最新の観てきた!クチコミ一覧

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化面が缺けた時

化面が缺けた時

劇団光合聲

アトリエS-pace(大阪府)

2021/07/22 (木) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

事情により、一つのキャストしか観れず残念……。
内容が難しかったが好きな作品だった。

化面が缺けた時

化面が缺けた時

劇団光合聲

アトリエS-pace(大阪府)

2021/07/22 (木) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

満足度★★★

ミステリーのようで、期待からかもしれないが…😢演技力はあったが、内容がいま…。次回に期待します。

明日の朝、いつものように

明日の朝、いつものように

LUCKUP

萬劇場(東京都)

2021/07/16 (金) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Bチームを観劇しました。
役者の容姿も演技も良くてよかったです。
会話も心理が理解出来る内容で良かったです。

商店街グランドリオン

商店街グランドリオン

劇団バルスキッチン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

倉田瑠夏さん出演。
シアターグリーンの前の道、きれいになりましたね。
バルスキッチンさんの舞台観劇は2本目ですが、聞くところによるといつもコメディ満載で、笑いが絶えないとか。確かに前回「どぎまぎメモリアル」、そうでした。今回、同じく楽しかったです。しつこいくらい繰り返すギャグも、不思議なほどにちょうど良く。
前説でズドンさんがおっしゃっていましたが、一本道の分かりやすい話の中に、沢山の笑いを詰めている感じでした。
ズドンさんは先日の「菅生ゼミ休講のお知らせ」でゲスト出演された時に初めて拝見しました。お笑い芸人さんかな、と思いましたがこちらの劇団員さんだったのですね。

ネタバレBOX

倉田さんと少しお話させていただきました。こんなカッコいい役は初めて、ということで見解が一致しました。あとご本人は「セクシー」と。思い起こせば2011年、まだ中学生の初舞台「Stranger than Paradise」。当時の演技はさすがにそれなりだったのですが。隔世の感というか、感慨深いとはこのことですね。
ヒロインの遠藤瑠香さんは、たまたまですが、たくさん拝見してます。今回は高校出たての役なので19歳くらいですかね。まったく違和感なく。過去の出演では、なんと言っても「タイラー×2」が素晴らしかったです。男性の役、かっこよく演じておられました。
大野清志さんもたくさん拝見しています。今回もイケメンならではの、実はカッコ悪いというギャップで楽しませていただきました。過去に好演された「ゴーストライターズ」をもう一度、大野さんで観られることを願ってます。

今回の上演で悪い点をひとつ。老女に対して、悪者側ではないところから「○○○」と呼ぶのは、気持ち良いものではありません。やめた方が良いと思います。
トランス~TRANCE~

トランス~TRANCE~

演劇集団SPOT LIGHT

元町プチシアター(兵庫県)

2021/07/23 (金) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

満足度★★★★

場所は初めてで、迷ってしまったが、良かった‼️同じ演目を何度も拝見させて頂いているが、一番良かった。(何度か見ているからかもしれないが、頭にスーット入って来た)旗揚げとは思えない出来。セリフは何度か間違えていましたが、次回も期待したい劇団さんです❕

舞台「信長の野望・大志 ~最終章~ 群雄割拠 関ヶ原」

舞台「信長の野望・大志 ~最終章~ 群雄割拠 関ヶ原」

「信長の野望・大志」製作委員会

かめありリリオホール(東京都)

2021/07/23 (金) ~ 2021/07/29 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

冒頭、映像も使ってのプロローグで初めて見ても分かり易かったのではと思います。
殺陣満載でカッコ良かったですし、終わり方も良かったです。
殺陣シーンの効果音(人が斬られた時の)が好みでなかった。

ネタバレBOX

現代に帰って来たらしい光秀。再就職できて、奥さんが優しくなっているといいなと思ってしまいました。光秀の幸せを祈ります。
森 フォレ

森 フォレ

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2021/07/06 (火) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

3時間をゆうに超える長大な作品だが、つらいことはない。むしろ最初の20分ぐらいが、意味がよくわからず眠たくなるが、それを過ぎると最後までずっと面白くて集中できる。それどころか、後半は展開が速くて登場人物の名前や関係性がよく飲み込めず「ちょっと待ってくれ!もっとゆっくり!」と言いたくなるぐらい。謎の答えがすべて明瞭に示されるわけではない。
俳優陣の演技はどの人もすばらしい。舞台上の演出がもう少しいろいろあったらなと感じた。

ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~

ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~

キョードー東京

赤坂ACTシアター(東京都)

2021/07/09 (金) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ミュージカルとは言っても最初に聞こえてくるのが
〇ソ〇ソピッチャン、〇ソピッチャン♪
というフレーズなので推して知るべしである。不要不急を練って固めたような舞台だ。
クッダラネー、時間の無駄と思いつつも途中休憩で帰らず3時間もいたというのはそれなりに楽しんだのかもしれない。女性陣の歌声がなかなか良かった。
注:上の〇にはクが入ります。

明日の朝、いつものように

明日の朝、いつものように

LUCKUP

萬劇場(東京都)

2021/07/16 (金) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Bチームを観劇
複数のキャスト郡を同時に舞台に置いて切り替える場面転換がテンポの良さをもたらしていた
演出は一人だけどキャストは4チーム、各チームどう個性を出しているのかな
多分オリンピック以上の万全の感染症対策下での実施
コロナの自粛期間中に誕生したカップルという想定だけど

ル・シッド

ル・シッド

アーティストジャパン

あうるすぽっと(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

11世紀後半のカスティーリャ王国(現スペイン)の英雄、ロドリーゴ・ディアス・デ・ビバール、通称エル・シッド(“主人”の意味)。12世紀後半に叙事詩『わがシッドの歌』が作られその後彼をモデルにした様々な作品が生まれる。17世紀フランスにてピエール・コルネイユが書いた悲喜劇『ル・シッド』は大ヒットとなり、17世紀を代表する作品とされている。今作がどこまでオリジナルに忠実なのかは不明だが、フランス女性を夢中にさせた要因はよく分かる。
キャスト10名中、8名が宝塚OG。自分的には宝塚を観るよりも元宝塚女優のストレート・プレイを観る方が興味深い。全員女性による恋と名誉の宮廷絵巻。
第一幕70分休憩15分第二幕60分。

ドン・ロドリグ(十碧れいや〈とあれいや〉)は全ての女性が恋に落ちる絶世の美男子、王女(宇月颯〈うづきはやて〉)ですら恋の病に身を焦がす。王女は胸に燃え盛る炎を消す為、友人であるシメーヌ(舞羽美海〈まいはねみみ〉)とロドリグの仲を取り持つ。王女の目論見通り、二人は相思相愛の仲へ。自分が望んだ事ながら内心身悶える王女。「一番ままならぬものは自分の心」。
だがシメーヌの父ドン・ゴメス(井上希美)はロドリグの父ドン・ディエーダ(小川絵莉)が自分を差し置いて近衛隊長に任じられた事に憤慨。口論の末、打擲してしまう。恥辱に打ち震えたディエーダは息子のロドリグに復讐を命ずる。恋人の父親と決闘をする羽目になるロドリグの葛藤。恋か名誉か?それが今作のテーマ。

とにかく綺麗な女優ばかり。お人形のような舞羽美海さんは悲劇のヒロインに相応しい。十碧れいやさん熱演のクライマックス、見守る他のキャストの目が涙で潤んでいるようにも見えた。宇月颯さん演ずる王女の秘めたる胸の裡がスパイスのように効いてきて、彼女を主人公に物語を組み立てても面白い作品。二役をこなした井上希美さんがやたら可愛かったが、元劇団四季!
ピアノをずっと演奏し続けるTAKA(a.k.a.こんどうたかふみ)氏、『愛の嵐 』のシャーロット・ランプリングのような衣装ながら舞台上唯一の男性であった。

ネタバレBOX

恋人の父親を殺してしまうロドリグ。シメーヌはこの世で一番愛している男が父親の仇となる不条理に胸が引き裂かれてしまう。互いに互いを心の底から愛し合っているのに道理としてそれは通らない。いよいよクライマックスは国王(旺なつきさん)の大岡裁きが炸裂し、救いようのない悲劇を見事に救ってみせる。

