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Hello ~ハロルド・ピンター作品6選~

Hello ~ハロルド・ピンター作品6選~

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2021/12/03 (金) ~ 2021/12/15 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ピンターの作品は掴みにくい。ノーベル賞作家だし、何しろ演劇王国イギリスの代表的作家である。日本でも何度か翻訳上演された「バースディ・パーテイ」や「ダム・ウエイター」のような、評判も悪くなかった舞台も、正直に言えば、滅多に作品に出会わない観客にとっては、どこか腑に落ちないところがあり、その原因を探しても、スルリと逃げてしまう作家なのだ。
不条理劇のようでもあり、リアリズム演劇のようでもある。芸術至上かと思えば政治的、時には超日常的。今までの演劇のジャンルの枠では推し量れない二十世紀の過渡期の二重性を身にまとった劇作家なのだ。今回の文学座アトリエ公演はそのピンターの短編を6作上演する。いずれも翻訳は出版されているが、読んでもどうせよくわからない、手っ取り早く見てしまえと今冬最も寒いと言う日にアトリエへ出かけた。初見である。昼公演で老若男女取り混ぜ9分の入り。
舞台は柱だけで建てられていて、上下に椅子四客が向かい合っておけるほどの部屋風のスペース、中央に吹き抜けの空間がある。男女8名の俳優は袖から部屋に登場し、そこから椅子をもって中央に出て位置を占める。モノローグと言ってもいいような台詞で舞台は進む。短編六作は,このような一つのタイトルのもとでの上演を想定して書かれたものではなさそうで、二作、三作、一作が10分の休憩を入れて演じられる、計2時間45分。
タクシーの指令室とそれを受ける運転手の二人芝居の「ヴィクトリア駅」や、同じく二人の「丁度それだけ」は、時間もその場だけで解りやすいが、全員が登場する冒頭の「家族の声」や最後の「灰から灰へ」は、物語の背景も、筋立て見えにくく、もどかしい。
ではつまらないかというと、これが結構、筋や演技はよく呑み込めないのに、面白いのだ。
短編ならではの短い瞬間を切り取った作品もあるが、長い物語が背景にある作品でも、演じられる舞台の上は緊迫感があったり、笑えたりする。テーマは、家族関係だったり言語差別だったりするが、一面的でなくそれぞれの戯曲の多面性がよく表現出来ている。文学座でも初めて見る演出家だが、さまざまな物語形式の本を、演出と俳優があーでもない、こーでもない、とやりあった挙句一つの様式的な舞台にまとめたという感じで、やっている人たちはさぞ面白かったと思う。それが一つの物語のテーマに収斂していかないところや、解釈を俳優の自由に任せているらしいところも、人間がすれ違う多様性のある現代のリアリズムにつながっているのかとも思う。
俳優は、文学座らしく手堅いが中でも新人の上小路啓志が新鮮でよかった。音楽の選曲もうまい。
さすがノーベル賞作家の戯曲ではあるが、やはり、もう少し、見方のガイドは欲しかった。この公演は、戯曲に対する一つの回答で、戯曲も読んでみようかという気にはなる舞台ではあった。


隠密お麟に出来ぬ事なし。

隠密お麟に出来ぬ事なし。

OG-3works

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2021/12/13 (月) 12:00

 笑える要素や、恋愛要素、ミステリー要素に、割と本格的な殺陣あり、感動あり、アドリブもふんだんに交わされ、さらに絶妙なタイミングで効果音や音楽が使われていて、1つの作品に対して詰め込めるだけいろんな要素を詰め込んだ、痛快エンターテイメント時代劇で、大いに楽しめた。
 
 パロディ笑いに、厳格に見える商人の父親のギャップ笑い、小吉とその奥さんお貞とのドタバタコメディな笑い、市太郎とお佳しと小吉による話があまり噛み合わないまま進む掛け合いによる笑い、さらに、麒一郎こと中性的ななかなかの美男に見えるボーイッシュな隠密の女性で、正義感が強く、実直で、何事も卒なく、着実にこなす、エリートタイプだが、部下の隠密お麟の特別な香を使った幻術の効き目の強さによって見せた普段見せない姿など、面白い場面が目白押しで、大いに爆笑し、それによってストレス解消にも繋がったので二重の意味で良かった。また、キャラクターがすごい立っていて、キャラと演じている俳優とのシンクロ度合いがあまりにも自然で、演技というよりも、身からでた感じの迫真の演技に、いつのまにか心奪われていた。

