満足度★★★★★
まいったね、こりゃ。。。
いわゆる「アニメ」は食わず嫌いなところがあって。。。
中学生の頃、同級生がハマっていた『AKIRA』というアニメが全く理解できず・・・
高校生の頃、彼女の部屋で観た『風の谷のナウシカ』。
冒頭の巨大な虫みたいなのがモゾモゾしてる間に熟睡(たぶんビデオが始まって10分もたってなかった)・・・。
それ以来、「アニメの世界観ってのは、合わない!」と思ってた。
で、今回の『蒼穹のファフナー』。
冒頭の山元さん演じる役の台詞が・・・思いっきり「アニメ世界」っぽい。
この時点で、「うっ!ヤバいかも」って感じ。
「がんばって(我慢して)観たらイイことあるかもしんないっ!」と思い続けて10数分後・・・
前のめりで、芝居に夢中になってやした。。。
きっと、原作者や演出家が狙う「感動」はしなかったんだと思う。。。
ラスト近く、隣や後ろで「すすり泣き」が聞かれたけど、その時は「ホッ」とすらしてたし(←ボクノニンゲンセイガ、ウタガワレルネ)。
純粋に「戦争物」「娯楽作品」として、楽しみました!
「ガンダム的」な世界なのに(←こう言ったら怒られるか?)、メカや戦闘機は一切出てこない。
メカ(←この表現も怒られそうだ)での闘いは、役者さんの身体で表現されるのだが・・・全く違和感が無い!
女性のほうの主人公のラストなど・・・彼女のカラダが「メカ」に見えたもんなぁ。。。
台詞の明確さ、役者さんの熱演、秀逸な配役(←演技力・活舌はイマイチでも、見た目だけで強引にもっていかれた感じ)、、、いろんな要素があるんだろうけど・・・この芝居は、かなりおもしろかったです!!!
あまりのおもしろさに、原作アニメを見たくなっちゃって・・・たまたまテレビ放映をやってたので見ました。。。
・・・舞台のほうが、ずっとず~っとヨカッタ!
アニメのほうも、見続けたらハマるのでしょうか?笑