『リターン』
流山児★事務所
Space早稲田(東京都)
2007/03/20 (火) ~ 2007/03/31 (土)公演終了
満足度★★★★★
with battered brain
・・・素晴らしかった!俳優たち、舞台美術、照明。ただ、冒頭シーンと唄・ダンスが説得力に欠けているのがじつに惜しい。なにはともあれ必見!
ムラムラギッチョンチョン
タテヨコ企画
駅前劇場(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/12 (火)公演終了
息・秘そめて
ポかリン記憶舎
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/06/19 (火) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
廃校/366.0【後日譚】
NEVER LOSE
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2007/07/18 (水) ~ 2007/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
with battered brain
どってことない話なのだが、舞台から流れてくるピンと張り詰めた冷徹な空気が心地良い。珍しいバンド、いやバンドじゃない、劇団。外部戯曲の演出も是非みたい。ミルンジャナクテカンジルンダってか。
東京ノート
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/04/19 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了
犬目線/握り締めて
tsumazuki no ishi
ザ・スズナリ(東京都)
2007/07/19 (木) ~ 2007/07/23 (月)公演終了
満足度★★★★
with battered brain
席が良かったせいもあるかもしれないが2時間40分が全く長く感じなかった。このテの話はわりと嫌いな方なのに楽しめたのは、演じ手に精神的・社会的マイノリティーについて相対的自意識があったからではないか。つまり個性と普遍性は表裏であることを自覚しているかどうかということだ。しかし脚本・演出・演技ことごとく瑕があるのが惜しい。スタッフワークは素晴らしい。
冬のユリゲラー
ヨーロッパ企画
ザ・スズナリ(東京都)
2007/05/05 (土) ~ 2007/05/15 (火)公演終了
下周村(かしゅうそん)
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/05/15 (火) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
with battered brain
一つのお題について前半・平田、後半・李の表現手法をつなげた2部構成。こういう生活や本能に根ざした主題は平田流の方が伝わりやすいと思うし、あらためてその意義に気付けたことはよかった。しかしせっかくなのだからもっとケンカして取っ組みあってバターになるくらいドロドロに混じり合って欲しかった。どうも皮肉なかたちで日中の溝がみえたような。あるいはそれが狙いなのかもしれない。いずれにせよ熟成が足りぬ。
衛星都市へのサウダージ
ヨーロッパ企画
新宿シアタートップス(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/07/02 (月)公演終了
トレインホッパーズ
劇団桃唄309
ザ・ポケット(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
満足度★★★
with battered brain
ポケットってこんなに狭かったかと思うほどスケールの大きい芝居。もっと大きなプロダクツでも観てみたい。一部の人物造形と照明・美術には改良の余地があるかと思われる。
絢爛とか爛漫とか
赤坂RED/THEATER
赤坂RED/THEATER(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/23 (水)公演終了
満足度★★★
with battered brain
戯曲の根幹を成す芸と才能の葛藤や相克にあまり興味なさそうなのは幸福なことかもしれないが…。若さにあかせてほたえるシーンはさすが。
『放埒の人』はなぜ『花嫁の指輪』に改題されたか あるいはなぜ私は引っ越しのさい沢野ひとしの本を見失ったか
燐光群
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2007/05/20 (日) ~ 2007/06/17 (日)公演終了
満足度★★★
with battered brain
私小説風物語を役を固定せず散文的に演じることで普遍化。しかし華やかな人生だな?
ただこの内容にこの価格設定は高い。小説くらいまでとはいかなくても映画くらいの値段で気軽に観に行ける空気感が必要。
あとベテランお2人、噛みすぎです。
ヒトガタ(再演)
グリング
新宿シアタートップス(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/18 (月)公演終了
特急二十世紀
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/03/28 (水)公演終了
満足度★★★
with battered brain
加藤健一氏、流石の貫禄でした。独壇場といってもよい。
とにかく「皆必死で生きてやがるなぁ」と思わせればコメディの勝利でしょう。
初日ゆえのぎこちなさや粗さもありましたがよい舞台だったと思います。
苦悩のピラミッダー
ヨーロッパ企画
駅前劇場(東京都)
2007/05/03 (木) ~ 2007/05/14 (月)公演終了
楽塾歌劇☆真夏の夜の夢
シアターRAKU
本多劇場(東京都)
2007/05/03 (木) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
ループ
ツィンテル
シアターD(東京都)
2007/07/14 (土) ~ 2007/07/16 (月)公演終了
満足度★★★
with battered brain
端々に垣間見える柔軟な知性とシニカルさが武器。しかしそれを存分にドライブさせるエネルギーがまだ足りない。
ヘレンの首飾り
流山児★事務所
シアターX(東京都)
2007/07/11 (水) ~ 2007/07/15 (日)公演終了
マトリョーシカ地獄
クロムモリブデン
サンモールスタジオ(東京都)
2007/04/19 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了
満足度★★
with battered brain
板倉チヒロがスマッシュヒット。久保貫太郎、奥田ワレタもよかった。板橋薔薇乃介の演技は放課後電磁波倶楽部を彷彿とさせる。・・・つまり役者しか褒めるトコがなかったのがつらい。
狭い舞台の中に障害物を設置してさらにせせこましくなった空間を暴れ回るのだけど、個人的にはもっともっと暴れてほしかったし、やれるはず。
身体言語、舞台装置、テーマ、全てにおいて中途半端。もったいない!
朝焼けのマンハッタン
演劇制作体 地人会
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2007/07/07 (土) ~ 2007/07/19 (木)公演終了
満足度★★
with battered brain
戯曲は素晴らしい。しかし分裂症のような演技と演出、下手クソな音響操作のせいで台無し。そんな中でヘンリー役の方は若者の14年という歳月の経過と重み、ひいてはアメリカという国家の陰影をも体現していて良かった。ちゃんと戯曲を背負って立っていたのは彼とあとは姉さん役の方だけだったのではないか?