 不法に駿府の町で南蛮渡来の賭場キャジノの実の経営者を巡って、千太郎であるとも、その親父であるとも言われ、嫌疑によって勘定奉行にしょっ引かれるが、実は、本当の黒幕は最も意外な人物でと、犯人探しが、謎が謎を呼ぶという感じで、次はどう物語が展開するのだろうという、時に胸踊らせ、時に緊迫しながら、観ている私自身も犯人が誰なのかを推理したりしながら、劇世界にのめり込んだ。

 中性的な美男だが、ボーイッシュな女性が、時々発するさり気ないが格好良い台詞が印象的だった。

ぶっかぶか

ぶっかぶか

ここ風

シアター711(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

本団体2回目の観劇。前回拝見したトタン屋根から気になる団体さんとなり今回拝見しましたが。とても良かったです。笑いの中に心が暖かくなるシーンもたくさんで、本当に楽しめました。是非とも次回作品も楽しみにしていますね

時代絵巻AsH 特別公演 其ノ四『草乱~そうらん~』

時代絵巻AsH 特別公演 其ノ四『草乱~そうらん~』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感想遅くなりましたが、今回も期待を裏切らない素晴らしい作品でした。長時間のお芝居なのにそれを感じさせない素晴らしい内容で相変わらずの面白さでした。セットも場面展開もいつも通り安定の内容でとてもなしたのしめました。次回作も期待しています

ぶっかぶか

ぶっかぶか

ここ風

シアター711(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

3人の兄妹を中心に広がるストーリー、
それぞれにいろんな想いが感じられて良かったです!
兄の人懐っこさと、行きずりの人の無配慮なところの対比が、
よけいに「想い」を強く感じさせたのかな⁉︎とも、思いました。

ネタバレBOX

ひとつだけ、YouTubeに上げた人が登場しましたが、(たぶん、演出家か主宰?)
ちょっとだけ違和感を感じてしまいましたが、
笑いあり、心に残るものあり、でよかったです!
溺れるように走る街

溺れるように走る街

吉祥寺GORILLA

劇場HOPE(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「深夜ラジオ」というキーワードを通して描かれる絆とか愛とか。
伝えたいことは理解できるが表現がどこまで追いついていたかについては疑問が残る。例えば脳梗塞の後遺症を負ったミュージカル女優の姉がラジオを通して妹に語り掛けるシーン。物語のクライマックスであり、迫真の演技が求められるところだが不自由な言葉遣いは作りものの域を出ていない。(演じた日下さんは努力されたと思うが)これはどんな名優にとっても難役だろう。ミュージカルという身体表現の対極にあるものとして脳梗塞による身体不自由を選んだのかもしれないがそうだとしたらいささか安易だろう。女子大生の妹が姉の病気の発症を自分のせいにして見舞いに行けずにいる、という設定にも違和感がある。逆に毎日見舞いに行くのじゃないかな、という気もする。お笑いコンビの復活の過程もあっけなく淡白な印象。

Dreamtime

Dreamtime

melomys

アトリエ春風舎(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2021/12/12 (日) 14:00

初見のユニット。不思議な感触の、ある意味で緻密な作品。75分。
 地球温暖化で沈みゆく島を旅する女性が、見たもののことや回想を含めて語る物語、…、と言った感触なのだけれど、4人の役者が登場するものの、基本的にモノローグで構成され、時間軸も空間軸もブッ飛ぶので分かりやすくはない。また、舞台下手手前のプロジェクタから上手奥のスクリーンに投影される画像や、音響担当者が出す効果音(と言うか、ノイズ)も、それぞれ一定の役割を持っているわけで、タイミングや強弱の緻密さが目立った。
 終演後のアフタートークでは、ブッシュマン研究の文化人類学者が登壇したが、トーク内容は文化人類学の話が中心で、それはそれで面白かった。

