最新の観てきた!クチコミ一覧

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心置きなく屋上で

心置きなく屋上で

ロロ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2020/09/09 (水) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/09/10 (木) 14:00

70分。休憩なし。

心の嘘

心の嘘

劇団俳優座

俳優座スタジオ(東京都)

2020/09/04 (金) ~ 2020/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

こういう作品を取り上げて上演するのはなかなか意欲的と評価できる。
個人的には、父権社会どうこうより、心を病んでいるというか正気と狂気が入り交じった2家族それぞれの不条理な感情や話の展開に見ているこちらまで飲み込まれて頭がおかしくなりそうだった。シェパードの他の作品も観てみたい。

ツバメの幸福

ツバメの幸福

ツツシニウム

キーノートシアター(東京都)

2020/09/09 (水) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ぜひたくさんの人に観てもらいたい舞台。
水崎さん演じるツバメ、星璃さん演じる王子ともにピュアかつ繊細な演技で心が揺さぶられる。

シンプルな舞台美術だけど、照明とはこうして使うんだというぐらい多彩かつ美しい表現と相まって、本当に良い舞台。
超おすすめです!

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

9月の5本目。
前日に映画版「ひとよ」をアマゾン・プライム・ビデオで観たのが悪かったのか笑いの部分が全然笑えず取り残されてしまった。映画版ではカーチェイスまであってやりすぎ感もあるが、細部まで親切に教えてくれて想像力に欠けた年寄りにやさしい。
映画版と舞台版とでは全然違う話と言って良いくらいで続けて見て混乱している現在は満足度の評価は保留としておく。
→後日記:全体では4つ星だが、長男嫁と外国人風人物の笑いは最も嫌いな笑いなのでマイナス1。

*本多劇場は2席ごとに仕切り板があって、換気もしっかりやっている。しかしその後に入った喫茶店では案内された席の両側の若者2人ずつがマスク無しでしゃべるわしゃべるわで、危険は少ないとは思うものの長居は無用と早々に退散した。

上田ダイゴと二朗松田の『演プロ28』

上田ダイゴと二朗松田の『演プロ28』

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)

2020/09/09 (水) ~ 2020/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★

初参戦。あっという間の時間でした。演劇好きにはたまらないかも。次回も是非。

 岸田國士 作「動員挿話」  三島由紀夫 作 「弱法師」

岸田國士 作「動員挿話」  三島由紀夫 作 「弱法師」

劇団 新人会

上野ストアハウス(東京都)

2020/09/09 (水) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

久し振りに新劇らしい(?)新劇を観ました。
三島由紀夫と岸田國士
どちらも新劇人としては学ぶべき作品を残された作家です。
歴史あるアンサンブルとはいえ良くここまで作品の質を落とさず継承上演されていらっしゃいます。頭の下がる思いです。フリーでチャランポラン、気ままに生きている愚生には戒めを頂く上演でした。
昨今の状況下であり小劇場でもありながら、きちっと戯曲の本質を描いていらっしゃいます。時折、演技における役の「形象」に拘るばかりに若干相手を外し、歌ってしまう箇所もありましたが、俳優同士の信頼がかすがいになり、次のシーンではすぐに生きた会話を取り戻し最後まで作品のモチーフを崩さす上演仕切りました。
(動員挿話)将校の妻と馬丁の女房、身分を違える葛藤。お互いそうとは知らずに人間の尊厳を賭けた闘い。圧巻でした。
カーテンコール、客席はこの時期同じく間を開けての半数入りでしたが、明かりが消えるまで拍手を惜しみませんでした。
観客として、俳優として有難うございましたm(__)m

マルガリータピザ2nd CUT

マルガリータピザ2nd CUT

マルガリータ企画

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/09/09 (水) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/09/09 (水) 19:00

165分。2回の10分休憩を含む。

ティアムーン帝国物語 THE STAGE

ティアムーン帝国物語 THE STAGE

TOブックス

新宿村LIVE(東京都)

