
バタバタ七夕EVEにナイスガイがやってくる!笹の葉さらさら限界サマー!
アイビス・プラネット
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2026/07/06 (月) ~ 2026/07/06 (月)公演終了

舞台「BrightStar ~asterisk~」
テアトル〇企画
座・高円寺2(東京都)
2026/07/04 (土) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
今年観た芝居のなかで、客席がグスグス泣いて鼻をすすってた度合、間違いなく一番でした。
出演者、声優業をやってる方々ですが、朗読劇じゃなくストレートになります。
かなりのメジャー声優の方々も名前を連ねてますよね。
ですが、そのあたりに偏見をいだく必要は無い良質な舞台。
作・演出の藤丸亮さんにハズレは無いです。
プロジェクターの使い方に触れておきたいです。
きちんと美術を組まれてるですが、その美術にあてられるプロジェクターが相当に計算されていて、星のきらめき、宇宙船の船内、異星の風景、それぞれなかなか見事でした。
自分はプロジェクターの多用は好みじゃないんだけど、これは良いと思った。
舞台設定は懐かしい感じのライトなSFって感じで。
壊滅的な状況になった地球の、移民先を探して旅立つ宇宙船。
新入り主人公3人組。コメディテイストですすみながら、状況説明とキャラの把握。
一点を過ぎると状況は最悪化し、どうにもならないところまで事態は逼迫します。
通常運転の藤丸作品なら、ここから安易な救済は無く、更にどん底まで叩き落されますが。
今作は、ここから嘘というか、全部がなんとかなってしまうんですよね。
クライマックスは、家族愛と自己犠牲っていう二大泣かせ要素がぞんぶんで。
藤丸さんがエンタメ特化というか、ラストを優しくすると、こんなウェルメイドにしちゃえるんだと。
笑って、とことんハラハラさせて、極限まで泣かせて、希望持てる着地。
後味よく面白かったんだけど、藤丸さんの作品なら、もっと最悪の後味を欲する自分がいたりもする。

一万円おじさん
株式劇団マエカブ
絵本の劇場カメレオン(香川県)
2026/03/07 (土) ~ 2026/03/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
楽しかった!絵本の劇場カメレオンの杮落しとしての上演。客席と舞台の距離感がとても良い感じで没入できた。内容は渋沢栄一を名乗るホームレスがOLにいろいろ教えていくコメディタッチのもの。笑えてためになる良い公演でした♡

たとえばあの日のこと
演劇プロデュース『螺旋階段』
スタジオ「HIKARI」(神奈川県)
2026/07/02 (木) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
これはグッとくる家族の話。けれどこんな展開になってくるとは、意外でしたね。絶望しないために記憶は書き換えられていく。なかなかに考えさせられました。

マクガフィンを待ちながら
ゴセキカク
水性(東京都)
2026/06/30 (火) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
日常的でいかにもありそうな近未来SF、大いに感銘を受けました。幽霊でもいいから会いたい人はいるけど、それがクローンだったらどうだろう。色々と考えさせられますね。

マクガフィンを待ちながら
ゴセキカク
水性(東京都)
2026/06/30 (火) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/04 (土) 14:00
ゴセキカクは2022年8月に初めて新型コロナウイルスに罹患して第1回目の上演を観逃したので『マクガフィンを待ちながら』が初めて。後関氏は Twitterを通じて深川高校ルートでいつの間にか面識が出来て、高校演劇関係で一番最初にフォローさせてもらった最初の10人の内の一人。彼の出演作は観れる時には観て来ているけど、本人自身の作/演出を拝見するのは初めて。
SF人情物とでも言う仕掛け。大塚さんを演じる奥泉さんとカホを演じる冨岡英香さん、歳はとっているけど身体は若いという設定の中で、意識は歳を取ったままなので周りとはその意識のまま触れ合うという、その難しいだろう(演技をしたことがないのであくまで推察)演技を見事に具現化していた。
5人のキャストのバランスが良く、良い座組だと思った。
71歳なので、この物語は他人ごとと思えなくて、そうか次のおいらが、家族として残るのか?皆、それは嫌じゃないかな 笑。他の観客の皆さんとは違う見方、見え方になってしまった。
それもあってか、ん?金の話が出て来ないな、ん、その設定、倫理面はどうクリアしている前提?でも若いのは何故? ん?彼女もクローン?まだ未成年?承認はどう/誰がするの?それだと人口は増える一方じゃないか?等、疑問が浮かんで来るのは SF物ゆえの困った現象だろう 笑。

ここはすべての夜明けまえ
きよらか
新宿眼科画廊(東京都)
2026/07/03 (金) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
俳優・谷川清夏のソロ演劇プロジェクト「きよらか」の旗揚げ公演。団体名もダブル、トリプルミーニングになっていそうで良さげ。演目は、谷川さんが敬愛するSF小説を原作に、一人芝居として再構成したもの。
団体の旗揚げなども含め、全体的に「若手演劇人が意気揚々と挑む新たな船出」のような雰囲気が漂っており、その前向きな挑戦は素直に応援したくなります。約80分強の上演時間で、俳優がずっと語り続けるような構成のため、その台詞量も甚大。公演を無事やり終えたことも、成果のひとつと捉えて良いと感じました。

