GSの観てきた!クチコミ一覧

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痴女を待つ

痴女を待つ

スマッシュルームズ&SR

シアター711(東京都)

2016/12/21 (水) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★

一番後方より観劇。

ネタバレBOX

正直タイトルからはあまり関係のない話ではないかと思ったけれどそれなりに楽しめた。
主演の方のオタク系ぶりが良く、ナンパ男役のクズっぷりもなかなかのもの。妊娠した女性の役の方、感情の高ぶるシーンがリアリティーがあり良かった。少しだけ台詞は聞き取りにくかったけれどそれがリアルかな。
台詞を言い間違えても安全に切り抜けられる役者さん達だった。
ほぼ素舞台、皆さん台詞無しでも出ずっぱりの芝居だけどとても見やすかった。
とても小劇場らしさを感じた。
Requiem

Requiem

宴友企画

d-倉庫(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

座席、一番前端。
芝居に熱意は感じるけれど、あまり観ている側は気持ちが乗っていけない。
引き込まれるシーンがない。

ネタバレBOX

本当に失礼なのだけど、ヒロインの方はあの役に向いていないと思った。
どちらかというと男勝りな戦士系が向いているように思う。
タイトルが出るシーンでの立ち姿を見て「あれれ……」と感じてしまった。
役者さんを、上手く集められなかったのかな……台詞を聞かせる技量を持った方が少なかった。瞬きが多すぎる方も居たし、気持ちが動いていないのか台詞の音がまるで変わらない方もちらほら。ちょっと辛い。要は、経験が足りない方が多すぎる。
それから無駄に力が入ってしまっていて見ていて疲れる役者さんも居た。(特に追跡者の大柄な軍人の方)
配役的には、アクションが出来る二人の方を中心に話を作っているようにしか見えなかった。
正直、役者が決まってから、本を書いてもらった方が良いんじゃないかと感じた。それくらい、個々の力が生かされなかった。
お話自体は、本当に二つの都市しか無いと思っていたのに他にもいくつか都市があるみたいで拍子抜けした。
だけどそれ以前に最初から閉鎖されている世界観をあまり感じる事が出来なかったかな。
HON GURE

HON GURE

劇団くりびつてんぎょう

ウッディシアター中目黒(東京都)

2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★

勢い任せ、内輪向け。
ちゃんと台詞を語っている役者の方が少なく、主演の方は怒鳴ってばかりで何を言っているのか聞き取れない。他の役者の方は、普通に聞き取れない。
テンポは良いが、何を伝えたいのか、どのシーンに魅力を持たせたいのか不透明。
ヤクザの作り方が全体的に甘いと感じた。
座席、狭すぎ。他人の前を通れない。奥の方の席には後からでは入れたものではない。
この内容では、この料金は取れないと思う。

ネタバレBOX

迎えに来た子分との会話のシーンから、「あ、まるで会話になってないな」と分かる出来。一時間半の尺でもキツかった。
まず一言一言台詞をお客様に伝える所をキチッとやって欲しかった。
笑えないのに長々やっているギャグも辛かった。
存在感もあり、台詞を聞く気になれたのは、銃を発砲するもバットで弾き返されるアニキ、ミニスカートで綺麗な姐さん、奥さんを間違って拐われる三下ヤクザさん。この3人だけです。
「過ぎ去って行く日々はやがて…切ない想い出に」

「過ぎ去って行く日々はやがて…切ない想い出に」

劇団ザ・スラップスティック

明石スタジオ(東京都)

2016/08/12 (金) ~ 2016/08/14 (日)公演終了

満足度★★★

一つの現実をみてどう頑張っていく?
女優を夢見て、高校卒業後地方から東京に出てきた少女が10年で直面した現実、そして結末。
ベテランの方々の存在感が素晴らしい。
ダンスを織り交ぜていたが、ダンスのレベルも高く観易かった。

