被告人~裁判記録より~
アロッタファジャイナ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
無題807(13-236)
14:00の回(晴、暑い)。13:10会場着、受付(チケットに整理番号あり)、13:30開場と聞いたのでその時間に戻ったらすでに開場していました。4面客席、パイプ椅子といつもの後方パイプ段席、この会場で一番の大人数だったかも。13:56前説(120分)、松枝さんの解説、14:08開演〜16:00終演。5演目(現行刑法3、旧刑法1、海外1)。上告中、控訴中、被疑者自殺、軍法会議、異端審問。異色の取組でしたが、すみません、個人的にはもうひとつでした。先月みた、同じように実際の事件を題材とした法廷ものもダメでしたので、あわないのかもしれません。
板橋ビューネ
サブテレニアン
サブテレニアン(東京都)
2013/08/27 (火) ~ 2013/09/04 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題806(13-235)
20:00の回(曇)。19:30受付、開場。チラシはよく手にしていたのですが、「フェスティバル物」はほとんどみないので..と思っていたところ、先日みた「風蝕異人街」から公演案内のメールをいただき改めてチラシをよ~くみると、「フランケンシュタイン」の文字、面白そうなのでもう一組を確認すると...豊田さんのお名前が...でみに来ました。対面式の舞台、暗く闇の一歩手前といった雰囲気、入ってみると正方形の大きな(四畳半位?)布が敷かれていて意味深。BGMなしで、19:54前説、20:04~20:45「ヒュブリス」、休憩、20:50~21:19「カラマーゾフの兄弟」。どちらの劇団も始めて。巨大な惑星の重力の影響を受け、空間と時間が歪み、強烈な個性をもった物語が出現したような感覚でした。
ダンスがみたい!15
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2013/08/21 (水) ~ 2013/08/28 (水)公演終了
無題805(13-234)
19:30の回(曇)。18:57会場着、受付、19:01開場。すみません、単調でバラついたパターンの繰り返し(苦手…)が多くてダメでした。開始時の闇とフラッシュ、これが残像か…とは思いましたが、とにかく長い…。客席手前で横一線に並ばれると、壁の向こうの…ソロの様子がみえません、どうして左右、奥ではないのでしょう。隣の方、みえそうな方に大きく体を寄せてみていました。19:30前説(60分)、19:35開演~20:30終演。終演後の挨拶なし。
廻天遊魚
アムリタ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題804(13-233)
20:00の回(曇)。2回目、19:20受付(整理番号カード)。19:31開場、昨晩と同じ奥側、やや左に座ります。今夜は大人数のグループの方など、役者さんと同年代の方が多い。こちらの劇団、スタッフのみなさん対応がよく、開演待ちのとき客入れ、どれも丁寧。座って入口側をみるとビデオカメラ…昨夜もあったのか。空調の音に紛れて一定のパターンを繰り返すBGM。19:58前説、20:03開演〜21:30終演。学生5人+社会人2人とお聞きしました。演出と役者さんの個性が惹きあいながら何度でもみたくなるような時間でした。
永渕さんは「人魚の薬」をみていました。当パンでみなさんの今後の予定をみると、「鬼フェス」はみたいけど日程的に無理そう、酒井さんの「呼吸(白米少女)」はみに行きます(白米少女は「riverbed〜」以降ずっとみているので)。
廻天遊魚
アムリタ
新宿眼科画廊(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題803(13-232)
20:00の回(曇)。19:20受付(整理券あり)、19:30開場。対面式の舞台で奥へと促される。真ん中にひし形の白線、客席と同じ丸椅子が4脚とひとり女性が座っているのが1脚。入って左の壁は鏡がオープンになっていて反対側は反射板のようなものが貼り付けてあり、なので少し広くみえます。。19:59前説(80分)、20:03開演~21:29終演。前半と後半とでは印象が違っていましたがとても面白いものでした(なのでまたみに行くことにしました)。脚本/演出の萩原さん、2011年6月に演習3「第七官界彷徨@早稲田」をみてました(藤原さん出演)。