ギルガメッシュ
カプセル兵団
三鷹Ri劇場(旧 三鷹RIスタジオ)(東京都)
2026/07/02 (木) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
鑑賞日2026/07/02 (木)
ギルガメシュ叙事詩というものは名前は知っていても他の神話などと比べて物語の題材となることも少ないので詳しく知らなかったものなので内容にしっかりフォーカスしていて知識として知ることができてよかった。
一発芸のパートはいらないなと思った。

ディアマイドクター
演劇ユニット「暇つぶしチェルトン」
萬劇場(東京都)
2026/07/01 (水) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/07/01 (水)
日本初の女性医師たちの時代に翻弄されながらも強い意志を持って活躍していき周囲に認められる物語。
ミュージカルとしても歌唱力の高い方が多く聴き応えがあった。

ある港
some ports
SCOOL(東京都)
2026/06/26 (金) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

この上のない下水筒
コトリ会議
アトリエ春風舎(東京都)
2026/06/12 (金) ~ 2026/06/17 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
公演途中、演出なのか?というタイミングで客席が揺れましたが無事再開。懐かしさなのか今も続いている感情なのか。ずっと雨が降っていて外に出たら気持ちいい夜だった。呼吸が深い帰り道。

サイキック・サイファー
劇団不労社
調布市せんがわ劇場(東京都)
2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ラップだよって聞いて2PACで臨みました。ちょうど遅ればせながらのイン・ザ・メガチャーチを読み終わった後での観劇で色々と点と点が重なって繋がってめっちゃ面白かったです!!あーいちいち面白かったなーサンキューでした!

A Perfect Family
果報プロデュース
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
目の前で広がる家族の話。凄く面白かったのですが、ヒロタカと呼ばれるたびにドキッとしてました。劇場出た後の風が気持ちよかったなぁ。

ウルトラソウルメイト
ロロ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2026/05/15 (金) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
好きな石を持って帰ってニスを塗って飾っていた小学生でした。そういえば沢山の変わった石たちが私にもいたな。みんな元気かなと思う帰路。明日まだチケット少しだけあるみたいです!ちなみにTシャツはめっちゃデザインが良いので買いです。あー着ちゃったから写真ないな。

ツイスト・アンド・対話
南京豆NAMENAME
シアター風姿花伝(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
風姿花伝にて観劇。私の風姿花伝史上最も面白かった舞台でした。ゲネプロレポートの写真が ここか!と思う素晴らしいアイキャッチでした。焼き芋にはホットミルクがベストマッチ派 また別の会も観てみたいです。

一万円おじさん
株式劇団マエカブ
絵本の劇場カメレオン(香川県)
2026/03/07 (土) ~ 2026/03/08 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/03/07 (土) 19:00
商店街の中の小さな劇場での演劇公演。客席は満員。
ホームレスになった架空の渋沢栄一が登場する奇想天外なコメディ。1時間の芝居を楽しめた。それぞれの出演者の個性が際立ち、小劇場ならではの距離の近さが演劇を身近に感じさせてくれた。こういうアットホームな演劇公演が、全国の地方都市に広がることで、新しい身近な表現手段としての演劇のすそ野が広がってくれることに期待したい。

ギルガメッシュ
カプセル兵団
三鷹Ri劇場(旧 三鷹RIスタジオ)(東京都)
2026/07/02 (木) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
説明通りで
紀元前数千年の物語を楽しめました♪
個性的で自己中的で勝手気ままな
神々の物語はいろいろと派生して
各宗教に影響与えてるんだなぁと
感心しきりな2時間超えの作品

プライマ・フェイシィ
シス・カンパニー
ザ・スズナリ(東京都)
2026/07/01 (水) ~ 2026/07/26 (日)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★
Prima facieはラテン語で法律用語、「一見して明らかな」こと。
オーストラリアの劇作家、スージー・ミラーによる2019年の作品。彼女は弁護士として働きながら戯曲を発表して来た。今作を小説化したものが現在映画製作中。
灰色の壁に囲まれたステージ背面、カーテンやドアの隙間のように縦に一条の光が差す。この演出が効果的。照明のおざわあつし氏にRESPECT。
何の話か全く知らずに観ていて、役者は魅力的だが話は単調だなと思っていたら、「あの日」から一気に持って行かれた。観る方もキツイ描写、これを演る方も相当辛いだろう。トラウマとの対峙、凝視、恐怖と屈辱と惨めさで心が張り裂ける。
三浦透子さんのことは全く知らず驚いた。このレヴェルの一人芝居を難なくこなせるとは。田畑智子さんっぽい演技派。前半のノリノリの遣り手弁護士振りは海外ドラマ調。
今作を観れたことは運が良い。
是非観に行って頂きたい。

マクガフィンを待ちながら
ゴセキカク
水性(東京都)
2026/06/30 (火) ~ 2026/07/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
観る前は、近未来SFコメディ+少し家族愛ドラマかと勝手に想像していたのですが、観ている間も観た後もいろいろ考えさせられる舞台でした。
脚本も演技も素晴らしく会話が自然で、またクローン技術が人に実用化されている以外は現代と変わらない喫茶店兼住居で話が進み、感情移入したままあっと言う間の90分でした。

