いよいよ決戦です、その際の心構え。
タイガー
OFF OFFシアター(東京都)
2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★★
ぐだぐだを愛せるかどうか
登場人物の目的はいたってシンプル。
その中でのぐだぐだ。脱線につぐ脱線。話は一向に進まない。
そのぐだぐだ感を受け入れられるかどうか、それがすべて。
白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2012/01/25 (水) ~ 2012/01/30 (月)公演終了
満足度★★★
今回は
はじめてBIG TREE THEATERで観劇。
席の勾配が急で、後ろの席に座った人のことを考えなくても良いので見やすかった。
内容は序盤はちょっと平板で、入り込めなかったが、
終盤はいつもの勢いでグッと持って行かれたなーという感じ。
展開や演出にユニークさを感じ、
いつも通りクライマックスの迫力は素晴らしかった。
ただ、初日だからか、どこか役者のぎこちなさも見えた気がする。
三人の魔女
劇団アルターエゴ
六行会ホール(東京都)
2010/10/27 (水) ~ 2010/10/31 (日)公演終了
満足度★★★
台詞が正統派
シェイクスピアの
「マクベス」からマクベス夫人
「ロミオとジュリエット」からジュリエット
「ハムレット」からオフィーリア
をそれぞれピックアップした話。
物語はマクベスに登場する三人の魔女が進めていく。
台詞はきちんと小田島雄志訳をもとにした、
正統派のシェイクスピアだった。
必ず訪れる日~石鹸工場~
かもねぎショット
ザ・スズナリ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了
満足度★★★
ふわふわとした感じ
宣伝文句の通り、出演者の個性もあり、
石鹸工場の大道具の仕掛けも面白かった。
ただ、石鹸工場でなければならなかったかな?
作家が造りだした架空の工場、というイメージが強かったけど、
演技はリアリティを出すような自然な演技だったので
リアルな工場でもよかったような気もします。
あめつちほしそら
潮見組
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/07/21 (木) ~ 2011/07/24 (日)公演終了
満足度★★★
何回斬られても…
殺陣がメインの舞台で2時間弱。
アクション好きの方や派手な立ち回りが好きな方には良いかも。
個人的にはアクションが入るとそこから展開が進まなくなって
斬ったり蹴ったりする動きをただ見ているしかなくなるので、
後半少しつらい感じ(殺陣の手が似たものが多い為)でした。
潮見さんのアクションは迫力、安定感ともに流石。
KIND
劇団伍季風 ~monsoon~
アイピット目白(東京都)
2010/05/01 (土) ~ 2010/05/04 (火)公演終了
満足度★★★
初日行きました。
初日、見に行きました。
まだ温まっていないのか、ちょっと噛みが。
全体的に良い感じですが安定しすぎていて、
もうちょっとアクセントを強く入れてほしいなという感じでした。
「ボイルド・シュリンプ&クラブ」(8月)
劇団6番シード
シアターKASSAI(東京都)
2012/08/15 (水) ~ 2012/08/19 (日)公演終了
満足度★★★
個人的に
これは特徴なので好きな人はとても好きなのだと思うが
演技がディフォルメされたコメディで、途中で展開に慣れてしまって
全体的にあまり好ましく思えなかった。
もちろん笑えたところもあったし、
あの台本あの展開ならあの演技がベストなのだと思います。
だからこれは完全に私見。
その勢いで言うと二話構成はちょっと長く感じてしまった。
転換はスピーディでとても良かったと思います。
Telephone
劇団伍季風 ~monsoon~
プロト・シアター(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/14 (日)公演終了
満足度★★★
オムニバス
自分のところでも一回
オムニバスやりたいなあと思っているのだけど
見る立場から、どんなカタチで提示するべきか悩んでいるときに
このオムニバス公演。
それぞれ違う人が考えて、違う人が演出しているのだけど
やはりおもしろいのもあれば、そうでもないかなと思うのもあり。
ひとつひとつ違う人が作っているのだから