癒し刑
ガラス玉遊戯
王子小劇場(東京都)
2013/08/21 (水) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題802(13-231)
18:00の回(曇)、表に17:15受付、17:30開場と貼り紙あり、珍しくドアが開いているので下におりて聞いてみてとりあえず階段途中で待ちます、時間になり受付(整理券あり)、しばらくして開場、今回も対面式で手前側に座ります。パイプ椅子席、奥3列、こちら4列。横長の床面が高い「濃い青色」の舞台、左右の壁に大きなパネルがあり同じ青、床とそこに白い書きなぐったような筆跡(ペンキ?が盛り上がっている)。パネルの下にはミニ椅子、各6脚(役者さんはここに控える)、舞台上、大きなクッションが6つ、白い椅子が両端に各2脚(足を固定してあるのでしょうか、ちょっと動いたら後ろに落ちるギリギリの位置)。BGMにはせせらぎ、鳥のさえずり…お話とつながっているようです。18:02役者さん登場、まだ本番前ですよといってお客さんに話しかける…95分という説明、他の役者さんも次々に。グレーのお揃いのスリッパ、18:05前説(与古田さん)〜19:39終演。いろいろ考えることができるお話でした。「わたしのゆめ(2011/5)」からで4作目。
サークル
劇団光希
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/08/21 (水) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題801(13-230)
13:30の回(曇、でも降りそう)。13:58受付、開場、ここで冷たい飲み物をいただきました。最前列はミニ椅子、2列目から普通の椅子。薄暗いのは照明のせいだけではないようで、遠くなってしまった「昭和36年」、「炭鉱の街」が静かに記憶の底で眠りについているようにみえました。
先日、「高度成長 昭和が燃えたもう一つの戦争(保阪正康著)」という新書を借りました(完読できず返却…)。満州事変(昭和6年)〜終戦(昭和20年)までの14年と所得倍増計画(昭和35年)〜石油危機(昭和48年)までの14年。「戦争」と「経済戦争」を比較した内容で、本作はちょうど後者、豊かな社会の実現に向かって突き進み始めた時期にあたります。
13:30前説(某TV局から駆けつけたアイドルだと言ってたが、怪しい…130分)、13:36開演〜2名にTシャツが当たる大抽選会〜15:51終演。
今から遡ること半世紀強、サークル…熱いものを持った男たち、女たちの物語でした。「べじたぶるーす(2011/8@BOX)」からで4作目、森下さんは他に客演2作。
WANTED
TEAM空想笑年
ザ・ポケット(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題800(13-229)
18:30の回(曇)。17:46会場着、受付は17:45から(整理番号券あり)、会場の外に時間の案内あり。18:00開場、座ってすぐ大量のスモーク、会場内が霞む。工事現場で組まれているような足場、大きなスピーカーとMarshallアンプ。ルパンの世界がここにありました。
18:20前説(アナウンス、140分)、18:32開演~「炎のたからもの」~」21:04終演。ルパン3世は初代(大隅、高畑、宮崎、大塚)を放送時にみていて、実のところ、随分キャラクターが変わったこと、五ェ門と不二子の声が変わったこともありその後のシリーズはあまり好きではありませんでした。1979年の「カリオストロの城」、1980「死の翼アルバトロス」「さらば愛しきルパンよ」ここらまでです。とはいえ、「説明」にルパン、次元、五右衛門の名前(なぜ不二子がいない?)がありましたので、どうかな、という思いでみにきました。
メロスを待ちながら
unit-IF
d-倉庫(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
無題799(13-228)
