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RAKU 歌舞伎☆十二夜

RAKU 歌舞伎☆十二夜

流山児★事務所

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2026/05/23 (土) ~ 2026/06/04 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いやー、凄い熱量だったな
最初の合唱の発生からパワー全開
平均年齢70歳、最高齢82歳4か月
最近の若いもんはとは言いたくないけど、背を丸めてゲームやってる連中に少しは見習ってほしいね
ま、滑舌が・・・というキャストもいたけど、歌って踊って
綾小路飛麻呂役の客演の釘宮由稀のコメディアンぶり最高だった
あと演技で目立ったのは小笠原左大臣の真木瑠理子と左大弁景虎の桐原三枝だったな
ピン・ポン・パンの3人は楽器生演奏

音楽演劇「光かもしれない」

音楽演劇「光かもしれない」

エリア51

スタジオ空洞(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/24 (日) 16:00

開場から退場までゆるやかで暖かい空間で観劇出来ました。飲食OK、撮影OK、途中退出OK。
この空気感に最初はビックリするかもしれませんが本当に心地良くて好きです。
大掛かりな舞台装置などがない環境でのSF的な作品…どうなるのかなと思ってましたが全く問題なしでした。
役者さんの演技に小道具、演出、そしてバンド演奏でスタジオ空洞は宇宙船となり宇宙を駆け巡りきみとぼくの物語を紡いでくれました。
バンドや演出の方、舞台上にいる全員が演技を繰り広げて一つの舞台を作り上げるのが本当に見事だと思いました。
要所に入るバンド演奏による楽曲がこれから始まる物語への没入感を高めたり、気分を盛り上げてくれてたり、登場人物の心情に寄り添ってくれたりでこちらも凄く良かったです。
更にバンド演奏に合わせてのダンスも素敵でした。
1度で終わるのが勿体ない。何度も何度も見たくなる、見て良かった作品でした。

ネタバレBOX

2001年の宇宙の旅やY-3POなど随所にSF作品を元ネタにしたであろう小ネタが盛り込まれているので詳しい方はニヤリとするかも?
更には第4の壁など物語終盤の出来事を思わせるワードが序盤から散りばめられていて複数回観た時にはそこに気づくようになっているのかなとも思いました。

ぼくは「他人の人生を生きてるみたい」だと言う。
そうだとしても。
ロボットや「きみ」と同型のアンドロイドの友情の力を借りて「きみ」ともう一度会うために行動をする。

ストレートな言葉を使って真っ直ぐに「友情と宇宙と冒険譚」を盛り込んだ素晴らしい舞台だったと思います。
ブン/ダン

ブン/ダン

劇団チャリT企画

新宿シアタートップス(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/23 (土) 19:00

 劇団チャリT企画の公演を観るの自体は確か、今回の劇含めて3回目だったと思うが、相変わらず日常の会話の中に色濃く、それでいて不自然でない感じで、政治や社会問題が取り上げられ、それでいて真剣に緊張感を孕み続ける展開ではなく、大いに観客を笑わせ、飽きさせず、固唾を飲んで見守ると言うよりかは、肩の力を抜いて気楽に観ながら、劇の最後で深く考えさせられ、すーと寒くなるような作風で有名だ。

