
ソファー
小松台東
ザ・スズナリ(東京都)
2025/05/10 (土) ~ 2025/05/18 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
小松台東をここ何公演か見逃してるので(スズナリでもあり)ここは是非観ておきたい。松本哲也作・演出舞台自体は先般、久々に駅前で拝見したが、新鮮であった(初のユニットで迷ったが行って良かった)。
松本作品の平均的な人数より少し多い。少しわくわくする。

銘々のテーブル
制作集団・真夏座
シアターX(東京都)
2025/05/22 (木) ~ 2025/05/25 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
劇団の由来は知らねど、毎回シアターXで公演を打つ団体。この度はセンターフォワードの矢内氏の演出、また演目がテレンス・ラティガンによる戯曲というので興味あり。ラティガンの名前はノエル・カワード等とかぶる戦前~戦後に映画界や舞台を沸かせた劇作家というぼんやりな認識で、機会があれば作品に触れたいと願っていた「名前」だが、どこで知ったのやら思い出せず、作品を調べても「これだ」と符合する題名もない。
そんな事で宙ぶらりん状態だが戯曲がネットから拾って読めるので、一瞥してから考えよう。

三たびの海峡
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2025/05/24 (土) ~ 2025/06/01 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
シライケイタ作品。青年劇場には二度目の書下ろしとかで一作目は観た。彼は目だって韓国・朝鮮にまつわる作品を演出したり脚本執筆したりしている人だが、新世代だなと思う所が大。つまり(多少よく知ってる方の自分には)認識や捉え方のズレを感じることが多いのだが、それは(彼自身はステレオタイプにハマるまいとしている側だと思うものの)意外にと旧来の問題認識の型をなぞっており、ある部分で新風を吹き込もうとするのだがそのポイントが少しズレて感じられる、という説明になる。
だがそこそこ見せる芝居は作る。題材は良いものらしい。覗いてみるべし。

みんな鳥になって
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2025/06/28 (土) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
またやって来たワジディ・ムワワド戯曲上演。今回も上村演出に、麻美れい、岡本健一ら常連に岡本玲、相島一之等。スタッフも申し分なく「観ない」選択肢は考えられないのだが・・題材が題材。心して観るへし。
と勇んで書き込んだ割に一般発売日も見過ごし、既に完売。まだ先だと思っていたが人気公演程前倒しになるという事か。当日券販売をやるなら毎日でも並んで(無理だけど)観るべし。

朝、私は寝るよ
グッドディスタンス
小劇場 楽園(東京都)
2025/05/28 (水) ~ 2025/06/08 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
コロナ禍に誕生したグッドディスタンス。自分もなるたけ行こうとしてた事を思い出す。
所縁の一人となった深井氏のこれまた新作だろうか(かなりのペースで書いてる印象である)。と思ったら装い新たに再演の由。コロナ期には感染に配慮した舞台が数生み出された。少人数の作品もその一つ。

燃える花嫁
名取事務所
吉祥寺シアター(東京都)
2025/06/11 (水) ~ 2025/06/15 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
次々と上級作を打ち出す名取事務所、「快進撃が止まらない」のフレーズを自分的には当てたいレベルなのだが、今度はまた新しい局面が見られそう。かつては別役戯曲から海外の問題作、カナダ人劇作家やパレスチナ関連、韓国劇作家の近作、そして日本人劇作家の新作書下ろしと、分野(シリーズ)も広範になり、殆どハズレを見ないが、今度はピンク地底人3号に書下ろしを依頼。俳優陣と合わせて目を引き、お値段が1ランク高めなのも特別感あってまんまと予約してもうたわし。

バリカンとダイヤ
プレオム劇
六行会ホール(東京都)
2025/06/12 (木) ~ 2025/06/15 (日)公演終了

秘密
劇団普通
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/05/30 (金) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

