小太郎の観てきた!クチコミ一覧

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ジハード家族

ジハード家族

案山子堂

シアター711(東京都)

2011/01/13 (木) ~ 2011/01/18 (火)公演終了

満足度★★★★

歯がゆくもジンと来る。。。
芝居を観ていると、こういう瞬間がある。。。

「大人が観て、大人が創る演劇なんだから、こういう流れで良いんだろうし、”落とし所”は必要なんだろう・・・。でもさぁ、もっともっとバカを突き進んで欲しいぜっ!べつにオチが無くてもイイじゃん!!!」

すごくおもしろかったし、ラストも「そっか・・・こういう考え方もアリだな」って柄に無く真剣に考えたし・・・千秋楽じゃなかったら、リピートしてた作品かもしれない。

でも・・・前半部分で繰り広げられる「ハチャメチャ」のまま突き進んで欲しかった気もする。。。

でも、それじゃコントになっちゃう気もしないことはない(笑)



ネタバレBOX

前半部分は笑いっぱなし。

ストレート過ぎて「引いた笑い」を生み出した下ネタも、ボクにはたまらなくオモシロかった。。。

ネタバレBOXですら、「書くことは絶対にできない」級の下ネタなんですが(笑)。
アウトロ

アウトロ

ハチビットプラネット

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2011/01/19 (水) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

娯楽作・・・だっ!
いやぁ。。。なかなかオモシロかった!

考証や設定についてこだわりがある方にとっては、アラが目立つ作品なのかもしれない。

でも、この芝居には、そのアラすら魅力的にしてしまう演技&勢いがある(←演技が巧いという訳でないのに、芝居の続きが気になる気になる・・・!)。

難しいこたぁ考えないで、舞台で繰り広げられる世界に身を任せる・・・劇場での鑑賞ならではの心地よさ。

キャラがばっちりたっていて・・・ラストもきっちり仕上がってる・・・これで2,300円は「お買い得」。。。。ボクは参宮橋駅でそう思った!

・・・で、浅田次郎の『プリズンホテル』を読み返したくなったのだ。。。

ネタバレBOX

タイプの違う「本物のヤクザ」が2人。

とにかくヤクザ2人の「生き様を見よ!」って感じ。

①パッとしないヤクザ映画俳優に、ヤクザが演技指導(←完璧な指導)。

②一攫千金を狙って副業に手を出すも、予期せぬトラブルが連発!その処理の仕方も、冷静な計算なしの「行き当たりばったり」。でも、なんとかなっちゃう(←笑うしかない「アツさ」をみせてくれるぞ!)。

③ヤクザ2人が魅せるシブく、そしてあたたかいラストシーン(←オマエ等の背中、カッコ良過ぎるぜっ!)。


ヤクザを演じる石田誠二、宇田川直紀に拍手!!!












ヒールのブーツ

ヒールのブーツ

オーストラ・マコンドー

JORDI TOKYO(東京都)

2011/01/14 (金) ~ 2011/01/19 (水)公演終了

満足度★★★★

この空間はたまりましぇん。。。
芝居の内容は・・・ただただ甘酸っぱい。。。

ボクも、この年齢の頃は・・・見た目はシャキっとしたつもりでも、中身は「おこちゃま」だったなー、と。

男の子ってダメだね!笑

それはそうと・・・

この芝居が繰り広げられる空間が、なんともおもしろく・・・新鮮な感覚をおぼえたなー。

ま、好き嫌いはあるでしょうが・・・ボクは好き!笑



ネタバレBOX

道路に面した「ガラス張りのスペース」で芝居が繰り広げられるんだけど・・・

まさしくブティックなんだよね。。。洋服はそんなにないんだけど(笑)

役者さん達は、道路をも「舞台」にして演じる。。。コレはなんとも不思議な感覚で、、、「おもしろいじゃん!」

もちろん、一般の歩行者も視界に入るんだけど・・・場所柄、立ち止まる人もほとんどおらず(これが浅草や新世界なら大変なことになったであろう)、ボクは気にならなかった。

ま、「ボクもブティックの関係者なんだ」って思い込ませてはいたんだけどさ!笑

そう感じることができたのは・・・「アフタートーク」ならぬ「ビフォアトーク」のおかげなのかもしれない。。。

開場から開演まで、ブティックの店員風の2人がず~っと雑談をしているのよ。。。ホント、雑談。

「店長、沖縄に行ったことあるんすか?!」「あゆが結婚したこと今日始めて知りましたよっ!」みたいな。

ボクは、この2人が会場であるJORDI TOKYO の従業員だと思って・・・店長と呼ばれてる男性に「カバン、預かってもらっていいですか?」って言っちゃったよ。。。

で、預かってもらっちゃったよ。。。

その男性・・・出演者の成川知也さんだったよ。。。

スミマセン。。。m(__)m

でも、そのおかげで、芝居の世界にす~っと入り込めました!!!

それはそうと、追加公演があるほど好評とのことで、ボクももう一度観たいのですが・・・

次は、道路から観てみたいっすね!