2020/09/09 (水) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

いわゆる2.5次元ものの舞台を観るのは初めてでした。

原作小説は読んでから、観ていますが、原作に沿ったストーリーライン(もちろん尺の関係上、端折っている所はある)で違和感なく楽しめました。

ネタバレBOX

ただ、原作に忠実な分、既読者には意外な展開とかはありません(登場人物が多いので、既読者にも話が掴みやすいというメリットはあります)。

ただ、ストーリーが見えやすい点はキャラクターの魅力度で充分カバーできていると思います。
ミーア役の平松 可奈子さんの可愛さ&ミーア姫らしい腹黒さ(?)はもとより、男性陣も殺陣で大活躍。
ひとよ

ひとよ

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました。なんだか話が次から次へと目まぐるしく変わって観ていて疲れた。"感動的ないい話"ってわけでもないし、なんで舞台にしたんだ??って感じ。 渡辺えりさんを生で観れたことは良かった☆

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

映画を見て興味を持った友人が、今回の舞台を見て「映画はシリアスだったけど、舞台は喜劇。コメディなのに、ぐっと泣かせる」と絶賛していた。舞台は家族経営のタクシー会社。母親・こはる(渡辺えり)の「父ちゃん、殺した」という告白から始まる。3人の子は就職内定が出た長男から、専門学校に入学した長女、高校生の次男まで。「刑期を終えて、ほとぼりが冷めた頃、15年後に帰ってくる」と言って、母は自首しにいく。これがプロローグ。15年後の父親の法事の日から、本編が始まる。

15年後の会社はまず、誰が三人兄弟なのか探してしまう。若い従業員たちの方が目立って、誰が家族で、誰が従業員なのか最初戸惑う。しかし、これはこの家族の微妙な関係を示している。家族同士だけでは「過去」が大きすぎて耐え切れず、従業員たちがいて、やっと関係を保っている

とくに長男・大樹はカギとなる人物なのに、外に勤めている上に、自室にとじこもりがちなので舞台にいる時間自体が少ない。つまり、このままいくと存在感が薄いわけだが、どもりという性癖を与えられているのがポイントで、そのためにセリフを聞けばすぐわかる。ほかの登場人物・俳優も、とにかくキャラがたっているのはさすがである。

母親がついに帰ってくる。最初はただ歓迎していただけに見えるが、じつは子供たちは人生を狂わされたわだかまりがある。長男は内定を取り消され、長女は専門学校をやめてバーで働き、次男は高校でいじめを受けて東京に出た。ただ、長男のセリフに一度出てくるだけで、底流にあることをほのめかす程度。長女の「(母の帰宅を)喜んでいいんだよね?」という一言に集約されている。

同時に、母親の帰宅がテレビや週刊誌で報じられる(家族は積極的に取材を受けてる)。匿名の嫌がらせを受けたり、周囲の目は厳しい。

そういう元を作った母親は、「母ちゃん、間違っていない」というが、渡辺はぶっきらぼうに演じて、内面の葛藤がある、カラ元気であることを感じさせる。長男から「母ちゃんは立派だよ」となじられて、母親がふてくされ「母ちゃん、エロ本読んでる」という場面もぶっきらぼう。ただ、この場面は爆笑である。せりふでこれだけ笑える場面はそうはない。

最後、母親と兄弟だけになる場面がきわだつ。そういえば、途中、母と子どもたちだけになる場面が一度もなかった。そこに、この家族のぎくしゃくした関係が現れていたのだと気付かされる。兄弟三人だけになる場面もほかに一度しかない。同じ家に暮らしていても、打ち解けられない関係を示している。母親の殺人が(暴力的父親から子供たちを守るためとは言え)何を家族に残すか考えさせられた。

