tottoryの観たい!クチコミ一覧

61-80件 / 919件中
山吹

山吹

遊戯空間

六本木ストライプスペース(東京都)

2025/10/18 (土) ~ 2025/11/23 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ある俳優が泉鏡花のこの作品をやりたいと前に語っていたので思わずその名を探したが、主体は遊戯空間。
待ってましたという感じだが東京公演は僅か二日。何とか行けぬものか・・と考え始めている。
と見ると、群馬県有鄰館・酒蔵での公演が。親八会の「マッチ売りの少女」をここへ観に行った。良い場所だったし良い公演だった。もっとも日程はより厳しいが・・惹かれる。観たい×2。

KCL

KCL

演劇集団プラチナネクスト

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/24 (金) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

プラチナネクストが既存の名作戯曲でなく「新作」?をやるとは珍しい。一体どのような趣きの・・

華岡青洲の妻

華岡青洲の妻

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/10/26 (日) ~ 2025/11/03 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

有吉佐和子作の本作を(商業演劇でなく)文学座でやるというので大変楽しみ。

成り果て

成り果て

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

今回はお馴染み「将棋」のお話。何作あるのか知らないが、これは評価高い演目の再演とのこと。
ラビット番長は割と最近「非将棋」作品で初観劇し、中々の出来であったが、将棋モノは気になっており一度配信鑑賞の機会があって観た。現代の巷の日常の中に、将棋界という非日常要素がうまく混じり、変な言い方だが非の打ち所のない「過不足無し」感に見惚れてしまった。一度リアル観劇に興じない事には。。

きらめく星座

きらめく星座

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2025/09/07 (日) ~ 2025/09/22 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

気付けばもう明日で終りだが、こまつ座の上演頻度高い演目、また目にしたかった。今回は無理そうだが。
銃後の風景。元レコード店。自由が削られ、抑圧が必然化された社会を想像する一助になる話だが、「奪われる」という事は、元は手にしていたという事。
戦前日本は大正期という、近代文明の導入の上に芸能・文学の爛熟、そして社会正義と理想を求める活動が民の手によって展開される時期を手にした。一度手にしたものが奪われるという所に、悲劇性とヒロイズム、ドラマ性がある。レコード店という小宇宙で、歌舞音曲に普通に親しむ光景がかつてあった・・・。これが重要。意地悪いようだが「反戦」を単純正義論で語ることの脆さは避けたい思いがある。井上ひさしのこの演目にそれなりに深く納得した数年前と、同じ感慨を抱くものかどうかも、知りたかった。(まあ贅沢な楽しみである。)

愛らしく

愛らしく

劇団くりびつてんぎょう

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2025/10/10 (金) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

劇団名だけは相当前に耳にし、いつだったか終った公演情報を知って残念がった事が一度、それ以来である。今回事前に知れたのでこれは行く¥っきゃないかな、と思っている所。(なかなか見れなそうでもあるし。)

玄海灘

玄海灘

劇団劇作家

上野ストアハウス(東京都)

2025/12/11 (木) ~ 2025/12/14 (日)開幕前

予約受付中

期待度♪♪♪♪♪

個人的に年末の一押し舞台。
昨年の第Q藝術でのリーディングは圧巻であった。台本を離した演劇上演では一体どう見えてくるのか・・期待しかない(勿論不安はいつもあるが)。