モーツァルト:歌劇 『魔笛』
朝日新聞社/コンサート・ドアーズ
東京国際フォーラム ホールA(東京都)
2026/06/30 (火) ~ 2026/06/30 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
なぜか武蔵野がないのでこちらにコメント書きます。
ちなみに武蔵野は席数がこちらの1/3以下で、ハンガリーの本拠地の会場にかなり席数同じくらい。
しかしなぜかこちらのほうが安い…発売日に購入したので最前列でした。魔笛大好きッス!
という感じで感想。
この作品は神話と喜劇と哲学が同居する構造を持ちながら、その中心には夜の女王と娘パミーナの対照的な存在がある。圧倒的な声の暴力と静かな意志、その落差が作品全体の輪郭を決定していた。
ドイツ語オペラというと、ワーグナーのような神話性や思想性が前景化されがちだが、《魔笛》はむしろその小型モデルでありながら、より複雑な軽さを持っているように思える。
パミーナの静かな重心、夜の女王の超絶的アリア、そしてパパゲーノの日常性がそれぞれ異なる重力を持ち、それらが拮抗することで作品全体に独特の“無重力的な軽やかさ”が生まれている。その構造自体が驚くほど現代的に感じられた。
今回のハンガリー国立劇場の演出はそのあたりを非常に上手く描写していた。
ちなみに
🎭 《魔笛》ハンガリー国立歌劇場:配役まとめ【武蔵野】
🌙 夜の女王
テチアナ・ジュラベル
・超絶技巧アリア担当
☀️ ザラストロ
イシュトヴァーン・コヴァーチェ
・理性・秩序側の中心人物
・重厚なバス役
🐦 パパゲーノ
Zsolt Haja
・コメディ&日常担当
・体力・声ともに安定して元気との評価
👑 タミーノ
イシュトヴァーン・ホルヴァート
・主役テノール
・物語の軸だが、印象はやや控えめになりがち
🌙 パミーナ
ラウラ・トポランスキィ
・夜の女王の娘
・静かな重心・感情の核
🎬 演出
ミクローシュ・シネタール
・大規模ツアー型プロダクション
・伝統寄りの舞台構成との印象
補足として、この魔笛というドイツ語オペラの奇妙な美しさ…
・構造はある(試練の物語)
・でも要素はバラバラ
・…なのに最後に“なぜか成立している”
🌙 一言でまとめると
《魔笛》は「設計図を持ったまま即興で建てられた建築物」
🪶 もう少し詩的に言うと
骨格は神殿なのに、部屋ごとに別の夢が住んでいる
観客みなが感じている「構造的なのに自由」という違和感は、まさにこの作品の正体そのもの
むしろその“ズレ”があるからこそ、200年以上残っているとも言えます🎭
あと実は《魔笛》は“分析が難しいタイプの作品”…
この作品は普通の分析に向きません。
理由:
・神話構造(イシス・オシリス的)
・フリーメイソン的象徴
・民衆喜劇(パパゲーノ)
・イタリア風アリア(夜の女王)
・ドイツ語会話劇
👉 学問ジャンルをまたぎすぎている
でも実は「一番危険な作品」
《魔笛》は本当は:
・童話に見える
・でも哲学劇
・でも宗教象徴劇
・でも喜劇
なので、
“簡単そうに見えて一番説明しづらい”
もし魔笛を日本人にもわかるように端的に説明するならば…
🎬 ①「ジャンル混線オペラ」である
・神話なのにコメディ
・哲学なのにギャグ
・主役より鳥刺しが目立つ
👉 “カオス構造”を前面に出す
🎭 ② キャラを「役割」として説明
タミーノ=試練を受ける人
夜の女王=感情の暴走
ザラストロ=理性
パパゲーノ=生活欲
👉 ストーリーじゃなく「機能」で見せる
🧨 ③ バラエティ化する
・神話とギャグの同居
・重いのに軽い
・なのに音楽はガチ
👉 これ、現代的にはかなり“ミーム向き”
🌍 ④ 実は海外ではすでに起きていること
欧米だと《魔笛》はもう:
・子ども向け演出
・ポップアート演出
・SF化
・コメディ強化版
👉 「再解釈の素材」として消費されている
🎭 ⑤ 日本でまだ弱いポイント
日本ではまだ:
“名作オペラ”
“格式ある古典”
として扱われがちで、
👉 構造の面白さが前に出ていない
🌙 ⑥ でも実際の強みはそこじゃない
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの《魔笛》は
「意味のジャンル崩壊がそのまま成立している作品」
🧠 ⑦ 一番うまく伝えるなら…(結論)
「神話とギャグと哲学とバディコメディが同時進行する、世界で一番構造が壊れているのに成立しているオペラ」🎭
🌙 ⑧ 一言でまとめると…
魔笛は“高尚な作品”ではなく、
“ジャンルが同居している奇跡そのもの”
モーツァルトの時代の竹下パラダイスかハイスクール奇面組みたいなもの。違うか。