ガラスに張り付くのはジャマなんで・・・観客の視界に入らない10メートルくらい離れたところで。。。

さらに、不思議でキュートな「観劇」ができるとおもうんですが(笑)。

冬に舞う蚊

冬に舞う蚊

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2011/01/05 (水) ~ 2011/01/10 (月)公演終了

満足度★★★★

身につまされる。。。
観劇中は、とにかく「一言もの申したく」なっちゃった。

主人公も、その同僚にも・・・そして、奥様にも。。。

現代日本を取り巻く(とされている)「イヤな感じ」を描いていると思うのだが・・・

ボクは、主人公の状況は「まだヌルい(もっと厳しい状況はいくらでもある)」ような気がしてならなかったし、自分自身が「同僚のような振る舞いを知らず知らずしてきたんだろうな」という思いで観ていた。

登場人物、それぞれの立場からモノを見れば、また違う物語になる。。。

やるせなく、ズシリと堪える芝居であったけど、、、

「生きる!では、如何に生きるのか!?」という思いを新たにすることができて、決して観劇後の気分としては、イヤなものではなかった。

ネタバレBOX

主題が主題だけに、「軽い」言動は慎むべきものなのだろうが・・・3つほど思ったことを。

①実家を継ぐまでは、某金融機関の営業だったボクには、「コクリツ(国立大学を出たことによってつけられた)」というニックネームは、「オイシく」感じたな。
このニックネームで悩んでたら、東大出身者なんてやってられないって(ボクは東大出身者じゃないけど)。ず~っと「東大出なんだから相当デキる」って思われ続けるんだから。

②ストーカー騒ぎの顛末は?この部分は必要だったのか?

③主人公は、妻の実家の倒産がなければ、会社を辞めて「一件落着」だったのか?

ま、そんな些細なことはさておいて。。。

「自分の信念を押し付ける」「第三者に徹して沈黙する」「自分(自分の家族)かわいさに、利己的な行動に出る」

言葉にすれば、キツい印象を受けるけど・・・程度の差こそあれ、ボクはそういった態度をとった経験がある。

「ボクはこういう「業」を持っている人間なんだ」と自認しながら生きていくほかはない。。。

なんか性格の悪い人間のような気がしてきたなぁ。。。


最後に・・・大塚秀記さん。

舞台に出てきた瞬間に「絶対に、この人、課長代理役の人だっ!」という風貌&体躯に感動いたしました!笑








「空白(そらしろ)」たくさんのご来場ありがとうございました♪

「空白(そらしろ)」たくさんのご来場ありがとうございました♪

劇団印象-indian elephant-

タイニイアリス(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

極上の定食。
脚本良し!役者良し!テンポ良し!

落語『文七元結』のように何度観ても飽きない・・・極上の定食みたい。

笑いっぱなしだったのに、ほっこりあたたかな気持ちで劇場を後にしました・・・ホント最高。。。

26日に観て、家に着いてすぐ翌日の予約をしちゃったわ。

このすばらしさは、とてもとても文章では表現できないので・・・箇条書きで。

○配役が最高  「もう、この人以外には、この役をやれないんじゃないか?」と思っちゃうほど。役者さん達の力量がなせる業なんだろうけど・・・顔も役そのものだったと思う!

○台本が最高  もろボク好み。恋愛絡みの早とちり&つまらない意地の張り合い&強がり。。。当事者だったら、かな~り面倒な関係が、なにゆえ第三者として見ると、こんなに面白く、心が温まっちゃうのか。。。?

○劇場が最高  この話を2丁目で観ると、感動が増すような気がするのは・・・ボクがノンケだからでしょうか?笑


来年も観たい!

再来年も観たい!!

いつまでも観たい!!!笑








ネタバレBOX

それにしても、役者さんそれぞれがすてきだったなー。

○龍田知美さん  超抜の演技。元気で、しっかりしてて、大人な女で・・・でも、チョッピリおっちょこちょいで・・・。魅力的過ぎて、ボクが結婚相手に立候補したくなっちまったよ!笑

○和田広記さん  ダメダメな男の匂いがプンプンするけど、人が良くて憎めない男の演技を堪能させていただきました!笑
 
○西村壮悟さん  男前。喜怒哀楽のある役だったんだけど、テンポが良いからか、大げさな感じが全くしなかった!姿かたちが、役柄そのもので・・・最高っす!

○横澤有紀さん  元気一杯&小悪魔ぽい役柄を好演。思わず「もう一度10代に戻りたい・・・」と思わせてくれました!

○泉正太郎さん  垢抜けない若者を好演。思わず「10代には戻りたくねーな」と思わせてくれました!笑

○本東地勝  いかにも中堅編集者って感じ!編集者根性を魅せてもらいました!生井さんとの掛け合いの場面は、笑いながらも、反省させられたのでありました・・・(オンナッテ、ムズカシイヨネ。。。)

○生井みづきさん  クールビューティ!賢そう!!「先生」の洋服に付いていた値札の値段をチラっと見てたところが、たまらなく面白かった!!!