東京

東京

小松台東

RAFT(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

#小松台東east
#小園茉奈 さん
#松原由希子 さん
#兼行凜 さん
#塚原大助 さん
▶️Nチーム▶️
今作も宮﨑が舞台。でも、台詞は標準語。なぜなら、地元の登場人物がいないから。主宰の松本哲也さんの作品は外部への脚本提供公演を含めてたくさん観てきたけれど、標準語のみの作品は初めて拝見した。それでもしっかり宮﨑の風景が見えて、空気を感じられた。三人の女性の台詞と感情の受け渡しが滑らかで楽しい。だから空気の揺れが心地よく、観客も彼女たちの感情の波に乗る。
やはりこのチームのエンジンは小園茉奈さん。小松台東に何作品も出演していることもあり安定の面白さ。そう、面白い。客席もまんまと笑わせられる。ともかく視線が雄弁。驚きも困惑も納得も感心も…み~んなあの大きな瞳で見せてくれる。
ジャンルじゃん…が、ジャン・バルジャンに脳内変換されてひとり笑いを堪えた。

チームN……ナチュラルのN。
自然にその空間に取り込まれた。

蜘蛛女のキス

蜘蛛女のキス

ホリプロ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2021/11/26 (金) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

長く観劇も休んでいたが、久しぶりに観たのが夏の劇団チョコレートケーキ「一九一一年」であった。その日澤氏がミュージカルを演出するとのことで、チケット代の高さにも関わらず観劇した。
結論から言って、大正解であった。およそミュージカルには不向きと思われる題材を、なるほどこのようにして華やかな部分もみせるのかと感心した。日ごろ小劇場ばかり観ている身としては、歌やダンスのクオリティの高さにただただ驚くばかり。楽曲も素晴らしく、歌の上手いキャストたちによるナンバーは心に沁みとおった。特に「彼女は女」「愛しい人」は涙をこらえるのが難しかった。
この作品は30年も前のものらしいが、今もなお似たようなことが世界のあちこちでおこっている。いや、少しずつ増えているような恐怖を感じる。この作品が過去のお話として上演されることを望んで止まない。

ネタバレBOX

モリーナの母があまりに若い(衣裳や髪なども)ことに違和感を覚えた。最初はこのお母さんもすでに亡くなっていて、モリーナの思い出の中の存在なのかと思ってしまった。モリーナが37歳なら、その母として、もう少し老けさせるべきではなかったか。
JACO Fes 2021 冬 ーミツドモエー

JACO Fes 2021 冬 ーミツドモエー

JACO

原宿ベルエポックホール(東京都)

2021/12/11 (土) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

11日は久しぶりのボイジャーライブにもちろん東京やんちゃボーイズとのコラボ、モザイク東京の「低姿勢アイドル」は、やり手社長役に近藤郁さんを迎えて大迫力、「刑事JACOK」のゲストは矢尾一樹さん、さらにWA CREATE A・東京剣舞会エッジ-志伝流ーと盛り沢山。楽しかったです!!
渋谷シダックス・カルチャーホールはまた違う構成になるので行かなくちゃ。

隠密お麟に出来ぬ事なし。

隠密お麟に出来ぬ事なし。

OG-3works

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めっちゃ久しぶりに夢麻呂さんを観た・・・威厳のある渋いいでたちからのギャグ・・・そのギャップに大笑い♪

ネタバレBOX

チラシから見てもっと色っぽいシーンがあるのかと・・・特に壷振りのシーンは袖が邪魔になるからもろ肌脱いで壷を振るのだが・・・♪
シブツ

シブツ

三輪舎

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

オムニバスメドレーなのかな。途中中断して別の話になってまた再開と形式がおもしろく、ジャズ的。エピソードもあるある感があってイイ。ただラストはちっと冗長かなー。タメなのかもしれないけど、間延びして違和感がありました。

『きみがゆえにわたし』 『咲く、白。』

『きみがゆえにわたし』 『咲く、白。』

踊る『熊谷拓明』カンパニー

あうるすぽっと(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『咲く、白。』観ました。ダンスと演劇のハイブリッド。ちょっと違和感を感じましたが、ネタバレした後の展開は楽しめました。

