麻里鈴の観てきた!クチコミ一覧

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双頭の鷲

双頭の鷲

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/03/03 (土) ~ 2007/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

「双頭の鷲」感動しちゃいました♪
美輪明宏さんのお芝居は、実は初めて♪
よい、よいとは聞いていたものの、機会も興味もなくて・・・・・
でも、「双頭の鷲」は王妃エリザベートの数奇なる実話を元に、
コクトーが独創的に探求した傑作と聞き、
エリザベート大好きな私は、それだけにここを魅かれ
チケットをGETしました!!

美輪明宏さん、最初は台詞も聞き取りにくいわぁ~なんて
思っていた私ですが、舞台にぐんぐんひきつけられました。

一幕目、王妃の長セリフなんか、ちょっと退屈で、
眠くなってウトウトしたけど、二幕からは緊張感たっぷり、
三幕目は完全に話にのめりこんでました。
なんてスゴイって・・・・・。
まさに卓越してますね♪
美輪明宏さんでしか演じ得ないって感じです。
荘厳という言葉がぴったりの美輪明宏さん。

警視総監フォエーン伯爵には、チョット気になる
長谷川初範さんが出てました。

美輪ワールドに引き込まれた時間でした。
また、行きたいな♪

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★

何度見ても新鮮です!
ライオンキング、久々に観てきました。大阪、東京、福岡、名古屋、東京と、もう観劇回数も10回になりました。観るたびに新しい発見があり、感動があります。ソウルでも演っていますが、是非一度は足を運びたいと思います。

WE WILL ROCK YOU

WE WILL ROCK YOU

アミューズ

新宿コマ劇場(東京都)

2006/11/14 (火) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

今年も「WE WILL ROCK YOU」!!
新宿コマ劇場で、「WE WILL ROCK YOU」観てきました!!
11月14日に開幕していた「WE WILL ROCK YOU」。
11月、12月と2回くらいは行きたいと思いつつ
行く暇がなくて・・・・・・!!
やっと行ってまいりました。
なのに、なのに・・・・・不覚にも・・・・・・
私は、半分以上寝ていたようです。
あぁ~~、情けない!!
どうも、このところいくら寝ても寝たりない!!
眠~い毎日なんですね。

それでも、『キラー・クイーン』『愛という名の欲望』
『輝ける7つの海』『ファット・ボトムド・ガールズ』
『地獄へ道づれ』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』
『伝説のチャンピオン』『ボヘミアン・ラプソディ』etc
QUEENの名曲を堪能してきました。

生バンドの演奏もすごいし、キラ・クィーン役の方、
スカラムーシュの方、抜群の歌唱力ですね。
最後は、お決まり、客席と一体化していました。
私も、勿論『ROCK YOU』していましたよ!!

お正月を開けると、大阪公演ですよね。
芸術劇場まで、出かけてこようかな??なんて
もくろんでいる私です。
チケットあるよね?!

2階には、東芝の薄型テレビ「REGZA(レグザ)」や
DVDレコーダー「VARDIA(ヴァルディア)」などの
デジタル家電がズラリとならんでいました。
「QUEEN」の写真や彼らが使ったギターなども
展示されていました。

おいてあったパソコンのスクリーンセーバーが
海外の「WE WILL ROCK YOU」の公演を編集した
カッコイイ映像だったんです。
これ、欲しいなぁ~!!

かぶき座の怪人

かぶき座の怪人

花組芝居

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了

満足度★★★★

何にも知らないで行ったけど!!
花組芝居さんの「かぶき座の怪人」観てきました!
何にも知らないで、「オペラ座の怪人」が好きなので
タイトルが似てるので・・・・といったら、
コレが、結構面白かった♪

花組芝居20周年だそうです。
男優のみの劇団で、歌舞伎をもとにした作品など
今迄たくさん上演されてるそうです。

舞台は、凄かったです♪
劇団新感線か、花組かって感じかな?!