○深尾尚男さん  新人編集者らしいウザさを好演!笑  

○岩崎恵さん  すばらしいっ!江國香織と桐野夏生を足して2で割ったような売れっ子作家を好演。でも、見た目からして・・・内田春菊さんをイメージしてました!笑  ラストの台詞は「岩崎さんだからこそ、ここまで深く心に染みるんじゃないか?」と思っちゃった。。


やっぱり、この作品の魅力は、伝えられないなぁ。。。(泣)





贋作・Wの悲劇

贋作・Wの悲劇

劇団フライングステージ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2010/12/29 (水) ~ 2010/12/30 (木)公演終了

満足度★★★★

まさに「学ゲイ会」!!!
ステレオタイプの「ゲイのショー」ではない。。。

「ゲイがやりたいことをする!」・・・まさに学ゲイ会だった!

第2部なんて、「美意識」「インテリ」の匂いプンプンだったもの。。。

第1部の映画版「Wの悲劇」「時をかける少女」のパロディミュージカルは100分超。

まったく飽きませんでした!

おっさんにしかみえなかった「薬師丸ひろ子」も、最後には「清水ミチ子」に見えてきたよ!笑

いろんな意味で「深い」公演なので・・・

次回は、缶ビール1本飲んでから観にいきたいと思います!

そのほうが、心に染みそうだ・・・笑

ボーナストーク

ボーナストーク

ホチキス

王子小劇場(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/31 (金)公演終了

満足度★★★★★

大満足!!!
最初から最後まで、ハイレベルの濃度を保った秀作っす!すっごくオモシロイ!!

悪魔の3人、最高!

日替わりゲストはキャラメルボックスの渡邊安理さん。

この役者さんスゴイっ!

台本では「即興ぽい自由演技」の場面での登場なんだけど・・・

なんの違和感もなし!話の筋に則ったキャラクターに仕上げたのには、感心したなあ!
確実に客を笑わせることのできるレベルのクオリティだったし。
軽妙なやりとりとその仕草カタチにケラケラ笑うしかなかったよ。。。

登場シーンが終わった後も「また出てこないかな?」とマジで思っちゃうくらいの「役」だったなー。

今年は、これがラスト観劇。

すばらしい作品、そして劇団と出会うことができました!!!

ネタバレBOX

悪魔3人は強烈!

豪快で・・・強烈で・・・ちょっとバカっぽくて・・・なぜか義理人情に通じてる悪魔3人。。。

そのメイク&衣装は、3人のポラロイド写真を売って欲しいほどのクオリティだった!最高!!

あと、渡邊安理さんのパンダコスプレのボーカル志望の女。

パンツに手を入れるなっ!笑

それにしても、「白塗り&目の周りと鼻の頭だけ墨」のなんと可愛いことよ・・・ボクも、あのメイクしたくなったよ!どっかの宴会で使おっと!!

これもポラロイド写真を売ったら、相当売れたであろう・・・渡邊さん本人にとって「残したい写真」かどうかは知らんけども。。。

あっそうそう・・・この作品、完璧に面白かったんだけど、不満がひとつ。

帰り道の南北線での意見交換で、同行した子と意見が一致。。。

不満なのは、「七つの大罪」の「色欲」を犯す箇所。

『プレイボーイ』に掲載されてるグラビアアイドルを見た時でも悪くないのだが・・・もったいない!もっとイイ箇所があった!!

それは、パンダ女が入室してきた時。。。

あそこで、「乳デカっ!」と叫ばせるべきだったっしょ!笑


○「参った!」役者さん・・・小玉久仁子さん(あの「強烈な目チカラ&口元キリリっ」の御顔は、しばらくボクの脳内に居座りそうです・・・仕事中に思い出しちゃって、口元が緩まないようにせんと)

○こんな女イイなあ!・・・村上直子さん演じる妻「恵」(こんな女性とイイ仲になれるよう努力精進いたします!)

○妙に面白い!・・・神父の出身校「藤岡市立天才高校」(絶対バカだよ、この高校!笑)








リフレイン

リフレイン

劇団basico

サブテレニアン(東京都)

2010/12/26 (日) ~ 2010/12/28 (火)公演終了

満足度★★★★

思いっきりやっちゃえ!!!
キャラ設定が巧み&役者さんの顔が役柄にうまくハマってて、気持ち良くストーリーの世界に入れました(作・演出の小林さん、GOOD JOB!)。

まだ、若い劇団。

演技力は、まだ未知数(←決して、下手という意味では無いです。。。)。

内容も「探偵事務所」が舞台ながら、これが「出版社」でも「法律事務所」でも問題なかっただろうし、「損害保険会社」でもいいくらい。

どうしても、チラシに「探偵事務所」とあれば、ベタな展開を期待しちゃうボクとしては・・・そのあたりの「謎解き」のオモシロサが少ないのは、チョット物足りない感じはした。

「依頼内容」もよくわからなかった・・・いや、たぶん2度観ればボクのような「読解能力の低い客」でもよくわかるとは思うんだけど。。。

でも「また観よう!」という気になったのは・・・

役者さん達の「顔」がイイから!