ぶっかぶか

ぶっかぶか

ここ風

シアター711(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これはイイー。一見普通のホームドラマっぽいですが、なんやらかんやら詰め込んで喜怒哀楽の高低差ありーの高密度な芝居。ややっこしい伏線も全て回収のスッキリさ。年末までちょっとあるけど、個人的には本年ベストワンでした。

夏への扉 2021

夏への扉 2021

enji

現代座会館(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

グッときますね。レトロな雰囲気が心地良い芝居でした。タイムスリップ物というより夢オチ物に近いのかな。

時代絵巻AsH 特別公演 其ノ四『草乱~そうらん~』

時代絵巻AsH 特別公演 其ノ四『草乱~そうらん~』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いつもながらの視点を少し裏に向けた物語り・・・そこがまた良いんだよな~♪

向こうの景色

向こうの景色

空晴

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/15 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

期待どおりの空晴さん。笑って、考えて、最初から最後まで楽しみました。おじさんたちのバタバタの中で、女子2人が強い。次回の劇団公演は1年後くらいとのこと。また1年元気で過ごしてお会いしたいと思いました。

「ソリテュード<孤独>」シリーズ」連続一人芝居

「ソリテュード<孤独>」シリーズ」連続一人芝居

演劇ユニットYOU企画

京都府立文化芸術会館(京都府)

2021/12/13 (月) ~ 2021/12/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

一人芝居は、とても難しいと感じている中で、とても良い内容だった。大阪の一人芝居も見た中で、良いできで、観客にはいいたいことが伝わっていたと思います‼️

東京

東京

小松台東

RAFT(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

#小松台東east
#永井ちひろ さん
#椎名慧都 さん
#小川あん さん
#菊池均也 さん
▶️Sチーム▶️
地図を見ながら世界へ旅をする……気持ちになると聞くことがある。もうそれは、気分ではなく旅しているのだと思う。ある意味で。演劇も、いや観劇も同じなのだと思う。誰かの人生を生きることができる。そして自分のこれまでの人生やこれからの人生と重ね合わせたりして、心のどこかを埋めたり補ったり。
今作もまた、宮崎へ旅をした。青島の海が、かつて大学の同級生の実家へ泊めてもらった時のことを思い出した。
見つめられるContrexと悩めるTropicana。作品の中にあるナイショも語られない秘密も蜜の味。小松台東には甘い蜜がたくさん詰まっている。でも、軽くない空気に満ちている。彼女の苛立ちの原因について考えてみる。
俳優座『戒厳令』で初めて観て気になった椎名慧都さん。全く別の表情に引き寄せられた。ラストの星で表情に花開いて、なんとも美しかった。目当てだった小川あんさん。悩みを抱えた感じも好きだけれど、笑顔の彼女は無敵だ。

チームS……スペシャルのS。
特別な時間だった。

浮雲兄弟

浮雲兄弟

TOKYOハンバーグ

サンモールスタジオ(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

失業したばかりの弟、出所したばかりの兄、ボケ始めた父。
男3人家族
40代の今になって、父親の年金にぶら下がるしかないのか?兄弟それぞれの思惑は・・・
開始早々から3人の微妙なニュアンスが伝わってくる巧みな構成。

事態宣言時から現在までの2年たらず、今時の世相を織り込みながら描かれる奮闘の日々。
必要以上に重くなく、軽くもなく、実際はいろんなテクニックが施されているのでしょうが、観ているこちらとしては、彼等のごくごく自然な生活描写をテンポよく観察している感じで、めちゃ好きな演技、好きな演出。

前科者、家族としてはとんだ厄介者だけれど、真っ直ぐな性格がどうにも憎めない兄。
持ち前の小器用さで本来そこそこな生活を掴めていたであろう弟の姿が切なすぎます。
そして散々ほやきながらも迎えが来ると大人しくデイケアサービスに向かう父。
呆けて焦点は合っていなくても見逃している筈の無い息子たちを視る目が、こちら(観客)の目と絶妙に絡み合って切なさは更に深まっていくのでした。
楽しくも厳しい人生賛歌。

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