どきどきドッ近眼(若干老眼)の観てきた!クチコミ一覧

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すばらしい日だ金がいる

すばらしい日だ金がいる

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★

若さとエネルギーに嫉妬しました
皆さん、多い科白を流れるように語り、最後の群舞に至るまで、実にエネルギッシュでした。ただ私にとってはあまりに饒舌で行間がなく、緩急の「急」ばかりで、いささかきつかった。自分の年齢を感じました。
とはいえこれがこの劇団の持ち味なのでしょうね。これから成熟していく過程でどんな変容を遂げるか、楽しみです。

ネタバレBOX

うつになるひとって、どこか他人に優しく寛容であろうとするのじゃないかと思うのですが、登場人物にそういう優しさや「とほほ」感がなかった。個人的にはそんなところからこぼれ出すユーモアを期待したのですが。


主役の長い科白は見事というほかありませんが、音楽でいえばフォルテシモのアッチェレランドが続いているような印象で、かえってさえざえとしてしまいました。
皆さんよかったけど、舞台の空気をちょっと変えた虫と、るーちゃんが特によかった。
ある冬の朝、Kは

ある冬の朝、Kは

タテヨコ企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/10 (月)公演終了

満足度★★★

Kの意図
狭い舞台で結構な出演者の数。いろいろ盛り込みすぎていて、ちょっとわかりにくかったですが、なかなか面白く、また考えさせられました。

ネタバレBOX

主な舞台は屋上。斜めになっていて、やりにくそうでした。Kは近藤かなと思うけど、他にもKと略せる役があり、そちらの視点での話でもあるし。女優さんが似たようなタイプが多かったです。

Call Me!漬物売ってんだ~!!

Call Me!漬物売ってんだ~!!

セメント金魚

笹塚ファクトリー(東京都)

2009/01/27 (火) ~ 2009/02/01 (日)公演終了

満足度★★★

多少のことには目をつぶって
わかりやすいコメディ人情ものが好きなので気にかけつつもチラシとタイトルがあんまりで二の足を踏んでいたが、縁あって観劇。プロトタイプの登場人物(時にキャラ変わる)や、頻繁に脱線する筋書きなど、気になるところはあったけど、違和感もちつつもいつのまにか応援したい気持ちになっていました。脚本はフツーだけど、役者さんたち(特に女優陣)が上手で、舞台にハリがあり、かといってエネルギーが空回りしない。「応援したい」というのが正直なところかもしれません。ごちゃごちゃしつつも一気に進んだ1時間40分、眠気がさす隙がありませんでした。サービス精神と自分たちも楽しんでる、一生懸命サガ素直に客席に届き、とても好感をもてる劇団。

春子ブックセンター

春子ブックセンター

シアターBRAVA!

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2008/06/12 (木) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

ダラダラ感が・・・
友近、きれいどころ、拙者ムニエルの伊藤修子も活きてた。平田さんさすがだが、もったいない使い方。芸人こその遊びができたのはなだぎぐらいかなー

ネタバレBOX

しかし、なだぎっぷりには惚れました♪
莫逆の犬

莫逆の犬

ONEOR8

新宿シアタートップス(東京都)

2008/04/17 (木) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★

本公演、田村脚本新境地か?
ココリコ田中さん熱演でした。ONEOR8は客演の人が真ん中をとることが多いけど、ひけをとっていなかった。団員がもっと出てくると嬉しかったんだけど。前回公演に出ていたラッパ屋の弘中さんが並びにいらした。富塚さんはわかりやすい役とはいえ、今回弾けててよかったー。女優さんがもっと弾けてたらよかった。

ネタバレBOX

雀卓を囲む四人はほとんど「サラリーマンNEO」な雰囲気。自然と客席から笑いがおきた。野本さんと平塚さんなんかは発散してるって感じでした。
父と暮せば

父と暮せば

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2008/06/13 (金) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

満足度★★★

義父と観れば
芝居見物が初めてという義父を連れて出かける。広島弁、二人芝居、辻さんの個性がよく出た小品だった。二人で場を持たせるというのはなかなか大変。辻さんの存在感に幸福に家路につきました。