「美男」「美女」「かわいい」・・・というのではなくて、どんな役でもこなせそうな、イイ顔を持っている感じがしたんだわ。

キャラ設定の巧い作家さんだから・・・次回作、楽しみです!

すごく将来性とおもしろさを感じました!!!

荒削りだけど、これからがホント楽しみな劇団です。









ネタバレBOX

それにしても、ダメな匂いプンプンの新入社員の男の子。。。

苗字がボクと同じでさぁ・・・

先輩社員に「○○っ!」と叱られるたびに、「ビクっ」としたよ。。。

ボクも新入社員の頃、あんな感じだった気がするもの!笑

ま、出会った瞬間に「オンナをオトす」ルックスは持ち合わせちゃいないけどな!

あっそうそう。。。

まだ、若いんだから(←演劇に年齢は関係ないか!)・・・ニューハーフやオカマちゃんの描き方を、型通りじゃないものに挑戦してもイイのかも!

ま、「馬場さん」はオカマちゃんでは、レベル高いほうだとは思いますが(笑)


○シビレタ役者さん・・・柳本直朗さん(若いのに、もう練れた大人の雰囲気・・・その仕草、マネしたいっす!笑)

○笑える役者さん・・・小幡雄太さん(フジの軽部アナそのものだ・・・)

○お願いしたい役者さん・・・小柳真理恵さん(笑顔を見たい!「山本っ!彼女を笑わせろっ!」←クールな受付嬢を完璧に演じてました。。。あと、ダンスをしているところを見てみたい!)。


女優(おんなやさしい)

女優(おんなやさしい)

ろりえ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★

なんかなつかしい。。。
「意欲作」・・・というのかな?

同行者の女性は「(@Д@;」「ヾ(。`Д´。)ノ」だったようだけど、ボクは、大学時代に「感じて」「語り合った」ような話だったし、舞台装置が面白すぎたので、3時間弱の上演時間は苦にならなかった・・・休憩時間もあったし。

陰鬱かつ劣情を催すだけに成りがちなテーマを、「うまく笑いと希望にもっていったな」という感じはした・・・ような気がしないことはない(←ニエキッテナイネ)。

犬の名前をみんなできめるシーンは笑ったけど・・・ダメな気がする。。。

細かい笑いをとる場面からこそ、じっくりと練って欲しかったかな(←エラソウダネ)。

次回作が楽しみです。

それにしても、舞台装置は凄かった。。。ボクもコロコロしたかった!笑




ネタバレBOX

この作品の「とり方」って、ホント分かれるんだろうなぁ。。。

中学の部活仲間が、1人を除いて全員「妹とヤッてる」わけだし(しかも10年以上も)・・・近親ともヤッてるし・・・そのことを女友達も知ってるし・・・その女友達の旦那は「(ヤッてる方の)中学の部活仲間」だし・・・

その行為を「やさしさ」と芝居では語られるわけですが。。。

コレって、初体験済ませて数年経って「一息ついた」大学生時代に感じたことに似てるんだよねぇ・・・当時はまだ「痛い目」にあってなかったし・・・時間は有り余ってたし(苦笑)

「女って最強だよなぁ」「あの’形状’は、哲学的ですらあるよなぁ」「観音様っていうしなぁ」「・・・(自主規制)・・・」etc....

そういう意味では、リアリティを感じるストーリーではありました。。。

「みな兄弟」的な話は、ボク周辺には無いんだけど、中瀬ゆかりさんが編集長時代の『新潮45』では、その手の実話がごろごろしてたし。。。

それはそうと・・・

最近、マッキーの『モン○ージュ』が頭から離れんのよ・・・あのダンスとともに。

なんだかんだ言って、この芝居、好きだったのかなぁ?笑




○よかった役者さん・・・堀越涼さん(全身で演技してました。完璧。)
○「参った!」役者さん・・・徳橋みのりさん(あのアヒル口には脱力です。)
○ここ笑った!・・・へその緒で綱引きのシーン。笑ったというより感心した!








蛇ヲ産ム

蛇ヲ産ム

日本のラジオ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

大人の上質空間。
ギリシャ神話は未体験ゾーン。

登場人物名の長さを見た瞬間に「コレ、勉強も無しに行くと痛い目にあう」と思い・・・

Wikipediaでベンキョーしましたー!笑

この程度の知識(?)で十分に楽しめました!

しかも同行者の方に「ギリシャ神話のかんたんレクチャー」をいただき・・・ギリシャの神々の「俗っぽさ」「ヤリ過ぎ感」に、興味がふつふつと湧いてしまったのであります。。。ホン、カッテコヨ。

画廊のようなスペースで、女性の役者が役柄を演じながら、ストーリーをナビゲート。。。

ギリシャ神話という古典に触れ・・・

自然光の空間・・・

おさえた演技・・・

すてきな時間を過ごすことができました。。。






可愛い怪物

可愛い怪物

劇26.25団

駅前劇場(東京都)

2010/12/24 (金) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

なんかヨカッタなー。
基本は「あたたかいコメディ」。

大きく分けて3部に分かれているんだけど・・・2部目はかなり笑ったなぁ。

重い感じがするチラシの印象とは全く違う・・・年末にはピッタリの「笑いあり、ドタバタあり、せつなさあり」のドラマ!