ネタバレBOX

女優を目指して東京の劇団に入ったは良いが、回ってくる仕事は劇団主力女優の付き人、プロンプ(台詞を忘れた役者に舞台袖から台詞を教えてあげる係)ばかり。
挙げ句の果てに精神を病んでしまい殺されてしまう。
王様のような存在が幅をきかせる世界の狭い集団に入るものではないな、と思った。
誰かの独白の最中や、みんな揃ってでのダンスがとても芝居を盛り上げていたと思う。素人ではなくダンサーのダンスだから、見応えがあった。
第四回園田英樹演劇祭

第四回園田英樹演劇祭

ユーキース・エンタテインメント

SPACE 梟門(東京都)

2016/07/05 (火) ~ 2016/07/18 (月)公演終了

満足度★★★

結末を描いてスタートしてはいけない
14日、新宿コメディーショーを観劇。
様々なインプロのルールを使い、小さな芝居を何本か見せてくれる形。
インプロ、台本のない芝居ということだが、出てくる役者の方々は芝居心があり芝居が好きなのだろうと思わせてくれ、楽しく観れた。

ネタバレBOX

演出の方がこの日は特別に芝居にも参加していたのだけど、芝居が面白いのは勿論、芝居の途中に入れてくれる即興のナレーションが巧みで、役者を上手く導いていた。
最初の役者陣の自己紹介の歌は、役者の声が聞こえなくてちょっと成立していないかな。自己紹介というか今日の心構えを披露するコーナーになっていたし。
途中の即興ミュージカルでの歌は、結構良かったと思う。
それから、インプロのルール説明も正直分かりにくかった。まぁ、続きを見れば「そういうことか」と分かるのだけど。
赤チーム、スカイツリーと嘘をテーマにしたミュージカル。主人公の相手役の男性は、芝居自体は良いのだけど初登場時の性格を次のシーン以降無視してしまったのは残念だったな。
女優が主人公の即興芝居。女優さんがかわいい。時間的に仕方なかったかも知れないが割とあっさり終わってしまったのが残念。とりあえず話を畳めたのは流石だけど。幼なじみの男性を再登場させられず、勿体なかったですね。
黄チームのお金を借りまくってロケットを打ち上げる話。夫婦に子供が出来たという伏線を最後にまさしく最悪(笑)な形で生かしてしまい、やってしまっていた(爆笑)。電話で話している登場人物が観客の気持ちを代弁してくれていたのも○。
明智大五郎の事件簿。貧乏の為家賃が払えない為に3日で事務所を追い出されるという事で、その前にライバルの大泥棒を捕まえるのかと思いきやあっさり追い出された後までシーンが飛ぶのが面白かった。クライマックスのスカイツリー決戦も意外と楽しめた。
CRANK UP

CRANK UP

PLAN N

シアター風姿花伝(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

謎の違和感
大学の映画サークルの元仲間達が生み出す物語。
学生時代、映画撮影の最中に起きた事故で亡くなった筈の友人が、何故か主人公の目の前に現れる。
友人が成仏出来ないのは、未練があるから。
亡くなった友人の為に、主人公は中断してしまっていた映画撮影を再開しようと、かつての仲間達を再び集め始める。

