
レディ・ア・ゴーゴー!! 2019
LIVEDOG
新宿村LIVE(東京都)
2019/12/07 (土) ~ 2019/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
Wキャストによる全8公演×2 16公演のうち
マカロンチーム8公演
ワッフルチーム2公演
見てきました。
今まで応援している方の舞台を全部通った事は、何度もありましたが、千秋楽で号泣してしまったのは生まれて初めてでした。
数公演しか見なければ、ただ圧の強いお芝居で、わかりづらいとしか思えないもので、ワッフルチームとマカロンチームで見比べたら結構な差があり、正直見た公演次第では良い評価を出せないかもしれません。
ただマカロンチームの8公演を見ていくうちに
主役のセリフと動きがどんどん増えて行き、こんなにも成長できるお芝居はなかなか無いです。
正直3公演と最後の千秋楽ではミスやトラブルが目立ってて映像化されるのが、3公演目なのでそこだけは残念かなと…
千秋楽はちょっとしたトラブなだけで、一瞬素に戻ったけども、それを演者同士でカバーして最高の芝居でした。
セリフもアレンジされて、マカロン食べに行きたい、ワッフルもね…こういった全演者が、お芝居を良くして行こうとしてた姿勢が素敵で、お芝居の些細な変化や細かい所まで観察できる人なら、心打たれずにはいられないお芝居でした。
受付や会場スタッフをキャストの方がやってた為、若干不慣れな子もいましたが、皆、優しく丁寧に対応してくれて、気さくに声掛けてくれたり凄い気遣いをして頂きました。
面会時間以外で色んな役者さんに直接感想を言えたのでよかったと思います。
気になる事といえば
チケットを持っている方は会場にすぐ入れるのは良いとして、現金精算のキャッシャーは開演直前には2名体制や人数を増やして入場をスムーズにして欲しかったかと思います。
時間ギリギリに来ても現金精算だと入場に時間がかかるので…
告知には入場には時間がかかるので、早く来るようにと、時間に遅れたらは最悪案内できないとまで書いてたのでスタッフ側入場整理に難儀するのは予測出来てたかと…
1番残念だったのが
面会時間がタイト過ぎて、千秋楽で新規のお客さんにチェキ撮影出来るように、2回目以降の人間が全員後回しにしても撮影が出来なかった新規の方が居たので…そこだけは可哀想だと思いました。
後片付けとか撤収作業や打ち上げもあるので仕方ないのでしょうが…出来れば千秋楽ぐらいは追い出されるようには帰りたくなかったかなと…
自分の知り合いで9人でお芝居の話しましたが全員が、推し以外のほとんどのキャストさんの話で盛り上がって、20役もあれば 必要のない役柄あってもおかしくないのに、全員が全員大事で見どころのある役だったのは、1番評価出来ました。
あとスタッフさんが優秀な方が居て
席が同じ所ばかりで違う場所で見たいとTwitterで書いたら座席変更して頂くような柔軟な対応もして頂きました。
ただS席チケットだけ前の列に座れるようにして他、自由席でもよかったのでは?と疑問にも思いました。
良くも悪くも色々描きましたが
自分には+点が大きすぎて評価を☆5とさせて頂きました。
見る人には伝わらない事もあるお芝居だとおもいますが、本当に良いお芝居でした。
レディゴ2020もあるので、次回、初日と千秋楽だけでも行こうと思いました。
初見の方でも、初日と千秋楽は両チーム見るのをお勧めします。

グッドバイ,グッドボーイ
劇団ミックスドッグス
東京アポロシアター(東京都)
2019/12/12 (木) ~ 2019/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/12 (木) 14:00
発達しすぎたためにAIの所持が禁じられた未来、かつて祖父が開発したアンドロイドと遭遇する少年……というSFジュヴナイルの王道でありながら家族の絆(?)も描くという、キャラメルボックス作品にも通ずる物語はいかにもミックスドッグス。
もしもAIが……だけでなく、自分の年齢が年齢だけに(未来社会における)老後の生き方なども考えてしまった。
そんな内容もさることながら予期(というよりは期待?)した通り多かった早替えをし易くかつショーアップする美術に感心。

カタロゴス-「青」についての短編集-
劇団5454
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/12/13 (金) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

彗星はいつも一人
ことのはbox
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2019/12/12 (木) ~ 2019/12/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/13 (金) 14:00
座席A列4番
価格4,000円
演劇集団キャラメルボックス2003クリスマスツアー作品のカバー。そちらも観ていたものの16年前につき内容はほとんど覚えていなかったが、ZABADAKの音楽はしっかり覚えていたのが記憶の不思議。
そうして内容は(どちらかと言えばしょーもない(爆))ギャグが入るかと思えばアツい部分もあり、(毎回ではないが本作は)超自然的な設定もあって、親子・家族もテーマという王道キャラメルボックス作品を忠実に表現。
脚本・演出・演技の三位一体により安心してどっぷり浸った。