役名が、百人一首と結びついてるのも面白いですよね。
「欲望電車」は「欲望という電車」のパロディだったり、
歌舞伎を観ている人にはわかる、ちょっとコアな話が
織り交ざっていたり、上手く心をくすぐってくれました
なんだかこの世界観は楽しいです。
お芝居を観ながら、加納さんという方は本当に
歌舞伎がお好きなんだと思いました。

役3時間の大作、八重子の舞台と歌舞伎の稽古をミックスして、
劇場支配人やマネージャーさんも出てきて、
歌あり、踊りありのとても楽しいお芝居でした。
加納さんの八重子、女にしか見えませんでしたよ。

ペテン師と詐欺師

ペテン師と詐欺師

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2006/10/06 (金) ~ 2006/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★

大人のためのコメディ
鹿賀丈史さんに市村正親さん、両ベテランの共演ということで
かなり期待して出かけてきました。
幕になっていた2枚の紙幣、
鹿賀丈史さんと市村正親さんのお顔で・・・・
クスッ、最初から笑わせてくれました。

イギリス人詐欺師 ローレンス・ジェイムソンを演じる鹿賀丈史
アメリカ人ペテン師 フレディ・ベンソンを演じる市村正親
それぞれのキャラにピッタリですね。
お二人とも、お年を感じさせない演技。
”さすが”の一言です。
鹿賀さんは、上品で身のこなしが素敵でした。
なのに、どこかお茶目。
市村さんも、けちな野暮天のアメリカ人を演じているのですが
コミカルな中にも、惹きつけるものがあります。
二人の対比が個性的で、魅力をはなっていました。

奥菜恵さん。
純情なアメリカ少女から、最後はどんでん返し。
色気ありました。
最初の少女の雰囲気が一新。すごいです。

愛華みれさん。
さすが宝塚の華だった人。
オーラがあります。
つい目が行っちゃいました。

鶴見辰吾さん。
最近、ミュージカルでよくお見かけしていて注目しています。
今回は、主役のお二人の影に隠れていたかなと、
思うもののナカナカの堂々ぶり。

歌あり,ダンスありの楽しいミュージカルで、
お話も最後、どんでん返しと最高です!
リピーターしたくなりますね。
ペテン師・詐欺師というと、あまりいい感じがしないけど
全然嫌味がなくて、とにかく楽しい。
面白い。
まさに、大人のためのコメディですね。
本当にリラックスして見れるよい舞台でした。

原作の映画も観てみたいですね。

さくら/シークレット・ハンター

さくら/シークレット・ハンター

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2007/05/18 (金) ~ 2007/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ヨカッタです!!
いつもと違って、日本物のショー『さくら』から。
いきなり華やかな舞台が現れ・・・・・
舞台も衣装も、そして舞いも、とって~も美しいです。
「桜は人の心を狂わす」と言いますが、
私の心も奪われてしまいました。
タイトルから、全編優美で幻想的なショーかなと思っていたら、
これが、ドタバタお笑い場面もあり、面白い。
楽しめました。
お雛様と五月人形が不倫??
ねずみが出てくるわ、フランス人形?が登場するし、
ネコの鳴き声で終わり!
45分が、あっという間に終わってしまいました

次が、ローマの休日ならぬカリブの休日といった
趣向のコメディタッチのお芝居。
こういうの、大好き!
ストーリーもわかりやすく自然で、最後にはあっと驚く展開!
ラテンの音楽も楽しいです。

壁抜け男

壁抜け男

劇団四季

自由劇場(東京都)

2006/09/09 (土) ~ 2006/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

「壁抜け男」観てきたよ♪
自由劇場で「壁抜け男」観てきました。
「壁抜け男」は、2回目、
6年前くらいに四季劇場の秋で観て以来です。
自由劇場は、こじんまりしていて
舞台との距離が近くていいですね。

あたりが暗くなったなと思ったら、
客席と舞台の間に「画家」がいつのまにか現れました。
幕が上がると、お役所の一室が。

台詞はほとんどなく、歌で物語が進行して行きます。
石丸幹二さん、とってもコミカルですね。
二枚目もいいけど、こちらも可愛い!!