14:00の回(曇)。13:02会場着、受付(チケットレス)。13:30開場。奥のテーブルに座っているとスタッフの方があらすじを書いたもの(A4、1枚)を持ってきて下さいました。題して「2分で分かる! 走れ!メロス」。「メロス」をきちんと読んだことはなく、型破りな芝居を幾つかみただけ。舞台には何もない…ことはなく、何かの暗示か、魔除けか、小さな象がいる(置いてある)、最初、なにかの装置かと思いましたが、指で摘むことができるくらいの大きさ…象。奥の左右には天井から白いカーテン。開演時間を5分過ぎてもコメントなし、14:08ヴァイオリンが聴こえ、座席後方から役者さん登場、14:09前説(ロンリー小山さん)、そのまま開演〜15:54終演。ラスト、意表を突かれました。
木
ろりえ
サンモールスタジオ(東京都)
2013/08/22 (木) ~ 2013/09/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題798(13-227)
19:30の回(曇~雨)。18:45受付(整理券あり)、19:02開場。会場入り口に時間の貼り紙あり。「三鷹の化け物」からで4作目になりました。チラシそのままの舞台、円形の台に長い時が刻まれた皺のような樹皮、よくみると瞼、唇、耳らしきもの...そのくせ頭上を覆う葉は鮮やかな緑...鼾が聴こえる...のは、この木から?最前列はミニ椅子4脚、2列目(一部指定席)からパイプ椅子。森の奥のようで、いろいろな鳥の鳴き声。19:27前説(アナウンス)、19:28前説2(会沢さん、喫煙シーンあり)、19:32強い風の音で開演~二部(って言ってた)構成のようですが休憩はありません、~21:41終演。金髪の少年が辿る「木」を軸にした不思議な人生。裸体(二体)や実物大の「**」とかが出てきて、舞台は狭いくらい。場転はそうくるのか、と開演前にぼんやりしていたので気づかなかった。「かもめマシーン」でみていた松原さんが出ていらしたのでおっ!と思いました。
ニールサイモン・作 「カルフォルニア スィート」
有機事務所 / 劇団有機座
萬劇場(東京都)
2013/08/20 (火) ~ 2013/08/23 (金)公演終了
無題797(13-226)
19:00の回(曇)。18:35会場着、受付(一部、指定席)。前2列が椅子席(平地)、3列目から劇場の椅子(ひな壇)。舞台向かって左のブロックに座りましたが、上演中、かなり寒い。ニール・サイモンの作品は初めて。娘が「おかしな二人(但し、宝塚版…)」をみに行っていたので、どんなものかと。海外の作品、となると当然名前も、しかし見える姿は和風、ここが難所で、今夜もここを越えることはできませんでした。下手:入口、リビング、テーブルと椅子、金色の装飾…電話。上手:ベッドルーム、トイレ、ベッド横に小さなテーブル、赤い電話。舞台奥のドアから行き来。中央に家具を配置。両室とも奥の壁に絵(黄色い額縁、青い…何かが描かれて)がかけてあると思ったら、窓でした。みていて翻訳ものらしさが出ている感じがするのに、やはり、違和感が残ってしまったのでした(翻案して旅館だったら…)。
毎話、テーブルクロスが替わりました(青→緑→赤→黄)
下手のテーブル上に色鮮やかな花があるのですが、役者さんが椅子に座るとまるっきり被ってしまうのと、その後方のソファーにもう一人が座るとダブルで見えませんでした。
18:58前説(団体さんが遅れているので5分押し)。19:05開演〜21:44終演。
蝶を夢む
風雷紡
シアター711(東京都)
2013/08/11 (日) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題796(13-225)
14:00の回(晴)。2回目になります、1列後ろでみました。冒頭で「事件」がおこり、その理由を求めてお話が進む。説明に「帝銀事件」「甘酸っぱい香り」「血反吐」…凄惨な場面を連想させますが、舞台では苦しむシーンで終わる。死んだのは4人、捜査側の人物として4名、残るのは4人…うち1名は少女であり除くとすると…3人、単独か共謀か…それと「動機」。怨恨か、金の恨みか、色恋か。1回みているのに、これが結構考えながらみていました。
ダンスがみたい!15
「ダンスがみたい!」実行委員会
d-倉庫(東京都)
2013/08/21 (水) ~ 2013/08/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題795(13-224)