評価は難しいけど、2000円の舞台にしては面白かった。
のばら心中
蜂寅企画
シアター風姿花伝(東京都)
2010/06/03 (木) ~ 2010/06/06 (日)公演終了
満足度★★★
着物の女性は良い。
着物と言うのはとても艶かしくて良い。
白菊の一番最初の入り方は良かった。
それだけに、あのように印象的な演出に耐えうる女性陣がいるのだから
大見得を切らせるシーンがもう少し入っても良いのではないかと思った。
男性陣にはもう少し頑張ってもらいたかった。
展開や、人物の絡み合いはシンプルでわかりやすくて良かった。
言葉も光るものがある。
それだけに、心情を表す演技がとても大切になると思う。
メゾン・ド・ウィリアム
劇団バッコスの祭
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2011/01/09 (日) ~ 2011/01/17 (月)公演終了
満足度★★★
主張は伝わる
シアターグリーン BOX in BOX THEATERってホームページで見たとおり、
やっぱりキレイだし客席の段の高さが見やすい。
今回は1時間15分ということで舞台では短い方だったけど
内容の重さとの兼ね合いもあって、ちょうどいい長さでした。
音無村のソラに鐘が鳴る
演劇企画ハッピー圏外
TACCS1179(東京都)
2011/06/10 (金) ~ 2011/06/13 (月)公演終了
満足度★★★
ラストのテンポが良い
物語後半のスピード感が良かった。
出来事がすべて収束していく感じが小気味良い。
舞台装置もシンプルな上、間口が非常に広かったので
演技がスペースに見合ってなかったかも。
照明は、特に青がとても綺麗に感じられた。
これは僕が神様になりたかったけれどなれなかった話で、僕の彼女が実は地球だったってオチが待っている話なわけで、
劇団エリザベス
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2011/08/19 (金) ~ 2011/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
違和感とセンス
照明と装置が綺麗でセンスを感じた。
話は分からないながらも、分かる。
だた、90分の舞台なのに長く感じた。
全体に漂う変な違和感があるが、
これが、大成する劇団に感じる違和感なのか?
つきの石でピクシーになるが如く。
今後、挑戦し続ける姿勢に注目していきたいと思います。
POP’n 箱ティッシュ、アマンダ!
オッセルズ
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2009/03/27 (金) ~ 2009/03/30 (月)公演終了
満足度★★★
賛否
チラシに書いてあるとおり、コントのオムニバス。
想像していたよりずっと面白かった。
この手の舞台は、役者に
客席の雰囲気を感じる力が必要だが
なかなかよくできていたと思う。
役者にまかせて作った部分が大きいのか、
役の場に対する(または相手役に対する)順応の仕方がバラついている。
それが良くもあり悪くもある。
これは作り手の落ち度ではないが、
今回のステージは、なにが起こっても笑ってしまう
笑いすぎのお客さんがいたため、少々醒めるところがあったのが残念。
絶妙な空気感で笑う、といったことができなかった。
ビリジアン
アカネジレンマ
劇場HOPE(東京都)
2011/11/16 (水) ~ 2011/11/20 (日)公演終了
満足度★★
盛り上がりに欠ける
最初のセットの置き方と光の当て方は良かった。
ただ、話の盛り上がりに欠ける。
劇場HOPEは初めてで、
間口が広く、奥行きもあって良い劇場でした。
『あぁ、自殺生活』 ~ ありがとうございました。次回は下北沢楽園にて6/1(金)&6/20(日)に上演致します。
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2010/05/13 (木) ~ 2010/05/26 (水)公演終了
満足度★★
長く感じた
劇場の雰囲気も入場券も良かった。
だけど長い。
話の中で発想が面白い箇所もあったが
二人の関係と演技のリズムがパターン化しており、ちょっと飽きる。
クライマックスの盛り上がりはよかった。
[※25日(日)13:00追加公演決定!!] 脳内TRIPアルゴリズム!!
