tamaki86の観てきた!クチコミ一覧

141-160件 / 195件中
モータプール

モータプール

劇団子供鉅人

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

うーん・・・
「いいな!」っていうシーン、「これは惹きこまれた!」っていうセリフは確かにあった、結構あった、かなりあったものの、全パートにわたって妙な「全力出してます」感というか「元気の良さ」みたいなのが支配してたせいか、なんつーか「乗れない」芝居だったなあって印象が・・・。
脚本的にも、そのテンション、その「若々しさ」を過剰に押し出した演技体でいく必然性はなかったんじゃないのかなあ、と。

「白線」と「靴」で「地べたを這うしかない存在である人間」を浮かび上がらせる、そんな粋な空間構造は魅力的だっただけに・・・。

あとやっぱり黒田さんは観たかったかもなあ・・・。
延々と走り続けるキキ花香さんの、痛みほとばしる長台詞はよかった。ほんとよかった。

うそつき

うそつき

踊れ場

RAFT(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/08 (月)公演終了

満足度★★★

静脈、初日
傷痕とか、面影とか、そういうものについて、じんわりと広がりを意識させられる。
作品内に吹き込んでくる風の匂いや哲学的な身体感覚、「そうそう、自分は広田淳一作品のこういうところが好きなんだよ」っていう感じのストーリーテリングで面白かった。

・・・面白かったけども、あんな素敵な脚本なんだし、もうちょっとテンポゆっくりにして丁寧にやってほしかったなあ、とも。
せっかくのいい台詞が早口のせいで流れてしまってるところ、聞きとれないところなどが結構気になっちゃったかなあと。

【耳のトンネル】満員御礼!ありがとうございました。

【耳のトンネル】満員御礼!ありがとうございました。

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/03/09 (金) ~ 2012/03/19 (月)公演終了

満足度★★★

若干の肩すかし・・・?
面白くはあったんだけど、いつもの「羽衣」を期待していくと失敗、かなあ・・・。

糸井幸之介さんの紡ぐ言葉の美しさというかうまみのようなものは、今回は相当薄味。
歌や踊りの分量も抑え目で、(自分が羽衣作品の魅力だと思うところの)役者さんの身体を酷使することによる「きしみ」によって、言葉が「刺さってくる」ような感覚も少なかったのは残念。

今回多かった役者さんのラフ気味な芝居は、一長一短。
笑えたところは笑えたんだけど、締めるところはもっと多くてもよかったのではないかと。
クロムの幸田さんも、あまり持ち味を発揮できていなかったような印象。
金子さんの歌、日高さんのギターは面白かった。

全体的に本作は糸井さんの私小説(+愚痴?)である、と自分は受け取りました。
今回(敢えて?)こういう作品を作ったことに意味を感じられるような、そんな次回作を期待。

ネタバレBOX

過去の楽曲をああいう感じに使われると、この先、羽衣の作品をどう受け取っていいのか、よくわからなくなってきちゃうような・・・
不機嫌な子猫ちゃん

不機嫌な子猫ちゃん

水素74%

アトリエ春風舎(東京都)

2012/02/15 (水) ~ 2012/02/20 (月)公演終了

満足度★★★

じわじわくる面白さ
☆4にかなり近い☆3

チラシの文章から想像されるお話とはちょっと違ったものの、クセになりそうなおかしさを持ったイヤ~な空気の100分間。嫌いじゃない。
後半にはいってからの展開は、登場人物の発する言葉・行動がいちいち面白く、観ていていろいろとえぐられる気持ち悪さもあって、かなり好きかもしれない。
ただ中盤、同じような会話が続くシーンが多く、そこの場面の意味を捉えそこなってしまったのもあって、ちょっと冗長だったように感じてしまったのがもったいない。台詞にもうひとひねりほしかったかなあ、と。