19:30の回(曇)。18:30受付、ロビー開場、19:00開場。今夜は予約完売。当日券はキャンセル待ちで19:00から。この時間で舞台上には男性ダンサーが仰向けに横たわっています。もっとも上半身は暗幕に隠れて見えません。井田亜彩実さん、振付・構成・演出の初日。7名のダンサーによる刺激的なパフォーマンスでした。19:00前説(60分)、19:37開演~20:35終演。絞った照明に浮かび上がる肉体の明と暗、直線と曲線が美しい群舞、BGMもよくあっていました。客席後方から登場、舞台と客席との間も使った展開。力強く、新鮮でした。
わたし、▽、festival
mimimal
新宿眼科画廊(東京都)
2013/08/10 (土) ~ 2013/08/20 (火)公演終了
満足度★★★★
無題794(13-223)
19:30の回(曇)。受付前に着いてしまい階段下で少し待つ...蒸し暑い。19:00受付、入り口側が客席、桟敷、マル椅子、パイプ椅子。舞台には水色模様の布(天ぷら銀河用)が吊らされています。mimimalは4作目になりますが、いつも不思議な感覚に陥ります。ストーリーよりも雰囲気を味わいに来ているようです。ケッタイな道具と動き、大きな器にみえてしまうセリフ(中に何を詰めるのかは観客任せ)、結構、じっとしている(固まっている)役者さん、今夜も健在。
天ぷら銀河は初めてで、こちらもなかなか好みでした。ゴダイゴ(1979..この映画は劇場でみました)とビートルズは世代的にかなりずれているように思うのですが、選曲の基準はどうだったのでしょう。「なぜ未来人」という問いにハッタリでも思い込みでもいいのできちんと意見が欲しかった。お客さんは懸命に考えながらみている(当たり/外れは関係なく)はずなので...
19:23開演前のトーク、5分押し、19:34開演~20:01(天ぷら銀河)~20:34(mimimal)~20:50(アフタートーク)。
すでに、私には好き嫌いを超えた時間になっているようです。
PADMA vol.5 「戦国BARASHI」
Performance team PADMA
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2013/08/16 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題793(13-222)
18:00の回(やや雲)、17:20会場着(全席指定)、17:30開場。こちらのほうには来ることがなく此処は初めて、後で調べると「平塚小学校跡地に4月1日」オープンとありました。公共のホールですので、舞台と客席が分かれていて「赤坂GENKI」のような臨場感はどうかなと思っていましたが...ちゃんときましたよ来ました。
あろうことか客席後方からマウンテンバイクが突進してくる...と思う間もなく眼前に太い車輪...ピタリ。そのまま何事もなかったかのように客席を煽りながらステージに(文字通り)躍り上がる。これがPADMA。めまぐるしく、力強く、より高く、より速く、他ではみることはできないパフォーマンス。
クロスワールド
夏色プリズム
北池袋 新生館シアター(東京都)
2013/08/14 (水) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
無題792(13-221)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。入ると対面式の座席で奥(いつもは舞台)に誘導されました。パイプ椅子が3列で、かなり高い位置。上がるために階段が用意されていますが、つまづく方も多い。正方形の舞台は周囲に1メートル幅ほどの通路(10センチくらいの高さ)、その内側、(客席から見て)下手に2人掛ソファー。入り口側ではない3か所の角にはデスクと椅子がありそれは普通のカタチではなく木枠を立てたようなデスク、大きさが異なる三角形の底辺をあわせズレを残したままの椅子。デスクの上にファイル(履歴書っぽい)。座席の位置が高く、座ると役者さんを見下ろすことになります。
19:25(前説)、19:31開演~20:56終演。こちらは初めてですが川島さんはジ~パンズでみていました。SFというのであればどうしてもセンス・オブ・ワンダーを期待するのでした。
本作品と逆の物語、ある「実験」から逃れる二人を、会話だけでSFマインドあふれた物語としてまとめあげたものとして「花束を渡すのは誰だ?(2013/3)」がありました。
赤ずきんちゃんの森の狼たちのクリスマス