娘は、新聞売りの有賀くんがいいと
つぶやいておりました。
確かに笑顔は爽やか。

楽しいミュージカルでした。
カーテンコールが何回も。。。。
アカペラを聴かせてもらえました。
客席も一緒になって歌いました。
「人生はさいこぉ~~!!!」

この舞台は、本当に面白いです。
歌もいいし。。。。。
演奏も、たった3人とは思えないくらい
素敵な音楽を奏でてます。
洒落たフレンチミュージカルは、
是非是非、お勧めです。

芝郵便局の自由劇場内ポストに手紙を投函すると、
「壁抜け男」特製消印が押されるけ男に・・・と
いうことで、投函しようと思いつつ
忘れて帰った私です。
切手も買えばヨカッタな!
チョット、後悔。

壁抜け男の最後の姿は、モニュメントとして
現地に残されているそうです。
知らなかったぁ~!!
モンマルトルに行ったときには、
是非、チェックしたいですね。
フランス行きたい~!!

NEVER SLEEP

NEVER SLEEP

宝塚歌劇団

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2007/04/21 (土) ~ 2007/04/27 (金)公演終了

満足度★★★★

千秋楽に行ってきました。
ニューヨークを舞台に主人公の探偵、サミュエルが
事件に巻き込まれながら、繰り広げられるミュージカル。
蘭寿とむさんが主演です。

この前、こちらで見た「ヘイズ・コード」に、
雰囲気が似てる様な感じがしました。
舞台のセットも、同じものが使われてたように思うんだけど?!

とっても楽しめる面白い舞台でした。
美郷真也組長に、専科のお3人、
味がありましたね。
でも一番のヒットは、マイルズ役の七帆ひかるさん。
イケテマシタ♪

何はともあれ、とってもいい時間を過ごせました。

寿初春大歌舞伎

寿初春大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2007/01/02 (火) ~ 2007/01/26 (金)公演終了

満足度★★★★

今月は本当に大顔合わせです!!
新春ということもあってか、豪華な顔合わせで『廓三番叟』『金閣寺』 『春興鏡獅子』『切られお富』 と、どれも満足!!『金閣寺』 の雪姫役の玉さまは、やはり美しかったです。幸四郎さんの大膳は、ワルですね!!『春興鏡獅子』の勘三郎さんも、素敵でした。満足して帰ってきました。

魔法をすてたマジョリン

魔法をすてたマジョリン

劇団四季

自由劇場(東京都)

2007/01/27 (土) ~ 2007/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

家族で楽しめます
「魔法をすてたマジョリン」を観てきました。
6時半開演でしたが、さすがファミリーミュージカル。
お子様連れが大多数でした。
教育TVでも放送していたそうですね。

「人は人を憎む心も持っているけど、
思いやりや優しさを与えることができる」と
いうことを伝えているミュージカルですね。

魔女のキャラクターが最高でした。
”ニラミンコ”というキャラは面白い!
ネーミングも最高!!
”ブツクサス””オカシラス”いいですね♪

ラストは、ファミリーミュージカルではお決まり。
観客を巻き込んでの大合唱です。
「君の手と僕の手を固く握り・・・心のぬくもりを♪」

素直に楽しめるミュージカルですね。

ミュージカル「カーネギーの日本人」

ミュージカル「カーネギーの日本人」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2007/02/10 (土) ~ 2007/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★

考えさせられる舞台!重いです
パンフレットに”おりも政夫”の名前を見つけ、
「懐かしい~!!フォーリーブスだぁ~」と
郷愁にかられちゃいました。

お話は、第二次大戦中にニューヨークで暮らしていた日本人たちの物語です。
おりも政夫扮する歯科医を中心に、1944年6月6日『史上最大の作戦』で有名なD-day、
ノルマンディ上陸作戦の日から始まります。

日本人とは何?と考えさせられる舞台です。

ネタバレBOX

歯科医久保をはじめ、日本人画家クマガイや、振り付け師&ダンサーのエイジは、アメリカに大きな夢を持ってやってきました。
しかし、アメリカン・ドリームへの道は、太平洋戦争により
見直しを余儀なくされ、思いは二つに引き裂かれます。
望郷と自由の国、アメリカへの捨て切れぬ憧れ。