ネタバレBOX

あまり満足出来なかった。後半、長く感じた。
役者さん達はそれなりに経験のある人達だったと
思うし、演出も舞台中央の大きな盆をレコードのように回転させる演出が目新しく見れる。
しかし、そんなに大学生に見えない。
登場人物の一人一人に何故かあまり存在感や魅力を感じられなかった。
ちょっと、芝居の練度が足りなく見えたかな。
首のタオルを落としてしまう。手帳のペンを落としてしまう。病室のイスを倒してしまう。雨の屋外で落としたタオルで、顔拭くかな……
「鈴井組」「百瀬組」言い間違えてしまう。「腑に落ちた」一瞬台詞出てこない。
少し、ミスが目立った。稽古に時間をかけて、失敗して、修正したり、役を落とし込み切れていれば、起きないミスではないかと思った。
らしくないな、嘘っぽいなという場面が一瞬ずつだったとしても積み重なれば、全体に響く。
最後のビデオを回すシーンで感動出来るかは、途中のシーンで入り込めるかがカギだから、あまり失敗は出来ない。
ビデオの中の芝居に役者の声を後付けしているみたいだったけど、口パクと音声のズレがやや大きく感じた。
永山さんは、服装とキャラクターが合ってない気がした。服装は奔放なのに、落ち着いていて優しげな人だった。フィルムカメラを使っているシーンがあったけど、カメラはキャノンのTいくつかな? 露出が自動決定されるカメラみたいだけど、永山さんがそういうカメラを使うかな? 喋りながら、あちこち歩いてあんなに素早く被写体を見つけて撮るかな? 脇閉めも甘い気がして、カメラをやっている人にはちょっと見えなかったな。
直也監督、学生監督なのに役者の芝居も見ないでキャスティング、そしたらとんでもない人来ちゃいました、なんてヒドイじゃないか。しかもやる気を無くした他の役者に逆ギレ。そりゃ他の役者もヘソ曲げるでしょうに。勿論だからって役者が現場放棄なんて許されないけど。
キャバクラのバイトをしている人が美人だった。彼女は公務員として働いているという嘘をつくが、彼女の友人はキャバ嬢として働いている彼女を知っており、嘘を指摘されてしまう。で、キャバクラで働く理由を説明する際に涙を流す訳だけど、「私可哀想でしょ」の涙に見えてしまった。良いのかな。「本当に一生懸命やったけどこうなってしまった……」ならばちょっと位は同情出来るのでは。何よりも、公務員だなんて嘘をつくのは良くない。金の為なら堂々と言えば良い。役者としてのし上がってやろうとか、情熱がある人は、本当になりふり構わないと思うし。 自分が言えないような仕事なんてするべきじゃない。でも、やっぱり女優として売れても、絶対に昔を知る人間にいじられるし、やめた方が良いのかも。
ひっぱたく女は嫌いだ。やり返されても知らんぞ。ちょっと引いてしまった……
セットの張り巡らした鉄骨は良いと思ったけど、床のフローリングのようなデザインはでこぼこしていて役者が歩きにくそうだった。転んだ時を考えると危ないんじゃないかな。抉りそう。
主人公の方、福士蒼汰風でしたね。最初の目つきが 、不気味で怖かったです。
スイーサイズ・ハイ ver.2016

スイーサイズ・ハイ ver.2016

UNITレンカノ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/06/16 (木) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★

みんな色々あるんだよ
飛び降り自殺志願者があるビルの屋上に続々集結して色々な事を行うコメディ。

ネタバレBOX

飛び降り自殺しようとしてる男の所に更に自殺志願者が現れる、という設定はコメディとしてはよくある感じではあるけど面白い。
飛び降りの気持ちをリアルにやるとコメディ色が薄くなってくるから難しい面もあったと思う。
役者のレベルは悪くないし、演出もしっかり演出の仕事をしていると感じたのだけど、この設定を元に2時間上演するのはキツかったかな? という印象だった。
集まった自殺志願者達の「最後にやりたい事」を順々にやっていったり物語は動くけれど、シーンは屋上一ヵ所なのでちょっと退屈だった。短編にした方がコンパクトに纏まるのではないだろうか?
テーマ、物語の答えもちょっと掴みにくかった。世の中全てが上手く行きはしない。でも自殺はダメって事なのかな?
手のひらを太陽に

手のひらを太陽に

コルバタ

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2016/04/07 (木) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