印象的だったのは役者さん5人の佇まい。妙なリアルさと異常さがちゃんと共存しているあたり、ほんとに巧いなあと。特に善積さんと井上さん。

そのほか、上演中、空調をちゃんと切っているあたり、音への配慮が行き届いていて好印象。舞台上で発せられる音がとても際立っていたと思います。

ネタバレBOX

途中に流れるアナウンスの意味を、帰り道ずっと考えてしまった。
無差別

無差別

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

「劇団力」を感じる
さすがオール劇団員による公演!って感じの、「密」なステージ。
始まりから終わりまで、空気の「濃さ」はさすがとしか言いようがない。

「これぞ、柿」っていう感じの、柔軟性とダイナミクスに満ちた身体表現の一挙一動に見ごたえがあって楽しい。
照明や美術も印象的。

ただ脚本はいろいろな意味で新鮮さがなかったような。
「作:中屋敷法仁」とあるにもかかわらず、作劇や「神話」や「戦後」についての語り・視座が、女体化シリーズのような「語り直し」の域を出てなかった気がする。

また5月に結成当時からのメンバーが抜けてしまったことによって、良くも悪くも劇団員の「均質性」が(特に「声」の面で)高くなってしまっていた印象があり、そのことが今回の作品では「軽いシーンが全体から浮いてしまう」という悪い方向に作用してしまったような感が。
今までの柿喰う客とは違う、メンバーチェンジを経た現・柿喰う客のための新しい表現方法を模索してもよいのではないかなあと、思ってしまいました。

役者として観るのは初めてだった中屋敷さん。アンサンブルとしての身体は面白かったんですが、台詞となると・・・^^;
他の方に比べて、声が「後ろ」に行ってしまっているような印象も受けました。

まあ、いろいろ書いてきましたが間違いなく満足度は高い作品だと思います。
千秋楽まで、怪我のないように祈ります。

ネタバレBOX

脚本でちょっと違和感あった個所が。
大楠古多万に生えた「キノコ」を、そのまま「キノコ雲」へスライドさせる展開、演劇としては面白かったんですが、その接続は「ポリティカリーに考えてどうなのか/歴史的に考えてどうなのか」ということについて納得できなさが残ってしまった感じです。

にしても、観終わってこれほどまでにジャングルジムで遊びたい気分になる作品も、そうそうないような・・・w
止まらない子供たちが轢かれてゆく

止まらない子供たちが轢かれてゆく

Cui?

新宿眼科画廊(東京都)

2012/09/11 (火) ~ 2012/09/16 (日)公演終了

満足度★★★

良くも悪くも「若い」
見ごたえは十分。
ただパワフルというか雑というか、良くも悪くも「若い」作品だったなあと。

とにかく印象的だったのは、筆圧の高さを感じさせる脚本の勢い。
パワーのこもったセリフの、頭が追い付かないほどの連打・乱打には、どこか惹きこまれるものを感じました。

ただ、イマイチだったのは役者陣。
作品の要求に身体が追い付いていないのに、または、身体的にセリフが腑に落ちてないのに、うわべだけ「上手く見せよう」としているように見える役者が少なくなかったのはどうにも。
若いのだし、もっと捨て身でぶつかってほしかったというか、作品世界を成立させるような説得力がほしかったところ。
演出面で、役者にもっと負荷をかけてもよかったのではないかと。

照明・音響のクオリティは高かったと思います。

今回のコラボ、どちらの劇団も初めましてでしたが、脚本の綾門さんの劇団「Cui?」に関しては、他の作品も観てみたいなあと思いました。

百年の雪

百年の雪

十七戦地

王子小劇場(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/27 (月)公演終了

満足度★★★

見ごたえ十分
スケールの大きさと細やかな描き込みが光る、見ごたえのある100分間。
登場人物の一人ひとりに「その人がどのような世界で生活しているか」といったような生き生きとした奥行きが感じられて、面白かった。

少ない小道具の変化で、空間の時制を示す演出も巧い。

ただ(これは好みの問題ですが)「ある家の三代を描く」と「SF」とをうまくまとめようとして、いろいろときれいにまとめすぎてるような気も。
自分としては、終盤でまとめきらずに、散らかってもいいからもうちょっと演劇的に爆発させてくれたほうが好みだったかもなあ、と。