オッセルズ
シアター711(東京都)
2010/07/21 (水) ~ 2010/07/26 (月)公演終了
満足度★★
むむむ
うーん。楽しめなかった。
コンセプトがむずかしいところ。
いまはお笑いブームで、テレビでプロのお笑いのコントを見ることができるのに、
劇場まで来てお金を払ってまで見るというのはけっこう大変なことだと思う。
もっと劇場に特化したなにかを探さなければだめなのではないかな。
以前ミラクルシアターで見たときは、ダイナミックさがあってもう少し笑えたのだけど、
今回は…これならテレビかな、と思ってしまった。
クラウド・エンド
激団リジョロ
シアターシャイン(東京都)
2009/06/24 (水) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
満足度★★
ハードなのはハード
内容が、というか演技が非常にハード。
あれだけのエネルギーを放出し続けることができるのは驚嘆。
ただ物語の内容は賛否の分かれるところ。
こういう話をこういう表現の仕方で上演する劇団だと知っている人にとっては
いいのかもしれない。
話が進むほど、いろんなことが明らかになっていき、
展開そのものには「ああ、そうだったのか」と素直に思えた。
「死」に関して、いろんな考えや思いを持っている人がいるだろう。
この劇団ではこういう考え方です、と客に提示するのはいいが
賛同できない部分でも、やたら灼熱で畳みかけてくることに拒否感を覚える。
舞台で「死」や「殺し」を行うのは、
それをやる必然性とやる意味が十二分にあるときだけではないか。
もちろんやる側にはそれがあったのだろうが、
(主張は理解できたが)自分にとってそこまでの意味は見出せなかった。
一度、席に座ってしまったお客は最後まで身動きが取れない。
肌の合わない方には、熱い分だけつらい時間をすごさなければならないこともある。
舞台役者の方々は演技がよかったのだが、今回は違った話が見てみたいと思った。
お台場SHOW-GEKI城「センチメンタル☆草津」
ブラジル
フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)
2007/12/15 (土) ~ 2007/12/19 (水)公演終了
満足度★★
思ったより
どういう見せ方をしたいのかよくわからなかったのが正直なところ。
勢いで見せる舞台にしてはテンション、テンポがでていなくて
物語を楽しむ舞台にしては展開がいまひとつで
どちらにしてもちょっと中途半端に感じた。
確かにお客さんは随所で笑っていて、
それはひとつのエンタテイメントなのだろうが、
逆に物語の展開をにおわせる言動(伏線)が、結果期待はずれだったり
話そのものが味気なかったように思う。
ただ、一緒にみた友達は
「おもしろかった。私の好きな系統の芝居だ」といっていたので
見方によるのだろう。
Se eu Pudesse
グーフィー&メリーゴーランド
アイピット目白(東京都)
2009/11/26 (木) ~ 2009/11/29 (日)公演終了
満足度★
ちょっとひどい
江戸時代の喋り言葉にしたために
セリフに感情をのせる技術不足なのがもろに伝わって、
話に入っていく下地ができないまま進行した感じ。
とにかく場面転換が多く
必要のないシーン、必要のないセリフが多い印象。
やたらスモークをたいていたけど
それも必要なかったのでは…
頻繁に下手からモクモクとスモークがあがり
気になってしょうがなかった。
物語の、説明の足りない部分と
説明の多すぎる部分があってバランスがわるく、
また、話の整合性のとれていないところもあり
全体的にエンターテイメントとして仕上がっていないと感じた。
これで前売り3200円は高すぎる。
FURTHER ALONG
ノーコンタクツ
萬劇場(東京都)
2012/11/23 (金) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
うーん
物語が短いシーンの連続で構成されているんだけど、
進行とあまり関係のない遊びや思わせぶりな台詞が多い印象。
拝見したのが初日のせいか、殺陣自体のミスがあったり
「ザ・ハードボイルド」な仕種が逆効果になってしまい
それらがしばしば間延びする原因になってちょっと見づらかった。
脚本含め、総てにおいて、カッコつけることが最上の目的になっているように感じてしまった。
真ん中くらいの席で見ていたのだけど、声もいまいち届かなくて、
諸々もうちょっと頑張って欲しかったな。
中国人の殺し屋役の方はしっかりリズムが作れていて好きだった。
舞台セット、衣装、照明は綺麗でした。