心配する事はない、これまで過ごして来た親子の時間を振り返れば。
最前列端にて観劇。
それぞれの登場人物にバックグラウンドがあり、思いがあり、役者さん自身にも個性があって好きなタイプの舞台だった。
女性陣は特に個性豊かで生き生きしていると感じたし、下世話な事を言えば美人な方が多かったなという印象。
この団体さんの舞台は前回観劇した際はちょっと残念な出来だったけれど、今回は脚本も演出も役者も殆ど違う方々で楽しめた。

ネタバレBOX

煎餅屋を営む主人公の中年。
施設出身の主人公は、若い頃に同じ施設出身で結婚した夫婦と家族同然の付き合いをしていた。
夫婦には子供も出来、幸せが待っているように見えた。
しかし奥さんは娘を生んで早くに亡くなり旦那の方も娘が3才の頃に亡くなってしまう。
父親になるという事がどうにも分からぬまま、子供を夫婦に託され、育て、ここまでの人生を歩んで来た主人公。
そして、娘が大きくなった今も、ある理由から娘には自分を「お父さん」とは呼ばせては居なかった……

真面目な所と笑いを取りに来るシーンのバランスが良く、飽きが来なかった。演出、脚本共に凄さを感じた。主人公達以外にも何組かの親子や夫婦が登場するが、それぞれの在り方が見えて面白かった。
セット、雰囲気が良いです。
壁のラクガキの演出、良いです。
音楽、音の入りのタイミング、良いです。
笑いのセンス、そしてそれを実行する役者のセンス、素晴らしいです。
真摯な所は真摯に。楽しい所は楽しく。芝居の大事な要素を見た気がした。
また次の芝居も観たいと思える公演だった。
OEDOの商人(あきんど)

OEDOの商人(あきんど)

UNITレンカノ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/02/04 (木) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

エゲレスの脚本
シェイクスピアの「ヴェニスの商人」のパロディ作品で、架空の日本の江戸時代を舞台に物語が展開される。
舞台にセットが殆どなく殺風景なので、雰囲気が出にくかったと感じた。
場面転換が幕を滑らせながら登場人物を入れ替え、面白かった。
流石に台詞のミスが多かったかな……

ネタバレBOX

脚本の方が、「ヴェニスの商人」をとても研究されているのだろうなと感じた。
シェイクスピアの脚本にツッコミを入れ、ケリをつけてゆくのが、楽しかった。
『改訂版 命名騒動!』『ラストダンスは私と』

『改訂版 命名騒動!』『ラストダンスは私と』

劇団おおたけ産業

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★

浅いかも。
最後方端より観劇。
エネルギーの伝わり方がいまいちだった感がある。
観客にエネルギーを吸われてしまったかな?

ネタバレBOX

「改訂版 命名騒動!」
自然な台詞の掛け合いだったけど少々退屈。コメディが前面に出過ぎているのか、あまり夫婦が夫婦ではない。幸代くんが殆ど酔っていない。あんドーナツさんはちょっと自分の役の台詞のテンションについて行けてないように感じた。先生が入ってくるのがインターホン鳴ってから遅すぎる。何回も電話がかかってきたり長々喋ったり脚本が不自然で違和感。テーマは面白いと思った。

「ラストダンスは私と」
ヒロインの方は役に結構入って行っているように感じた。シャンソンを絡めたいのは分かるけど、正直演出もセットも弱いかなと感じて自己満足に見えた。長い。脚本への突っ込み所も多いと思う。パリでテロが起ころうが~のくだりは見る側としての感想は不謹慎。やめた方が良いと思う。それだけ周りが見えない程愛が深いという演出なのかも知れないけど。

両編通じて、女性の役は女性にやらせた方が良いと思った。芝居に入り込めない。演出は、小さい花火がポンポン上がってはいるけれど全体として見ると繋がりがなく心が動かされない。クライマックスはそれまでの演出が積み重なった結果でなければ、芸術作品としては今一つという事になるのではないだろうか。あと尻が痛い。
花とフィーユ

花とフィーユ

少年ギ曲団

シアター風姿花伝(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇場らしさ感じるファンタジーな冒険譚
中央中列。メタボ剣士と女ニンジャの凸凹コンビが繰り広げる冒険。