本作は植民地下の朝鮮を舞台にした群像劇だ。非対称な関係が常態化した社会の本質的構造を暴き出すドラマであるが、何が凄いかと言って演者の熱量が凄かった。

総督府と昵懇の仲にある両班(豪族)一家の息子が左傾化する。植民地支配を「良しとしない」反乱を画策する勢力(共産主義革命運動ではない)。ニヒリストの彼が次第にこれに関わって行く事になる。
また日本留学から帰国した青年を追って、日本人女性がやってくる。何故黙って故国へ帰ってしまったのかを相手から聞き出すまでは一歩も引かない、と。彼女を迎え入れた食堂は組織活動の拠点でもあり、人の行き交う地点でもある。
活動は常に死又は拷問と隣り合わせである。女性が追って来たその青年はしかし、朝鮮の地で体制に与して身を立てる道を選ぶ(この男の動線は意味深である)。
場面変って総督府では、警察組織である役職にまで上った朝鮮人男性が、更なる立身出世のために同胞を売るが、他国の支配下で「夢を見る」事の無慈悲な限界にぶち当たる。
状況の緊迫感の中、家族の無理解や裏切り、差別、その根底にある「他国の支配」という現実が、恋愛も交えて描き出される。
不条理な現実に、弱者側は声を上げる。歴史は動かせないにも関わらず、頑張れと前のめりになっている自分がいた。そう言わずに居れない存在として立つ役者たち。彼らは出番でない間は台本の文字を追っているが、単に追っているのではなく、理想を抱き大きな力に抗おうとした人間たち、敗れ去った者たちの声たちを届ける使命を帯びたこの戯曲に、心底抉られ、鼓舞されている(それが顔に出ていて分かる)。観客と同じ地面でドラマを味わい、見ているのである。
最後に全員で歌われたペンノレは、歴史に埋もれた者たちへの鎮魂の歌、そして魂の叫びである。
動かせない歴史の時間に縛られたドラマが、何故これほどに胸ぐらを揺さぶるのか・・・それは、彼らのとっての「今」は私たちの「今」と本質的には何ら変らないからである。
さてリーディングは具象による縛りを解かれて想像力に委ねる部分が大きい。都合よく補ってドラマ世界を完結させる。
本作が演劇舞台となった時にどう処理するのかが未知数な場面もあり、俳優が「役らしさ」を体現できるのかも不明。従って実は「あの感動」にまでは到達できないだろうという読みをしてしまっているのだが・・まあ楽しもうではないの。
と前向きに心待ちにする事にする。

幸せになるために

幸せになるために

“STRAYDOG”

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

STRAYDOGは念願の「映像都市」を観てより二度目がまだである。
先日調べ物をしていたら、劇団主宰森岡氏にはドガドガ望月氏の監督作品の脚本を書いた過去があったようで。本作はその森岡氏自身の作品、少からず興味有り。観たし。

桜の園

桜の園

パンケーキの会

com.cafe音倉(東京都)

2025/10/10 (金) ~ 2025/10/11 (土)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

リーディング表現にこだわるパンケーキの会は立ち上げ公演から観ており(抜けもある)、なるたけ観たいと思っている。リーディングという分野はスタンダードな舞台に劣らぬ可能性があるので。チェーホフ作品は三度目だが前回の「ワーニャ」に続いて長編への挑戦、お尻が痛くならずに観られるのか・・それはどんなパフォーマンスか、と想像も深まれり。

大誘拐

大誘拐

キョードーファクトリー

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2025/11/29 (土) ~ 2025/11/30 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

既に隠居の身と思っていた大御所・岡本喜八が撮った本作を映画館に観に行ったのは年少のみぎり、辛うじて現役の岡本喜八ワールドを体感したという記憶があるので、監督の名も既知であった。(と言ってもまだそれほど映画を観ていないはずで、恐らくCM中に「あの『独立愚連隊』『肉弾』のーー」といった文字を見て「そうかあの『肉弾』のかぁ」と知った気になっただけかも知れんが)。・・んな事はどうでも良い。
「大誘拐」の映画としての独特な作りは印象に残る。謎解きが最後に行われる。その謎解き自体はさほど「えええ??」と驚かせる程のものではないのだが、映画ならではの処理(編集)で、緒形拳と北林谷栄の両者一歩も引かぬ裏かき合い(怪人二十面相と明智小五郎みたいな)、今回は勝敗つけがたし、次の勝負までお預けだな・・というオチに捻じ伏せていた。具体的なシーンとしては忘れているが、二人の役者としての貫禄をフルに画面で活用した格好である。

その「映画としての処理」でどうにかオチが付いた作品、という記憶があったので、これが舞台化されたと聞いて「へー?」一体どんな舞台に?と興味津々である。何度目かの再演?もし今回最後なら?・・白石佳代子見たさもあり、地元KAAT公演の日程がアウトなのだがどうにかして一度、観たいな・・と思っている。

ロンリー・アイランド

ロンリー・アイランド

ティーファクトリー

ザ・スズナリ(東京都)

2025/10/10 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

TFactoryを随分遅くに知って(第三エロチカの名は知っていたのだが)最初に観たのは良かったがその後自分の観た公演(割と最近)は自分的には低調というのが正直な心持で。だが今作はチラシによれば「戦争」を扱ったものらしい。しかも今回はスズナリ。観に行くだろう。

私を探さないで

私を探さないで

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2025/10/11 (土) ~ 2025/11/03 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