暗い過去や、心に傷を抱えた人間が、ずっと抑えてきた内面を垣間見せる場面が秀逸で、そこが桑原裕子の芝居のみどころだと痛感した。

シリアスなテーマなのだが、脇の俳優たちがコミカルな舞台の雰囲気を作って楽しい。作・演出の桑原裕子自身が演じる長男の嫁と、外人のように言葉のたどたどしい北海道の酪農男(成清正紀)のふたりが、部外者ならではの寂しさをまぎらす喧騒(桑原)と、無責任なボケ(成清)を演じて、トリックスター的存在である。

ひとよ

ひとよ

KAKUTA

本多劇場(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

映画「ひとよ」を見たとき、田中裕子演じる母親の開き直りに、どうしても違和感が拭えなかった。DV夫とはいえ、人一人殺しておいて、「お母さんは殺したことを誇りに思っている」はないだろう、と。再再演になる舞台は、母親役に渡辺えりを配し、ドタバタ喜劇にした。そのことによって成功したと思う。(初演、再演は見ていない)。渡辺えり扮する母親の、子どもを守るためなら、なんだってやる、盲目の母性愛。子どもたちに及ぼした苦難にたじろぐものの、自分はまちがっていない、と信じて疑わない。その偏狭さは渡辺えりだから、笑える。そこに長男の嫁に扮した桑原裕子が加わり、面白さは倍増する。

ネタバレBOX

そしてラスト。母親は、ある出来事から酔って暴れる従業員を介抱しながら、「もしかしたら、お父ちゃんにも優しくできたかもしれない」と、子どものように大泣きする。ここで初めて母親は夫を殺してしまったことへの罪悪感に目覚めるのだ(と思う)。一人、合点がいき、気持ちがスッと軽くなった。良い芝居だった。
ゲルニカ

ゲルニカ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2020/09/04 (金) ~ 2020/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

9月の4本目。
今回も演劇らしい演劇、しかも硬派の反戦劇である。
歴史上初めて無差別爆撃の行われたスペインのバスク地方の中心地ゲルニカを舞台とし、爆撃までの9か月ほどを描く群像劇である。

革命により没落した貴族の娘が主人公というだけで沢山のドラマが作れそうだがそこに共和国軍と反乱軍の戦争が加わってくるのである。バラエティに富んだ人物が生み出されていると思う反面、作りすぎてわざとらしく感じるところもあった。

娘役の上白石萌歌さんは堅実な演技で紛れもなき主役だった。特に、他人に頼ってばかりの娘から自立した大人へと豹変するところはすっかり引き込まれた。もっともそれは母親役のキムラ緑子さんの憎たらしい演技があって初めて成り立つものだ。おそらく私を含めた観客全員が彼女から鞭を取り上げてひっぱたいてやりたくなったことだろう(笑)。外国特派員役の勝地涼さんは落ち着いた演技で私の一押し。これで重みが着けばとは思うものの「ハケンの品格」での軽目の演技が今の売り物なのだよね。

全員での歌が2度あるが練習していないんじゃないのレベルで星2つ。歌ではないが最後に全員でメッセージを発するところはバラバラで何を言っているのか分からない。ここが数少ないがっかりポイント。

70分+20分休憩+80分。

ネタバレBOX

作りすぎだと感じたのは娘が実は女中の子であったり、結婚相手と母が関係を持っていたりするところである。また話の構成上、娘に子供ができるのは欠かせないところだが何とも無理筋であった気がする(ここはちょっとボカしておく)。また結婚相手の運命がひどすぎる。せめて子供の父親にしてほしい。
ATOM

ATOM

THE CONVOY

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2020/08/14 (金) ~ 2020/08/23 (日)公演終了

とは言え、やっぱりATOMのシーンはこんなフリフリのシャツではなくてTシャツにしてほしかったわ。若者たちには和太鼓は似合いそうもないので、こんな日常品を楽器に見立てたのかしら。全体的に毒は薄まっていると思いましたし、フロイトはナルシスト感満載の舘様には敵わないわね。最初から若者たちも念頭に書かれている「星屑バンプ」や「ONE!」は無理なく見れましたが、時代背景が違うと思ってしまうのは旧ファンだからでしょうか。次回は「パピプペポ〜」だそうですが、ぜひ今の世界観を持った面白いものにして欲しいと思います。でも、マイウェイは外さないでくださいね。衣装もあのシンプルさが素敵なので変えないで欲しいものです。

川口知夏のエチュードやってみよう!

