被告人~裁判記録より~ 公演情報 アロッタファジャイナ「被告人~裁判記録より~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 無題807(13-236)
    14:00の回(晴、暑い)。13:10会場着、受付(チケットに整理番号あり)、13:30開場と聞いたのでその時間に戻ったらすでに開場していました。4面客席、パイプ椅子といつもの後方パイプ段席、この会場で一番の大人数だったかも。13:56前説(120分)、松枝さんの解説、14:08開演〜16:00終演。5演目(現行刑法3、旧刑法1、海外1)。上告中、控訴中、被疑者自殺、軍法会議、異端審問。異色の取組でしたが、すみません、個人的にはもうひとつでした。先月みた、同じように実際の事件を題材とした法廷ものもダメでしたので、あわないのかもしれません。

    ネタバレBOX

    ずっと昔、学生の頃、「判例百選」、「模範六法(…全く安直)」あたりからネタを拾っていました…。講義で使う専門書にはそれこそ諸説あり、試験に合格するには担当教授の説に従うこと…と思っていました。今は、加害者、被害者(それぞれの家族を含む)に関する本を借りて読むくらい。で、裁判記録は材料としてはいいとして(そういうノンフィクションも多い)、それを短い時間で(部分を)リーディング的に聴いても何だかなぁ〜という感じでした。加害者(被告人)の人生の一部を切り取って提示するならば、同じレベルで被害者のことを描かなければ、とか余計なことを思ってしまいました。もっと情報量(現場の映(画)像を含む)のあるものが容易に手に入るので、この公演でなければ…というものが見つけられませんでした。実際に人を多数殺した人物とこの近さで接したら何を感じただろう…それがあれば…など。

    ここ何作か対面式の芝居が続きました。結局、舞台の密度(濃度、深度)次第。役者がお客様の隣に座ること、ある劇団ではふつうのことで、たまに台本を読まされる…にどのような企図があったのかわかりませんでした。至近距離囲い込み型客席も、以前経験していて(その時は「円形」で直径2メートル位)、ピンときませんでした。

    ジャンヌのとき空調を切っていたのはなぜかなと考えていましたが不明。

    「裁判記録維持度」が低いほどお芝居らしかったです。

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    2013/09/02 12:59

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