初日だったせいか、それとも単に技術の問題か、役者さんに若干カタさを感じましたが、目線や所作の表現に関しては説明的になりすぎないいいバランスだったのでは、と。
ただ、衣装やヘアメイクが上手くはまっていない役者が少なくなかったのは、ちといただけない部分かも。

次回公演は怪談噺、ということらしいので期待してます。

ネタバレBOX

気になった点をいくつか

・<隼人>の「聡明だった祖母」(だったか)の台詞にやや違和感。
キャラクター間の距離感から言って「聡明だったという祖母」のようにワンクッション挟んでもよかったのでは?

・ああいう雰囲気のラストシーンにするのであれば、<八王子の空に現れた物体>の件についてどうなったかの描写が、少しだけでいいからほしかったような。

・雪の降らせ方にもう一工夫ほしかったかなあ。降り方がまばらであったり、後ろの幕に雪がくっついてしまっていたのは、雪が紙製であることを意識させられてしまい、ちょっと興ざめでした。
ふくすけ

ふくすけ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/08/01 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★

面白かったけど
こういう「毒」の描きかたも、もう一般的になっちゃってるような感もあり。
いっそのこと大人計画的な雑味を抑えた演出だったほうが、作品の普遍性が際立ったんじゃないかなあと。
他の方も述べられてるとおり、コクーンの広い空間でこれを成立させるには、もう少し、何か突き抜けきった要素が必要だったのかも。

小松和重はやっぱりさりげなくすごい。
はえぎわの役者勢もいい仕事していた印象。

バイト

バイト

カスガイ

テアトルBONBON(東京都)

2013/06/12 (水) ~ 2013/06/23 (日)公演終了

満足度★★★

面白かった。が。
「確実にもっていく」役者ばっかり11人、面白くならないわけがなかった。
どの瞬間もしっかりと惹きこまれる空間はさすが。

ただ物語構成にはあまり乗れず、だったかも。
いい感じに居心地が悪くて楽しかったんだけど、終盤ある小道具(※ネタバレ1)が登場してから以降の展開には「それでいいの・・・?」感がぬぐえず。
玉置さん演じる井上と山崎さん演じる日高の生が際立つ面白さはあれど、それ以外のキャラクター像が、それまでの流れとつながらなくなっちゃってたような気が。
もう一回観れば違うのかもだけど。

ネタバレBOX

ネタバレ1 : ボイスレコーダー
Chouf Ouchouf ~見て、もっとよく見て!~

Chouf Ouchouf ~見て、もっとよく見て!~

タンジール・アクロバティックグループ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

すごい!・・・けども
観方ってか乗り方を間違えちゃった感あり・・・。
「すごい」のは「すごい」んだけど、それがなかなか自分の中で「面白い」につながっていかなくてやきもき。

単純にアクロバット公演を観るくらいのノリで観ればよかったのかなあ・・・。

連続おともだち事件

連続おともだち事件

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2013/03/06 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★

期待しすぎたかなあ・・・
正直いま一つピンと来ず。

その経路でその着地点ってのは、面白かったっちゃ面白くはあったんだけども、この劇団だったらこのコースでも、もっと紆余曲折させーの、ぐるんぐるんさせーので、もっと鮮やかに飛距離を出せたと思うんだけどなあ・・・。

ボクの四谷怪談

ボクの四谷怪談

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/09/17 (月) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

やっぱり橋本治は面白い
若き日の橋本治が歌舞伎ソウル全開で書いた作品と聞いて想像してた通りの、ドライブ感のパないまさに破天荒な脚本。
熱量に引きずり込まれるあの感じ、面白かった。
40年前の作品ということで古さはあるものの、2012年の今の上演でもちゃんと響く普遍性があり。