シンプルで無駄がなく、それでいて演出や衣装、舞台装置に工夫の凝らされた舞台だった。
テンポの良さがあり、そんな中でのギャグが何とも小劇場らしい面白さがあった。

ネタバレBOX

美しい花が咲くという世界樹を見物にトアール王国を目指す二人。しかし王国近くの森で盗賊に襲われ、ツキと名乗る女盗賊と知り合う。何故かツキと二人はゆるい掛け合いとなるのだが、ツキ曰く「花は咲かない」という。これは失われた世界樹の花びらを探す物語らしい。

ファンタジーものは台詞が固有名詞等分かりにくくなりがちだが、聞き取りやすかった。そこでまず、この芝居を観ようという気持ちにさせられる。
衣装は、ファンタジーらしくみんな個性的かつよく特徴を表していた。女性陣は、みんな綺麗に見えた。
舞台は、一面に敷いた布に綱をつけて天井に回し、舞台裏から引っ張って起伏を所々で変えていた。面白い発想だなと思った。布の下から漏れる照明の光も良かった。
脚本は聖剣伝説からヒントを得たのかな? まとまりよく面白かった。本当の悪人はいないようだが、あれで良いのだと思う。

王女のギャグがちょっとわざとらしくなってしまったか。
また、王子が王女を連れ階段を登るシーンと、サンダースが額に刺さった苦無を投げて逃走する瞬間に若干死に間が見えた。
クソ神様と村祭り

クソ神様と村祭り

UNITレンカノ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2015/07/23 (木) ~ 2015/07/26 (日)公演終了

満足度★★★

神とは、神から見た人間とは?
天井は低いけれど、客席を含め割りと奥行きのある劇場。
全ての排泄を司るクソ神(ニート)。
自分への捧げものをする村が高齢化&過疎化が進みニート生活に暗雲が!
ひねくれ者のクソ神の活躍と町おこしで奮闘するユニークな村民達を描く。
タイトルからして印象に残るし、クソ神というとんでもない神がどんな事をするのか、気になる舞台になっていたと思う。

ネタバレBOX

オープニングのクソ神誕生の流れから楽しく見れた。動きが日本神話の壁画みたいで面白い。
ただ、町おこしの為の会議が動きが少なく、少しだれてしまった印象がある。
そして、少しお話が長すぎる。何とか2時間以内で……
ギャグがやや専門的過ぎるのと、単語が聞き取りにくくパッと過ぎてしまうので、観客からはよく分からずスルーしてしまうシーンが目立った。
最後がダイジェストなのが自分としては残念。
クソ神がもう少しやる気を出してくれた方が楽しめた。
でも素直に面白くお芝居をしている役者さんばかりで良い印象を受けた。
グッド 騎士(KNIGHT) ベイビー

グッド 騎士(KNIGHT) ベイビー

無頼組合

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/07/17 (金) ~ 2015/07/20 (月)公演終了

満足度★★★

全て受け入れる事が出来たらいい
探偵もの。主人公の腐れ縁であり、元ヤクザの男が「結婚する」という驚きの宣言。
しかし、直後に元ヤクザが殺人容疑で逮捕されてしまう。
冤罪と見た探偵は、真実を求めて行動を開始する。

