語の流れがわかりやすく、俳優たちも、総じて良く演じていた。この劇団の重厚な舞台をまた観たい。

昇天
Peachboys
東新宿Petit MOA(プティモア)(東京都)
2020/01/24 (金) ~ 2020/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/01/26 (日) 18:00
お馴染みの前説で「最近のPeachboysは大冒険活劇的な方向になってきてしまったので原点に帰った作品にした」と宣言があり、確かに初期の童貞たちの青春(性春?)物語が展開されるが、終盤にやはり「例のアレ」が出てきて「前説はフリだったんかいっっ!!!」になることも含めて大いに笑った。
で、上演時間は確かに60分なのだが、内容が充実(?)していたのかもっと長いように感じた。(←冗長ということでは断じてない!)
あと、いくつか楽屋落ち気味な台詞もあったが、ギリギリ許容範囲内にとどめているのも巧い。