第二幕開幕時、さえずり(進行)役の二人、貴澄隼人さんと亜聖樹さんが歌うだけで、その他に歌のシーンがないのが非常に残念。歌とアクションをもっと捩じ込んだ豪華絢爛版で今作を観てみたい。台詞も同じ内容をまどろっこしく長々と遣り取りするのが当時の作法なのだろうが、ただただ冗長。演出も切れ味鋭く細かく刈り込んだ方がより良くなるだろう。
中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

第0楽章

SPACE EDGE(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/07/23 (金) 13:00

Aチームを観劇。一昔前だったら部屋に引きこもってる子は若者という設定の作品になっていたでしょうね。それが今や、中年が主人公か。そういう人のシグナルを発見したいという作者のあたたかい視点が感じられました。

明日の朝、いつものように

明日の朝、いつものように

LUCKUP

萬劇場(東京都)

2021/07/16 (金) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Bチーム観劇。キッチリとした感染対策が好印象。話の方も、シリアスなすれ違いのドラマで引き込まれました。アフターコロナという設定も何かイイですね。

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

第0楽章

SPACE EDGE(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

Aキャストを観劇しました。田舎で暮らす母と、都会で暮らす娘を描いた作品でしたが、独特の雰囲気でした。
タイトル通り、寂しさ、侘しさ、そして、心の闇、病みを感じ、ちょっと怖くもなりました。
興味深く面白かったです。

第29次笑の内閣「マクラDEリア王」

第29次笑の内閣「マクラDEリア王」

笑の内閣

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/07/22 (木) ~ 2021/07/26 (月)公演終了

満足度★★★★

もっと生々しいお芝居かなと思ったが、けっこう良いこと言っているなあと思いました。
物事を客観的に見られる感性とそうではないやり方でしか答えられない人もいることを認識することは大事と感じました。
お芝居の終わり方が、あっ!それもあるよね。笑
お芝居は感性を刺激されるから好きですね。
ありがとう♪♪♪

『shuku-sai』

『shuku-sai』

(石榴の花が咲いてる。)

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/07/22 (木) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2021/07/23 (金) 14:00

石榴の花が咲いているの「shuku-sai」14:00の公演
拝見しました💕
石榴さんとこ、はじめまて拝見しました。
今年、杏奈さんの芝居を拝見する機会があり今回は
どんな芝居を魅せてくれるか興味があり拝見しました。
御出演なさっている役者の素晴らしい演技を魅せていただき👏👏👏👏👏、大変満足しています🥰🥰🥰

明日の朝、いつものように

明日の朝、いつものように

LUCKUP

萬劇場(東京都)

2021/07/16 (金) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Cキャストを観劇
男女の愛から家族の愛、
現実的にその狭間の状況の人達はかなりいそうで、
共感できる人も多そうな芝居でした。
今回の結末(答)はこういう形でしたが、
たぶん、正解があるわけではないので、
キャストのパターンによって違うエンディングもあるのかな⁉︎とも、思ってしまいました。
場面の切り替わりの演出は良かったです!

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

第0楽章

SPACE EDGE(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

中年だけが侘しく悲しいかは分からないが、多くの人が味わうであろう感情、それを娘の視点から描いた回想もしくは幻想劇。タイトルにある星の在り方は、自分の感情に流されないという客観性を保つための強がりに思える。物語は主に母、娘のそれぞれの観点と親子という関係を描いた3場面を娘が集約する。舞台美術は左右対称で、上手・下手側に場を移すことで それぞれの観点が変わり、それに伴い時々に居たであろう人物が登場してくる。その変幻自在な演出と多様な人物を表現する演技力は見事。但し、技巧的になりすぎた印象もあり。
(上演時間70分) 【A=女性チーム】

ネタバレBOX

セットはベットと窓カーテンというシンプルなもの。基本的に上手が娘(今井美佐穂サン)、下手が母(中村真季子サン)の世界(都邑)。違うのは娘の方に母からの仕送りであろうダンボール箱が1つあること。そこから取り出したのはミニ卓上灯とランタン。

物語は、場所や時を特定させないが、時々に時事ネタを挟み足元を見せ観客の感情を放さない。娘は、ベットの中から ここはスカスカ星、おはよう こんにちわ こんばんわ と言った挨拶をする。一般(抽象)的な言葉で始まるが、すでに空虚、諦念といった感情が溢れ出す。