ネタバレBOX

周りのお客さんを見た感じは楽しんでいるみたいだし、いい舞台なのだと思う。でも、自分には合わないのかも知れない。
この劇団さんの舞台を二本過去に観ているからか、正直お話に飽きてしまったかな。銃撃シーンやアクションもあまり無く、盛り上がれなかった。
探偵ものとは書いたが、探偵らしさは殆どない。聞き込みのシーンはあっさりでしかも聞き込みの内容が早替え失敗のウケに全部潰されてるし……間に合わないのは分かってる筈。その姿勢はどうなのか?
好みがハッキリ別れる劇団だと思う。
内輪ネタのコーナーが多すぎるし、役者もそのシーンでは素に戻る。
そういう芝居を求めていない人は見ない方がいい。自分もこういうスタイルの芝居は好きではない。申し訳ないけど、面白くないし。
役者の家族や友人等、完全に内輪のお客さん向けだ。
お客さんを楽しませる、というベクトルが自分の好みとは違う。
キャラクターを声をあそこまで変えて演じるのは違和感を感じる。アニメみたい。
しかも、アニメほど理想の声や容姿ではないわけだし……失礼だけども。役者自身のイメージを優先した方がいいと思う。

権藤さん 、泊さん、北条さんが好き。違和感が無いから。
特に権藤さんの芝居だったら、全然飽きない。面白い。何故だろう?
北条さん、死んでしまったみたいで残念。
南雲さん、ちょっと歌が……結末の大事なシーンなのに。

客席が狭すぎる。お客さんの途中退出の事はまるで考えてないとしか思えない。
最前列に座ってて急にお腹が……なんてなったら舞台の面を土足で踏まないと通れないのはやり過ぎでしょう。
主演の方の挨拶は、お客さんに対する気持ちが込められていないように思えた。
銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

コルバタ

シアターブラッツ(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★

ジョバンニの成長
男性チームを観劇。
描きたい事は何となく伝わるものの色んなものが間に合っていない印象だった。

ネタバレBOX

原作の「銀河鉄道の夜」を読んだ時のような感動がない。
カムパネルラが居なくなるシーンは好きなシーンだけども、この作品では感情移入が出来ない。
ジョバンニとカムパネルラの関係性が重要に感じない。
銀河鉄道での物語の意義があまり見えない。脚色の部分はそんなに必要ないと思う。
唯一、最後老いたジョバンニのシーンは良いと思った。
独白で一番感じた事だけど、台詞をそんなに大事にしていないのかなと感じた。語っているように見えないし聞き取りにくい所も多い。特に帽子の方。
テンポもそんなに良くないし、この作品は原作通りに素直に、美しく描いた方が良かったんじゃないだろうか。かなり流れがかったるくて観るのが辛かった。
パンフレット、高過ぎです。とても買う気にはなりません。
ダンスは普通に見れた。外国人の方はダンスも上手く車掌役として歩き方が綺麗だと思った。
それに、日本語の発音が完璧でなかったとしても、最も芝居を大事にしているし、台詞を何故言うのかを考えていたように見えた。
マフラーの方、まばたき多すぎです。芝居かな?
大池第三病院~Letter's Possibility

大池第三病院~Letter's Possibility

FUNエンターテイメント

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/17 (日)公演終了

満足度

疲れた。
最前列端の方から観劇。
明るく楽しい病院に突然暗雲が……

ネタバレBOX

下手によいしょしても良いことはないし、はっきり書かせていただく。
ここ半年の芝居の中では最も酷かった。つまらない。途中で席を立つべきかと思った程だ。
描きたいことをとりあえず詰め込んで描き、まとめずにそのまま好き勝手にやったという印象。お客様を楽しませるという点ではかなりまずいレベルだと思う。
この内容でこのチケット代は明らかに高い。事情はあるんだろうけども。
脚本が拙いのではないだろうか。病院の描き方が浅すぎて、入り込めない。病院の人達らしい会話も殆ど無いし。
それに説明台詞が多すぎて嫌になった。
それぞれの登場人物の心理描写も感情移入出来るものではなかった。少なくとも自分には。何もかも、突然過ぎる。
全然話に入り込めないのにどんどん役者さん達の芝居が、ヒステリックに大きくなって行くのも辛かった。イズミ役の人は特に大きく演じているから見ていられなかった。
役者さん達も、発声をもう少し鍛えた方が良い人が殆ど。
もう一度、赤の他人の時間と金を貰って芝居をしているという気持ちを強く持つべきだと思う。
こんな事をやっていては、たとえ知り合いだけだったとしてもお客なんて来なくなる。
もっと身を削るべきだ。
WAYOUT