反面、演出は密度が足りてなかったかなあ。
特に音楽、録音流してるだけだったのは明らかに舞台上の熱量殺いでて、なんだかなあ・・・だった。
コピーに「絃の調べは七五調 鼓の響きは八拍子」と謳っているのだし、直近のコクーン歌舞伎のように生演奏でよかったのではないかと。
音もなんだかペラくて、音響空間に演出についてとか、あんましちゃんと考えられてないんだろうなあって感じ。脚本的にも、そういう非言語面での充実はほしかったところ。
また、「歌舞伎」としても「ミュージカル」としても、歌えない/踊れない役者をなんとかして輝かせるような戦略も足りていなかったように思います。

ただ役者勢はみんな好演の印象。特に佐藤隆太と栗山千明の熱と清々しさは印象的。
脇にベテランを持ってきたのはちとバランス悪かったかな?

負傷者16人 -SIXTEEN WOUNDED-

負傷者16人 -SIXTEEN WOUNDED-

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2012/04/23 (月) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★

うーん・・・
評判のよさに観に行ったものの、あまり乗れず。
 
2004年のニューヨークでの戯曲を、2012年の東京で上演しようというときに、その間にある時間と場所の距離と、そこから生じる観客の視線の違いを越えるような、そんな潤色・リライトが必要だったのではないだろうか。
2004年と2012年との8年の間に、日本の観客には初演時のニューヨークの観客よりもはるかにパレスチナで起きていることについての多い情報が入ってきているわけで、作品をそうした情報の後追いに終わらせないためには、何らかの工夫があってしかるべきだったのでは、ということを考えてしまいました。
そうしたことなしにそのまま上演してしまったことによって、作品のパワーが上手く弾けてないままになっているのではないか、(例えば、この作品の感想が判で押したような「パレスチナ問題について考えさせられました」的な内容で落ち着いてしまっているのはそういうことなんじゃ?)そんな印象を持ってしまった。
 
脚本に関してですが、第一幕が駆け足だったために第二幕でのマフムードとハンスのシーンがそれほど生きていなかったのでは?と感じてしまいました。二人が友情を深めるシーンは不可欠だったのではないでしょうか。
 
演出ですが場面転換が上手くいってるところとそうでないところとで差があったのが残念。映像面であそこまでこったのであれば、転換等もスマートにやってほしかったです。
もっと残念だったのは音響に関して。もうちょっとスピーカーから流してる音っぽさをなくすような設計ができなかったんでしょうか。終盤の「音」はもっと迫力がほしかったです。
 
役者さんは皆さん好演されていて、そこら辺でかなり楽しめたというのはよかったです。特に後半以降の益岡さん井上さんの素晴らしさは印象的。脚本の弱い部分を乗り越えて空間をドライブさせる、まさに名芝居。
ただマフムードの兄のステロタイプな演じ方には疑問が・・・。
   

・・・と、まあ、いろいろ書いてきましたが、±で言ったらプラスのほうが勝ってる、満足感は低くない、観て損はなかった、自分にとってはそんな舞台です。

夢!サイケデリック!!

夢!サイケデリック!!

範宙遊泳

アトリエ春風舎(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★

うーん・・・
面白くなくはなかった、というかなんというか・・・。
でも若干の期待外れ間、というか・・・。

ふわっふわした掴み取りづらい作品というのも嫌いではないのですが、イマイチ爆発力にかけていたような印象。

内容がもう一歩、私たちの考える「夢」や「現実」について踏み込めたものになっていたら。
あともう少し発想の飛距離が大きなものになっていたら。
あともう一段階、密度が高いものであったら。
・・・といった感じの物足りなさが残ってしまったかなあ、と。

役者さんは魅力的な人が多いなあと思いました。
特に熊川さん、舞台で観るたびに光りかたが新しくなっているのは素敵。

ネタバレBOX

ピンポン玉を使った演出の鮮烈さはかなり印象的。
あれがあったのはかなり救われたというか・・・。
シェイク!!

シェイク!!