 ルールもへったくれもあったもんじゃない”力”によって支配されたしっちゃかめっちゃかな世界
「センソーハンタイ!」を叫べば「センハラですよ!」と訴えられ、スパイ防止法が施行され、国旗損壊罪が成立し、憲法改正が次々に実現して、国内の国民の分断も行くところまで行ってしまっているありそうであり得ない近未来SF劇だったが、劇の具体的な舞台となるのはシェアハウス、それもドラマやLGBTQ+の恋愛リアリティーショーに出てくるようなお洒落なカフェのような感じではなく、1960年代や1970年代で言うところの貧乏学生や売れない画家や漫画家、映画監督、演劇人がいた下宿をもう少し清潔感がある感じにしたといったセットち登場人物で、何だか親しみが湧き、近未来が舞台の筈なのに、チャリT企画らしさが全面に出ていて、劇中の会話に出てくる家の外を自警ロボットが彷徨いているのが日常化していたり、国旗が破かれたようにも見えるデザインのTシャツやポスターも国旗損壊罪に当たるかも?と言うような拡大解釈の危険性も会話の中に落とし込んでいて、その日常に潜む不穏さとのバランスの取れた描き方に感心した。
 シェアハウス『テラダハウス』内の掲示板は、基本何を貼っても良いことになっていたが、新入居者で普段会社でコンプラ研修等にも関わっているという二階堂さんが、テラダハウスのオーナー寺田さんに、掲示板に貼られていた反戦デモのお知らせのチラシや戦争反対について書かれたビラ等が掲示板の一定数をしめていることを取り上げて、今の時代反戦デモや戦争反対について書かれたビラを見て、不快に思ったり、傷付けられたり、精神病んだりする人がいるというような懸念を伝え、それを受けた寺田さんはシェアハウスのみんなで話し合った上どうするか決めようと言うような話しが劇中出てくる。
 そして、まずはシェアハウス内の皆と話し合ってから決めようと言うつもりだった寺田さんがいなくて、二階堂さんしかいない間に、反戦デモのお知らせのチラシや戦争反対について書かれたビラが無くなっていたり、その後、日の丸が破かれたようにも見えるデザインのポスターが無くなっていたり、テラダハウス居住者の中村さんの弟がデモ中に自警ロボットに標的にされ、ボコボコにされ、片足を負傷した関係で1次テラダハウスに住まわせるが、それでなのかどうなのか、シェアハウス『テラダハウス』の外回りを複数の自警ロボットに包囲されるというような危機的状況が劇の後半で描かれ、シェアハウスの住人内でも猜疑心と意見の相違から分断が深まっていくという展開になっていき、ただ普通に暮らして、平和的なデモ行進に参加する人もいて、自由にものが言えて、表現できてと言ったような必要源の日常が静かに少しずつ、音もなく壊されていく怖さが、時々下らない笑いも含めて描かれていて、思わずゾッとしてしまった。
 しかも、シェアハウス『テラダハウス』内に、一見人当たりが良く、性格も良さそうに見え、それでいておかしいと思ったことにはハッキリ言うタイプに見える二階堂さんが新入居者として入居してきたことが切っ掛けで、反戦デモのお知らせのチラシや戦争反対について書かれたビラが無くなっているトラブルや電話傍受が明らかになったり、但し盗聴器は見付からず、盗聴器を設置した犯人は分からずといった感じのことが立て続けに起こり、もしや二階堂さんは政府のスパイなのではないかと匂わせる場面も観客には見せており、本当に劇の最後の方で確実にそうかもと感じさせる場面が展開し、震撼させられた。
 世の中、イカにもスパイと分かるような言動、行動は映画やドラマではあるまいし、しないよなぁとその手口の巧妙さに呆れ、感心してしまった。
 しかし、現実には政府のスパイが今時潜入捜査的な接触の仕方はこの情報社会においてリスクが高過ぎる。
 実際には、もっと目に付きづらいパソコンやスマホ内の履歴や個々人のSNS情報から、どういった思想信条、どういった嗜好なのか、名前や電話番号、メールアドレスまでも、やろうと思えば割り出し、言論統制といったことにも活用できてしまうことが技術上は可能。
 今のところそういった個人情報を政府が言論統制的な枠組みにおいて、露骨に活用しないのはまだ与党内にも最低限の倫理観がある議員が一定数いるからとも言えるが、この先、高市首相の異性の良い発言も相まって、今回の劇世界が完全に現実とはかけ離れたディストピア近未来劇とも言えないところが、非常に恐ろしく感じた。

 正に、今演る、意義のある劇だと感じた。
 劇の最後の方の場面で自衛軍をイスラエルに派遣が決定したニュースにシェアハウスの居住者が騒然となり、シェアハウス居住者の雄大さんと大平さん、中村さんが警察に捕まり、と言ったような気な臭く不穏さを残し、全然ハッピーエンドとは程遠く、一抹の希望すらない展開に愕然とし、私たちが政治や社会問題に対して、曖昧戦略や無関心な態度を取り続けたら、いつかこれに近い事が起こり、いつの間にか戦争に加担させられかねない状況になってしまう可能性が高いと感じ、気を引き締め、物事や政治、社会問題や戦争、紛争に対して諦念に駆られず、常に感心しを持ち続け、選挙にも生き続けることが大事だと、改めて、強く感じた。

母

劇団文化座

あうるすぽっと(東京都)

2026/05/19 (火) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2023年5月、チケットを持っていたがコロナで中止に。ようやく観れた。佐々木愛さん82歳、最後の主演作との謳い文句。想像以上に素晴らしい作品。佐々木愛さんは凄いな。ひれ伏す。日本人の心の奥にある温かくて優しくて全てを受け止め許してくれるお母さん像の体現。こんな母親が家にいてくれたら子供は真っ直ぐ正しく優しく胸一杯に育つ筈。小林多喜二というちょっと変人めいた作家の人物像が少し掴めた。