川口知夏のエチュードやってみよう!

新宿シアター・ミラクル

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/09/05 (土) ~ 2020/09/05 (土)公演終了

満足度★★★★

エチュード観るのは初めてでしたが、なかなか楽しめました。

観客が喋ってもらいたいセリフをスマートフォンで投稿して、それを役者が早いもの勝ちで使いつつ、短時間の即興劇を組み立てていくのですが、無理矢理感もあるセリフも詰め込みつつ、何とか劇にしていく過程が面白い。

Vol.2もあるかも…といった川口さんからの言葉がありましたので、気長に待ちたいと思います。

「アルバート、はなして」

「アルバート、はなして」

彗星マジック

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2020/08/28 (金) ~ 2020/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日に劇場で、さらに配信チケットでアーカイブを観させて頂きました。
なんと1枚買うだけで、全公演のアーカイブが一週間観放題という太っ腹。
彗星マジックは観劇三昧Liveで全公演生配信、客席後方からの定点撮影というスタイルでした。

ネタバレBOX

アルバートとウルズとの対話。
ウルズはアルバート自身が、自身の中に生み出した存在。
思考する中で、自分の思考の対話相手として生み出した存在。
その存在に過去の女神の名前をつけてしまったせいで、アルバートの意識の中でウルズは過去でしか存在できないと定義づけてしまった。
ウルズを過去でしか存在できないものにしたのはアルバートのその定義づけのせい、つまりはアルバートの意識次第でウルズはどこででも存在できる。
名前とは存在を象徴するもの、存在は名前に縛られる。
現代でも姓名判断などがあるように。
そして無意識化ではアルバートも分かってた。
分かっていたから、出現できなくなったウルズの次に、現在の女神の名前、ウルズと名付けた。
しかしそのウルズでさえも、現在というものに対する己の定義付けにより手放してしまう。
同時に考えることをも手放してしまう。

世界は不思議に満ち満ちている。
分からないことを、明らかにされていないことを、どう考えるも、自由。
考える自由がそこには存在している、こうであらねばならない、こうであるはずがない、そんな枠はない、自身を枠の中に押し込めて、枠の中に囚われてしまうのは、自分自身、自身の思考。
歳を重ねて経験を積み重ねていくと、子供の頃にもっていた思考の自由をその経験によって失ってゆく。
あんなに世界の不思議を思考することを楽しんでいたアルバートも、歳を重ねることで次第に無意識にあるいは意識的に、自身を縛ってゆく、思考する自由を手放してゆく。
死の間際、3に縛られていたアルバートは、3の次には4があることに気が付く、限界の向こう側があることに気が付く、枠の外側があることに気が付く、思考の自由を思い出す、何をどう考えるも自由だったのだということを思い出す。
その瞬間、死によって身体だという枠から解き放たれたアルバートは魂だけの存在になり4次元の世界へ自由に飛び立つ。
冒頭から自分に関わる全ての人々を暖かな眼差しで見守り続けていたのは、このアルバート。
4次元の世界で時間軸を移動する、過去の自身と周囲の人々を見守り辿ってきた思考を辿り直す、そして辿り着く。
辿り着いた先にあったものは、ウルズとの再会。

また同じように父ヘルマンも臨終を迎えて魂の存在になった瞬間に4次元を悟り、それまではアルバートを通して存在を認識していたウルズに出会う。
妻が最期の別れを言ってた時には、その身体からは既に魂は離れている。