演劇ユニット パラレロニズム
シアターシャイン(東京都)
2013/08/13 (火) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
無題791(13-220)
19:00の回(曇)。18:43会場着、受付、会場入口でスタッフの方から足下に気をつけるように…床一面に小さく千切った新聞紙、舞台(此処は奥行きがない)上、左右に四角い盛り上がり、やや下手、木のベンチ、中央に緑の木(人の背丈ほど)、床面見えず。椅子席4列。こちらの劇団は初めて。鳥の声、ピーチク、ピーピー、ホーホー、カァ、虫の声、どうやら森の中、よくみると床に赤、黄、緑、茶の葉っぱがちらほら。18:55前説、19:03開演、客席後方から男登場〜20:40終演。他になさそうな雰囲気のお話でした。説明通りの内容。
ヒーローズ
少年社中
劇場MOMO(東京都)
2013/08/08 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題790(13-219)
19:00の回(曇)。18:40会場着、受付(全席指定)、中へ。積木細工を組み合わせたような舞台、下手にテーブルと椅子。幾何学模様の創り。こちらは「天守物語(2011/6)」以来で2作目(加えて「15 Minutes Made(2010/12)」あり)。18:55前説(客席後方から)、19:01開演~20:41終演。
とても面白かった。ヒーローが9人というと「ゼロゼロナンバー」の9人のようでしたし、オープニングのヒーロー紹介もTV旧作のイメージに似ているような気がしました。今夜は加藤さんのプロローグで、ぬいぐるみの相棒がひとりで動いて芝居をしたのには笑いました。
SFマンガちっくなストーリーと弱そうなヒーローたち、そして怪しい男。ほとんど全員がずっと舞台上にいるわけですが、キャラクターの違いがよくできていて、ヒーローとしてのパワーのことや、やはり不思議な男などお話も好みでした。
読書劇 二十歳の原点
オフィス再生
秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)
2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題789(13-218)
16:00の回(晴)。15:50会場着、受付、そのまま中へ、此処は2回目。原作は文庫を持っているもののやはり未読。もともと「四人囃子」のアルバムに本作のサントラ盤があって、でも「一触即発」は買ったのに本作は未購入。ならば原作くらいは手元に…と相変わらずいい加減な動機、それが芝居になって見ないわけには…。開演に間に合わないかもと思いましたが何とか。空いている席へ、やや上手側。息を整え舞台をみると二人横たわっています。それぞれ何本もの「赤い糸」に繋がれ、その先は舞台角にある「指に」。もう一つの対角線上には机と椅子、ノートやペン、ウイスキーのボトル…本が乱雑に、ヒトラー伝記、政治学、テロ日記、ロシア革命、文化人類学の考え方…など。17:40終演。ウィキペディアに「自殺…した日本の著名人物一覧」というのがあります。作品に触れたことがあるのは、金子みすゞ(1930年26歳)、久坂葉子(1952年21歳)、高野(1969年20歳)、鈴木いづみ(1986年36歳)…。
蜘蛛の糸のように真っ赤な糸は二人の男によって生き物のように操られる(舞台「写真あり」)。
女の作るものなんてダメだね
みどり人
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2013/07/25 (木) ~ 2013/07/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題788(13-217)
18:30の回(小雨)。17:55会場着、受付、そのまま中へ。カウンター側に椅子席3列。周囲が暗幕で覆われた舞台、客席ギリギリにテーブルと椅子が一組。四角い底浅の皿と空のグラス、ナイフ&フォーク。18:30前説(さいじょうさん、97分、ブランケットの用意あり)、18:33開演〜20:11終演。みどり人は3作目。姉妹の部屋、スーパーのバックヤード、新宿のおしゃれなブティック、とある喫茶店。どれも小さなお話ですが表と裏、登場人物の姿を各話で上手につなげて現し、「いやいやこれは確かにある」と思わせる仕上がりで面白かったです。