ネタバレBOX

ちなみに義父は、父が幽霊であるというところを理解していなかった模様。
「娘を嫁に出す父親の気持ちは複雑ですな」と言っていた。
前もって説明しておけばよかった。
青春荘の人々2

青春荘の人々2

ペテカン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/06/07 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★

自分が歳とったのかなー
面白いし、役者陣うまいし、テンポいいし、演出もよかったです。でも「良質の」までは今少し。役者さんの声が小さく、せっかくの笑いどころがスルーされちゃったりする。多少ベタで、ついていくのに多少努力が必要でした。脚本がもうひといき。チームワークがいいのが好感。女優さんきれいでうまい。

ネタバレBOX

途中のミュージカル仕立てには爆笑。
洞海湾 ー九州任侠外伝ー

洞海湾 ー九州任侠外伝ー

サモ・アリナンズ

ザ・スズナリ(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/15 (火)公演終了

満足度★★★

松尾スズキをこのハコで。
やっぱりスズナリはお尻痛いけど(みんなもぞもぞしていた)、
この大きさがいいなぁ
最前列で、小ネタ満載の松尾スズキを、達者な役者でみられ、幸せでした

サモアリはこれでしばらく休演とのこと
またの日を楽しみにしたい

当日券待ちのお客さんを目いっぱい入れるために、開始がかなりおした
会場整理の女性がテンパッてかなりイアツテキだったので 星1つ減らし


ネタバレBOX

久ヶ沢さん 好きだな~ 緩急が抜群
オクイさん 上手だなーと見直しました
平田さん ちょっともったいない使い方だったけど 目近でみたらとってもかわいかった 発声 滑舌のよさはさすが

「ユカリ」「クレラップの女の子」 ああいうのが好き どっちも久ヶ沢さんがらみだけど

下ネタは個人的にはちょっときつかったかな
その鉄塔に男たちはいるという

その鉄塔に男たちはいるという

*pnish*

青山円形劇場(東京都)

2008/04/24 (木) ~ 2008/05/01 (木)公演終了

満足度★★★

見切れ席に鉄塔はあまりに高く・・・
今回の*pnish*を二分割して上演するという企画はある意味成功だったように思います。しかしそれと同時に、メンバーのこれからの方向性の違いも感じさせるものではありました。土屋さんの熱演ぶり、折々見せる表情のよさに、「ちょいファン」だった私は「かなりファン」になりました。ただ、土田英生作品独特の男のムサさやおかしさは、全方位に開放感を持つ青山円形劇場だと薄まってしまったかな。

ネタバレBOX

衣装のあちこちにジッパーがついていて、とても楽しかった。
見切れ席からは鉄塔の上の芝居は近すぎて見上げられなかった。
プール・サイド・ストーリー

プール・サイド・ストーリー

J-Stage Navi Produce

赤坂RED/THEATER(東京都)

2011/08/24 (水) ~ 2011/08/28 (日)公演終了

満足度★★★

井之上さん さらうさらうう
井之上さん目的で観に行き、その目的は充分に達せられました

あまり観ない部類の若者が弾け・・・という話だったけど
堅実な脇に支えられ はつらつとした姿がとても好感もてました
主役の恋人を演じた2人 いずれも初々しく 今後が楽しみです

電話でチケットをとったのですが システムがいまひとつ不明でした
また舞台装置の都合上 端の14番は見切り席だったと思います 
役者の顔がなかなか見えなかったり 可動式の小道具にもかかわらず役者が重なって見えなかったりしました
ベテラン制作だけに 対応が残念でした

井之上さんのせりふって エチュードからなのかなぁ
また語り部の青山さんの最後に呼ぶ搾り出すような一声に ベテランの凄みを感じました

待ち時間のギターによる「September(EW&F)」が心地よかった

見切れ席が残念だったので ☆一つマイナス

ネタバレBOX

『ロミオとジュリエット』を翻案した『ウエストサイド・ストーリー』ならぬ『プルサイドストーリー』
パンフの高橋さんの「昔の名作を翻案することで次世代に伝えることも、書くものの使命の一つではないか」という言葉に、観劇後非常に共感を覚えました

井之上さんがいわば「神父」の役だったのですが 科白でわざわざ「神父みたいに」っていうことはなかったんじゃないかな 
わかる人は言わなくてもわかるし わからない人は言ってもわからないと思いました