太平洋戦争のさなか、西海岸の日系人たちは
住み慣れた土地を追われ、隔離収容所に入れられたことは
知っていましたが、日本人ニューヨーカーたちには
夜間の外出は禁止だったが、強制収監はなかったのは
チョット驚きました。

日本人が収容所に強制収監された西海岸の様子や、
日系人部隊が最前線で戦ったヨーロッパの戦争、
敗色が濃くなる日本の様子etc・・・・・
視覚的に上手く描かれている作品でした。

歯科医の娘の恋人が日系人部隊に召集され、
二度とニューヨークには戻れないことを
対日宣伝部の華子が、恋人の歯科医師に告げてしまう
場面は切なかったし、割り切れない悲しさを感じました。

画家のクマガイは、最高の賞を取りながらも、
新聞にジャブに汚された賞と誹謗中傷され、
故郷広島に原爆投下の計画があることを知り・・・・
とうとう最後には顔を白く塗り、
病院の壁から出ることはないという
とても、悲しく辛く重たい舞台でもありました。

ラスト、自由の国アメリカに元通り生活が帰ってきて、
平和を謳歌する歌で終わるのですが、
「永遠の問い、日本人とは何か…。」を
最後まで問われているような気がしました。

ミュージカル「HONK!みにくいアヒルの子」

ミュージカル「HONK!みにくいアヒルの子」

PureMarry

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2007/04/20 (金) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

HONK! みにくいアヒルの子
アンデルセンの名作童話を、ミュージカル化した「HONK! みにくいアヒルの子」
2000年の英国ローレンス・オリヴィエ賞、最優秀ミュージカル賞受賞作品
のミュージカルを全労災スペースゼロで、娘と観てきました。
『マンマ・ミーア』や『ライオンキング』を抑えての受賞って凄いじゃん
と思いつつ、ご招待されたことを感謝しつつ見にいきました。

アンデルセンの童話をベースに、みにくいアヒルの子が迷子になって、
外の世界へ出て、いろんな経験をしながら、自分が白鳥と知り、
生まれた場所に戻って来るという話です。
絵本の話に、いろんなサブストーリーが加わって、
たくさんの音楽が舞台をにぎやかにしていました。

「違いを受け入れる事」「思いやり」「家族愛」
色々なテーマが絡み合ったミュージカルですね。
初めて、この作品を見ましたがいい作品だと思います。
こういうほのぼのとした作品も、たまにはいいですね。

パリ・シャトレ座「レ・パラダン」

パリ・シャトレ座「レ・パラダン」

Bunkamura

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2006/11/04 (土) ~ 2006/11/08 (水)公演終了

満足度★★★★

「レ・パラダン-遍歴騎士-」不思議な世界でした。
『レ・パラダン --遍歴の騎士--』は、
遍歴の旅の騎士(中世ヨーロッパで行われていた若者たちの武者修行)
アティスと美しい娘アルジの恋と、それを邪魔するものと妖精の物語です。
でも、あんまり話はわからなかったです。
踊りが満載で、衣裳もカラフルで美しくて、
退屈はしないかったのですが、感動もあまりありませんでした。
CGや実写を組み合わせた雲の上の世界や
パリの地下鉄の映像が映し出され、
その映像と音楽にのせて歌手が歌い、
ダンサーたちがさまざまなダンスを披露していきます。
雲の上の世界を、ふわふわと漂っているような
不思議な時間でした。

このオペラは、バロック期のフランスオペラです。
音楽はとっても素敵でしたね。
当時の音楽に、イマドキなダンスでオシャレですね。
ヒップ・ホップ、アフリカン・ダンス、
クラシック・バレエ、コンテンポラリー・ダンスと
色々な踊りで表現されます。

それぞれの歌手に、その心情を担当するダンサーがつき、
言葉だけでは表現しきれない隠された恋心や嫉妬を
表現していました。

演出も斬新です。
巨大スクリーンに映し出されるCG画像、
これがまたグラフィツクです。
この映像とバロック音楽が妙にマッチするのも不思議な感じです。

作曲家は、ラモー。
晩年のオペラだそうです。
バッハと同じ時代の人なんですね。
王侯貴族が華やかなこの時代。
ラモーのこのオペラ、どう受け止められていたのでしょうか?
斬新でビックリしたのでは??