ゲキバカ

王子小劇場(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★

初・ゲキバカ
荒唐無稽というか、良くも悪くもテキトーな脚本は、好き嫌い分かれるかな・・・。
「出来る」役者たちの“から騒ぎ”がほどよく楽しめる作品でした。

好みとしては「土俵の上のシェイクスピア」だけで一本の作品でもよかったかなあ、と。

FRIEND

FRIEND

CHAiroiPLIN

d-倉庫(東京都)

2013/09/17 (火) ~ 2013/09/18 (水)公演終了

満足度★★★

初・CHAiroiPLIN
作品全体を覆う、何とも言えない朗らかな気持ち悪さ。
原作とはまた違った質感で面白かったです。

ただ、あんなに身体で魅せられるんだから、もっと原作を崩してくれちゃってたほうが好きだったかも。安部公房『友達』に対して、「遠慮してる」感が拭えなかったようなもったいなさが全体的に・・・。

ちょいちょいアンサンブルとして動きのこなれてない部分も気になってしまったのですが、これは是非とも再演するなりして、やりこんだ結果としての「スパッとはまる」気持ちよさの感じられるこの作品の上演を観させてもらいたい、と思いました。

観客から見えないような部分でもめっちょキレッキレで踊るスズキさんが、なんかけっこう印象的でした。

盲導犬-澁澤龍彦「犬狼都市」より-

盲導犬-澁澤龍彦「犬狼都市」より-

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/07/06 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★

うーん・・・
古田新太、宮沢りえはじめ、役者陣は色気ビンビンで素敵だったんだけども・・・^^;
なんつーか、こう、いろんなところでちょいちょい気になっちゃうことがあって、あんまし作品そのものを味わうところまで行けなかったって感じで、なんとも残念な観劇だったかと。

やっぱり蜷川演出は体に合わないのかなあ・・・。
シアターコクーンの箱と作品とがあってないようにも感じたし、いくつかの段取りがタイトロープすぎで([ネタバレ]に詳しく)観ていて悪い意味でハラハラしちゃったってのも大きかったかと。

てか会場のサイズに対して小道具が小さすぎだったんじゃ・・・?
セリフまわしも一個一個の単語よりは勢い重視?なとこがあって、なにやってんのかよくわかんない個所がちょいちょい・・・。

当日配布されてたような「ベテラン作家の過去の名作を今の観客に~」みたいなコンセプトの上演だったなら、もうちょっと「ちゃんと」作ってほしかったかなってのが正直なところ。

ネタバレBOX

盲導犬役に実際の犬を使うってのも、不用意に鳴いちゃうリスクを冒してまでやることか?って思っちゃったし、マッチももっと消えにくくする工夫とか出来たんじゃないかなあ、とかも。
その流れで実際に青々と炎を吐き出すバーナー登場しちゃったもんだから、「どっか燃えちゃわないのか・・・」とかいろいろ怖かった^^;
夢見るための50の方法

夢見るための50の方法

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★

芸劇にいる羊、ってことでおなじみの劇団
劇場空間での作品はどんなのやるんだろう?ってことで観劇。

感想、身体表現は面白くて楽しめたっちゃ楽しめたけど、そこまで強く掴まれるものはなかったかなあ。

上手いなあとは思ったんだけど、5分ネタを連続で見せてもらった感っていうかなんていうか。もうちょっとこう、「収斂してく」感があれば好みだったのかも。

J・モンタルヴォ「アサニシマサ~魔法の呪文」

J・モンタルヴォ「アサニシマサ~魔法の呪文」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/05/03 (日) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

満足度★★

書こうと思ったことを
先に全部[しのぶ]さんに書かれてしまってる・・・^^;

クレール・リュファン「眠れない… -L’Insomnante」

クレール・リュファン「眠れない… -L’Insomnante」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/05/03 (日) ~ 2015/05/06 (水)公演終了

満足度★★

うーん・・・
「ここからおもしろくなるのかな?」ってところで終わっちゃったっていうか。
「もっとこれ面白くできたんじゃ?」っていう感じがかなり残る観劇でした。

このページのQRコードです。

拡大