WAYOUT

WAYOUTカンパニー

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

がむしゃらのその先へ
WAYOUTは博品館劇場での公演以来2回目。
変わらぬ熱いエネルギーを見せてくれた。
毎日一生懸命頑張っているサラリーマン達。でも仕事をして、家族を守って、毎日を過ごすので精一杯。
そこに負債を抱えた日本が買収されるという一報が……一体日本はどうなってしまうのか!?

ネタバレBOX

まず、階段などが付いた巨大アスレチックのようなセットが印象的。
そのアスレチックの一部が外れて、動きまくる、エンジン全開の演出が楽しめる。
広い舞台をふんだんに使ったダンス。影やスモークを生かした照明演出も素晴らしい。引き込まれるし、幻想的でカッコいい。
ただ、ダンスを皆でやるシーンはあと一歩だけ一体感が欲しいと思った。それから、歌の歌詞がメロディーの大音量に押されて聞きにくい部分がある。台詞も気持ちが昂る肝心な所で、何を言っているのか分からない箇所がいくつかあった。
エネルギーが素晴らしいだけに惜しい。
でも、仕事をもっともっと希望をもって頑張ろうという事と、日本人であるという誇りを胸に、突っ走って行こうと思える作品だった。
「いと、といと」

「いと、といと」

インプロカンパニーPlatform

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★

これも駆け引き
開演前にこの作品は即興演劇、インプロですと説明が。
全部が台本なしの芝居というわけではないだろうけども、急展開での役者陣の機転を利かせた応酬は見応えがあった。

ネタバレBOX

彼女いない歴=年齢のオタク系主人公が、「三日以内に運命の人と会う」という占い師の予言を聞き、出会った三人の女性と物語を作っていく。
展開や結末は決まっていない。
シーンごとに場所等の小さな設定を観客に決めてもらい話を進めているので、見ている側も舞台に参加している感が増し楽しめる。
途中で「どの女性と主人公が結ばれて欲しいですか?」というような質問を観客に投げかけ拍手の具合で展開を考えたり、はたまた開演前に観客に考えてもらった台詞を使ったり……
とにかく観客も巻き込んだ芝居だった。
小さなエピソードが連続していたけれど、即興故の必死さやリアルさなのか、不思議と印象に残るシーンが多い。
「即興が、多くの人が楽しめる舞台作品になりえるのか?」という疑問が自分にはあり、答えはまだ出せないけれど、こういう楽しさがある! というのが伝わる芝居だった。
地下のアンダーグラウンド・ラボラトリー

地下のアンダーグラウンド・ラボラトリー

柴犬ムツコ

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2014/12/26 (金) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★

地下の変なやつら
ナンセンス劇。
こういった劇は自分の感性のなさと勉強不足を感じさせられる。
舞台はキャパシティ30程度の小さなものだったが綺麗な空間だと思った。
引っ越してきた部屋の地下に、なにやらおかしな人たちが住み着いていて、何かの研究をしているらしい。
おかしな人たちと部屋の主である主人公の女性、そして部屋の管理者の不動産屋が絡んだ非現実的日常。

ネタバレBOX

終始非論理的なお話で自分としては疲れた。
物語の初めから「80分後夢オチ」とバラされたのは親切だなと思った(笑)
不思議と笑えてしまうシーンもあった。
白衣、ノーベル賞、会見……今年、世間を騒がせたあの人の事が思い出される。