好きなシーン。
マヤが両親を説教するシーン。可愛い、とかく可愛い。コブシはグーで膝の上!がもうとかく可愛い。
アドルフがフリッツを伴って社長室を訪れるシーン。ここは初演でも面白かったけれども、中川さんの一人芝居もまた面白かった。
離婚調停のシーン、貧困時代を支えてくれた献身的な妻をよそに、母親そっくりな女性と本気の浮気をするというマザコンっぷりを発揮した、なかなかに泥泥な状況にも関わらず。
とってもコミカルに演出されてて、とっても楽しい。
女神ふたりの実況面白いし、ミレーバ可愛いし、エルザ憎めないし、アルバート情けないし。
アルバートの晩年の病室のシーン。この劇中最も終始愉快だったシーンな気がする。立花さんのコメディ手腕がいかんなく発揮されてる。
4次元へと解き放たれた魂の出発点のシーン。ここのシークエンスは初演から好きだった。アルバートの人生に登場した様々な人々の元を巡る。巡る。巡る。時も場所も越えて。とても彗星マジックらしいと思う。好きだ。ここでは誰ももう何も取り繕わない、むき出しの魂だ。

主に焦点が合わされているのはアルバートの人生だったけれども、
暗黒の時代に、信仰だの人種だのに翻弄されたフリッツ、アドルフの人生も、生々しさを伴って描かれている。あまりに物悲しい。悪役を担っている人でも、産まれた時からそうであったわけではない、そこには理由がある、そうなるに値する理由が。運命の哀しさ。

アーカイブを観直す時に、ツイキャスで聞いたSEの3について注目してみようとは思ったのだけれども。
観てる最中に、その意識はノイズで、邪魔だなって思ってしまって、探すのをやめてしまいました。
意識してなくてもそれでもそういう仕掛けというものは、無意識化に働きかけてきて心地よく観させてくれるもの。
舞台の世界に厚みを増してくれる。
何かしら軽いな~という印象を受ける時というのは、そういう丁寧な仕事がなされていない場合なのかもしれない。。。

これまで様々な折につけ、一度ちゃんと相対性理論読みたいと思い、いまだ未読な現状。
相対性理論そのものではないけれども、興味が沸いたアインシュタインの生涯にも触れている、相対性理論を楽しむ本というものをようやく買いました。
まだ一文字も読んでませんが、買ったからには、読書の秋な間には完読を目指したいと思います。
時間とはなんなのか、ということを考える時の材料にしたいです。
そう考えることは自由、何をどう考えるも自由、考えることは楽しいことなんです。
台本も読みたい、まだ2020年度版は一文字も読んでない。

アーカイブで千秋楽のカーテンコールを観ていて。
おひとりおひとりのお顔観ていて。
あぁ、なんて最強な布陣だったかと、なんて最高の再生だったかと、改めて。
ある人はこの方はこんなに達者たったのかと今さらながらに驚いた方もいて、ある人はこの方は本当にいいお芝居をされるようになられたなぁと驚いた人もいて、ある人はこの方の存在は全てを率いて纏める説得力のある豊かな芝居をされるなぁという方もいて。
どなたにとっても間違いなくご自身の代表作のひとつになりうる舞台になったのではないかと思います。
ありがとうございました。
あのコのDANCE

あのコのDANCE

毛皮族

ザ・スズナリ(東京都)

2020/09/02 (水) ~ 2020/09/07 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2020/09/07 (月)

価格2,720円

昨年の『渇望』ぶりの江本純子さんの作品。動画配信で視聴(100分)。

観劇(ないしは視聴)した方々の感想を目にしたうえでの視聴だったので、無理に?!理解しようとはせず、聞き流し…もとい!ながら視聴的なスタンスで拝見した。
作者が言うところの「ゲージツ」、自分にも、なんとはなしに伝わってきたかもしれない。

ところで、動画配信を視聴中、カメラとは違う視点(たとえばフォーカスが当たった個人ではなく、舞台?全体とか)で視たい!と何度も感じた。たぶん、この「ゲージツ」は間違いなく、その場で「体感」せにゃならんヤツだったようだ(やや後悔)。
あと、男性客の年齢層が高いように感じられたが、毛皮族さんの固定客?なのかなぁ。