29日(水)は、終演後に「プレゼント大会&忘年会」があるとのこと。

初めて観る役者さんばかりだったんだけど・・・魅力的な方が多く、仕事さえ都合がつけば、絶対に行きたいっ!!!


ネタバレBOX

それにしても、女子中学生2人。。。

ずーっと・・・というか終演後にエレベーターで真実を知るまで・・・

「達者な子役」だと思ってました!笑

言われてみれば、宮本愛美さんは老け役もできそうだ(←でも、しゃべり方や仕草が中学生そのもの)。

で、問題なのが友人役の中川鳶さん。

未だ大人であることを信じることができません!笑

で、内容。

隣の部屋に住むイケメンの生活が気になり、薄い壁に耳をつけちゃう「サエない女子大生」が主人公。

そんな彼女が、亡くなった母親に「ありがとう」が言いたくて、反抗していた中学生時代にタイムスリップ、中学生の自分自身に色々と世話を焼く、という話・・・だと思う(←自信がない上に、ハショリ過ぎな説明だということは、よ~くわかってます・・・)。

中学生時代のエピソードが、とっても面白いので、この「タイムスリップ」はあってもなくてもイイような気はするし、3部目の登場人物が多い感じはしたけど・・・それでもイイ!

なにがイイのかは上手く説明できないけど・・・井の頭線内で「あの場面は最高やった!」「あの衣装は実にイイ!」とスラスラ言えるくらいおもしろいのであります。。。








阿部内閣

阿部内閣

オデッセー

本多劇場(東京都)

2010/12/22 (水) ~ 2010/12/27 (月)公演終了

満足度★★★

定石どおりの「安定感」
Pは、TBSのアンドリウさん。
演出に、小川範子のご主人吉田秋生さん。

かわいい女の子を、かわいく魅せる術は完璧、、、なのでしょう。。。

実際、安倍なつみさん&久住小春さんは可愛かったです・・・すっごく。

認めるのは恥ずかしいんだけどさ!笑

え~ネタバレも何も・・・芝居の内容は、すべてチラシに書いてあるのであります。。。

型通りの「政治家」「義理の娘」「敵役」が登場、、、

予想を裏切らない動きを見せ・・・大団円を迎えるのであります!!!

「娯楽作品」としてはコレで良いんだろうし、散りばめられた「ネタ」はおもしろかったし・・・観客みんなが「なつみちゃんが幸せになってヨカッタ!」と笑顔になるのが目的だろうし・・・(←そういえば、安倍さんによる「開演前の注意ナレーション」が流れた後の大拍手には、ビックリを通り越して感動覚えたわ)。。。



でも、もうチト、ハラハラドキドキしたかった!

だって、なつみ議員の悩みって・・・男が「コイツ、可愛いなっ!」って感じるようなかわいい悩みだけなんだ。。。

いくら、政治家がタレント化してるとは言え・・・少しは政策や根回しなんかで悩んでよ!笑

なんてエラソーに書いてますけども・・・冒頭で、いきなり安倍さんが目の前にいた時には「あっ・・・やっぱかわいい!」「あぁ、観劇してよかったなー」って思ってたんだよね!笑

それはそうと、保田圭さんはイイ感じになってきたよなー。

声がビンビン通ってたし、演技も堂々たるもの。

『あまから』の時は、まだ「ゲスト感」があったけど・・・

経験を積んで、努力精進して・・・ホントすてきな「役者」でした!

だからさ・・・

カーテンコールの時に、保田さんにも「圭ちゃん!」「よかったよ!」って掛け声あげよっ!

安倍さんと久住さんには、すごい歓声があがってたけど・・・保田さんのファンて、大人しい人が多いの?笑

ボク?

・・・シャイなんでね。。。

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

「ファニー☆マネー~FUNNY MONEY~」

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

テンションあがるぞっ!
いやぁ。。。やっぱ年末はカネカネカネだよなー!笑

小市民やら常識人やら小悪魔やらアホやらデーブ・スペクターみたいな胡散臭いのやら・・・まぁ笑かしてもらいました!

感情むき出し!

汗いっぱいの芝居!

テンション天井突き抜けの演技!

ボクも、熱くなりましたっ!!!

・・・でも、賞金王決定戦で一攫千金の予定は・・・今垣のバカぁ。。。

閑話休題。

冒頭からラストまで、一気に突き進むのだが・・・ちょっと休憩が欲しかったかな。

暗転があると伸びができるしねw

そういう意味では、緊張と緩和をもっとハッキリさせたら、さらに良くなったのかもしれない。。。

いや!このままでイイやっ!!年末だしっ!!!





ネタバレBOX

ラストのゲンナマ乱舞は気持ちヨカッタなー!!!