脚本はなかなか面白いかもと思ったのだけど、それを生かす役者の技術が足りないのではというのが正直な感想。
自分がナンセンス劇を理解できないように、役者の方もこういった劇をどう演じればよいのか定まっていなかったのではないだろうか?
突っ込み役の男性研究員の方、気持ち悪いものを作ってしまう女性研究員の方は役を無理に作ってる感じがあった。
基本的な技術面でも、不動産屋役の方の台詞回しはだいぶ気になった。
その一方、主演の方は、一週間前に出演が決まったそうだが、限られた時間内に台詞を覚えたというのは流石役者ということか。
若干台詞の発音が不明瞭になるところはあったが形になっていた。
第112回公演 「WALK」

第112回公演 「WALK」

劇団区民劇場

曳舟文化センター(東京都)

2014/11/08 (土) ~ 2014/11/10 (月)公演終了

満足度★★★

人生は旅だ!
最前列。区民ホールだけあって、大きい会場であった。500名程の客席だろうか?
ポスティング会社にアルバイトで入った大学休学中の青年と、その周りの人々の一年が描かれる。
シンプルで素直な物語だったので、安心して観れたと思う。

ネタバレBOX

シンプルだった分、心に引っかかる場面が必要だったのだけど、割と流れてしまったシーンが多かったかなという印象。
でも社長のシーンは楽しく見れた。
ストレートな芝居をする人が多く、余計な詮索が必要なかった。
後はその人特有の魅力をより前面に押し出して芝居が出来れば……
暗めな性格であった主人公・元気君が周りと少しずつ人間関係を築いて、明るくなっていく様をもっと見たかった。
時間軸が飛んで、すぐに仲良くなってしまっていたので。
チケットも安くて好印象でした。
BAR 月下美人

BAR 月下美人

“創造集団”生活向上委員会

萬劇場(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★

目的
いつものように最前列端で観劇。
家賃滞納で家を追い出され、路頭に迷っていた若い男女が、ある建物の中に入り込む。
それは満月の時のみに営業するというBAR「月下美人」であった。って説明に全部書いてあるか……
テンポよく進むコメディに、時折シリアスシーンが混じった物語。
役者陣の方々は熱演なさっている方が多かったのだが、舞台作品としてみると、個人的には不満が募った。脚本に無理があるのか、何が面白いのか分かりにくい作品になっていたように思う。

ネタバレBOX

低い評価になってしまった。
最初に結論を書く。役者陣は恐らく真摯に演じている人が殆どだと思う。だけど脚本がどうかと感じた。
まず、登場人物の思考の移り変わりに、人間として無理があると思った。最初のカップルが不法侵入したクセにいきなり出会った占い師と即打ち解ける。ここから「あれ?」とは思ったのだが、おかしな雰囲気で付いて行けないまま話が進んでしまった。カップルよ、いきなり来た店で訳の分からない大人たちに囲まれて、初めての店の在庫チェックを手伝うとか無理ありすぎだろ!
それから、登場人物が無駄に多いと思う。
居る意味がよくわからないキャラが多い上に、一人一人にエピソードを与えている。でも脈絡がない。繋がりのない話をハイテンポで続けられても、正直に言って面白くない。まとまりがない作品に見えてしまった。
ギャグが面白くない。雰囲気次第で笑えたかも知れないけれど、観ている側としては「そこでお前はそんな事を話せる気持ちにはなれないだろ??」という思考の方が先に来てしまった。
シリアスシーンがあるけれど、どれもこれも自業自得というか、しょうもない人達がしょうもない理由でなんかガヤガヤやっているという印象、悪く言えば茶番になっているかなと思った。
自分が救ったと思った人達が、自分の手を離れた後にあっさり破滅した話を最後に聞かされる、というのは押井守脚本のスーファミゲーム「サンサーラ・ナーガ2」を思い出した(知らない人が殆どだろうけど)。まぁ、正直カップル達はそんなに大きな事はしていないと思う。
好きだったのは「月光」。
売れない芸人役の方の「らしさ」。NO.1だと思う。
派遣会社を立ち上げようとした次女の方。自らの武器を生かして、美しく舞台に立っていたのでは。
熱演されていた方々は、散り様を語る際もグッと来る。

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