冒頭、母が声掛けし娘を起こすシーンは、自分にも記憶があり懐かしさが蘇る。郷愁を思わせるシーンから、突然、特別定額給付金(コロナという台詞があったか分からない)の申請をしたかという現実を入れる。娘は声優になりたくて上京したが、夢は叶えられていない。母は娘を思い、郷里での職探しをするが、その相手が今井サン(2人芝居ゆえ、色々な人物を入れ代わり立ち代わり演じる)。
また、物語には父はもちろん、”男”の影さえ出てこない。逆に母・娘に”女”の顔がのぞき出し、母が股を広げ太腿を露わにするなど、何かに未練がある若しくは懇願するような仕草。色々な場面が次々に現れるが、後々、それが走馬燈のように巡る思い出だと解る。

母・娘(関係)と一概に言っても、その間にある感情などは千差万別で、描くのは容易ではない。だが、現実と虚構を混在させることで、身近(主観)と世間(客観)を上手く表出させ、部分的にでも共感を誘う工夫は巧い。既に母は鬼籍。生きている時には、色々な出来事があり感情の行き違いもあったが、亡くなってみると何て思い出深いのか、そんな侘しさと寂しさが こみ上げてくる芝居である。
娘の手元にあるミニ卓上灯とランタンは、照明効果だけではなく、母との語らいの媒介ーマイク仕立にし照れ隠しのための間接話法ーとして利用しており、手の込んだ観せ方だ。
次回公演も楽しみにしております。
ふたりカオス

ふたりカオス

演劇企画 heart more need

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/25 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/07/23 (金) 13:00

狭い劇場の2人芝居は映像で見るのに適しているのではないかなー。今回表情までわかる映像だし音声も明瞭(劇場で見るのには敵わないのは置いといて)どちらかと言うと2人の芝居を見るのが主で全体のストーリーは二の次かなと思える作品で、肝となるのは役者さん、その点今回見応えあるしっかりとした役者さんがそろっているしテンポもいい。何か「カオス」感は減ったけど...前に見たのがイベント的な回で色々カオスだったのでこっちが正解ですね。

ネタバレBOX

ラスト前の全キャストが揃って照明で2人ずつぬいていくシーンは多分映像の方が際立つ演出だったかなーと思う。見た瞬間「合成かよ!」と思わず唸りました。神谷さんは見た目であの役は優勝。永吉さんの切芝居も(割れずに声を拾ってくれていてありがたい)前より厚みのある芝居に見えてよかった。客席に向けてサスがさすのが好きな種族なのでラストは大好物です
幻家

幻家

崖淵ワーカーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2021/07/23 (金) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

満足度★★★★★

立場や状況がシンクロし、考えさせられた。家族👨‍👨‍👦‍👦は、難しい。子供は大きくなり自我が芽生えてくるし、時代は過去の何倍も早く流れて、過去の価値観は陳腐しているので、経験則は通じない世の中。生きるのは難しい…😣

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

中年の歩み『侘しい星、寂しい星』

第0楽章

SPACE EDGE(東京都)

2021/07/21 (水) ~ 2021/07/24 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 板上ホリゾントには窓が各々設定されカーテンが引かれている。シンメトリックな部屋は核部屋、上手・下手に1つづつだ。ホリゾント手前にはシングルベッドが各1台。上手の最右翼にはノブ付きドア。

ネタバレBOX


手前には同じサイズのカーペットが敷かれているが、上手の部屋にだけ段ボール箱が1つデンと構えている。数人の登場人物を2人の役者が演ずる。主役は母と遺伝子的病を抱えた息子。
 何とも空しい憂き世を虚しさのまま、空虚のまま描いた、その意味で稀有な作品。人間が普通に社会で自立して生きるに当たり必要な最低限の要素は健康とライフライン確保であろう。息子によれば、遺伝子レベルで問題を抱える母子には、これら総てが欠如している、然し乍ら、生きて行く為には飲食、住居、睡眠、衣料、健康維持費用が必要であるが、前期の理由で全く積極的に生きる意欲もなく、オブローモフのような経済的ゆとりも無い。にも拘らずオブローモフ主義者のような生活にのめり込む息子と心配する母との日常が、周囲を巻き込みながら展開する、限界状況作品である。この状況を実に淡々と描いている点が、今作の真骨頂と言えよう。

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