IN HER TWENTIES 2020

IN HER TWENTIES 2020

TOKYO PLAYERS COLLECTION

シアター風姿花伝(東京都)

2020/09/02 (水) ~ 2020/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/09/06 (日)

 いい芝居を観せてもらったという思いと同時に、懐かしさもある作品だった。
 2011年に初演され、2013年に再演された戯曲を、再々演する。20歳の誕生日の翌日から30歳の誕生日の前日(つまり29歳最後の日)までの10年を、1歳毎に一人の(しかもほぼその年齢の)女優が演じるという興味深い戯曲。初演も再演も観たが、その都度違ったテイストを感じさせてくれる。物語は、出会いと分かれ、成功と挫折という、ごくありきたりものだが、10人への割り振りと、セリフの巧妙さが活きる。戯曲も書き換えているのだろうけれど、演じる女優でテイストが変わるということを、つくづく思い知らされる。上野の女優選球眼(^_^;)は私のテイストにピッタリ合っていると以前から思っていたが、今回も見事にヒットし、こんな話だったなぁ、という懐かしさも加わって、幸せな85分を過ごした(^_^)v。
 初演で20歳の役を演じた榊奈津美が29歳になったら再演したい、という希望から実った企画だというが、そういう思い入れを女優に持たせるというのも、戯曲の力・演劇の力だと思う。

 なお、2011年の初演の配役は

20歳(榊奈津美)・21歳(八幡みゆき)・22歳(井上千裕)・23歳(中村梨那)・24歳(梅舟惟永)・25歳(南波早)・26歳(吉川莉早)・27歳(甘粕阿紗子)・28歳(小鶴璃奈)・29歳(冬月ちき)

だった(記録がデジタルに保管されていた)。演劇を続けている人もいるが、演劇を離れた人もいて……、時の流れを誰か知る。

明日ー1945年8月8日・長崎(2020年@シアターX)

明日ー1945年8月8日・長崎(2020年@シアターX)

演劇企画イロトリドリノハナ

シアターX(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽・・・♪
あっという間の四日間・・・もう終わってしまうのか♪
イロトリドリノハナは初演から全部観させて貰っているのだが・・・いつもなら終演後にその日の感想を話せるのだけど・・・今回はコロナのせいでそれも出来ず・・・♪
少しだけ・・・でも目一杯の感想を伝えたら・・・芝居は生き物だね~物凄く良くなっていた♪
これが初日から出来ていたら・・・物凄い舞台になっていたのではないか♪

明日ー1945年8月8日・長崎(2020年@シアターX)

明日ー1945年8月8日・長崎(2020年@シアターX)

演劇企画イロトリドリノハナ

シアターX(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

三日目・・・♪
ダブルキャスト・・・全く違った感じに観えるのだが・・・オヤジの贅沢な希望・・・Aのこの人とBのこの人を一緒の回で観たい・・・♪
初演のKASSAIでは狭いのですべてがセットの中に詰め込んでの芝居になっていたが、今回はしっかりセットを作りこんでの他のシーンは上手側に別舞台を組んでの芝居♪
動線もしっかり採れてゆったりした感じで観れた♪

明日ー1945年8月8日・長崎(2020年@シアターX)

明日ー1945年8月8日・長崎(2020年@シアターX)

演劇企画イロトリドリノハナ

シアターX(東京都)

2020/09/03 (木) ~ 2020/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

二日目・・・♪
初日の硬さは取れていたのだが・・・まさかの二落ち・・・♪
初日を終えてほっとしたのか・・・台詞を間違えたり咬んだりが多々あった♪
四季には「慣れ」「ダレ」「去れ」と言う標語が貼ってある・・・♪
四季の役者さんのインタビューで印象に残っている言葉・・・「芝居は瞬間の芸術・・・二度と同じ芝居は無い」♪
そう一期一会なのだ・・・♪

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