小林多喜二は藤原章寛氏、佐々木蔵之介や坂本昌行系。カッコイイ。
その弟役の小佐井修平氏は本当に十代に見えた。
小林多喜二が生涯を懸けて救おうとした田口タキ(今作ではタミ)役高橋未央さん。卑屈な彼女の小林家との関わり合い方が大きな主題となる。同じ貧しくも心豊かに暮らす小林家に私みたいな無学な者は不釣り合いだと自身を責めて逃げてしまう。彼女と佐々木愛さん演ずる母セキとの遣り取りが今作の要。

「カタツムリが背延びをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。」
小林多喜二の代表作、『蟹工船』とは日本の縮図。どうにか皆の力を合わせて劣悪な環境を変えていかなければならない。その方法論を大衆に説かなければならない。

今作は井上ひさしの『組曲虐殺』とセットで観ると尚良いと思う。10月に風姿花伝で劇団しゃれこうべが演るので要チェック。

これで最後とは言わず、佐々木愛さん主演でまだまだ作って欲しい。勿論観に行く。太宰治の『津軽』なんかどうだろう。声も動作も一流のプロフェッショナル。

ネタバレBOX

「ほれっ! 多喜二! もう一度立って見せねか! みんなのために、もう一度立って見せねか!」
この有名な台詞を静かに抑えて呟くように言うリアリティー。観客を泣かせる為ならもっと感情的に狂乱する選択もあるだろう。それを自分に言い聞かせるようにしっかりと呟く。流石。

キリスト教の思想を現実の社会に投影する手段としての共産主義。全ての人間が平等な社会の実現。現実の共産主義ではなく、人々の心の中で理想に燃えていた共産主義は美しい。

もう駄目だと追い詰められた時、最後に思い返すのは遠く懐かしき貴女の記憶。あそこに戻ればやり直せる。あそこに帰ればもう一度自分自身を取り戻せる。誰の心にもあるそんな原風景。
エンドゲーム

エンドゲーム

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2026/05/15 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

安堂さんの訳のほうが良かったと思いつつ、こんな情緒的な芝居だったんだと改めて気づく。でも、これがベケットかと問われれば、それは違う気がする。特にクロヴが違うんじゃないかなぁ

第101回 東をどり

第101回 東をどり

松竹

新橋演舞場(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/05/25 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

新橋芸者がその芸(踊り)を舞台でお披露目する一年に一回の機会です。今年で101回目。どれだけ多くの人から愛され、支えられてきたのか感じます。圧巻は、最後に全員が黒の着物をきて一斉に踊るシーンです。その美しさと迫力に歴史を感じます。

正義の血が騒ぐ

正義の血が騒ぐ

ライオン・パーマ

テアトルBONBON(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

こんなじわん…とくるハード・ボイルドはライオンパーマならでは。鮮やかな伏線回収とか大どんでん返しとか、そこまでの切れ味はないけど。伏線回収はセルフサービス的かも(*´∀`*)そんなライオンパーマさんが大好きです。

DVDもあるけど、やはりライブでハラハラしたり笑ったりしたい。

最後のブラッディマリー

最後のブラッディマリー

座キューピーマジック

「劇」小劇場(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

役者のレベル差が大きすぎて、同じ舞台上で別タイトルのキャラが混在しているような状態でした。芝居の精度が高い人と、台詞処理で手一杯な人が同居しているので、シーンごとの完成度が安定しない。作品全体の“統一ビルド”が組めていない印象です。

暗転もやたら長くて、場面転換のたびに観客側の処理がリセットされる。せっかく積み上げた流れが毎回初期化されるので、テンポが完全に途切れてしまう。転換曲が妙に長く、全てを良く聴かせようとして、結果として全部が平均値に落ち着いてしまっている印象でした。

吸血鬼というファンタジー設定を扱っているのに、展開が妙に現実寄りで、設定と行動原理の整合性が取れていない部分が多い。キャラが“世界観のルール”ではなく“作家の都合”で動いているように見える瞬間があり、どこに視点を合わせればいいのか迷う構造でした。ファンタジーとして振り切るか、現実ドラマとして寄せるか、どちらかに明確に舵を切った方が作品としての軸が見えやすくなると思います。