奴婢訓—Nuhikun
演劇実験室◎万有引力
座・高円寺1(東京都)
2025/05/16 (金) ~ 2025/05/25 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
震災後、トラムでやった「奴婢訓」が万有引力の見始めで、入り込むには壁が高かったが中々のカルチャーショックをその時受けたようである(自分の演劇観、あるいは倫理観にも?)。心酔したのが2016年の「身毒丸」で、あれをもう一度と期待して万有引力公演に出かけている所がある。座・高円寺1の横と縦の巨大空間を余す事なく使って楽器を掻き鳴らすてえのがミソ。「草迷宮」もその範疇であった。実は「奴婢訓」も「身毒丸」の少し前同劇場で演っていて、それ以来となると十年振り。
やってる方は寺山作品を小品や異色作に挑戦しながらも代表作を何年に一度というペースでやっていれば、万有引力結成(寺山死後)からだけでも40年、何度となく上演して来ている訳で飽き足りもするのでは・・と想像したり。逆に時代が巡って新鮮にやれているのかな、とも想像したり。どちらにしても期待しておるので頑張ってやってほしい。(なんちゅうコメント)

マライア・マーティンの物語
On7
サンモールスタジオ(東京都)
2025/05/17 (土) ~ 2025/05/25 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
演出に寺十吾。客演も迎えてOn7久々の本格舞台のよう。
5月も気が抜けない公演が目白押し。
実は以前とある公演でOn7のOM女史と隣席で観劇する事に(しかも最後列に二人だけ並んだ状況・・当日券の列の自分の後ろにおられた)。流石に「ファンです」とは申し出なかったが声援を送りたかったのは本心。こうした劇団外活動のユニットは純粋に「やりたい事をやる」動機のみによって続けているに違いなく、またOn7と言えばこれ、とはならず毎回予想外の企画で期待させる。パターン化を敢えて避けている挑戦者たち。

【公演中止】The Work
wonder×works
シアター風姿花伝(東京都)
2025/07/18 (金) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
新人戯曲賞ノミネート作品を観て以来ご無沙汰であった。漫画がネタとあれば中々リアルな話に触れられるのでは・・と期待(そこばっか気にするのもなんだが)。劇場も良いし。

花いちもんめ
劇団川口圭子
OFF OFFシアター(東京都)
2025/05/08 (木) ~ 2025/05/12 (月)公演終了

肝っ玉おっ母とその子供たち
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2025/05/02 (金) ~ 2025/05/18 (日)公演終了

ずれる
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2025/05/11 (日) ~ 2025/06/08 (日)公演終了

オールライト
ポッキリくれよんズ
上野ストアハウス(東京都)
2025/05/01 (木) ~ 2025/05/05 (月)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
瀬戸山女史の過去作と思いきや同名の他作品。そう言えばこの劇団は旗揚げ時にある場所でニアミスっていたので風変りな劇団名と共に認識はあったが、こちらもコンスタントに舞台を作っており、少しずつ気になり始めている。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第二期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/04/30 (水) ~ 2025/05/11 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
オチャラ気なネーミングの印象から長らく考慮外だったのが、劇場所縁の劇団(ユニット?企画)と知って(その劇場の土地との所縁も含め)些か興味がもたげた。江戸物に特化した娯楽舞台を継続的にやってる模様。いつか一度覗いてみたく思っておる。

ずるずると、Y鶴(仮名)
開幕ペナントレース
小劇場 楽園(東京都)
2025/04/24 (木) ~ 2025/04/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
これな。チラシを手にしてこの久々感は待望度の大きさから(待ってなきゃ「おっまたやってんだ」となる)。確か昨年だかに例の「TOILET」new versionをパッとやってサッと失せた感じであった。今回は新作らしき演目をしっかりチラシにして来た。謎めき、楽しみ。
・・チラシを手にしたのが遅かったんだな。既に終了。残念。

再生数
よた
水性(東京都)
2025/05/09 (金) ~ 2025/05/11 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ん?よく見れば松原俊太郎作品。でもって「よた」なる名を他でも見た。精力的に活動を始めた若手であろうか。この公演は一応チェック(観劇候補リストにエントリー)。

穴熊の戯言は金色の鉄錆
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2025/05/21 (水) ~ 2025/05/28 (水)公演終了

見上げんな!
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2025/04/24 (木) ~ 2025/04/27 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
五分五分で観るつもりで居たが、ちょっと無理か・・そう思いつつも「観たい」書込み。
ガラパゴスダイナモスは確か10年程前にわが郷里出身劇団という事で(同じく同郷のブルーエゴナクと相前後して)遠征公演を観たが、それ以来になる。
しかし公演期間が短い。