やっぱド派手なラストってのは、テンション上がるわ!笑

あっそうそう。。。

ラストといえば、悪徳刑事の「ズラぶっ飛び」は衝撃だったよなー。

あれで、軽く「イラっ」としてたキャラが、一気にかわいくなっちまったよ!笑

ただ、東署と西署の刑事同士が「顔を知らない」ってのは、どうかと。。。

悪徳刑事のほうは、出会い頭は一瞬あせってた様だけど。

あそこで、ヒゲの刑事にバレないように、そ~っとズラを取るってのもよかったかも(←たんに、そういうシチュエーションの演技を見たいだけさ!笑)。

あと・・・

受付兼演出助手の白土さん。

次は出演してな!笑

舞台 蒼穹のファフナー

舞台 蒼穹のファフナー

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

まいったね、こりゃ。。。
いわゆる「アニメ」は食わず嫌いなところがあって。。。

中学生の頃、同級生がハマっていた『AKIRA』というアニメが全く理解できず・・・

高校生の頃、彼女の部屋で観た『風の谷のナウシカ』。
冒頭の巨大な虫みたいなのがモゾモゾしてる間に熟睡(たぶんビデオが始まって10分もたってなかった)・・・。

それ以来、「アニメの世界観ってのは、合わない!」と思ってた。

で、今回の『蒼穹のファフナー』。

冒頭の山元さん演じる役の台詞が・・・思いっきり「アニメ世界」っぽい。

この時点で、「うっ!ヤバいかも」って感じ。

「がんばって(我慢して)観たらイイことあるかもしんないっ!」と思い続けて10数分後・・・

前のめりで、芝居に夢中になってやした。。。

きっと、原作者や演出家が狙う「感動」はしなかったんだと思う。。。

ラスト近く、隣や後ろで「すすり泣き」が聞かれたけど、その時は「ホッ」とすらしてたし(←ボクノニンゲンセイガ、ウタガワレルネ)。

純粋に「戦争物」「娯楽作品」として、楽しみました!

「ガンダム的」な世界なのに(←こう言ったら怒られるか?)、メカや戦闘機は一切出てこない。
メカ(←この表現も怒られそうだ)での闘いは、役者さんの身体で表現されるのだが・・・全く違和感が無い!

女性のほうの主人公のラストなど・・・彼女のカラダが「メカ」に見えたもんなぁ。。。

台詞の明確さ、役者さんの熱演、秀逸な配役(←演技力・活舌はイマイチでも、見た目だけで強引にもっていかれた感じ)、、、いろんな要素があるんだろうけど・・・この芝居は、かなりおもしろかったです!!!

あまりのおもしろさに、原作アニメを見たくなっちゃって・・・たまたまテレビ放映をやってたので見ました。。。


・・・舞台のほうが、ずっとず~っとヨカッタ!

アニメのほうも、見続けたらハマるのでしょうか?笑



ネタバレBOX

松来未祐さんの声は強烈だった!

この世のものとは思えない声・・・笑

あと、、、

「アニメ声」という言葉は、時たま聞きますが・・・

役者さんたち・・・すごく「アニメ顔」でした!

戦闘服(?)も着こなしていて・・・コスプレっぽさが無かった!

すごいっす!
獣従承知(じゅうじゅうしょうち)

獣従承知(じゅうじゅうしょうち)

角角ストロガのフ

王子小劇場(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/20 (月)公演終了

満足度★★★

秀逸なラフデッサン!?
こういう芝居を「問題作」というのか。。。
それとも「名作のラフデッサン」と言うべきか。。。

芝居って、それぞれ感じ方が違って当然!
その「違い」「温度差」が、観劇後の食事に花を添えるし。

ただ、少なからずのモヤモヤ感に、「アフタートーク聞きてーっ!」とは思った。

たぶん、そこかしこに「キーワード的なものが散りばめられているんだろうな」と思わせる台詞がいくつかある(ように感じた)。

ただ、その台詞を咀嚼できぬ間に、舞台がスピーディーに進行していくので・・・「あぁ、、、あの場面はこういうことだったのかなぁ???」という感想ですら、自宅の湯船につかってる時に初めて浮かんできたのであります。。。笑

