
メアリー・ステュアート
アン・ラト(unrato)
赤坂RED/THEATER(東京都)
2020/01/31 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
エリザベス一世は、スコットランド女王とは親戚だが、亡命してきても思惑があって、見殺しにする。これが原因にもなって、スペインとアルマダ海戦になり、覇権を確立する。
演劇なので、ほとんど背景を知らなくてもある程度理解できるはずだが、やっぱり少し複雑なのだ。それを二人の名優は、ものすごく熱演するのだ。
二人が、ことばをかわし、舞台上を巧妙に作るのはたいへん。これが大勢で、大規模化すると、役者の顔やことばが遠くなる。良い演劇だった。

成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
初演(「グリーンフェスタ2016賞」受賞)、再演(「第29回池袋演劇祭大賞」受賞)も観ているが、本公演は先に受賞した時の劇場より少し大きな紀伊國屋ホールだ。全体的に上手くまとまった感じであるが、身近な緊密間というよりは少し距離感のあるような印象。それだけに緊密=親密を好むかどうか。その意味で身近な勢いか、距離ある整いか、舞台によってこうも印象が違うとは…やはり演劇は奥が深い。
(上演時間2時間強)

トタン屋根でスキップ
ここ風
シアター711(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
ここ風初観劇。セットの出来が素晴らしいし、展開、役者さんたちの芝居もいい。普段は小っ恥ずかしくてあまり口にしないけど、素直に「感動した」と言える舞台だった。

舞台「花火の陰」
舞台『花火の陰』2020製作委員会
三越劇場(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/10 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/08 (土) 13:00
心温まるSFファンタジーで良かったです。
今と昔のシーンでの衣装の差も面白かった。
ライトが直接目に入るシーンが、いくつかあったのが辛かった

映像都市(チネチッタ)
“STRAYDOG”
ワーサルシアター(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★
三十年前に、まだ世に知られていなかった鄭義信が所属劇団の新宿梁山泊のために書いた戯曲だが、いま改めて見ると、この作家の原点が詰まっている。
時代設定は、映画館の壁に「ラストショー」のポスターが貼ってあるから70年代前半。映画界が50年代の栄光の時代から滑り落ち、ほとんど、どん底の時期である。撮影現場は荒廃し、地方の映画館は次々と閉館した。副題にチネチッタ(イタリアの大スタジオ)と振ってあるが、ここもマカロニウエスタンなどで食いつないでいたころだから、似たようなものだが、全く関係ないのに…と思っていると。
そこは川崎(架空の設定)で、現実にチネチッタという独立系の映画館があった(今のシネコンとは違う)。映画に夢を抱きながら、手作りシュークリームを館内販売しながら小さな映画館を経営する夫婦と、撮影現場でわがままで中身のない大監督に無理無体を言われながら苦労する若手脚本家と裸でしか売れないワンサの女優、彼らの生活の周囲を、現実の世界と映画の中の世界を交差させながら、描いていく。おや、ここはどこかで・・と既視感に襲われるが、それは、鄭義信が、その後、「焼肉ドラゴン」や「血と骨」などで、軸となるシーンとして再生させたからだろう。作劇的には寺山や唐の影響も深く、バブルの中で、忘れ去られようとしているまだ傷跡の生々しい昭和懐古の90年代ドラマである。
その戯曲を演出の森岡は自身の原点でもあるとして舞台にかけたわけだが、如何せん、今の若者には全く通じていないようである。かと言って、新しい形で再生もしていない。劇団としては番外という若い俳優の稽古公演のようなものだから、それを言うのは野暮だろう。この戯曲の存在を思い出しただけで良しとしなければ。

グッドバイ
東宝・キューブ
シアタークリエ(東京都)
2020/02/04 (火) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★
太宰治の未完のコメディ「グッド・バイ」は起承転結で言えば「承」の初めで終わっている作品だが、それを ケラリーノ・サンドロヴィッチが大幅に補充して戯曲として完成させ上演したのが2015年。原作部分は1時間もないものを3時間に膨らませている。今回はその生瀬勝久演出による再演である。
原作は沢山の愛人との関係を解消するはずが美容師と画家の2人で途切れている。ケラ版は愛人の数を原作よりも多い20数人と煽るので続けて色々な愛人が登場するのか思いきや、女医を登場させただけで「承」は終わりとし、コメディであることをパワーアップして大技の「転」を続け、最後は予定調和的な「結」としている。しかしストーリーそのものはかなりやっつけ仕事で、個々の俳優さんの演技を楽しむべきものだと感じられた。
生瀬さん、もちろん出演もする。冒頭いきなり、主人公の藤木直人さんに無茶振りをしてさすがと思わせる。原作では葬儀の帰り道での会話なのだが、本作では葬儀会場での読経の最中の会話として故人への失礼さを際立たせている。そのためにわざわざ喪服を着た会葬者を10名くらい用意するという力の入れようだ。生瀬さんはここがやりたかったのだろう。藤木さんは真面目で気が弱くそれゆえにどの女性にも別れが言えない色男というお得意の役どころだ。女性陣は真飛聖さんがしっかりした奥さんにピッタリだったが、歌わないソニンさんは魅力半減で大振りの演技が空回りするばかりである。そしてこれだけの人がいるのだからラウンドガール(?)のバイオリン以外にももっと派手に歌い踊って欲しかった。
ところでマチルダアパルトマンの「ばいびー、23区の恋人」って「グッド・バイ」からインスパイアされたのだろうか。「ばいびー…」は本当に23人のところを回って行くので、原作の本来の姿に近いのかもしれない。