そして最後に、中沢志保さん。
ここだけ完全に別ゲーでした。

彼女が登場すると、舞台全体のレベルが強制的に底上げされる感じ。演技の精度、存在感、台詞の扱い方、全部が圧倒的で、正直この舞台は「中沢志保さんのために用意されたステージ」だったと言っても過言じゃない。

彼女が出ているシーンだけ、作品の完成度が一段階上がる。
最初から最後まで“別格のメインキャラ”でした。

正義の血が騒ぐ

正義の血が騒ぐ

ライオン・パーマ

テアトルBONBON(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

初観劇でしたが、作品として“笑い”と“ストーリー”のどちらを主軸にしたいのかが読み取れず、方向性が定まっていない印象でした。シーンごとの狙いがバラけていて、観客としてどこに視点を合わせればいいのか判断しづらかったです。

最後のブラッディマリー

最後のブラッディマリー

座キューピーマジック

「劇」小劇場(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

作品全体を通して、物語が一本の線で流れていくというより、印象的な場面が点のように散りばめられ、それぞれの空気や感情がふわりと立ち上がってくるような構成でした。ひとつひとつのシーンが独立して存在しているようにも感じられ、その積み重ねが作品の雰囲気をつくっている一方で、物語としての流れがふっと途切れ、気持ちが散ってしまう瞬間もありました。観客の想像力に委ねる余白が多い分、そこに魅力と難しさが同時にあるように思います。

また、空気感や静けさを大切にしている作品だからこそ、場面によっては声が大きく響きすぎてしまう俳優がいたのは少し気になりました。繊細な空気が流れる場面では、もう少し抑えた声の方が、その場の温度にそっと寄り添えたのではないかと感じました。

さらに、台詞の音感や音楽との呼応を意識した芝居も多く、独特のリズムを大切にしていることが伝わってきました。ただ、そのこだわりが時折技巧の方を強く印象づけてしまい、芝居そのものより“技術の存在”が前に出る瞬間もあったように思います。

それでも、空気をしっかり掴んでいる俳優が登場する場面では、舞台の温度がふわりと上がり、自然と視線を引き寄せられるような力がありました。

全体としては、どこか懐かしい小劇場の匂いが漂っていて、かつての舞台文化を思い出すような優しい味わいがありました。良くも悪くも“昔の小劇場”を思わせる雰囲気があり、そのレトロさが作品の魅力としてしっかり息づいていたように感じます。

おばけと穴

おばけと穴

青コン企画(仮)

Social Kitchen(京都府)

2026/05/24 (日) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

4作品のオムニバス
穴二作品 AI系二作品(オバケも絡んでます)
1日で出来上がったとは思えない出来
これからも頑張ってください😊

【衝撃】おまえが貧乏なその理由【洗脳】

【衝撃】おまえが貧乏なその理由【洗脳】

社会人天国

イカロスの森(兵庫県)

2026/05/22 (金) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

タイムリープもの
力はあるんだけど、力技でねじ伏せる的な演劇
関学神無月(廃部)系旗揚げ公演で期待したが…熱量で圧倒する作品で、自虐的なのかな…
次回に期待

complex

complex

る・ひまわり

博品館劇場(東京都)

2026/05/21 (木) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ゲストがオープニングを先導
これがどうやらぶっつけ本番のフリースタイル
良い感じに温まったところでゴージャスな雰囲気全開ミュージカルショーの開幕・・・という楽しい流れ

選挙活動って妙にミュージカルと合いますね(笑)
幾つもの人物ストーリーと個性が入り混じって多彩に楽しめるミュージカル
大御所の存在感もあって実に見ごたえありました

ネタバレBOX

見事当選、希望に満ち満ちた1幕目のラストナンバー
しかし、ほぼ勢いだけで区議会員になれたところで・・・
つまりは(悪い予感しかしない)希望に満ち満ちた1幕目のラストナンバー
ミュージカル王道のシビれる味付けで、強く印象に残りました
ブン/ダン