天井

天井

三田村組

ザ・ポケット(東京都)

2008/01/15 (火) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

企画者三田村に拍手
三田村組での三田村さんは他の客演芝居よりもいつもいい。なぜかというと、当然ながら、主役だからだ。そしてうまく見える。三田村組をみにいくのは、いつも心憎い脚本家と役者を揃えているからだ。
というわけで、今回も失礼ながら、三田村さんご自身を目当てに行ったわけではなかったのだが、御大、なかなか頑張っておられた。せりふはかなり噛んでたけど。
いつもながら、セミレギュラー陣が楽しい。マー義理は文字どおり「まぁまぁギリギリ」って印象だったが。席が遠くて、せっかくの勘所のせりふがところどころ聞き取れなかったのが残念だった。
よい脚本家と役者を集められる、三田村さんの眼力と熱意に、敬意を表したい。
ただ、三田村さん。このごろペースあげすぎです。これじゃ全作品チェックできません。もう少し、間隔をあけて、ね。

ネタバレBOX

サティの音楽って、いかにも芝居の幕間で使われそうで意外と使われないなぁと思っていたので、今回たっぷり使われてて、かえって驚いた。
そのまま!

そのまま!

THEATRE1010

なかのZERO(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/06/27 (金)公演終了

満足度★★★

恐るべし石井光三オフィス。
THEATRE1010でやってるときから気にはなっていたんですが、チケットが高いので二の足を踏んでいました。たまたま中野ZEROで1回上演すると知り、ようやく観劇。
水谷さんの脚本は手練れかつ微笑ましい一方、いささか古臭さを感じ、ところどころ隙や冗長なもありましたが、何気ない一言も、うまい役者さんだと、こうも生きるのかと、まさに役者技を楽しんだ作品でした。

ネタバレBOX

ベンガルさんの口上やえもいわれぬ表情、でんでんさん(大好き!シンプルなせりふがこれほどうまい人はいない!)の存在感、小宮さんの抑えた演技もよかったですが、上杉さんの小者の演技、「そのままー!」という絶叫、癖のある面々そしてコメディに見事にはまっていました。
あおげばとうとし

あおげばとうとし

劇団青年座

本多劇場(東京都)

2007/11/17 (土) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

まじめなお芝居ー演者が必死すぎて。
中島作品って、アテ書きに演者自身がノリノリで楽しみながらやるのがよいのではないかと、道学先生や「きっと長い手紙」をみて思った。青年座のみなさんは大変まじめで、軽妙さに欠けたような。ほろ苦い喜劇、と思えば納得のできでした。また、宮崎弁がいつもほどキイていなかったような。是非道学先生でみたい!

はじめての食卓

はじめての食卓

むーとぴあ

駅前劇場(東京都)

2010/01/08 (金) ~ 2010/01/14 (木)公演終了

満足度★★

企画書そのまま。
脚本わかぎさんということで 笑ってやがて泣いて という
言って見ればベタなものを期待していきました
そして・・・そのベタぶりは期待以上
役者さんが上手なので笑いはおきたけど
捻りも深みもない 終って何も残らない
うまいからいいのかもしれないけど
岡田さん好きだから許せるのかもしれないけど
自分もそりゃ笑ったけど
4500円のチケット代が高く感じた

一作目見ていないけど 武藤さんはこんなホンワカしたキレイごとなだけの芝居はもったいない と発泡B-zinみてて強く感じるので あえて厳しめ
でも種子ちゃんよかったので 星ひとつおまけ

種子ちゃんに星ひとつ

ネタバレBOX

息子のお嫁さんを迎えるある家庭の食卓が間をおいて描かれるのですが
2場目で 大体その先の展開が読めてしまいます。
出産、喧嘩、門出、死。そして二人になったねーってとこまで、わかってしまう。
ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

ハリーポタ子【5年ぶりの東京。たくさんのご来場、ありがとうございました。】

石原正一ショー

シアター711(東京都)