松了作品は過去二度観て一度目は良かったが二度目はいまいち(俳優のレベルに左右される作品性を認識)。世界観が独特なのでイイ感じの時に岩松作品は味わいたし、と次作情報を覗いてみると・・このキャスティングでは発売即完売だろうと。
で各プレイガイドを見たら案の定。さてチャンスはあるかな・・

HINOTORI 火の鳥・山の神篇/火の鳥・海の神篇

HINOTORI 火の鳥・山の神篇/火の鳥・海の神篇

小池博史ブリッジプロジェクト

なかのZERO(東京都)

2025/10/11 (土) ~ 2025/10/14 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

パパ・タラフマラというユニークな挑戦的ユニットがあると知ったのが最後の公演後半で、結局観ること叶わず、解散となった。プロジェクトが立ち上がった後一度だけ観たような見なかったような...の状態で放っていたが、前身のタラフマラの文字の響きを久々に蘇らせてその時の「観たい」を思い出した。さて全く想像もつかない舞台。マジで観ようかどうするか考え中。

野良豚 Wild Boar

野良豚 Wild Boar

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2025/09/09 (火) ~ 2025/09/21 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

香港の女性劇作家・莊梅岩「5月35日」は見逃したがこちらは観るつもり。久々の文学座アトリエ訪問でもあり楽しみ。

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」

「タクボク~雲は旅のミチヅレ~」

江戸糸あやつり人形 結城座

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

結城座は三年前「瞼の母」を最後に暫くご無沙汰であるが、今回は一味違っていそうな加藤直氏との共作。こんにゃく座でたまに名を見る元黒テントの劇作家の特徴を今一把握していないが、今回の組み合わせは<逆に>妙味を醸すのではないか・・と食指が動く(何にでも動くと言われそうだが)。

チ。 ―地球の運動について―

チ。 ―地球の運動について―

ホリプロ

新国立劇場 中劇場(東京都)

2025/10/08 (水) ~ 2025/10/26 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

不思議なタイトルが気になっていた所、原作者の別作品(漫画)「FACT」を絶賛する誰かの動画を見て両作品のコミックのそれぞれ一巻を読んだ。
「チ。」一巻は序章のようなものだが衝撃である。言わば定量的な「時間」の長さでその価値が測れるのでない、決定的価値はその質にある、という命題が見事に、究極の形で提示される。
地動説に関する話、とあるので暗黒の中世に科学的真理という光をもたらす話、同時に禁忌を破る者への迫害との闘いの話、と想像されるが、蒙昧な過去を描いた作品ではない。現代そのものを描いているかと感じさせる切り込みが、恐らく本作の魅力(まだ端緒なので断定はできない)。
漫画の続きを読みたい気持ちと、舞台を観ちゃいたい気持ちが混在。舞台を観るには勇断が必要だがそこに至るかは分からない。(そもそも完売なので観ようと思っても観られるのか怪しいが。)

The Breath of Life

The Breath of Life

serial number(風琴工房改め)

OFF OFFシアター(東京都)

2025/09/10 (水) ~ 2025/09/17 (水)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

この公演は知らなかった。(チラシを手にしないと情報が入って来ない)
詩森氏ってぇ人は面白気な企画を考える。これは観ておくかな、と思わせるが罪である。

チャランポラン・トランポリン

チャランポラン・トランポリン

東京演劇アンサンブル

吉祥寺シアター(東京都)

2025/09/03 (水) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

もう始まってしまっているが、未知数の領域へ挑む演劇アンサンブルの今回は更に未知数。とは言え劇団は過去パレスチナ演劇人を招いて所謂ディヴァイジング、台本の無い所からの創作舞台というのをやっている(今パレスチナは壊滅的打撃を被り、かの演劇人の消息は分からない)。今回は韓国演劇人の手を借りて何を作り出すものか。。恐る恐る覗いてみる事にする。

『ケアと演技』3都市ツアー

『ケアと演技』3都市ツアー

ハイドロブラスト

スタジオ「HIKARI」(神奈川県)

2025/10/02 (木) ~ 2025/10/03 (金)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

おっと東松山でやった作品(なのか何なのか)、こちらで拝見できるとは耳よりである。このあたり注目公演目白押しだが何とか観に行けたら。

パケケタスがやって来る

パケケタスがやって来る

飛ぶ劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

北九州の中堅劇団(いや既に重鎮?)は一時期東京公演もやってたと聴くがこちらで観る機会がない。観たい。この劇作家(泊氏)のはタイトルが不思議。

このページのQRコードです。

拡大