ブン/ダン

劇団チャリT企画

新宿シアタートップス(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/22 (金) 14:00

「パンクシー」の正体にびっくり。

正義の血が騒ぐ

正義の血が騒ぐ

ライオン・パーマ

テアトルBONBON(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

予想できいない展開、そして余韻のあるラストでした。

正義の血が騒ぐ

正義の血が騒ぐ

ライオン・パーマ

テアトルBONBON(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

シリアスでシニカルだけど、妙に笑いも多いハードボイルド刑事モノ。ライオン・パーマらしいですね。じわっと楽しめました。

ブン/ダン

ブン/ダン

劇団チャリT企画

新宿シアタートップス(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

今の問題にドンピシャな内容で舞台を見ながら自分はどっちだろうと考えさせられた。近い将来本当になりそうで笑いながらも少しゾッとしました。

ネタバレBOX

二階堂さんの正体は?ですが、勝手ながらこの方が代理人なのかなぁと。シェアハウスを分断させたのはこの人だしなぁ。
A Perfect Family

A Perfect Family

果報プロデュース

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

俳優の山本沙羅さんによるユニット「果報プロデュース」の第三弾公演。これまでの二回は既成台本(おそらく山本さんが思い入れのある作品)を上演していましたが、今回はユニット発信となる新作台本の上演でした。観劇後にSNS等で他の方の感想を読みましたが、とにかく観た方の話を聞きたくなる一作でした。

ネタバレBOX

個人的にすごく印象的だったのは舞台美術。客席に座り開演を待っている時間はそこまで気にならなかったのですが、いざ上演が始まると、どんどん舞台美術が気になっていきました。場面は、オフィス、東京の街頭、広島の実家、程度の設定ですが、それらの情景を全て包み込むような、スケールの大きな舞台美術に感じました。隕石の飛来を模したもの?、ビル、漁港、仏壇、などなど、具体と抽象がうまく混ざり合い、作品世界を支えていたと感じます。小劇場であまり観たことのないアプローチだったので、この舞台美術がとても印象に残っています。

物語は、祖母、母、娘、の三代に渡る、ある種のディスコミュニケーション、時代背景などによる価値観の相違やすれ違いを描いています。家族メインの群像劇によくみられる物語性とも言えますが、もうひとつの大きなテーマとして「アロマンティック・アセクシャル(他者に対して恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない人)」が取り上げられています。そして、不理解、偏見、差別発言などが含まれた、ショッキングなシーンが多くありました(勿論それらを助長する意図で作られたシーンではありません。物語の流れとして、そういうシーンがあり、その後登場人物たちは真摯に対話をすることになります)。この辺りが「他の人の感想を聞きたい」要因になります。

これは僕の個人的な感想になりますが……。僕は、詳しくないこと、あまり理解できていないことを演劇で知ることが好きで、それが演劇の魅力のひとつだと捉えています。今回で言うと、アロマンティック・アセクシャルに関する知識は乏しく、その概念を知っている程度の知識でした。ですので、今作で知りたい、学びたいと感じたのは、その観点になります。そこがあまり伝わってこなかったのが、やや残念に感じました(←僕の理解力の低さが要因でもあります)。おそらく、作り手たちの意図も、マイノリティへの偏見撲滅や差別根絶にあると感じる作風でしたので、尚更、この問題提起の難しさ、繊細さを強く感じました。

ずっしりとした重さを感じたことは事実です。ただ、作り手も観客も、更なる学びが必要なのだと痛感しました。強い自戒を込めて。
A Perfect Family

A Perfect Family

果報プロデュース

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/24 (日) 12:30

家族の在り方、人との接し方に想いを馳せる良い演劇でした。
個人的には、木村さんのキャラクターがハマりました。

ハムレット

ハムレット

松竹/梅田芸術劇場

日生劇場(東京都)

2026/05/09 (土) ~ 2026/05/30 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/23 (土) 17:00

若さ溢れるハムレット。完全な新しい戯曲を観たかのような面白さ。87分(23分休み)79分。
 何回も観ている演目だが、若いキャスト陣と演出・美術・衣装の新鮮さで、まるで新しい芝居を観ているような面白さだと思った。ハムレット役の染五郎は憎々しい部分を強調するかのような演技で、父・祖父とは違った感触があるのが面白い。クローディアス役の石黒賢は舞台をあんまりやらない人で私も初めて観たがしっかりと役割を演じ、ガートルード役の柚香光は宝塚らしい華やかさで圧倒される。そして、お目当てのオフィーリア役の當真あみは、凛々しさ・可憐さ・美しさ・儚さ、全てで初舞台と思えぬ見事さ。特に狂気のシーンがゾクゾクした。他の役者陣も若々しいキャスティングが精講急いているように思った。衣装は時代を感じさせない現代的なスーツ系を採用。美術・照明・生バンドによる音楽もマッチして、ルヴォーらしい派手なエンディングも含めて、大満足の舞台だった。

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