観劇後は「このチラシは、いったいなんだったんだっ?!」と思うばかりでした・・・

が・・・

今は「欲望の肯定とは?」「充足感とは?」「幸せとは?」「本音と建前とは?」

いろいろと考えます。。。

・・・演出家さんの意図するところは、、、未だにわかっていないんですが。。。笑




ネタバレBOX

女王様の「アハンウフン」には、ニヤけそうになる顔面の筋肉を押さえきることができませんでした。。。

無念でなりません!笑

ロボと暮らせば【ご来場ありがとうございました】

ロボと暮らせば【ご来場ありがとうございました】

青春事情

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★★

せつなくほっこり。。。
家族のカタチは数々あれど・・・親子の情ってのは、コトバではあらわせない深さがあるよなぁ。。。

せつなくなったり、心がほっこりしたり。

親の若い頃の顔が浮かんできちまったよ・・・まいったね。

あまりに心が温まって、、、

観劇後に寄ったタイ料理屋で、パイナップル炒飯を頼んじまったわ!笑

あっそうそう・・・

ちょっと長く感じたかなあ(105分くらい)。

エピローグのところとかをバッサリ切って、○○とロボットとが、赤ん坊を一緒に育てることになった経緯を描いたほうが好みだなー。

ネタバレBOX

『ロボと暮らせば』。

ホントに一緒に暮らしてたよ!笑

このロボット。

とあるエンジニアが、赤ん坊が生まれたばかりの親友の死に際して、彼のデータをプログラミングし、アンドロイド型ロボットにした、というもの。

この一風変わった(いや、かなり変わった)親子。

その暮らしぶりは・・・どこの家庭にもあるもの。。。

父さんのなにもかもが大好きな「幼少期」。

父さんのなにもかもがイヤになっちゃう「中学生時代」。

父さんのことを少しずつ理解しはじめる「高校生時代」。。。

この一連の親子関係の描写は、なかなかヨカッタなー。


で、感想。。。的なもの。

ロボットの動きはグッド!表情もヨカッタ!!!

ただ、ロボットにしては饒舌なんだわなー。

幼少時代を、台詞抜きのパントマイム(?)で表現する場面があるんだけど・・・ココがなんかイイんだよなぁ。。。うん、抜群にイイ!

だから、思い切って5~6の単語&センテンスを使いまわしたほうが、良かったのかもしれない。。。良くないかもしれないけど(←自分のセンスに全く自信が無い)。

他の方の感想にもあるように、母親の存在が無いのが、意外と大きな欠点だろう。

スナックのママに「育児放棄」を語らせるあたりで、匂わせているのかもしれないが・・・。

あと、脚本&演出の方が、アーパーな役で出てくるのですが。。。

コレはどうすか?笑

チョイ役で、脚本家が出るってのは好きだけど。。。

コレはどうすか?(←シツコイネ)

主人公の親友の友達としての出演の方が、、、と思った。

スネ毛ボーボーの小学生。。。(←笑えねっか!しかも、お二人にスネ毛があるかどうか知らないし)。


あっそうそう・・・主人公の女優さん。

すっごくキレイ!

婚約者に軽くジェラシー感じちまった!笑









Parade3 「X=2のn乗-n-1」

Parade3 「X=2のn乗-n-1」

インプロ・ワークス

小劇場 楽園(東京都)

2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

カラダの芯から熱くなったゾ!!!
「即興劇アレルギー」を克服すべく観劇。。。

S福亭T瓶のテレビドラマ、Mーニング娘の舞台。。。どれもこれもダメ。

「自然な感じ」を意識しすぎているような気がして、正直、苦手だった。

で、小劇場楽園へ。。。

演題の『1212』は、公演日の「12月12日」のこと。

舞台の中心を下北沢に見立てて、5人の役者が、それぞれ12日の朝、目覚めた場所の位置につく。

清水宏さんは大阪で目覚めたとのことで、舞台上の「下北沢」からかなり離れた客席最上段へ。。。

じつは・・・この時点で、かなりボクは前のめりになってた!

「自分が起きた場所」についただけなのに・・・なんで、こんなに新鮮なのか!オモシロイのか!!!

さらに、今井敦さんの目覚めた「自宅」が、ウチの畑の結構近くで・・・「ウチって、下北からこんなに遠いのか!」って、、、なんか一気に舞台との距離が縮まったなー。

で・・・舞台は一気に展開していく。

爆笑の連発!!!

即興劇(インプロ)って、単なる「脚本の無い芝居」じゃなくて、「自分の持てるものを、他人と息を合わせて&距離を測って&ぶつかりあって演じる芝居」なんだって思った!

こんなにオモシロイとは!興奮するとは!

じつは・・・

途中から、「この中にボクも入りたいっ!」って思っちゃってました!

「ボクをイジってーっ!」って感じ?笑

演劇の経験ゼロなのにさ。

こんなにカラダの内側から熱くなった芝居は久しぶりかも。。。

インプロ。。。

スゴイっす!

絹川友梨さん!今井敦さん!清水宏さん!佐藤拓之さん!山田宏平さん!

すばらしい!!最高!!!  




『共犯者』公演終了 ご来場ありがとうございました。

『共犯者』公演終了 ご来場ありがとうございました。

津田記念日

OFF OFFシアター(東京都)

2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

シビれたっ!!!
大熱演!脚本超抜!!ヤバ過ぎる展開に心拍数2倍&血圧30up!!!

いや~

最前列で観たのは大正解であり、大不正解でもあり。。。

いや・・・

大正解っしょ!!!!!

ネタバレBOX

舞台は左右で2分されている。

片や「脱出不可能な密室(誘拐された4人が閉じこめられている)」。
片や「取調室(刑事と誘拐犯が向かい合っている)」。

この左右が交互に進展していくのだが。。。

まず、ここでダマされた。

てっきり、密室に閉じ込めた犯人が取調べを受けていると思った。

だって演題が『共犯者』でしょ?

密室は、内側から厳重に南京錠がかかってるわけだからさ・・・どう考えても、取調室の容疑者の共犯者が密室の4人の中にいる、と思っちゃうじゃん!