-127birth
こわっぱちゃん家
シアター風姿花伝(東京都)
2020/02/06 (木) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
冒頭のテンションに圧倒されつつ、この調子で110分だときついなあと思ったものの、ところどころでウルウルさせられる、とても真摯に作られた良質の芝居。セットもシンプルに見えるけど、よく練られた造り。ただ、老年期に入った者からすれば、若い作者が書いた作品だなあという思いは残りました。

トタン屋根でスキップ
ここ風
シアター711(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★
惜しい・・・自分ルールで
開演時間厳守があって・・ゼロアワーならずだったんで
満点はあげられないがー良い作品だった(^-^)
会話のリズムや やりとりに
各登場人物の個性や生き様とか
ほんと そのまま使えそうな喫茶店内の綺麗な舞台セットとか
いろいろと楽しめる要素の詰まった
約2時間弱の作品でした

舞台「盆栽」
ALPHA Entertainment
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
う~ん コメディなんだが
雰囲気が米国のソープドラマ風だったかなーと
隣の濃い兄妹さんが
まー凄かった・・・(^-^;)
やり切った感の強い作品ではあったがー
自分的には ちょい なぁ とか感じた90分強の作品

KAIRO -カイロ-
UDA☆MAP
萬劇場(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
近未来の世界を描いた、ハードボイルトサスペンス。世界観や登場人物がしっかり描かれており、流石の脚本。華やかなで技量のしっかりした役者さんが多く、より舞台の世界に入りやすい。是非続編も期待したい作品でした。

苺と泡沫と二人のスーベニア
ものづくり計画
上野ストアハウス(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
今を生きる27歳の女性達の姿を描いた公演。物語は屁理屈ではなく感情、それも恋愛感情を中心にして展開していく。構成は本筋と脇筋があるように思えるが、本筋と思える主人公-海沢みなみ と實方研二郎の恋愛模様が上手く表現出来ていないのが残念。逆に脇筋である みなみ の高校時代からの友人達の姿を通して27歳の女性の考えなり行動の一端が分かり易く描かれているが表面的だ。
(上演時間1時間30分)

ハルカのすべて
ももちの世界
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

成り果て
ラビット番長
紀伊國屋ホール(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

ゴールドマックス、ハカナ町
桃尻犬
OFF・OFFシアター(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了

東京ノート・インターナショナルバージョン
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2020/02/06 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

新春浅草歌舞伎
松竹
浅草公会堂(東京都)
2020/01/02 (木) ~ 2020/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
渋めの演目が揃っていたので、少し不安があったのだけど、実際に観てみると、この世代のメンバーで新春浅草歌舞伎をやるようになってもう6年目なので、それだけ積み重なってきているものはあるんだなあと思った。
「寺子屋」の千代の新悟くん、「仮名手本忠臣蔵」祇園一力茶屋の場のお軽の米吉くんの好演が特に印象に残った。

舞台「憂国のモリアーティ」
舞台「憂国のモリアーティ」製作委員会
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2020/01/31 (金) ~ 2020/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
久しぶりに、今後の展開を追いかけてみたいと思う2.5次元舞台だった。
演出は、ものすごく目新しいというわけではないけれど、上手く整理されていて分かりやすかった。
役者も、経験値の高い人たちが揃っていて、原作が漫画でアニメ化はまだの作品だけれど、上手くキャラクターを立ち上げていると思った。
ストーリーは、シャーロック・ホームズ外伝のような話なので、シャーロッキアンにも楽しいと思うし、『マインドアサシン』や『デスノート』のようなダークヒーローもの(?)が好きな人にも楽しいと思う。
何より、今この時代・タイミングでシャーロック・ホームズの世界を生で観られるというのが楽しい。ミュージカル版もチェックしてみたい。

時空捜査局ランティア
時空捜査局ランティア実行委員会
新宿シアターモリエール(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
登場人物多くて時空間をワープするので、話についていくのが大変だった
若干学芸会的、殺陣はスターウォーズもどき
殺陣の巧拙は個人差が激しかった
プロジェクターには見るべきものがあった
演技が記憶に残ったのはゼータ役の木下雄介(歌唱も)、あとはカペラ役の未依だったかな

エンれぱ!Vol.11
しむじゃっく
あさくさ劇亭(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
価格2,500円
短編の3本立て。
「頭に尻をのせてくれ」・・・二人の関係性をどう表現するかが鍵であろう
「幸不幸ミスマッチ」・・・芝居のキレが大事。もっとできるはず
「邂逅」・・・かなり難しい台本と感じた。少年はもっと少年でいていいと思う

少女仮面
トライストーン・エンタテイメント
シアタートラム(東京都)
2020/01/24 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
春日野八千代も甘粕大尉も50年前の人々にはなじみがあったのだろう。私は甘粕には興味があるものの春日野のことはまったく知らない。そして興味がある方の甘粕はただのアイテム扱いである。そういうわけでストーリーに入って行くことが困難であった。じっくり思い返してみてもあれのどこを楽しめば良いのかまるで分からない。
まあしかし、唐十郎作品なのだから大きなストーリーが分からなくても歌やダンスで楽しむことができるだろうと期待したが少人数の短く地味なものではまるで盛り上がらない。
唯一、木崎ゆりあさんの眩しいばかりの若さは大いに楽しむことができた。それはテーマの一部が私にも伝わったということなのだろう。