途中、素っ裸の女性と男性が!!
思わず、目が釘付けに!!
恥ずかしい~私。
舞台の上で、堂々とギリシャ彫刻真っ青のポーズをとる彼、
彼女らにいやらしさは感じませんでした。
これが、芸術なのか・・・と感心!!

変幻自在の舞台、おとぎ話ような世界でした。

ユーミンソング・ミュージカル「ガールフレンズ」

ユーミンソング・ミュージカル「ガールフレンズ」

ホイチョイ・プロダクションズ

博品館劇場(東京都)

2006/12/01 (金) ~ 2006/12/26 (火)公演終了

満足度★★★★

ミュージカル「ガールフレンズ」観てきました♪
セリフが全くなく、ユーミンソングだけで話が進められていく舞台でした。
話の内容は、切ない恋物語と友情ですね。
思わず、自分の昔の思い出に重ね合わせたりして・・・・
でも、内向的な真理子ちゃん、どうしてそうなのって感じで
チョット、いらいら・・・・!!
私的には、裕子タイプかもしれませんね?!

今日の主演だった堀内敬子さんの可愛らしいこと!
本当は、私朋チャン、華原朋美さんの方を見たかったんですね。
でも堀内敬子さんの舞台、胸きゅんでした。

台詞がなくても、十分でした。
さすが、元劇団四季の方、実力派ですね。
親友を演じていた池田由希子さんも素晴らしかったですね。
歌うのは、この二人だけというのにもチョットビックリ!!
共演者の4人(杵鞭麻衣、植木理奈子、大橋明日香、宮菜穂子)は、
マイクもつけていませんでした。

この舞台「ガールフレンズ」というだけあって、
出演者は全員女性でした。
男役を女性が演じてて、ちょっと宝塚みたい?!
バンドもガールズで、全員女性!!
おまけに舞台で演奏していて、今までにない感じを受けました。

私なんか、すご~くユーミンファンというわけじゃないので、
知らない曲も多かったけれど、海辺、スキー場、
カフェテリアと、ユーミンの歌詞の世界って、
ホントに様々な場所や季節を表しているんですね。
選曲がいいんですよね。これって!
ピッタリ、場面にマッチしていました。

マリー・アントワネット

マリー・アントワネット

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/04/06 (金) ~ 2007/05/30 (水)公演終了

満足度★★★

前回よりはいい!!
「マリー・アントワネット」を観に、帝国劇場に足を運んできました。
昨年末の「マリー・アントワネット」は、イマヒトツだったので
今回行こうかどうか悩んだけど、演出も少し変わったらしいし、
オルレアン公が高嶋政宏さんから、鈴木綜馬さんに
フェルゼンも井上君から今拓哉さんへ変わったということで
行かずにはおれない私なんですね。

鈴木綜馬さんのオルレアン公は、GOODですね。
歌が上手!そして、エキセントリックなオルレアン公でした。
ビジュアルがすごかったです。

貴公子フェルゼンは、個人的には井上君の方が好みです。
今拓哉さんも、優しく包み込む大人のフェルゼンで素敵なんですが!

カリオストロ役の山口祐一郎さんは、
相変わらず素晴らしいです。
2幕で、出る場面以前より増えてましたよね?!
新曲『ILLUSION -或いは希望-』は、
祐一郎さんらしい感じがビシバシ伝わってきました。

ダブルキャストのマルグリット・アルノーは、
笹本玲奈さんでしたが、この方もはまり役だと思います。

ドイツ・ブレーメン市で上演することが決定した「マリー・アントワネット」!
次は、新妻版観にいきます。

飛ぶ教室

飛ぶ教室

劇団仲間

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2007/04/06 (金) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

童心にかえれます。
ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの名作
「飛ぶ教室」の舞台ということで、
娘とふたり、全労災ホールにて観てきました。