ボクの推理力の無さ&最前列で芝居にのめりこんでいたことを差し引いても、この構成はスバラシイとしか言いようが無い。

ラストは「想像してね!」なんだけど・・・コレでいい!

印籠を出さない石坂浩二の水戸黄門が大嫌いだったボクも、このラストは、コレでいいと思った!


あっそうそう・・・これから観にいく人で、ネタバレ読んでる人はいないと思うけど(笑)


最初のロッカーを開ける直前・・・深呼吸したほうが身の為っす!

とくに!最前列の人!!


ボクの隣の女性が・・・

「キャーっ!!!」とマジ叫び声を炸裂させてました。。。


でも、あの「キャーっ!」はヨカッタ!

最高のSEであり、最高のスパイスでした!笑
py.

py.

コメディユニット磯川家

pit北/区域(東京都)

2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

うん。笑ったよ!
磯川家の「プロモーション公演」っす。
「お気に召されましたら、友人に広めるもよし、ブログに書くもよし、本公演のチケット予約するもよし」って感じかな。

とりあえず、広めときました!

でも、ガチャガチャで欲しくてたまらなかったカンバッヂ・・・うれしくてパーカーのヒモにくっつけてたカンバッヂ・・・勢いで1個あげちまった(DVDは死守した)。。。

で、内容ですが。。。

コントが6本だった・・・っけ?笑

どれもこれも、笑かしてもらった!

「もっともっと観たい!」というキモチにさせられたが・・・「磯川家の策略にまんまとハマッちまった!」と下北のカレー屋で気づいたのであります。。。

・・・また、ガチャガチャしにいこ!笑

ネタバレBOX

どれもこれも、素直に笑えるコントでした。

ただ、野球で言うなら、ストレートをド真ん中にビシバシきめるピッチャーのような笑いばかりだったかな。
「コノ球、打ってみろーっ!」的な(←ワカリヅライネ)。

植木等の後ろのほうで、細かい芸をしちゃう谷啓さんのような、変化球的な笑いも欲しかったような気はする(←例えが古い上に、物部さんがそんな役をしてたような・・・気がしないことはない)。

クチが悪い人なら「出オチが多くね!?」って言うかもしれないし(←さんざん笑っといて、こんなこと書くか?笑)。

きっと本公演では、役者さんのいろいろな顔を見ることができるんだろうなぁ。。。存在するだけで笑える人ばっかじゃなくて。。。

自信が無くて、けん制球ばっか投げる投手。

痔の痛みに耐える捕手。

巧過ぎて、ファインプレーがファインプレーに見えない地味な内野手。

外野席からの強烈なヤジが気になって仕方ない外野手・・・みたいな。


磯川家の役者さんって、どんな役でもこなしそう。。。

・・・で、なんで野球選手の役ばっかなんだろ?

あっそうそう・・・あのピカチューのぬいぐるみ、高田馬場で、3女が抱いていたような気がするんだけど・・・気のせいでしょう(笑)

あと、ピカチューが最後に「ピカチュー」やってくれたときに、ボクは昇天しかかりました!(←そして、ボクも「ピカチュー」って言いたくなっちまった)。


本公演、今からすっごく楽しみですっ!!!





コチャラカ誕生

コチャラカ誕生

bonno108

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2010/12/10 (金) ~ 2010/12/12 (日)公演終了

満足度★★★

なるほど。。。
次世代の演劇人・芸人が’コチラから’発信していくお笑いが「コチャラカ」である(演劇説明より)。。。

演劇と言うよりは、「コント集」。
あっ笑点でおなじみ好楽師匠の息子、王楽師匠の落語もあります。

シュールな笑いからベタな笑いもあり、お笑い好きにはゼイタクな時間でしょう。

座席もゼイタクだし。

会場のキンケロシアター。
ここの座席は、中古を超えた古飛行機のプレミアムシートくらい快適です。。。

観客からのウケはよかったみたい。
思いがけず会った知り合いも、クスクス笑ってたし。
終演後「おもしろかったー」という声もそこかしこに聞かれた。。。

ボクは。。。

「中堅下位」って感じ。

「コチラから」というだけに、パリコレみたいに「原色」的な公演だったのかな。。。

でも、、、もうチョイおもしろくなる(広がる)テーマだったと思うんだ。。。

オチは。。。キレは良いけど、消化不良感がある。

アチャラカなら、「チャンチャン♪」なんだよねぇ。。。

あっ、これはコチャカラか。。。

劇場が最高だったので、星ひとつ追加と言うことで。



ネタバレBOX

王楽師匠の落語一席は「転失気」。

コレ系なら「酢豆腐」のほうが。。。

にぎやかな「鉄拐」なんかも。。。ってコノ話は立川一門だけ?


一番好きだったのは、日本人から生まれた(?)金髪オネエチャン。

二番目に好きだったのは、「名前負けしてるから、改名してくれ!」と訴える「賢人」と名づけられたアホ息子。

三番目に好きだったのは、喫茶店のテーブルクロスの柄と、自分のワンピースの柄がかぶっちゃった女。


お気に入りが3人もいるね。。。


・・・結構、楽しんでたんじゃねーかぁ?笑

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