2011/09/23 (金) ~ 2011/09/26 (月)公演終了

満足度★★

歳ゆえ まだら受け
『ハリーポタ子』は是非関西イントネーションで!はりい「ぽ」「た」こと言いましょう。開演前のZMCで静かで眠くなるシアター711の観客席もいやおう泣くあっためさせしめられ、物販からは関西での活躍がしのばれました。

私がうけたところは間の小ネタ。大音響のロックにあってなきがごとしストーリー、ずっと急斜面直滑降状態の舞台に、逆に眠気を誘われてしまいました。

向いてなかったね、うん。

ほととぎす・ほととぎす

ほととぎす・ほととぎす

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2011/08/25 (木) ~ 2011/08/31 (水)公演終了

満足度★★

寝かけて悔い吐く トホホぎす
先日、「おおのの」の平塚らいてうをモデルにした芝居がとても面白かったので、実在した人物や過去の作品の脚色というところに興味をもって観にいきました。

新劇はほとんど初めて。きっちり結った日本髪(かつら?)にドレス、めちゃめちゃいい滑舌。テンポはアンダンテ。そして私は・・・zzz・・・いかん!

役者さんの力量は感じたけど、いまひとつよくわからない話でした。
私がいけないんですね。自分に向かなかったのだと思います。

上演前、劇場前は研究所生らしき若者で大騒ぎ。あれはなんとかならないのでしょうか。誰も注意しないし。
疲れてしまったけど、場内整理のお兄さんが一生懸命頑張っていたのは好感がもてました。

憂鬱先生

憂鬱先生

てにどう

ザ・ポケット(東京都)

2010/06/09 (水) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★

高踏派?!それだけにあったまるのに時間が
作家の実生涯にその作品の登場人物を絡めた、凝った作りの作品。堂々巡りの会話の面白さに始まる脚本の上等さ、セットや小物、役者の演技も上級なのだが、わかりやすさがどうしてもおいてけぼりに。またダイアローグが多く動きの少ないので、佳境にいたるまでについていくのはけっこう大変でした。
でもやはり、各要素がよくできているので、そえっらがうまくあわさった瞬間には「いやー、巧み!」と感心しました。
役者さんがみな存在感のある姿かたちなのも、こころに残りました。

天の空一つに見える

天の空一つに見える

髙山植物園

アトリエ春風舎(東京都)

2009/01/23 (金) ~ 2009/02/01 (日)公演終了

満足度

よくも悪くも青年団風
方言と女相撲、そしてフライヤーに惹かれて観劇しました。パンフレットの挨拶文もとってもよかった。
でも、観劇後の感想は、「それで言い尽くされちゃったんじゃない?」というものでした。1時間半の公演が長く感じられた。

ネタバレBOX

前半は方言と地方のおかあさん相撲ののんびり感や素朴感が楽しかったけど、「おかみさんの死」だけをめぐって、話がいつまでも堂々巡りをして、中盤からあくびがでて、帰りたくなりました。相撲の必然性はおそらくは土俵を胎内に見立ててのことかと思うけど、それだけじゃなぜ入りから取り組みをしていたのかわからない。方言も、地元特有の女相撲だから、ていうだけじゃ何かずるい。土俵の両脇に座ったままの会話もつらい。特に男優さんのせりふが浮いていて聞いてられない。
うたかふぇ

うたかふぇ

ディー・バイ・エル・クリエイション

サンシャイン劇場(東京都)

2015/07/03 (金) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度

何も伝わってこない
河本準一、なだぎ武らの吉本組が、笑いを封印・・・するつもりはない筈なのに、まったくおもろない。ミュージカルからも歌の上手な方が出演されているが、迫力不足。ストレートプレイ・ミュージカルと謳ってはいるが、どっちも物足りない結果になってしまった。せりふがやたらに早口でて緩急も遊び心もなし。
複数回鑑賞特典(10数回公演のうち10回観たらなんて…!)ばかりが耳に残った。

呪い

呪い

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2007/11/15 (木) ~ 2007/11/18 (日)公演終了

満足度

竹井さんに免じて★ひとつ
徳井さんの脚本はところどころそれらしさを感じたが、まーあんなものだろうなという感じ。
竹井さんの演技を期待していったので、しかたないや。

ネタバレBOX

多分、演出で場面が入れ替えられてて、元ホンでは工夫がなかったんだろうな。

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