私たちは何も知らない
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2019/11/29 (金) ~ 2019/12/22 (日)公演終了
満足度★★★★
「青鞜」は「元始女性は太陽であった」だけではない。そのことを全然知らなかったと気づかされた。なにより出てくるキャラが面白い。場面転換の工夫でテンポもよい。
劇評で、背景のギロチンの刃のような影が次第におりてきて、時代が戦争と弾圧へ進んでいくことを暗示していると書いてあった。背景は確かにギロチンのようだったが、その隙間がだんだん狭くなっていたとは気づかなかった。本当だろうか。

風の谷のナウシカ
松竹
新橋演舞場(東京都)
2019/12/06 (金) ~ 2019/12/25 (水)公演終了
満足度★★★★
夜の部を観劇。昼に比べると、おとなしくなった印象。ナウシカたちはオームを追ってドルク帝国の奥へ奥へ、腐海の中へ中へと旅する。ロードムービー化するのだけれど、途中、大きな見せ場がクシャナの軍が虫に襲われるところしかない。皇弟ミラルパとナウシカのたたかう場面が、けがのせいでカットされていることも影響していよう。
「ワンピース」が歌舞伎になってヒットしているように、ロードムービーが悪いわけではない。実は、この後半は「腐海の謎を解く」ことがテーマであり、理屈っぽくなるのである。それが、やはり歌舞伎でも少しイメージを縛ってしまった感がある。

七人の妊婦
かのうとおっさん
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2019/12/17 (火) ~ 2019/12/18 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/17 (火)
妊婦の話と聞いて予想する世界を軽く越えて行きました☆【インディペンデンス・デイ】と【シン・ゴジラ】をかのうとおっさんが作ったらこうなる!って言う壮大なストーリーにラストは【万物創世記】でもぅ参りました!って感じです(^人^)最高に馬鹿馬鹿しくて最高に面白いかのうとおっさんの世界が今回も十二分に堪能出来ました★
改めて20周年おめでとうございます\(^o^)/

泰山木の木の下で
劇団民藝
三越劇場(東京都)
2019/12/06 (金) ~ 2019/12/18 (水)公演終了
満足度★★★★
友人が「久しぶりに新劇らしい新劇を見た」と言っていた。私にとっても「新劇」についていろいろ考えさせられる舞台だった。広島の原爆がその後の被爆者の人生にもたらした数々の悲劇、とくに子供に奇形児が生まれる不安、差別が主題である。それを今日改めて芝居で見て感動を得られることは、残念ながら私にはなかった。
井上ひさし「父と暮せば」は、被爆者のサバイバーズギルト(「生き残ってしまって申し訳にゃあ症候群」)を打ち破り、自ら幸せをつかもうと前向きに生きていくところに感動があった。「泰山木…」の場合、被爆がもたらす不安から抜け出すのではなく、登場人物はそれを抱えて生きている。こういう姿勢が、自分の問題としては響いてこなかった。
かつては被爆者の苦しみを、国民全体の苦しみと共感する同時代体験が日本人にあったのだろう。時代が変わった。あるいは世代は変わった。私の見た昼の回でも高齢者の多い客席からは、すすり泣きが漏れていたので、こういう問題をわが事と感じる世代が確かにいるのだと思う。
私が「新劇」について考えさせられたというのは、まず、戯曲のセリフ。冒頭から「ここだ、ここだ、泰山木の下の古ぼけた一軒家。神部ハナ、と表札にある」と、木下刑事が一人で、状況を説明するところ。誰に聞かせているのか、というと観客に聴かせるセリフだからだ。ハナのセリフも、必要以上に情報量が多い。(おしゃべり、という性格も示しているが)セリフですべてわかるように書いてある。観客の想像力にゆだねる「余白」がない、あるいは少ない。
これがかつては日本の現代演劇の当たり前だった。俳優の演技も、ゆっくりと明瞭にセリフを聴かせることに重点を置いている。ここを壊すところから、唐十郎も、つかこうへいも、野田秀樹も、永井愛も始まったのだとわかる。
場面転換も、小島のハナの家、本土に渡る船の上、町の警察署の取調室、刑事の馴染みの女の部屋、ハナの病室と、きちんとそれらしいセットを交換する。今なら、ほとんど何もない舞台で、場面の背景は観客の想像力にゆだねるのが主流であるが、それとは違う。8場~9場という構成の数、転換のテンポをみると、そういう演劇スタイルに合わせて戯曲が書かれている事がわかる。
でも、狂言や歌舞伎がないと、そうした「旧劇」と「新劇」は何が違ったのかわからなくなるように、オーソドックスな「新劇」も、現代演劇が何をめざしたのかがわかるために、こうした現代の古典の上演を絶やしてはいけないと思う。
2時間35分(前半1時間25分、休憩20分、後半50分)