映画にもなりましたが、この作品自体、
大好きな作品なので、やっぱり観ていて
ほのぼのとしてきました。
忘れかけていた温かい心を、失ってしまった何かを
呼びさましてくれるような感じがします。

芸術家はだのヨナタン、優秀で正義感のマルチン、
ボクサー志望のマッツ、気の弱いウーリー、
科学者はだのセバスチャンと、それぞれ魅力的です。

主人公の少年たちを支える二人の大人の男性
(寄宿舎の舎監さんと近所の古い車両に住む「禁煙」さん)が
また魅力的ですね。

名作は、安心して観れるというのがいいです。
夏には、「ふたりのイーダ」「見えない友達」と
公演があるそうなので、こちらも観にいきたいです。

藪原検校(やぶはらけんぎょう)

藪原検校(やぶはらけんぎょう)

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/05/08 (火) ~ 2007/05/31 (木)公演終了

満足度★★★

なかなかでした!
Bunkamuraシアターコクーンで、「薮原検校」観てきました!
蜷川幸雄演出の作品、お初です。
お芝居は、なんと3時間以上の長丁場。
でも、時間を感じさせず、あっという間に1部の休憩!

盲目の「杉の市」を演じた古田新太さん、
存在感がありましたね。
師匠の女房「お市」を演じた田中裕子さんは、
優雅でとっても色気がありました。

語り手の盲太夫、壌晴彦さんも素晴らしかったです。
宇崎竜童さんの音楽も最高!
なんだか耳についてます。

検校の杖の耳かきを売っていて、面白いなと思ったので
買っちゃいました。

ネタバレBOX

さて、この「薮原検校」
いきなり、真っ暗闇の中を三味線のようなリズムの演奏が響いてきます。
すごい、迫力!
でも、これギターなんですね。
お芝居のバックに、ずっと流れていました。
何本かのギターを使い分け、なかなか感じよかったです。

舞台には、ずっと綱が四方八方にはってあり、
それらを上手に使って道や川、家など枠を表現していました。
これが蜷川演出?と思ったら、プログラムに井上ひさしの本のト書に
「舞台は綱で縦横に仕切られている」と書いてあるそうな!
井上ひさしって、やっぱりスゴイ人だ♪
黒衣をはじめ、随所に歌舞伎の方法も取り入れられていましたね。

最後の薮原検校の処刑のシーンは圧巻でした。
胴を縛り上げ処刑台に吊るし、第一刀で下半身を切り落とす。
頭の重さで体がくるりと反転したところを、すかさず首を目掛け第二刀。
血染めの蕎麦が、だらりと首から流れ出します。

この処刑を提案した保己一。
「いえ、ある意味では同志です」と語るのですが。。。。。
「同士」という言葉を、深~く考えさせられてしまいました。
「わたしはあの男に花道を作ってやったのだと思っております」
死をもって、薮原検校を祭り上げることで、目明きが作った道徳や常識、
体制といったあらゆるものから、超えさせようとしたのですよね。
「彼はおそらくそのために生まれ、これまで生きてきたのです」

段田安則さん、いい役でしたね。
私、この方大好きです。
恋のカーニヴァル ~セーヌに咲いた4つの愛の物語~

恋のカーニヴァル ~セーヌに咲いた4つの愛の物語~

パルコ・プロデュース

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2007/02/02 (金) ~ 2007/02/14 (水)公演終了

満足度★★★

「恋のカーニヴァル」観てきました!
春・夏・秋・冬とオムニバス形式で、
男女の様々な愛の形が描かれていきます。
出演者は、風間杜夫さんと秋吉久美子さん他!

恋の都、パリでの男女の恋の駆け引き!
楽しく見れました。
どの話も、きちんと落としどころがあって・・・・
四季それぞれの物語、ひとつひとつに入り込んで
主人公になった気分で観てしまいました。

秋吉さんって、なんてコケティッシュなんでしょう!
年齢を感じさせない方ですね。
風間さんも、色んなタイプの役柄がお似合いで・・・・・
特に、ペンキ屋さん!
魅力ありましたよ♪

音楽も素敵でしたね。
何も考えずに楽しめるお芝居でした。
あっという間に舞台が終わっちゃったって感じです!

パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス

パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2007/02/17 (土) ~ 2007/04/01 (日)公演終了

満足度★★★

2回目も観ちゃった
これぞ宝塚という雰囲気のパリのレビューシーンで始まります。
ラインダンスなんて、宝塚ならでは!!

お芝居も、コメディタッチで面白かったです。
ところどころ、笑いが漏れていましたね。

爆発頭とメガネのギスターブ、可愛かったです。
演技も歌もさすがでした、霧矢大夢さん♪
瀬奈じゅんさんと大空祐飛さんの詐欺師コンビも
愛嬌があって、どこか憎めずいい味出してました。

前回は、不覚にも寝てしまった「ファンシーダンス」も
今回はバッチリ見ました。
私的には、好きです!!
盛りだくさんの場面で、堪能できました。

「何日君再来」(いつの日か君帰る)

「何日君再来」(いつの日か君帰る)

キョードー東京

日生劇場(東京都)

2007/05/04 (金) ~ 2007/05/22 (火)公演終了

満足度★★★

楽しめますが、テーマはおもい!
e+で、お得なチケットが手に入ったので、
内容も知らないまま観にいってきました。
「何日君再来」という歌は、結構好きな歌だった・・・・・
ただ、それだけの理由で!

このお芝居は、故テレサ・テンさんが台湾が中国に放った
“秘密兵器”だったという設定で、テレサ・テンさんの半生をからませ、
台湾、日本、中国、そして韓国の人間が織りなす物語です。
殺陣やダンス、歌があり、なかなかの舞台でした。
これって、関係ないけれど、出来ちゃった婚の
辻希美ちゃんが出る予定だったんだよね。

いきなり、イマジンの歌が流れ、
筧利夫さんが語りだします。
『イマジン』は、これまでに三度その意味を
問われたことがあるそうです。
一度目は1971年、イマジンが発表された時。
ベトナム戦争が泥沼化していた時に、
平和の歌を歌ったジョン・レノンは、FBIにマークされ、
アメリカ政府は彼に国外退去命令を出したそう。
二度目はジョン・レノンが死んだ時。
三度目は、2001年…9月11日。
アメリカ中が報復攻撃へと沸き立つ中、
政府はこの歌を放送することを禁止したそうです。

米英のカトリック教会では、ジョン・レノンの
『イマジン』を歌うことを禁じているなんて初めて知りました。

『何日君再来』が、禁じられた歌だったということも、
今回初めて知りました。
中国で、日本で、台湾で・・・・!!

フィクションなんですが、中国大陸と台湾の問題や
日中問題の核心に迫る問題等、ノンフィクションの部分が
結構あり、何だか考えさせられるものがありました。
ストーリーは、題材が大きすぎて、深いものだけに
ちょっと、消化不良気味!
民族問題は、難しい問題ですよね。

でも、歌とダンスの舞台は、とっても楽しかったです。
最初は、なんだかイマヒトツと思っていたけれど、
いつの間にか舞台に引き込まれていました。

筧利夫さん、さすがですね。
素晴らしい役者さんです。
この方の舞台が見れてヨカッタです。
迫真の演技に引き込まれちゃいましたよ。

そして、黒木メイサさん。
まだ18歳だなんて・・・・・!!
チャイナドレス、素敵でしたよ。
スリットからのぞく足もとっても綺麗♪
美しいだけじゃなく、アクションも決まっていて
カッコよかったです。

en-Ray(エンレイ)さん、
この方、テレサ・テンを思わせるような声ですね。

劇中、テレサ・テンさんの歌が用いられていて、
懐かしく聞きながら、昔の思い出に浸ったりしました。
「時の流れに身をまかせ」は、特に好きだったので
なんか感じ入るものがありました。

筧利夫さんの台詞、
「夢や希望は、あきらめず想いつづければ、
大概の事は成せる」
いい言葉ですね!!
この言葉を胸に生きていきたいですね。

エンディングは、これまた私的にいただけなかったです。
なんだかすっきりとしない終わり方と感じたのは、私だけ?!

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