七人の妊婦
かのうとおっさん
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2019/12/17 (火) ~ 2019/12/18 (水)公演終了

正しいオトナたち
テレビ朝日/インプレッション
東京グローブ座(東京都)
2019/12/13 (金) ~ 2019/12/24 (火)公演終了
満足度★★★
子供の喧嘩について親同士が話し合い・・・なんて日本でもありそうな話なので、いっそ日本での話に書き換えてしまえばもっと笑えただろうにと思いました。そこ、狙ってないからと言われてしまえばそれまでですが。美術がコメディとは思えないような作りだったのも、意味があったのかも。
出演者があちこち(テレビやラジオ)で宣伝(?)していたので期待していたのでしたが。

ONE!
THE CONVOY
赤坂ACTシアター(東京都)
2019/12/14 (土) ~ 2019/12/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽。3日間、4公演しかなかったのだから時間と予算があったら全通したかった。そしたらもっと全員を見てあげることができたかなと思ったことでした。2階席には双眼鏡は必須ですね。

時代絵巻AsH 其ノ拾伍 『赤心〜せきしん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/12/11 (水) ~ 2019/12/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
先日NHKで大河ドラマで描かれた明智光秀を特集していました。4人の俳優が演じる同じシーンの光秀と信長。よく知られた人物でも描き方でこんなに違うのですから、あまり知られていない人物なら創作の余地がたくさんあって、そのあたりもこちらの劇団さんの魅力になっているのではないかと思いました。これからもいろんな人物の、いろんな人生を見せていただけたらと思いました。

Butterflies in my stomach
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2019/12/08 (日) ~ 2019/12/17 (火)公演終了
満足度★★★★★
口コミの評判が良かったので楽しみに出かけました。とてもきれいな舞台でした。ななこの一〇年区切りの自分史。納得したり熱いものがこみ上げたり。良い舞台でした。

正しいオトナたち
テレビ朝日/インプレッション
東京グローブ座(東京都)
2019/12/13 (金) ~ 2019/12/24 (火)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/12/17 (火) 14:00
2011年に大竹しのぶ主演で観たが、それとはまた違った味わいの舞台になっていた。子ども同士が喧嘩して一方が大怪我をした2組の夫婦が、冷静に話し合おうと被害者の家に集まる。最初は落ち着いて話しているが、徐々に互いの本性が現われ、加えて夫婦間のトラブルなども露になり、混乱に陥る、という(ブラック)コメディ。初のストレートプレイだと言う真矢みきを含めて、4人に役者はしっかり演じていたが、あまり笑いが起こらないのは、演出の問題かと思う。もっともっとテンポよくセリフのやり取りをすること、グローブ座の幅広い舞台を全部使ったことで視点が動き過ぎること、などが問題ではないだろうか。いや、個人的には充分に楽しんだのだけれど…。岡本健一が下品な夫に見えないというのも問題かも。

今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
新国立劇場 中劇場(東京都)
2019/12/13 (金) ~ 2019/12/19 (木)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/12/13 (金) 18:30
2013年にスズナリで初演、2015年にテアトルBONBONで再演した劇団の代表作とも言える作品を、初の新国立劇場進出に際して、ミュージカル化して上演する。面白いとは思うのだけれど、初演も再演も観ている者としては、やはり小さな劇場が合う芝居だと思う。ミュージカル化は『プレイハウス』の大成功からヒントを得たもののようにも思うが、本作には向かず、冗長になっただけに思えた。豪華な役者陣は皆巧く、しっかりと役割を果たしているが、大きさに負けた舞台、という印象が拭えないのが惜しい。

Lady Bunnies Burlesque live vol.3 ~Holy Burlesque Night~
Lady Bunnies Burlesque
渋谷スターラウンジ(東京都)
2019/12/16 (月) ~ 2019/12/16 (月)公演終了
満足度★★★★
本格的なバーレスクにて楽しませて頂きました。
これだけの集客出来て、ショーとしてもレベルは高い。
今後、生バンドにてレベルアップしていきそうだなあと感じた。

マクベス
DULL-COLORED POP
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2019/12/12 (木) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

Butterflies in my stomach
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2019/12/08 (日) ~ 2019/12/17 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/12/16 (月)
とても音が心地よい。ななこの一生を風にのって駆け抜けて、覗いた77分。そしてとっても素敵。あのラムネの泡がはじける感じ、音、しぐさ。観ていてぽっと頬を染めてしまったり。夫婦の会話にもぷふっって。何度でも観たい。

時代絵巻AsH 其ノ拾伍 『赤心〜せきしん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2019/12/11 (水) ~ 2019/12/16 (月)公演終了

MEGA Numbers
ミュージカル・ユニットWAO
シアター1010 ミニシアター(東京都)
2019/12/12 (木) ~ 2019/12/16 (月)公演終了